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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 1121~1140 57/76ページ
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何度も読みました。 涙も出ました。 色んな感情がこみ上げてきました。 でも、戦争を知らない若者に(私もその一人ですが)是非おすすめの一冊です。 | ||||
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まだ本を読んだ数が少ない私ですが、詠み終わったあとの余韻、、感慨深いものがあります。 | ||||
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本書を読みながら寝てしまうと、その続きを夢の中で追い続けていて、その印象が強く残っており、再び小説の世界に入り込んで読み続けるというとても不思議な形で読了しました。 本書の流れは、現代日本のカジュアルな普段着から始まり、追い続けているうちに、重ね着をするように事実が上塗りされていきます。 それは様々な視点よりアプローチし、描こうとする人物像を往時の様子を交えながら深層の内面に至る核心へ迫り、クライマックスを迎えます。 その構成は、映画のシナリオ展開や演出スタイルにも似ており、あたかも熱中して映画を見ているような感覚に陥ってしまいます。 昭和史、戦時中の様子は肌身に染まるような悲惨さがあり、日露戦争や日清戦争のように活路に邁進し奮起した勇猛さとは一線を画し、なかなか書き描くのが難しいジャンルです。 本書では、ゼロ戦の世界最高水準のメカ技術力と飛行士の操作テクニックについて栄誉を讃えるとともに、ゼロの顛末を克明に描写しています。 そして、特攻を志願するという常軌を逸脱した精神力みなぎる飛行士の行動を内面からも掘り下げています。 ”笑顔で特攻として出陣するきもち”が奥深くセンセーショナルに伝わってきます。 そのなかで、人の”いのち”の奥深さと大切さ、自分だけではない支えるものと支えられるもののなかで生きている”いのち”、おもんばかる”いのち”、いたわる”いのち”を、そしてさまざまな形の”愛”を描写しています。 涙をともない、読了しても本書の余韻がさざ波のように漂ってきます。 | ||||
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冒頭で「特攻隊はアラブのテロリストと同じではないか?」という問題提起のような記述があって、9/11のテロ攻撃以来アメリカ英語圏のMLでこのような発言をみるたびに、 1. Kamikaze attack was a legitimate military operation (action), putting on military uniform and national insignia on the wings and fuselage, employed over the vast Pacific ocean. 2. Samurai pilots of Japan never took hostages of women and childen to accomplish their mission. They were not coward. 3. Kamikaze pilots never "intensionally" attacked non-military facility/institution. などと個別に反論、訂正を求めてきた身としては(ちゃんと言えば割りに素直に認めてくれた。アメリカ海軍も公式に特攻攻撃は正規の軍事行動 -作戦として気違いじみているにしても- であったと認めている)、またもや間違った見解を流布するつもりだろうか、とちょっといやになったが、最後まで読めば、朝O新OやX紫哲X氏のような輩の軽薄、迎合的な立場で書かれた小説でないことはわかります。小学校以来「丸」などを読み漁り、航空機に関してもそれなりの専門知識を持っている私の目から みても(日本語、英語の文献学的読書)史実は誤り、あるいは偏向なく、あるがままに書いてあり、若い世代に対する教育的観点からもよく書いてくれたものだと思います。 欠点は、いかん、久しぶりに目がウルウルになってしまう。これをカタルシスというのでしょう。 先輩の脳外科医に「これを読むとよいですよ」と貸していただいたのですが、今回あらためて単行本の方を発注しました。書棚にそろえておきたいから。特攻隊で大事なご子息をなくされたご両親あるいは片親となった残されたご遺族が戦後手のひらを返すような世間とメディアの仕打ちに耐えて生きてこられたそのつらさに対して、なんかできることはないだろうか?と静かに考える日々です。 | ||||
