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風の中のマリア
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風の中のマリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全267件 141~160 8/14ページ
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オオスズメバチの習性も思考もすっかりわかった気になりました アナフィキラシーの発作を起こしかねない私としては悩ましい・・・・・・・・ | ||||
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私は養蜂をやっているので、可愛い蜜蜂たちにとってスズメバチは宿敵! だから、我が子を敵から守るために、まず敵を知ろうと思って、この本を買いました。 蜂を飼っている人は絶対必見!それ以外の人でも、生態系に興味のある人、 そして・・・どうすれば戦争はなくなるんだろう?って考えている平和を愛するすべての人にお勧めします。 だって・・・スズメバチは、まるで戦国時代の武将みたいな生き方ですが、 スズメバチよりもう一歩高度な社会性昆虫と言われる蜜蜂は 誰とも戦争をせず、仲間同士でも殺し合うことはない世界を作ったのですから・・・ | ||||
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オオスズメバチの誕生から死まで、非常に細かく記述されておりまるで自分がオオスズメバチになったような感情が味わえる。 ストーリーは感動的な場面が随所にあり途中でやめる事が出来ない。 | ||||
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オオスズメバチのワーカーを擬人化した物語。 ハチの擬人化と言ってもほのぼのとした世界とは無縁で、自然界の厳しさ、合理性を徹底的なリアリティをもって描かれています。 豊富な取材や勉強を元に描かれる、オオスズメバチの生態と一生。その緻密な描写は読んでいるだけで、オオスズメバチについての生態について理解を深めることができます。 そして、ぐいぐいと引き込まれるストーリー。昆虫だってみんな必死に生きているんだということを感じさせられるだけでなく、昆虫達の厳しい生存競争はそのまま人間にも当てはまるということを改めて認識させられます。 特に不足するエサのために近種のスズメバチを殲滅するシーンでは、相手を倒して奪うことが自らの生存にとって必要不可欠であり、その現実に目を背けることはすなわち、自らの滅亡に直結することを意味するということが、昆虫同士のお互いの命をかけた闘いを通して語られています。 このことが意味するのは摩擦を恐れるあまり、時として相手と正面から対峙することを避けている、我々日本人への警告である気がしてなりませんでした。 筆者が本当に伝えたかったのはひょっとしたら、お互いの利益をかけての衝突を恐れない「生き残る上での覚悟の大切さ」なのではないかと思いました。 | ||||
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オオスズメバチのことが大変分かりやすく、おもしろく、小説として記されており、読み終えた後、満足感に浸ることができました。 オオスズメバチの食うか食われるかの壮絶な一生、様々な敵(虫だけでなく動物も)との戦いは、私にとって大変興味深いものでした。 本を読んで様々なことを知り、考えさせられることがありましたが、個人的な意見として、「人生の儚さ」を考えさせられ、自分の人生に置き換え、最強のワーカーであるマリアのように人生を精一杯生き、限られた時間を大切にし、家族のために社会のために人生を歩んでいこうという気持ちになりました。 | ||||
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普段は危険すぎて恐ろしい存在のオオスズメバチの世界を、このような物語にしてしまう着想に驚いた。また、執筆する上でかなりの取材などを行ったのだろうと作品を作る上での努力にも敬服する。 | ||||
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なんと主人公がスズメバチである。登場人物は昆虫と小動物のみ。 人間は一人も出てこない。 浮気や難病や警察の話は猿でも書くが、スズメバチでっせ。 今の日本で児童書でもないのに蜂が主人公なんて、余程の才能とやる気がないと書けないよ。 昆虫界の熾烈な闘争は、息詰まる迫力だ。恋もせず戦うためにのみ生まれてきた彼女たちの姿は、悲愴で美しい。 よく考えてみたら、オスが戦う生物は人間だけじゃないかな。自然界を見渡すと、オスはメスの情けない付属物であることが多い。 最近流行の戦闘美少女は、人類の不自然さの反動なのかもしれない。 可愛がっていた妹が初陣に散り、帰巣しない。「そう、仕方ないわね」。彼女は同胞のために流す涙など、持ち合わせていないのだ。 オスバチと交わした束の間の会話を胸に抱きながら、マリアは最後の戦いに臨む。 その気高いまでにひた向きな姿に、思わず落涙した。 うう、萌える。擬人化なんかしなくても、スズメバチに萌える。 普通じゃない小説を読みたい人、単に面白い小説を読みたい人、両方にお勧めします。 | ||||
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蜂の生態って全く知らなかったので、とても引きつけられて読み進めました。子供でも読めるんじゃないでしょうか?ちょっとでも興味あれば読んでみて下さい。「そうなんだ~」が一杯ですよ。 | ||||
