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BOX!
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BOX!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全272件 201~220 11/14ページ
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少年ジャンプ連載のように「友情、努力、勝利」で、面白い。ベタといえばベタだが、面白い。評者的には「ゼロ」より面白かった。 | ||||
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文句なく面白いです!ボクシングをよく知らない方でも分かりやすく、経験者は、更に楽しく読めます!心理描写をここまで描けたボクシング小説は初めて読みました!また懐かしのライト級名王者が登場人物のモデルになってる所もファンを泣かせます! 鏑矢・・(石の拳の異名をとったロベルト・デュラン )木樽・・(ニカラグアの不沈艦と呼ばれたアレクシス・アルゲリョ )稲村・・(カルロス・オルチス )ただ・・僕も名前しか知らないオルチスは古過ぎ?多分、原案では稲村のイメージだとフリオ・セサール・チャベスだったと思うのですが・・老トレーナーの言葉・・という事を強調したくてオルチスに変更したのかも?ここはひねらなくても良かった気がします!他にもトーマス・ハーンズ崩れやナジーム・ハメドもどきも出てきて経験者・ファンも楽しめます!あと、ストレートやジャブ、コンビネーションブローの打ち方などの基本は正確です!良く取材したと思いました!ただラストのネタバレにつながると思ったのか?・・ 一つだけ大切な基本が抜けてました!パンチを当てる瞬間はしっかり拳を握らないと拳を痛めますよ!まぁ、細かい事は置いておいても、知らない方から経験者まで絶対に楽しめる作品である事は間違いないです! | ||||
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このところスポーツ小説ブームだと勝手に思っている。 同時に時代小説ブームだとも思っていて、共通していえるのは、どちらもわりに爽やか系だということ。 世間のドロドロに対して、どこかで救いを求めようとしたものだろうか。 boxには、あまり知られていないが、殴る、という意味もあって、そこからボクシングという言葉も生まれた。 この小説は、ぱっとしない高校のボクシング部を舞台に展開する、友情と成長と、それにもちろんボクシングの勝負の話である。 魅力的なスポーツ小説がいろいろある中でも、単純に面白さでいうなら、なかなかこれ以上のものはないと思う。 それはなぜかとつらつら思うに、もちろん作家の技量などもあるわけだが、 一つには物語の中で、競技そのものの魅力の占める割合がより高いせいではないか。 何しろボクシングは、実写映画の形でまたまた復活した『あしたのジョー』の例を引くまでもなく、 昔から物語になりやすいのだ。映画にも今や古典の「ロッキー」シリーズがある。 基本は殴り合いという、見ようによっては野蛮なものであって、しかしそれに人生を賭けるという「背負ったもの」の伝統がある。 実際ボクサーの人生は苦労しつつ這い上がって、というハングリーなものが多いようだ。 当然、描き方ではかなりドロドロするわけだし、ここでもその片鱗はあるのだが、 ドロドロを暗示しながらも、最終的にはこの作品らしい奔放な明るさで締める。 やはり最後は爽やか系のスポーツ小説である。 どちらかというと生々しいボクシングのドラマを、高校スポーツという土台をうまく作って、爽やかに仕上げた。 そこだと思う。 マンガのような小説が増え(けなしているわけではない)、 小説のようなマンガが増えているが(広がりという意味でこれは評価している)、 これもいかにもマンガ的な小説で、たとえばいろんな意味でボクシングマンガの『はじめの一歩』に似ている。 だが、ここには小説ならではのしたたかな計算があると思う。 爽やかさを支えるのに、中心人物の一人である耀子が若い女性教師、という設定が大きい。 ボクシングに素人にして若い柔軟性、感受性を備えており、若いボクサーたちに共感できる年齢でもあり、 そして教師として彼らを支え、かつ倫理的な部分で、ドロドロに流れない歯止めでもある。 物語の大半は彼女の視点から描かれるので、ボクシングとはまず謎であり、恐ろしいものとして始まるわけだが、 それがだんだん熱気と夢と可能性をはらんだものに姿を変えていく。 彼女がその魅力に惹かれ取りつかれていくように、読者ものめりこんでいくのである。 | ||||
