藁の楯

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

藁の楯の評価:

2.89/5点 レビュー 54件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点2.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(3pt)

胃が痛くなりました

映画を観る前に原作を読んでみたくなり、購入しました。
深い苦しみと悲しみを抱きながら生きている銘苅に、
ハッピーエンドが訪れないものかと願いましたが、
生きていくことはハッピーエンドばかりではないのだと改めて思い知らされました。
読み終わった感想は、胃が痛くなった本。だったということ。
数日間、引きずってしまい、本の世界から抜け出せずに、しんどかったです。
藁の楯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 藁の楯 (講談社文庫)より
4062758466
No.7
(3pt)

胃が痛くなりました

映画を観る前に原作を読んでみたくなり、購入しました。
深い苦しみと悲しみを抱きながら生きている銘苅に、
ハッピーエンドが訪れないものかと願いましたが、
生きていくことはハッピーエンドばかりではないのだと改めて思い知らされました。
読み終わった感想は、胃が痛くなった本。だったということ。
数日間、引きずってしまい、本の世界から抜け出せずに、しんどかったです。
藁の楯 Amazon書評・レビュー: 藁の楯より
4062126400
No.6
(3pt)

「この男を殺してください。御礼として十億円お支払いします」

1980年代に漫画・映画の大ヒットによりメディアを席巻した不良漫画の金字塔『ビー・バップ・ハイスクール』!
 本書は、その著者であるきうちかずひろ氏(本書では木内一裕名義)の処女小説である。

 きうち氏といえば、漫画家としての活躍の一方で映画監督としての顔もあり、『カルロス』『JOKER』『鉄と鉛』『共犯者』といった木内氏の作家性がよく表れたハードボイルド作品を発表されている(近年の作家による凡作の映画監督作品とは違い、きうち氏の監督作品はまぎれもなく良作・佳作といった一定水準を満たした作品となっているので是非ともDVD化希望!)興味のある方は是非とも観られたし!)。

 今回の『藁の楯』も元々は自分で監督するうえで温めていた原案であったが、あまりにも大規模な作品であるためにとりあえず小説の形式で発表した事がきっかけであった(20年続いていた連載漫画『ビーバップ』の終了した翌2004年に発表)。
 この度、映画化決定〈2013・4・26公開、監督:三池崇史、主演:大沢たかお〉の運びとなった事から本書を手にした次第である。

 大富豪・蜷川隆興の孫娘・智香(7歳)が惨殺された事によりその犯人殺害に10億円もの懸賞金を懸けて、大々的に宣伝した事から日本中から注目を浴びると同時に命を狙われる事となった容疑者・清丸国秀を護送(護衛)する事となったSP・銘苅一基(めかりかずき)が道中、様々な危機が押し寄せながらも(時には葛藤を描きながらも)警察官としての職務を全うするために任務を遂行する物語だ。

 他の方が指摘されているように『S.W.A.T.』〈2003〉や『3時10分、決断のとき』〈2007〉と同様の設定に近い作品となっており(私的には刑事が命を狙われる容疑者を護送する点ではクリントイーストウッドの『ガントレット』も思い出した)、この手の展開は嫌いではないのだが、プロットの問題なのか読んでいて何かしら設定にムリがある(もしくは齟齬が生じている)ような気がしてならなかった。

 仮に犯人殺害の懸賞金を大々的に世間一般に公表するにしても潜伏している容疑者を炙り出すという意味ではよいかもしれないが、その後に犯人が自首した時点で懸賞金を取り下げて、(作中でメディアや政治家を動かせるあれほどの力があるならば)あらゆる形で合法的もしくは非合法的に容疑者の命を狙いに行く展開でないと物語に整合性もしくは真実味を感じさせないし、物語も進むにつれて段々と尻すぼみになっていき(サライヤなる謎の男も説明がないので物語にあまり活かされていない)、何となくしっくりこないのが読後感に思った印象である。文章もお世辞にも決して上手いとはいえないが、映像化を意識して描いているせいか読みやすかった。

 映画の方も期待してはいるが、原作自体が完成された作品とはいえないのでその点をどう解消して描いていくかが本作の最も気になるところである(ちなみに映画では同僚の白岩役を松嶋奈々子に配役しているので物語にどう活かされているのかが見所のひとつだ)。
藁の楯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 藁の楯 (講談社文庫)より
4062758466
No.5
(3pt)

「この男を殺してください。御礼として十億円お支払いします」

1980年代に漫画・映画の大ヒットによりメディアを席巻した不良漫画の金字塔『ビー・バップ・ハイスクール』!
 本書は、その著者であるきうちかずひろ氏(本書では木内一裕名義)の処女小説である。

 きうち氏といえば、漫画家としての活躍の一方で映画監督としての顔もあり、『カルロス』『JOKER』『鉄と鉛』『共犯者』といった木内氏の作家性がよく表れたハードボイルド作品を発表されている(近年の作家による凡作の映画監督作品とは違い、きうち氏の監督作品はまぎれもなく良作・佳作といった一定水準を満たした作品となっているので是非ともDVD化希望!)興味のある方は是非とも観られたし!)。

 今回の『藁の楯』も元々は自分で監督するうえで温めていた原案であったが、あまりにも大規模な作品であるためにとりあえず小説の形式で発表した事がきっかけであった(20年続いていた連載漫画『ビーバップ』の終了した翌2004年に発表)。
 この度、映画化決定〈2013・4・26公開、監督:三池崇史、主演:大沢たかお〉の運びとなった事から本書を手にした次第である。

