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デフォルト



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【この小説が収録されている参考書籍】
デフォルト[債務不履行]
デフォルト―債務不履行 (角川文庫)

デフォルトの評価: 3.00/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

デフォルト―債務不履行

どろどろとした人事抗争小説ではなく日銀、破綻先銀行、財務省へのいわゆる復讐物語である。複数の人間が協力し奇想天蓋な発想で前者を追い詰める。復讐に都合よい人物ばかりが登場し成功させてしまう点は戴けない。一般文学通算477作品目の感想。2012/11/15
デフォルト―債務不履行 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デフォルト―債務不履行 (角川文庫)より
4043872011
No.5:
(3pt)

もう少し爽快感があっても良かったかも

本著は、友人の弔い合戦として日銀や財務省相手にデフォルトを仕掛けるという内容で、
その壮大なスケールにわくわくしました。
ただ途中、沢田さんは単純に他の会社に転職すればよかったんじゃないかとか、
最後のオチでコンピュータクラッキングが都合のいい魔法のように使われているのが気になりました(あんなことはできません)。
またせっかく得たお金を寄付しちゃうのは中途半端な偽善かも。全額沢田さん親子にあげるとか。
どうせフィクションなのでルパン三世のような爽快感があればと思いました。
デフォルト―債務不履行 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:デフォルト―債務不履行 (角川文庫)より
4043872011
No.4:
(3pt)

スキームは面白いけど。

スキーム自体は面白い発想だが、縦横無尽の活躍をみせるハッカー等は少し都合が良すぎか。また古いロックが好きで、使えない記者が嫌いな人ははまることができるが、そうでない人はそうした描写に感情移入できないかもしれない。
デフォルト[債務不履行]Amazon書評・レビュー:デフォルト[債務不履行]より
4478930694
No.3:
(3pt)

現代における経済版“必殺仕事人”

’05年「第2回ダイヤモンド経済小説大賞」大賞受賞作。
このところ経済関係の問題や事犯が、新聞やTVのニュースで世間の耳目を集めていることもあり、小説のフィールドとしては実に現代的でタイムリーな世界である。
加えて最近の経済小説はエンターテインメントとしてのミステリー色、サスペンス色が濃いものが多いように思う。
「不良債権問題が終結したなんてうそだ!」信念を曲げることなく真実をリポートしたエコノミストがいた。しかし日本銀行・財務省・金融庁・大手都市銀行のパワーエリートたちによる腐敗の構造が、彼を閑職に左遷し、職を奪い、ついには死に追いやった。
復讐に立ち上がった同志たちは、ターゲットを金融の要・日銀に定め、内外の信用を失墜させるデフォルト(債務不履行)に追い込むシナリオを描き、実行(オペ)する。
リベンジ側の役者が都合よく揃いすぎの感は否めないものの、著者がさすが経済ジャーナリストだけあって、オペ自体はリアリティーがある。特に、日銀側が期限までにフィリピン・ペソを調達・決済しないとデフォルトしてしまう、そのタイムリミットぎりぎりの両者の攻防のくだりはサスペンスフルで緊迫感にあふれ、思わずどんどんページをめくってしまうほどの最大の読みどころである。
本書は、経済の専門的な知識や仕組み、難解な経済用語などは理解できなくても読める、経済小説の枠組みを超えたエンターテインメントに仕上がっており、いわば現代における経済版“必殺仕事人”ともいえる物語である。
デフォルト[債務不履行]Amazon書評・レビュー:デフォルト[債務不履行]より
4478930694
No.2:
(3pt)

う~ん

日銀をデフォルトに追い込む。と言う言葉に惹かれて読んで見たが正直いまいち。前半部分復習劇への前振りの部分の盛り上げ方は良いのだが、後半の復習劇の部分のプロットは粗さが目立つ。徐々に仕掛けられる伏線が最終的にどう繋がってくるのか期待したのだが最終的には無くても良い伏線であったりしてちょっと拍子抜けだった。登場人物の繋がり方もご都合主義すぎる部分もあったかと。もう少し必然が欲しかった。小説を通じて金融知識を学ぶと言うような期待で読むと失敗で、単なる小説とだけ読むならまあまあ。
デフォルト[債務不履行]Amazon書評・レビュー:デフォルト[債務不履行]より
4478930694
No.1:
(3pt)

一応経済小説なのでしょうが・・・

毎年、ダイヤモンド経済小説大賞を楽しみにしているのだが、今年の大賞である「デフォルト」は、日銀の悪政により飲み仲間を死に追いやってしまった新聞記者が日銀に復讐を仕掛け、破綻した銀行においてデフォルトを引き起こすことで日本の金融制度に対する信用を揺さぶるという話。ストーリー自体は、実際に起こり得る話なので、現実感がある。ただ、主人公の感情描写に傾倒してしまっており、結果として、経済的な部分の記述が少々粗っぽくなっているのが残念。
デフォルト[債務不履行]Amazon書評・レビュー:デフォルト[債務不履行]より
4478930694

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