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後半は、涙が溢れて、読めなくなるぐらい感動しました。お国の為ではなく、身近な母、父、妻、子供、兄弟の将来の為に行動した 先人の思いを我々は考える必要があるのではないか。 | ||||
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友人に勧められて読みました。 戦争ものは苦手だったのですが、読み進めるうちになんでだろう。。。と続きが気になって一気に読みました。 感動する場面も多く、戦争の厳しさ等も今まで知らなかった事を色々考えさせられました。 悲しい場面も多かったのですが、読み終わるとスッキリしました。 想像していた内容と違ってとても面白かったです。 | ||||
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零戦とその乗員を題材とした小説 普通の人は、この本を読んで、「海賊と呼ばれた男」などの作品を 読まれているかと思うのですが、私は逆を行ってしまいました。 少し論点がずれているかもしれませんがご容赦ください。 この物語は、弁護士試験浪人で自暴自棄になりつつある青年がその、祖母の 元夫で、特攻で亡くなった人の足跡をたどる作りになっています。 最初、「特攻はテロリストだ」という見方や、飛行機乗りとして 臆病者だなどという中傷などと対面しながら、亡くなった 「もう一人の祖父」と、戦争、零戦といままで対面したこともない 世界へと足を踏み入れます。最後は、何も語らなかった祖母、 そして今の祖父へと繋がる奇跡が待っています。 多分もともとの零戦と、戦争の知識は、私と同じぐらいだと思うのですが 真剣に調べ上げて、この小説が骨太になるのを手伝っています。 その分、しっかりした戦中の時代背景を読むのがつらい人に とっては、すこし読みづらい本になったのかなとも思います。 (私は、いしぶみなどを読んだせいもあり、とてもわかりやすく読みました) そして、まさに「奇跡とは、突然舞い込んでくるものでなく、日頃の心がけが なし得る現象」のような結末に、すごい作品だなぁと思いました。 私も飛行機乗りのほんの端くれなので、何となくは零戦についても 知識はあったのですが、ある意味、意識を新たにしてくれるこの本 その点でも、すごく良い刺激を受けました。 すでに500ちかくのレビューが書かれているこの本ですが、 確かに読んでみると、あぁ、他の人に是非読んで欲しい本の 一冊だなぁという思いを深くしました。おすすめです。 | ||||
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終戦から60年後、神風特攻隊の隊員として亡くなった祖父について、孫が戦時中の祖父の関係者達を訪問して祖父はどんな人だったのか尋ねる。戦争を生き抜いた老人達から、祖父は一流の戦闘機乗りであったことと、本土に居る妻子に再び会うために戦争を生き抜くという強い信念を持った人物であったことを知る。老人達は共に戦った祖父の人柄や印象深い行動を語るとともに、戦争の悲惨さや過酷さ、そして理不尽さを語る。語られる様々なかたちの戦死に対して、胸が締め付けられる思いがする。また、読者は物語の真の主人公とも言える祖父の穏やかで紳士的な人柄に惹かれつつ、生き抜くことに強く執着した祖父は何故に特攻隊員として亡くなったのかとう理由を知りたいと思いながら読み進める。しかし、終盤には祖父が亡くなった理由以上の意外かつ悲愴的な真実が明らかになる。物語の構成がよく練られた感動的小説でした。 | ||||
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戦争ものは今まであまり読んだことがなかったのですが、大変読みやすく一気に読めてしまいました。特に、最初臆病者と評価されていた祖父が、名人、恩人、などと評価を変えていくあたりは、作者のうまさを感じました。 ただ、最後の「おち」の部分は正直、半分ぐらい読んだところで予想ができてしまい、逆にある意味安心して読めました。もちろん、それで評価を下げる部分は微塵にもありません。作者はこれがデビュー作とのこと。他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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一晩で一気に読み上げました。 特に、後半は、涙が次から次へと頬を伝い、気持ちが大きく揺さぶられ、とうとう一睡もできませんでした。 戦争に関する本は苦手なので、友人に強く勧められなければ、自分では決して手に取ることはなかったと思います。 その友人に感謝です!いい本に出合いました。 フィクションですが、膨大な資料や書物、戦争体験者へのインタビュー等々、この一冊を書き上げるのに、どれだけの時間を費やしたのか……気が遠くなります。 