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ストーリーは少年漫画風ですが、アマチュアボクシングをかなり詳細に書いているので、プロボクシングとは違った面白みがあるんだなと新鮮でした。 試合のシーンなど描写が上手くて引き込まれます。暗い部分が少ない物語なので読んでいて爽快な気分になれます。ストレスのたまらなない娯楽作品ですね。 | ||||
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読み終えてから数日経つというのに、思い返すといまだに熱いものが込み上げてきます。 全585ページもあるので、正直途中まではちょっと長いなーと思っていましたが、後半、主人公二人の関係が逆転するあたりから俄然面白くなり、最後は怒濤の一気読み。とにかく二人の友情がすばらしくて、それこそ魂が揺さぶられるような興奮を覚えました。 それと後から思えば、この本の長さは作者の良心なのかもしれません。ボクシングという競技を丁寧に解説しつつ、何より、主人公をそんなに簡単に成長させちゃいけないという自制も働いたんだと思います。 あと、ボクシングを全く知らない素人の女性教師を登場させたことがうまく効いてます。「ボクシングで頂点を極めるということは、ある種の狂気にとりつかれること。それが当人たちにとって本当に幸せなのだろうか…。」その視点があることで、物語がいっそう切なくなっています。 | ||||
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海外出張の飛行機の中、上下巻を一気に読みました。 泣きました。 現実味のある話の中で、最高にドラマチックな流れを描いて下さったと思いました。 決して、ご都合主義ではなく、「驚いた。だけど、それなら有り得る」という感想を何度も持ちながら読み進みました。 青春。未完成な中での最大限の努力。挫折。出会い。別れ。 色々なものを深く見せて下さったと思います。 また、ボクシングの事を知らない私にとって、とても親切な説明になっていた点も良かったと思います。 他の作品を読むのも楽しみです。 | ||||
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海外出張の飛行機の中、上下巻を一気に読みました。 泣きました。 現実味のある話の中で、最高にドラマチックな流れを描いて下さったと思いました。 決して、ご都合主義ではなく、「驚いた。だけど、それなら有り得る」という感想を何度も持ちながら読み進みました。 青春。未完成な中での最大限の努力。挫折。出会い。別れ。 色々なものを深く見せて下さったと思います。 また、ボクシングの事を知らない私にとって、とても親切な説明になっていた点も良かったと思います。 他の作品を読むのも楽しみです。 | ||||
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百田尚樹作品の共通点は、読むとその世界のことをよく理解出来るということ。 分厚くとも読みやすいのでスラスラ読めてしまうこと。読みやすいけれども 決して薄っぺらな内容ではないということ。 今回は高校アマチュアボクシングが舞台。 天才の「鏑矢」と努力型の「木樽」という仲の良い同級生二人を軸に展開する。 ややありがちな設定ながら、丹念に描きこんでいることと、展開に関しては、 完全なありきたりではなく、ちょっとだけ(あくまでもちょっとだけ)読者の 読みをはずすタイミングが絶妙なので、次を続けて読みたいという欲求に駆ら れる。 ラストも絶妙で、読後感は爽やか。 ただ苦言を呈するならば、主人公を取り巻く人達が“良い人”ばかり過ぎかな。 『あしたのジョー』世代にはもうちょっとドロドロしたものが欲しい(笑)。 高校生が主人公なのだから、ちょっと過剰な要求かな(笑)。 | ||||
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まずは序章として青春スポーツものの定番的な天才と努力家、そこにヒロイン(先生)が加わっている。 天才と努力家が表面上はライバルではなく同じ学校の幼馴染という設定も少し変わっていて面白かった。 | ||||
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上とあわせての購入だったが以上にクライマックスにかけてのめりこんでいけた。 最後も完全に全てを書くのではなく余韻を残すというか楽しむような終わりかたでよかった。 | ||||
