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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全402件 381~400 20/21ページ
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話題になってるから,読んでみたら大したことはない。 特攻隊の生き残りが現代語でゼロ戦の説明を棒読みしてみたり、 小説になってないのに売れるのが不思議。 まんがにしたほうが、おもしろいよこれ。 | ||||
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海外旅行の最中に読もうと思い、 Amazon の 「ほしい物リスト」の未読リストの中から 山崎豊子「二つの祖国」浅田次郎「壬生義士伝」と共に本書をチョイスし、 カバンに詰めて持って行った。 特定のテーマを定めて選んだわけではないのだが、 結果として、太平洋戦争を主題とした小説として、 山崎豊子「二つの祖国」の豊富かつ緻密な取材を基とした、重厚な筆運びとストーリー展開に大きく見劣りし、 浅田次郎「壬生義士伝」を”パクッた”かのような構成にオリジナリティの欠如を感じ、 読んで早々に鼻白んだ。 本の優劣を他書との比較で語るのは適切ではないと思うが、以上が正直な感想である。 もう一言付け加えるならば、小説として、一文一文に日本語としての面白みが無い。 ナナメ読みして十分ストーリーが追える。 今風の表現を使えば「ライトノベル」に分類されるであろうか。それならば納得がいく。 近接信管の開発にマンハッタン計画と匹敵する予算がつぎ込まれたことを本書で知った。 本書から得たものはそれだけであるが、それを評し、星二つとする。 | ||||
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「ボックス」でも感じましたが、状況を鮮やかに浮びあがらせ躍動感があり 顔の筋肉の動きまで感じさせる人を惹きこむ文章は素晴らしいと思います。 ただ戦争物の話でこんな事を言ってしまうのは不謹慎ですが 物語の核となる人物がちゃんと描写されておらず 大人のライトノベルのような読み物に感じました。 主人公が祖父について取材するという形の話なので仕方ない こととは思いますが、漫画的なヒーロー像のような中身の空虚な モンスターを見て崇めるたてているようで私には不気味な話でした。 例えば水木しげるさんの読み物などの方が戦争の空気を 正しく伝えられているのではないでしょうか。 | ||||
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戦争の知識が全くない私にとっては、読みにくい作品でした。がんばって読まないと、最後の感動までたどり着けませんでした。 | ||||
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久し振りに感動を味わった、調べ上げた資料もさることながら情景が痛いほど心を打った、じっと込み上げるこの感情を抑える事が出来ず涙が込み上げてきた。教官と生徒の結びつき、ヤクザの話も最後に又の盛り上がり、しばらくその場を離れる気にはなれなかった。 | ||||
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皆さんの評価が「泣ける!!」だったので、読んでみました。 私も旦那も「泣けない、というか感動しない」で同意。 もしもこういった戦争を扱った本に始めて出会う人には鮮烈な印象も残すだろうし、お涙頂戴の最期も「ジーン」と来るのかもしれない。 私は今まで戦争関係の書物は結構読んでいるので、何も印象に残らず、感動もせず。 戦争体験者の老人達が始めて会った若者にそんなに赤裸々に話すかなというような設定の無理さを置いておいた(それを言い出したら始まらないから)にしても、主人公の祖父が生に執着し、それが中途半端に終わっていることで何が言いたかったのかもさっぱり分からないし、最期に分かる種明かし的な展開もメロドラマのようで設定が読めすぎてつまらない。 初めて戦争ものを読む人には入門編のようでいいかもしれないが、少しでも読んだこと、戦争について知識のある人にとっては分厚く長い物語は退屈なだけだと思う。 あの最期はないな〜。 どこで泣くのか教えてほしいくらい。 これを読むなら、本当に特攻で散った方々の遺書を読んでほしいと思う。 | ||||