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まるで動く図鑑を見ているようにオオスズメバチの一生が書かれています 自然との闘い 妹たちに食べさせる獲物との戦い ほかの蜂たちとの戦い まるでオオスズメバチマリアに、カメラを備え付けて見ているようでした。 日本ミツバチとオオスズメバチの戦いは、以前テレビで見たままの映像でした。 バスに乗って終点まで行くほど夢中で読みましたが、ずっとマリアに睨まれている様で、好きかと問われると好きではありません。 でも、ぜひ読んで欲しい本です。 | ||||
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先日海外にいる知人に送りました。 知人からはとても面白くて一気に読んでしまったと言われました。 私も少し気になっていたので機会があれば読んでみようと思います。 | ||||
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総合的な構成で、自分の社会的立場とおきかえて楽しく読むことが出来ました。 気になる本を、探して本屋さんで見つけるのが大変でしたがすぐ手元に届いて簡単でうれしかった。 | ||||
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オオスズメバチの一生をここまで掘り下げ作品にする気力、意欲に感心しました。 本当に楽しい作品です | ||||
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私は理系ですが、生物が専門ではありません。 文学的な本や歴史ものはほとんど読みません。 そんな私の感想ですが、今年読んだ本の中で、一番わくわくしながら読みました。(そんなに沢山読んでいませんが) オオスズメバチの働き蜂のマリアという個体が日々体験したことや、感じたこと、考えたこと、仲間や他の昆虫に教えられたことなどがわかりやすい文章で、テンポよく書かれています。 回りくどい表現がなく、さくさく読めます。 ハチを擬人化しているという点は「みつばちハッチ」と同じですが、「マリア」の方が「ハッチ」よりもはるかに、実際のハチに寄っています。 ただ、「ハッチ」と同じように、昆虫同士は種が違っても言葉が通じるという設定になっているのが、面白いですね。 「自分の遺伝子をできるだけ多く残す」という目的でいろいろな本能が現れるという考え方は、うすうすは知っていましたが、詳しく説明されていて、すっかり腑に落ちました。そしてその遺伝子マジックに感動しました。 ハチの生態を知りたいとか思ったことはなかったはずなのに、読んでいる間に何度も「そうそう、これを知りたかったのよ」と思ってしまう自分がいました。不思議です。 女王バチが語る波瀾万丈物語にも、とても感動しました。 科学番組で時々、ある種の動物(たとえばティラノザウルス)の生態を説明するために、1個の個体に名前をつけ、その個体の半生を描いていくような番組がありますよね。あれの小説版といった感じです。 小学校高学年から大人までお勧めです。 | ||||
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オオスズメバチだけではなく、他の虫の生態もわかりやすく解説されており、非常に勉強になります。 | ||||
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蜂を擬人化した戦闘もので、とても楽しく読めました。作者が研究された各種類の蜂の生態が描かれており、とても興味深く読めました。今では、その映像をYou Tubeなどで確かめることもできますので、ぜひ読んで頂き、映像でも確認して頂ければと思います。 | ||||
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読み終わったあとは1週間ほど昆虫を見る目がかわりました。人でよかった。 | ||||
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生物学的にもお勉強になりました。 みつばちハッチの大人向け??? 一気に読むことができました。 永遠の0 とは全く違う物語ですが まっすぐな生き様というか....芯の部分が通じている気がします。 | ||||
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短い生涯を精一杯生きるオオスズメバチの生態が、人の一生と2重写しとなって非常に感動的な物語であった。 | ||||
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人間以外の生物は基本的に無駄な殺傷はしないと記憶してきた。 そして、そういった種は子孫を残すこと・種の存続を第一に、というかそれだけを目的に生きている。 我々よりも劣っている知能しか持たないはずの種の生き方の潔さ。 果たして人間はどうなのだろう? 進化を経て得た高い知能を正しく使えているだろうか。 周りに流されたくない類の人間はこう言う。 「人間らしく・自分らしく生きたい」 マリアは偉大なる母が築き上げてきた帝国のために、仲間のために戦い死んでいった。 「自分のため」という概念は無いに等しい。 人間に置き換えるならば、先祖のため、家族のために死をも厭わず生きるということだ。 時は有限、怠けている暇はない。 *昆虫の生態の解説書としての部分と擬人化を用いた小説としての融合に若干の違和感を感じたので★4まで | ||||
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蜂の生態がよくわかるようになります。蜂を扱っていて、戦争映画小説みたいです。お勧めです。 | ||||
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