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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全402件 321~340 17/21ページ
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皆様と同様に良い読み物と思いますが、話が進む度に評価が下がりました。ドキュメンタリーだったら最高級ですのに、残念です。その理由は、現実感の希薄さです。宮部を失った妻、松乃がヤクザの囲われ者になるなどあり得ません。この時点でこの小説は0評価になりました。残念でした。余計なエピソードも不必要でした。 | ||||
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読んでいる途中、文章が軽いというか、重いテーマのはずなのにずっしりと心に残る感じが無いなぁと感じました。しかし最後まで読んで、面白かったですし、感動しました。 文庫に挿んであったチラシで映画化されることを知り、この作品の場合映画の方が面白いかも、と思いました。 今までの経験からすると、映画と原作の小説を比べた場合、大抵は原作が勝つと思っています。しかしこの作品の場合は、人物の内面など文章で表現して欲しい部分の多くを読み手の想像にまかせてしまっているため、情報量(バイト数)の利点を活かし具体化された映画には勝てないという気がしました。 実は、相場英雄の「震える牛」を読んだ時も同じ事を考えました。私が単に、最近の流行の小説を読み慣れていないだけなのかもしれません。考えてみれば、今の小説家が小説だけでなくその後の映像化を目論んでいても、今の世の中的には何の不思議も無いことですよね。ちょっと寂しい気もしますが。 | ||||
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作者がテレビ「情熱大陸」に出ていたので興味を持ちました。 何でも評論家による「賞」には縁がない(作者もほしくないと豪語)が本屋さんが選ぶ賞を受賞したとか・・・。 一気に読むことはできましたが、感動はなく、印象に残りませんでした。 理由は他の低いレビューの方とおおむね同じ意見です。 本をよく読む人、知識がある人には物足りない内容です。 この内容では賞などとれるわけありません、この作者はひどい自惚れですね。 しかしどうして本屋さんがこのような本を推薦するのか、とても不思議です。 ベストセラーに貢献してしまったと後悔してます、まずは古本で読んでみるべきでした。 | ||||
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ページのほとんどを「なぜ日本が戦争に負けたか」「特攻という戦術がいかに愚かであったか」などに費やしており、小説である必要性をほとんど感じません。 ミッドウェーでなぜ負けたか、レイテで何が起きたかなどを延々と書いているのですが、まるでウィキペディアを読んでいるような感覚でした。 なので、太平洋戦争や戦闘機についてすでにある程度知識を持っている人にとっては「知ってるよ」という話が長く、退屈を感じます。 物語の中核である「必ず生きて帰る」と誓った男がなぜ特攻を志願したのかという話は悪くはないのですが、例えば同じテーマである浅田次郎の「壬生義士伝」と比べると演出や心理面の描写の点で遥かに劣ってしまいます。 ただ、これから太平洋戦争のことを勉強していきたいと思われる人にとっては、いい入門書になるだろうとは思います。 | ||||
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読みましたが、ふ~~んって、漢字の本でした、かなり前に、出ていたみたいで、 知らなかったのですが、古本で、格安で、売っていて、がっかりしました、 読み終わった後も、これと言って、感想もなく、そんなものかと、おもいました、 しかし、読む人に、よって、変わるので、なんとも言えませんが、私は、後悔しました | ||||
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途中までは興味深く読めた。 文章が稚拙なのも人物描写(特に現代の人々)がかなり浅いのも、処女作であればまあ許容範囲。 戦中の描写はもともとこの戦争について知りたいと思っていたこともあって感動さえ覚えた。 が、いかんせんラストが小説として残念すぎる。こんなやすいメロドラマみたいな最後はいくらなんでもお粗末だろう。 主人公が最後まで徹底して聖人君子のように描かれているのにも納得がいかないし、なぜ彼が特攻に行ったのかもお涙頂戴な展開でごまかされ説明されていない。 彼は最後にひとつの選択をすることになるのだが、そこで違う選択をしていたらまだ納得できる部分があったかもしれない。 あと読み終わって気になったのは、なんだかこの時代が美化されているように感じたことだ。 この話に登場する兵士たちは皆ものすごく格好いい。私は戦争へ行かれた方々には敬意を持っているが、 だからこそ「感動」とやらを引き出すために彼らを美化し祭り上げるかのような文章には違和感を感じた。 これがノンフィクションであったなら評価は大きく異なるのだが。 | ||||