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この本はかなり面白いです。「娘に会うまでは死ねない」と言っていた祖父がなぜ最後は特攻で亡くなったのか。姉弟が祖父の部下や同僚などと話しをしていくうちに明らかになっていく祖父の姿や、関係者の話などは読んでいてワクワクしていきます。帯にも宣伝されている通り、自分もラストは泣きそうになりました。ただ、面白いからこそ、同時にこの本は危ないかなっと感じました。というのは、この本では戦争の悲惨さよりも勇ましい描写がかなり目立ったからです。祖父である宮部さんの誰よりもうまい飛行技術や、零戦の速さが当時世界一であったこと、「撃墜王」や「ラバウルの魔王」など搭乗員の凄腕の描写などは、読んでいて華やかな世界を感じました。逆に、この本は華やかな部分に力を入れすぎていて、戦争の悲惨さや恐怖、地獄のような日々の描写を疎かにし過ぎているのではないかとも感じました。下手をすると、この本に影響されて戦争を肯定的に見てしまう人が増えてしまうのではないか、と懸念を抱きました。現在、すごく人気のある本だからこそ、もっと戦争の地獄のような面に力を入れた方が感じました。この本を読む人は戦争について、良く考えながらこの本を読んだ方がいいと感じました。 | ||||
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と言わんばかりの台詞回しにうんざりで、戦争のことを勉強したばっかの小学生がかきそうな作文ぽかった。内容の大半は参考文献から学んだ事実をつぎはぎして、宮部さんを知る人に語らせるというもので、小説といえるのはほんの一部分だけでした。戦争(しかも、特攻隊)というマジで重い内容を題材にするのなら、今日つかわれる「命懸け」は言葉だけだと景浦さんが作中でいってたけど、作者こそ必死の覚悟でかいてほしかった。あと、最後の流れ星の描写えっ??それでしめますか!!でした。 | ||||
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戦争の顛末に関する記述が多すぎ感情移入できませんでした。あれほど生に固執していた主人公が、なぜ特攻したかについての描写が弱く消化不良です。この小説を読んで感動した人は,大空のサムライも読むことをお勧めします。 | ||||
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もともと戦争に関連した物語が好きな私ですのでこの作品にもかなり期待して読みました。 しかし読んでいくとこれは文献の寄せ集めのようなもの。 それを一応、一人の人物に語らせているように書いているが、残念ながらその書き方がかなり雑。 文献をひっぱってきて、それを人が話しているように連ねているだけです。 最後にちょっと、おおっと思わせることがありましたが、それだけです。 大して感動もなく、すごく物足りない作品でした。 残念です。 | ||||
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私は昔から戦記物が好きで、この手の本はたくさん読んでいます。特攻隊の話は殆ど涙なしには読めません。しかし、この本はフィクションとはいえ話の世界に入れませんでした。私にとってこれは珍しいことです。 まず出版社の人物が特攻隊をテロと同じに考えているところで違和感を感じました。確かにそのような誤解はあるようです。しかし後に後悔して号泣したとは出来過ぎです。そもそも特攻隊員の遺書が報国、忠孝ばかりというのは間違いです。知覧の特攻平和記念館へ行ってみて下さい。確かに「天皇陛下万歳」という遺書もあります。しかし多くが自分の親兄弟、自分たちより若い子どもたちを相手にした内容です。軍部批判ととれる遺書もたくさんあります。見学者に説明している人たちも、「このように俺たちは軍部や政治家の偉い人たちのために死ぬのではない。自分たちより若い世代の命を守る為に死ぬんだ、という遺書がたくさんあります」と話していました。ですから「男が守るのは家族というのはおかしい」というのもどうかと思います。それでいて関大尉が「国のためでなく妻のために死ぬ」と言ったのがおかしいとは述べていません。 また、艦上爆撃機や艦上攻撃機の説明、太平洋戦争の作戦など、当時のミリタリー用語の説明が冗長に感じます。NHKの元兵士のインタビューを放映した「証言記録 兵士たちの戦争」を見た事があればわかると思いますが、実際のインタビューではあれほど詳しく解説しながら話す方は少ないです。祖父の話の理解を深める為になのでしょうが、やり過ぎだと感じました。これも現実感を減じさせました。 機銃の故障で引き返した話がありました。一緒に飛ぶだけでいいのにということでしたが、これはいくらなんでもないでしょう。 真珠湾で一緒だった元海軍中尉の話で山本長官は「アメリカ人は天皇陛下に命を捧げるような気持ちはないから緒戦でたたいて意気を阻喪させようとした」とも読める内容ですが、全くの間違いです。むしろ駐米武官の経験のある山本長官はアメリカ人は戦意も旺盛で侮ってはならない。