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上巻から読んで、下巻も一気に読めました。純粋にボクシングに打ち込む青年を主人公に、100%ボクシングのみを追いかけたシンプルな小説ですが、天才的で破天荒な青年と、努力家で誠実な青年と対照的な二人の主人公を立てたことで、物語に厚みが増しています。 試合の場面ではもちろん、次の展開がどうなるのかハラハラしながらページを捲りますが、それ以外でもいろんなエピソードが挿入され、退屈な場面は少しもありません。 高校ボクシングの細かなルールや、心理描写も丁寧に書かれていて、読んだ後はちょっとしたボクシング通になれます。ボクシングが他のスポーツと違うという特殊性も理解できます。 試合描写では最初はイメージしにくいかもしれませんが、段々慣れてきます。 老若男女問わず、ボクシングに興味のないという人にも読んでもらいたい。読後感のよい快作に仕上がっていると思います。 | ||||
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高校時代に読みましたがとても面白かったです。 ボクシングには一切興味も関心もない女子でしたが引き込まれて一気に読みました。 爽やかだし泣ける場面もあります。 女性の方も読んでみて下さい! | ||||
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対照的な二人の男子高生。陽気で無邪気な天才とガリ勉で内気な努力家の二人がボクシングを通してお互いを高めあい成長していく模様が活き活きと瑞々しく躍動的に描かれています。男なら誰しも一度ならず「強さ」(それも単純な腕っ節の強さ)に憧れると思いますが、この作品はそういった「男の琴線」に絶妙に触れてくるし、とてもワクワクしながら読み進める事ができます。二人の主人公も魅力的で、さらに「化物」と称されるライバルの強さ、そしてボクシングというスポーツのち密さと難しさも丁寧に描写しているので説得力もあり、とても面白いです。お勧めです。 | ||||
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高校ボクシング部を描いた小説。 主人公は二人いて 一人は天才肌でもう一人は努力家。 努力家の彼が、だんだん成長していくところが楽しい。 少年ジャンプのようだ。 何かに打ち込むことって良いですね。 ジャブを練習したくなりました。 | ||||
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主人公は、木樽だと私は思います。しかも、高津先生という女性の教師の視点から描かれます。確かに鏑矢が物語の進行役ではありますが、主人公ではないと思います。 これは意外でしたが、良かったと私は思います。こういう視点から物語を描くことによって、鏑矢達と同世代よりは、むしろ20代後半〜30代前半が読むとよりその面白さがわかると思います。忘れていた何かが、トムソーヤの冒険を見るのと同じような大切な何かがそこにはあるはずです。 また、著者の価値観というか思想というのか、エスタブリッシュメントに対する皮肉が本作でも主張されています。ボクシングの狂気・闘志と社会の歪みが対比されていることに気付いた時は正直凄いと思いました。 この本を読んで後悔することはないです。編な先入観は持たず、そして、DVDを見る前に読むべきだと思います。 きっと大切な何かが、真の希望と感動がそこにあるはずです。お勧めです。 | ||||
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つかみからしてすごい。一気に引き込まれる。カブちゃんの天真爛漫キャラもユウちゃんの草食系キャラもいい。高校時代という若さの頂点をボクシングにぶつける登場人物。コーチもジムトレーナーもライバルも朝鮮学校の人らもみんなキャラ立ちまくり。ユウちゃんのデビュー戦ぐらいからずっと目に涙をためながら読んでた。全員が生命を燃やし尽くす登場人物たちに胸がいっぱいになった。この本は、登場人物と同世代だけでなく疲れたオヤジたちにもお勧めする。「強くなりたい」と男ならだれもが一度は思う。そのときの想いが少しでも火がつく。出会えてよかったと思う一冊。 | ||||
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「永遠の0」の百田尚樹さんのボクシング小説の下巻です。 分量は383ページで、上巻と同様に15章構成、所要は4時間程度です。 上巻に続き、大阪の高校でボクシング部に属する鏑矢と木樽の物語が展開されます。 上巻でもそうでしたが、本巻でもボクシングにかける高校生の青春がよく出ています。 ひ弱だった木樽がトレーニングしてその才能に目覚める模様、 マネージャー丸野の陰のある明るさ、顧問沢木先生と高津先生の熱心な指導、 ジムのトレーナー曽我部の不気味な職人芸、そして鏑矢と稲村の宿命のライバル対決。 ボクシング経験のある作者による臨場感のある筆致で、いずれも鮮やかに描かれています。 ボクシングを知らない方も楽しめる、おすすめの青春小説です。 | ||||