 大富豪・蜷川隆興の孫娘・智香(7歳)が惨殺された事によりその犯人殺害に10億円もの懸賞金を懸けて、大々的に宣伝した事から日本中から注目を浴びると同時に命を狙われる事となった容疑者・清丸国秀を護送(護衛)する事となったSP・銘苅一基(めかりかずき)が道中、様々な危機が押し寄せながらも(時には葛藤を描きながらも)警察官としての職務を全うするために任務を遂行する物語だ。

 他の方が指摘されているように『S.W.A.T.』〈2003〉や『3時10分、決断のとき』〈2007〉と同様の設定に近い作品となっており(私的には刑事が命を狙われる容疑者を護送する点ではクリントイーストウッドの『ガントレット』も思い出した)、この手の展開は嫌いではないのだが、プロットの問題なのか読んでいて何かしら設定にムリがある(もしくは齟齬が生じている)ような気がしてならなかった。

 仮に犯人殺害の懸賞金を大々的に世間一般に公表するにしても潜伏している容疑者を炙り出すという意味ではよいかもしれないが、その後に犯人が自首した時点で懸賞金を取り下げて、(作中でメディアや政治家を動かせるあれほどの力があるならば)あらゆる形で合法的もしくは非合法的に容疑者の命を狙いに行く展開でないと物語に整合性もしくは真実味を感じさせないし、物語も進むにつれて段々と尻すぼみになっていき(サライヤなる謎の男も説明がないので物語にあまり活かされていない)、何となくしっくりこないのが読後感に思った印象である。文章もお世辞にも決して上手いとはいえないが、映像化を意識して描いているせいか読みやすかった。

 映画の方も期待してはいるが、原作自体が完成された作品とはいえないのでその点をどう解消して描いていくかが本作の最も気になるところである(ちなみに映画では同僚の白岩役を松嶋奈々子に配役しているので物語にどう活かされているのかが見所のひとつだ)。
藁の楯 Amazon書評・レビュー: 藁の楯より
4062126400
No.4
(3pt)

映画「3時10分、決断のとき」と「SWAT」に似ている。

まだ映画は観ていませんが、ストーリーが洋画の「3時10分、決断のとき」と、同じく洋画の「S.W.A.T.」に酷似しています。オリジナリティーは全くないと思いますけど、上記二つの映画を観ていない方は楽しめるのでは無いでしょうか。
藁の楯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 藁の楯 (講談社文庫)より
4062758466
No.3
(3pt)

映画「3時10分、決断のとき」と「SWAT」に似ている。

まだ映画は観ていませんが、ストーリーが洋画の「3時10分、決断のとき」と、同じく洋画の「S.W.A.T.」に酷似しています。オリジナリティーは全くないと思いますけど、上記二つの映画を観ていない方は楽しめるのでは無いでしょうか。
藁の楯 Amazon書評・レビュー: 藁の楯より
4062126400
No.2
(3pt)

良くも悪くも漫画的

孫娘を暴行された上に殺された大富豪が、その犯人に懸賞金を懸ける。「殺してくれた人には、御礼として10億」。どういった展開になるのか、非常に興味をそそられるつかみではある。しかし冒頭、いきなり新聞の3大紙に懸賞金つき殺人依頼の見開き全面広告が出たという時点で頭の中に疑問符が浮かぶ。いくらなんでもそれは無理でしょう。小説内では、謎の男「サライヤ」がこのマンハントの告知や根回しに関する全ての段取りをつけたということになっているようだが、その具体的な方法の詳細は一切語られない。そこを描写するのが小説のリアリティなのでは?と私的には思うが、作者はそういった部分にはあまり興味が無かったようである。休む暇なくやってくる襲撃者と犯人を護衛する者とのやりあいは面白く読ませるが、似たような描写が多いのはやはりマイナスか。全般的に、良くも悪くも漫画的だ。一文一文が短くすいすい読めるし、ラストがどうなるか知りたくなるのは間違いないので、途中で投げ出すことはまず無いと思う。軽い気持ちで読み出せば、それなりに楽しめるのではないだろうか。
藁の楯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 藁の楯 (講談社文庫)より
4062758466
No.1
(3pt)

良くも悪くも漫画的

孫娘を暴行された上に殺された大富豪が、その犯人に懸賞金を懸ける。「殺してくれた人には、御礼として10億」。どういった展開になるのか、非常に興味をそそられるつかみではある。しかし冒頭、いきなり新聞の3大紙に懸賞金つき殺人依頼の見開き全面広告が出たという時点で頭の中に疑問符が浮かぶ。いくらなんでもそれは無理でしょう。小説内では、謎の男「サライヤ」がこのマンハントの告知や根回しに関する全ての段取りをつけたということになっているようだが、その具体的な方法の詳細は一切語られない。そこを描写するのが小説のリアリティなのでは?と私的には思うが、作者はそういった部分にはあまり興味が無かったようである。休む暇なくやってくる襲撃者と犯人を護衛する者とのやりあいは面白く読ませるが、似たような描写が多いのはやはりマイナスか。全般的に、良くも悪くも漫画的だ。一文一文が短くすいすい読めるし、ラストがどうなるか知りたくなるのは間違いないので、途中で投げ出すことはまず無いと思う。軽い気持ちで読み出せば、それなりに楽しめるのではないだろうか。
藁の楯 Amazon書評・レビュー: 藁の楯より
4062126400