だからこそ緒戦で意気を阻喪させようと真珠湾攻撃を考えたのです。 宣戦布告が遅れたのは私の知識では機密を保つ為にタイピストを使わずに書類を作成したためというのが通説だと思うのですが。また、大使館といえども開戦のことはごく一部しか知らないし、パーティをやめたら怪しまれますからわかっていてもパーティをしたと思います。 海の主役が戦艦でなく航空機だという象徴的な戦いになぜイギリス軍のイタリア・タラント空襲を挙げないのか?。山本長官が真珠湾を考える大きな要因の一つです。 日本の将官は弱気なんて何を根拠にしているのでしょう。そもそも例に挙げられた作戦の失敗も後ではなんとでもいえます。どの国にも強気な将官、弱気な将官はいたはずです。どの国に弱気な将官が多いかまで私は知りませんが。そもそも「弱気」と「慎重」、「強気」と「無鉄砲」とどう評価しているのでしょうか?。ミッドウェーで孤軍奮闘して最後に空母飛龍と最後をともにした山口多門は闘将として有名です。レイテ海戦で小沢艦隊の囮にまんまとひっかかったハルゼーは「弱気でない」ことを見越してたてた囮作戦にまんまとひっかかったのです。それに全滅を前提に指揮をした小沢司令を弱気と言えるでしょうか?。真珠湾で第二次攻撃隊を出さなかった南雲長官を弱気と評価することはできますが、これも結果論であり、所在不明のアメリカ空母を無視して攻撃を続行したらこのときにミッドウェーと同じことが起こったかもしれません。そもそも山本長官の真珠湾やミッドウェー作戦はいずれも博打にすぎる、つまり強気すぎるとして大本営から反対されていた将官です。 特攻隊員は「皆」自ら軍人となることを希望したというのも当時は徴兵制度でしたから間違いです。希望しなくても軍人にさせられ、半強制的に特攻隊員にさせられた人たちも多いのです。 ストーリーの骨子はできすぎとも思えますが、感動的な話ではあります。このこと自体はいいストーリーだとは思いますが、著者はそもそも戦記物は初めての様ですが、戦記をかなり勉強されたのはよくわかります。しかしその知識を有機的に結びつけられなかったのではないかと思います。知識の羅列のようです。 戦記物の初心者には悪くないですが、ちょっと誤りが多すぎます。 | ||||
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現代に生きる世代側として登場する人物の描写が素人作文のように浅い。 戦争世代側として登場する老人たちの描写も、 いかにも軍国者タイプ老人が現代の「平和で弛んだ若者」を口撃する幼稚な構図、 回想途中で涙ぐんでごめんなさいと言わせる昭和昼メロのような演出、小説の文章として読むに耐えなかった。 登場人物の一人である単純で低い知性の新聞記者の「人物設定」に驚いたが、描きたかった構図があるにしても、 こんな人物を創ろうとした発想は、作者自身の知的感度の鈍さを示しているようにも思えた。 TVの戦争特集番組で、太平洋戦争時の兵士と現代テロリストを比較する番組をトンデモ企画しそうな、作者の そういったセンスの鈍さが終始付きまとった読後感だった。 | ||||
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知識、筆力ともに申し分ないレベルです。しかし本当に臭すぎる。登場人物はほぼ泣き出す。いかにもな不良青年の下りは吐き気がしました。またアメリカへの気配りの細かいことこの上ない。この小説は万人受けするとは思います。しかし本当に面白い!と思えるのは普段小説を読まない老人やおばさんぐらいです。 | ||||
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オノ・ヨーコさんがツイッター上で紹介されていたので読んでみました。 戦争についての知識が豊富でない私にとって、作中の戦争描写は衝撃的で 他の戦争資料や戦争小説を読んでみようというきっかけになりました。 ただ、現代世界のストーリーがあまりにもチープすぎます。 主人公の祖父母のエピソードも、出来すぎ。 主人公とその姉の、祖父を調べ始める動機や途中の考え方がとても安易。 高山という新聞記者の存在も安易で、一面的。 宮部久蔵という人物や、彼を含めた戦時中のエピソード、には心を打たれましたが 間に挟まれる主人公の周辺の現代世界によって何度も白けさせられました。 著者はこの作品を「小説」という位置付けで書いていないのかもしれないと思うほどです。 「感動」「涙が止まらない」「号泣」「心が洗われるような」「すがすがしい」など そういった感想は一切持ちませんでした。共感もできません。 とても違和感を覚えます。 感動はしませんでしたが、宮部久蔵という人物に「感銘」を受けました。 | ||||