「一億玉砕」と叫ばれていた時代、戦地にあって、どんなに「臆病者」と蔑まれても、「家族のために生きて帰りたい」と公言して憚らない主人公「宮部久蔵」。 階級の上下で人を決して差別せず、誰に対しても丁寧な言葉づかいと柔らかな物腰。 けれども、自己鍛錬を怠らない天才的な飛行操縦者であり、碁の天賦にも恵まれている。 そして、妻と娘をこよなく愛している。 彼は、臆病者などではありません。どんなに孤立しても、周囲に流されず、確固たる信念は決して揺るがない。その強さに憧れます。 この主人公と、彼を知る人物たちの証言で、太平洋戦争がどんな戦争で、日本という国が、国民が、どのような選択をし、行動したかが描かれています。 「ガダルカナル」や「桜花」では、胸が苦しくなりました。 12月8日の太平洋戦争開戦から67年。 私たち日本人は、決してこの戦争の愚かさ、人間の尊厳、愛を忘れてはならないと、強く思いました。 何回も読み返したい一冊になりました。 | ||||
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現代に戦争が起き、徴兵され、特攻を命じられたら、当時のように 文句も言わず散っていく若者がいるのだろうか。 どうして当時の若者はそれが出来た(せざるお得なかった)のか。 戦争の史実は、本気になればある程度正確に追える。 分かりづらいのは、現代ではシュミレーションのしようがない 当時の人々の心。 その部分を平和しか知らない我々に、ここまで分かりやすく丁寧に 伝えてくれただけでも、本書には素晴らしい価値があると思います。 また、私は右でも左でもありませんが、日本人の男として 読んでいる間はちょっと背筋が伸びる感覚がありました。 | ||||
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タイトルにひかれ百田さんの作品は初めて読みましたがゼロの意味がわかりそれに関わる様々な真実が明かされて行く内容にどんどん引き込まれていきます!よも終えた時の感動は大きいです。 | ||||
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これを読み終わった時、暫く色々な事を考えさせられました。物凄く面白かったです。 構成も上手いし、最後には始めから知りたかった謎が鮮明にイメージ出来る終わり方で良かった。 評価を悪く書かれている人もいますが、これだけ評判になれば反乱軍も出るのは当たり前です。フィクションとか嘘だとか有り得ないとか抜きにして、素直に面白かったです、最高です、宮部の最期の特攻の姿に泣きそうになりました。 私は、百田尚樹さんの輝く夜にを読んで大変面白かったので、この本も代表作なので読んでみましたが、同じ作者だとさ思えなかった。いい意味で素晴らしいと思った。 | ||||
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戦時中の天才零戦乗りの苦悩と決断を描いた傑作! 本で何年ぶりかに号泣しました・・・ ご先祖様が命をかけて守った美しい日本を諸外国から守り抜かねばとも思いました。 現代人の悩み事なんてちっぽけに感じどんな事でも乗り越えていかなければ恥ずかしい。。。 現代は命を取られることなどそうそう無いのだから。 第二次世界大戦で戦い無事帰還した 祖父二人にも頭が下がる思いです。 二人とも既に他界していますが・・・ | ||||
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太平洋戦争を舞台とした零戦パイロットの物語で、ある人物の謎を今に生き残った元戦友たちが語る壮絶なドラマ仕立ての作品です。 どこかこの作品の構想があの「タイタニック」の映画に似ているようにも感じますが、いろいろな戦友たちが登場し、その語られる内容の迫力に圧倒されました。 空中戦の見事な描写や、当時の人物像の姿など、この戦争を知らない現代人に何かを訴えているようにも思えます。 解説に児玉清氏の感想が載せられていますが、私は不思議と読後に号泣するような感動はありませんでした。何故なのかよく分かりませんが、この手の作品や映画を過去に観ていたからでしょうか? いやいや、そうではなくて、どこか不自然な印象があるのです。それは年老いた高齢者が語るにはあまりにも内容が緻密で、およそ一人だけの証言とは捉えづらく、小説としてアンバランス感があるからでしょう。 全体としての作品の流れは感じますが、一つ纏めとして、証言者同士の舌論を是非載せて欲しかったですね。 まあ、でも皆さんに一度は読んで貰いたい作品として推奨します。 | ||||