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舞台は大阪。恵美須高校1年生の鏑矢義平はボクシング部に所属し、 選抜大会を制するなど府内で無類の強さを誇っていました。 ある日、その高校の女教師高津耀子は、電車内で彼に助けられます。 紆余曲折を経て部の顧問になった耀子と、鏑矢の親友木樽、鏑矢を慕う丸野。 彼らの物語がそこから始まったのでした。 「永遠の0」で有名な百田尚樹さんの長編小説です。上下巻構成で本巻は373ページ、15章です。 本巻では鏑矢・木樽と耀子の出会いから、インターハイなどでの鏑矢の活躍が記されています。 その中で描かれているのは鏑矢の強さや、高校生達の友情や恋といった青春ですが 最も強く伝わってくるのはボクシングというスポーツへの愛情です。 「ボクシングは単なる殴り合いではない」「ガードが一番大事だ」 といった部の顧問の言葉が強く胸に響きます。 ボクシング経験がある作者の叫びであり、ボクシングへの愛情の表れなのでしょう。 時折出るボクシング用語もさらりと解説されています。 ボクシングが好きな方はもちろん、青春小説が好きな方におすすめの本です。 | ||||
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高校のアマチュアボクシングの話です。中心人物は、運動神経にすぐれ、天才肌のボクサーの鏑矢といじめられたことをきっかけにボクシングをはじめ、努力によって文武両道を目指すボクサーの木樽である。読んでみると、アニメチックなんだろうがそれそれのキャラクターが立っていて感情移入しやすかった。映像化しやすい作品だろうなと思いました。585ページあった本書を一気に読み終わりました。英語教師でボクシング部顧問の高津耀子が沢木監督などにボクシングについて尋ねることで、ボクシングの深さを再確認する。ボクシングというものは科学的なスポーツなんだな。私はタイプが似ている木樽に惹かれるものがあって、愚直なまでも監督の指導を守って何度も何度も同じ事を繰り返している。その成果が生かせるように早く試合が見たいなあという風に思いました。木樽の初めての試合のシーンは22章になってやっとでてきた。木樽の一生懸命さが、周りの部員や監督を変えていった。見所は、鏑矢のよさと木樽のよさが合わさった選手である稲村vs鏑矢、稲村vs木樽、鏑矢vs木樽ですかね。好きな試合である稲村vs鏑矢はたしか2回対戦があると思うのですが、それぞれの試合の終了に鏑矢はターニングポイントをむかえるんですよね。エピローグはちょっとあっさりしすぎるかな。 | ||||
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百田尚樹さんの作品です。先日、永遠のゼロをご紹介させていただきましたが、今回はまったく違った内容で高校生の青春をボクシングを通して描いた作品になっています。 生まれながらにして、いじめられっ子の木樽。 そして彼と幼馴染でボクシングの天才児、鏑矢。 とあることから、ボクシング部の顧問になってしまった耀子。 鏑矢は小学生で空手を習い、中学生でプロを育成するボクシングジムでボクシングを習い始め、高校生になった時、ボクシングクラブに入り、1年生の時から頭角を現す。木樽はいつもその鏑矢にいじめられるところを助けて来てもらったが、自分も強くなりたいという気持ちを持ち、学費免除を受けるほどの優等生でありながら、初めてボクシングの世界に入っていく。 天才児は努力もせず、いじめられっ子は血のにじむような努力を続けて行く。 二人の前に立ちはだかる高校生ライト級の覇者、稲村。 彼らは稲村を倒すことに自分の青春を懸ける! それを見守る教師、耀子。 軽いタッチの文章は永遠のゼロを描いた作者とは思えませんでした。この作品はもちろん素晴らしい内容ですが、私はその内容もさておき、これほど違うタッチで、違う内容のものを同じ作者が書いたということが驚きでした。 舞台は私の生まれ故郷の大阪です。 まさに地元が舞台のこの本を読み終えた時は感動のあまり「ロッキー現象」を起こしていました。「ロッキー現象」とは、ロッキーの映画を見た後、家に帰ったら走り始めるという現象です。もちろん走る前に生卵を飲むわけです。 このボックスを読み終わった私は筋トレを始めてしまいました。 これぞ、まさに「ボックス現象」かもしれません! 興味のある方は是非ご一読ください。 すきっとしますよ! | ||||
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