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戦争というものを、決して忘れてはならない…という気持ちは、私にもあります。 そういう使命感を持って書かれたもの…ではないんですよね、この本、きっと。 読んでいる間中、ずっと違和感があったのですが、改めてその理由を考えてみました。 ○実際に戦争を体験した人が語る、という体裁の部分が多いのですが、「老人が語っている」とは思えない言葉遣いが目に余る。これ、完全に若者の言葉じゃん、って感じ。 ○高山というジャーナリスト。レベル、低すぎ。こんなジャーナリストいるの?それ以前に、主人公の姉の慶子さん、フリーライターの「デキる女性」として描かれているけど、だったらこんな人に心動かされるか?人物の掘り下げが浅いんじゃないの。 ○戦場にいる人々の友情、上下関係を超えた信頼が随所に書かれすぎていて、戦争がリアルじゃなくなっている。 ○結末が、メロドラマみたいにできすぎ・・・って思ったのは私だけ? 今の若い人に戦争にまつわるものを読んでもらおうと思ったら、まあこんなものか。 星2つつけたのは、全く知識のない私が、日本軍の無謀さ、情報認識の甘さ、プライド先行のめちゃくちゃな戦略など、初めて知ることができたから。 もっともっと、戦争が引き起こす心の闇に迫ってほしかった。 | ||||
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自分の祖父のルーツを調査するお話。祖父に関わりのある人物の回想で構成されており、太平洋戦争史を知っている人からするとありきたりの話でつまらない。そして結末は出来すぎたお話。感動も何も無い本だった。 | ||||
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この本は9割くらいが、主人公と関係の有った人達の回想シーンで構成されていますが、 そのほとんどが他の著書の引用から成り立っています。 引用することは悪いことではないですが、参考文献とされたそれらの本の大半は、 著者が実際の体験者を探し、直接お会いし取材したものであり、その体験談を得るためには、 莫大な時間を必要とし、気の遠くなるようなたいへん苦労の多い作業であったことは、 想像に難しくありません。 それをおいしい所だけ頂いて(しかも大量に)ちょこっと脚色し、 現在のストーリーを付け足すのは、 読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。 また、実在の人物を実名で登場させ、主人公のことを語らせることに、 違和感を感じました。 | ||||
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一切感動することなく読み終わってしまった。 ストーリ自体はチープなフィクション。 ポイントは、たぶん実話の真珠湾以降、特に終戦間近の日本軍司令部の鬼畜ぶりだとおもうんだけど、それが知りたいなら違う資料読んだ方がいいとおもう。 | ||||
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特攻隊の話しとして一読の価値は十二分にあると思います、実際結構泣けました。 ただ、小説としての完成度は?です。 「大空のサムライ」を一度でも読んだ方なら、丸写しの様な描写がある事に気がつくと思います。 参考書籍として掲載されていますので、問題はないと思いますが、作者自身の世界を構築出来ていない感があまりにも多く、複数の小説を合体させたような変な感じです。 有名な飛行機の名前で、「チャンスボートF4Uコルセア(飛行機の名前)」を「シコルスキー(ヘリコプターのメーカーです)」と間違えている点には、作者の知識の無さに唖然としました。 | ||||
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例えば坂井三郎の名著「大空のサムライ」を読めば、この作品が幾つかの戦記ものを、元日本兵の老人に語らせるという文体を借りてコピーしているだけだとわかるだろう。老人が若者に語ると設定することによって「今時の若い人には判らないだろう言葉の解説をしても違和感が無い」という逃げを作っている。新聞に、普通読めるでしょという漢字にまで振り仮名があるようなものだ。 読みやすい戦記物といえなくもない。しかしページの大半をそうしたコピーに依存して、家族愛のために生き残るという美談を生きさせるという複線を張りながら、最後に特攻に赴く祖父の、決意の遷移については十分な説明があったとはいえない。これは小説と呼んでいいのだろうか?甚だ疑問だ。物語り構成のプロが「視聴者はこういう話に弱いでしょ」と見下した手抜き構成が鼻につく。 ここ数年読んだ中では最も読者を見下した「作文」だと思う。 | ||||
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