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噂の本を読んだが・・・あまりの衝撃に驚いている。 どうしてこの本がここまで評価されていないのか。フィクションとしては最高の部類だ。 ノーベル賞候補よりもとある歴史作家よりもはるかに上だ。 ネタばれを防ぐので詳しくは語らないが、本当に太平洋戦争を詳しく知り尽くしている。 ゼロ戦の事は全く知らなかったが、丁寧な解説で本当によく理解できた。 軍部がいかに馬鹿げた戦術ミスや戦略ミスを重ねて、貴重な若者の命を無駄にしてきたか。 どれだけ軍部や政府が腐敗していたか。その怒りが歴史的検証とともに蘇る。 ストーリーの内容もページが進めば進むほど新たな真実がわんさかわんさか出てくるので、 読者をあきさせない工夫が徹底していた。死を恐れ、攻撃に消極的なため臆病者と批判されて いる宮部久蔵が本当はどんな男だったのか?その過程は感動と涙なくしては読めない。 ここからはちょっと批判を書きたい。 少し狙いすぎじゃないかと思うような感動路線は読んでいくと少し興醒めした。 この本に出てくる宮部を知る退役軍人たちはその立場はともかくとして、立派な人間たちばかりだった。 だが、少なくとも俺が直接知っている元軍人たちはそんな人間ではなかった。 ろくでもない人種差別主義者、我儘勝手で頑固者、介護者にも平気で暴力を振るう人。 そういう人もいた。そんなリアルすぎる元軍人を見ているとこの本に出てくる極めて理性的で、 公正明大な人々はちょっと美化されすぎじゃないかと思う。 従軍慰安婦や民間人の虐殺など軍の触れたくないタブーに触れないのも納得がいかない。 ドストエフスキーや梁石日はあまりにも人間のエゴや業も包み隠さずに書いた。 だからこそ同じエゴまみれの人間から出た至高の言動に真の感動が出てくる。 願わくば今後は人間のエゴを含めた内面を描いてほしい 勿論この本はフィクションとしては間違いなく最高の部類に属する。 それは誰にも否定できない。この出版不況で何の宣伝やアドバンテージもなく ミリオン売るのは並大抵のことではない。それには敬意を表したい。 | ||||
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言葉にならない感動があった。 小説だとわかっていても、読むうちに引き込まれていった。 特に中盤以降、そして終盤は涙を我慢することできなった。 作者はこの本を書くにあたって、200から300の本を読み、 参考にしたと話していたが、納得のいく濃い内容だった。 まわりの人たちにも薦めたい最高の1冊。 | ||||
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私たち戦争を知らない世代にこそ読んで欲しい。私は決して戦争を美化したいとは思わない。当時の日本軍のなしたことは戦争であっても消して許されるものではなから。戦争は悲劇で、悪でしかない。けれども読めば読むほど、温厚であたたかく臆病者、同時に天才とも呼ばれた「宮部」の人柄に心打たれずにはいられなかった。最後の数章は涙があふれてきた。どうしようもなかった。「妻と子に会うまでは絶対に死なない。」「特攻を命じられれば、どこかに不時着しろ。」仲間たちに呆れられながらも「生きる」ということにこだわった彼がなぜ終戦間際の無謀な特攻に志願し、命を落としたのか。教官として訓練生に誰よりも慕われ、「この人を守るためなら死んでもいい。」とまで思わしめた宮部は本当にどうしようもない臆病者だったのか。全てがあかされた時、まだこの本を手に取っていないあなたはどう思うだろう? 本作を執筆後の著者コメントで実在の特攻生き残りの方に「宮部のような方はたくさんいた。ありがとう。」と言われたというのを目にした。死してもなお、宮部の思いが彼の妻や子供、そして彼の痕跡をたどることになる孫たちの「今日」を守っていた。私はそう思う。多くの若者たちが命を「愛する人たち」のために賭したのは事実だ。「死にたくない。」こんな一言も言えないまま、大空へと散っていった。洗脳?狂った愛国心?確かにそうも考えられる。けれど、私たちの「今日」は彼らの犠牲のもとに成り立っているということを改めて考えさせられる一冊。 | ||||
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こんなに人に勧めた本はありません。 たくさんの人に触れて欲しい本です。 特に次世代の若者に読んで命、人生を 考える時間にしてほしいです。 ページが減っていく寂しさ、 まだ物語が続いてほしいと言う想い。 素敵な時間を体験しました。 感謝。 | ||||
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今迄見た本の中で一番感化を受けました 自分の事しか考えられない、人間が増えてる現代社会 この本を読んで本来もってます人間らしい優しい、人を思いやる気持ちを取り戻せた気がします 私は平成生まれですが、私と同じゆとり世代にぜひ読んでほしい作品です | ||||
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