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戦争や特攻隊についてあまり知識の無かった私には大変勉強になる本でしたが、 勉強になっただけのような気もしました。 当時の兵隊さんたちの過酷な状況はよく分かりましたが、 肝心の登場人物一人一人に全く感情移入ができませんでした。 これは『モンスター』を読んだ時も思いましたが、この人は人物描写が苦手なのかな?と。 特に女性。『モンスター』は女性が主人公だったから尚の事、 この作品でも特に主人公の姉のキャラクターが同じ女としてイラついて仕方無かった。 話の発端はこの姉なのに、 聞くのが辛いとか仕事が忙しいとか理由をつけて弟に丸投げ。 女はこの手の悲惨な話を冷静に聞けず感情的になる、と 決めつけられてるようで不快な描写だった。 恋愛観や結婚観もブレブレでなんか自己中で頭悪い女。 元特攻兵の戦場での凄まじい体験談も、姉の登場で一気に興ざめ。 硬い戦争の話に男ばっかりじゃ味気ないから 女性キャラを入れたとしたら蛇足な気がした。 それなら健太郎なしで、この姉一人が祖父を追って行ったほうがいい。 くじけそうになっても頑張って取材を続け、強くなっていくって。 この姉だって宮部の血を引く人物なんだから、 もう少し芯があるところを描いて欲しかった。 でも肝心の宮部にもイマイチ感情移入出来なくて、 全体的に、特攻隊がどれほど可哀想だったかっていうドキュメンタリーのようでした。 | ||||
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極端なことを言ってすみません。しかし、この違和感は・・・。 まず、小説として。ストーリは安っぽいです。そして人物描写や設定は浅い・・・、浅すぎます。 主人公?の宮部とか、新聞記者のアホななんとかとか。その他全部。 これ、泣けますか?まあ、最後のところはほろっときましたけど、生理的なものですね。 この小説がウケているのはなぜなんでしょ?やっぱり特攻隊をはじめとしてあの戦争で死んでいった人を悲しんでですか? 私は戦記や戦史はそれほど詳しいわけではないですが、ここに書かれていることはベースとしては常識でしょ?細部は別として。 それを今初めて聞いたように、感動した!泣いた!・・・・、そして、これが100万部だか200万部だか売れていると! なぜなんだろう?とずっと考えていました。 一つの仮説を思いつきました。当事者ではないのですね。表面しかわからないし見てない。 だから、こんなチープな仕掛けで泣けるんです。感動できるんです。 そのような人々は昔もいたのですね。だから、戦争指導を誤った高級軍人をのうのうと生きさせてしまった。 そして、今もいます。たくさん。だから、経産省や原子力保安院の役人はのうのうとしているのです。 そんな人間が日本人の大多数を占めれば、また道を誤りますよね。 なんだか日本を逃げ出したくなってきました。息子は留学させようかな?でも、どこへ? | ||||
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酷かった。某タレントがラスト五十ページが泣けるとか某弁護士が若い世代に是非よんでもらいたいと発言し、購入した。自分は戦争の悲惨さが分からない世代です。文章もそれについて詳しく書いてありました。しかしそれを読んでも?ていう感じでした。よく伝わってこないのです。そしてあれほど生きる事に執着していた主人公がなぜ特攻隊に志願したのか、その理由もよく分からず。そしてここまで人を愛せるのか?みたいな意見もありましたが、読んでみてだから?て感じでした。僕はサラッと読むのであまり読解力が無いのかもしれません。もしかして僕は冷血人間なのかと思い、ここのレビューを見ましたが、批判的なコメントもあり安心しました。なぜこんなに高評価なのか、さっぱり分かりません。 | ||||
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何故こんなに巷で騒がれているのか分かりません。 それほどまでに感動するような作品でしょうか? このレベルの小説はいくらでもあると思いますが。 | ||||
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裏のあらすじと目次を見て戦争の話(ノンフィクション)だと思って買いましたが、少し読んで違うと気付き、なんで?と思いながら6時間くらいで読みました。文章はクセがなくどんどん読めてはいくんですが、太平洋戦争という実際に起こった出来事の話で実在した人物のエピソードが出てくるのに宮部久蔵は架空の人物っていうのが納得できません。今まで何冊か戦争の証言本や検証本を読み、しっかりと日本の歴史として受け止めていただけに、モデルとなった人がいるにしても架空の人物が入る事はかなりモヤモヤしました。宮部久蔵という人物像は読み進めるうちに引き込まれていきましたが、なぜ特攻隊に?という謎がはっきりわからなかった事でせっかく最後まで読んだのにってイライラしました。架空の人物なら尚更好きに書けるはずでエピローグでアメリカ側の描写だけでなく宮部の思いも書いて欲しかった。最後、関わりを繋げすぎでヤクザの関わりが分かった時なんか醒めちゃったし夜空を見上げたら流れ星が、なんて無理だ。 | ||||
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時代に沿わない考えをもった青年の苦悩が描かれている。 仲間から誤解され,自分の考えを出しては馬鹿にされ, 自身の安らぐ場所など無くても,日々戦わなければならない日々は, 相当に苦痛だったであろうと想像出来る。 その青年の姿は他人の話から明らかにされていくため, 本人の言葉で綴られる葛藤は少なく, その時々でどのような葛藤を抱えていたかは分かりにくい。 しかし,他人の話からこの青年の葛藤を 推測することにこの本の面白みがあるように思う。 | ||||
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自分なりに三行でまとめると 爺さんだと思っていた人は 実の爺さんから妻を譲られた人でした インスパイア 飛行前に発動機の致命的な故障を予知してしまう。 妻のため生き残る事に執着していた人が、自ら死にに行ってしまう。 終戦後やくざがその妻を助ける。 故障機を譲られた相手が生還してその妻と再婚する。 …昨今のテレビ番組のように安っぽい構成で興ざめしてしまいます。当然これを覆い隠す程の没入感などありません。 継ぎ接ぎを一人で書いたかのように並べたものを読んでいる感触です。 もちろん私は戦争を知りませんが、私の祖父は帝国海軍の軍人でした。 戦友との笑い話の一つも話してくれませんでしたが、シベリアで大変な思いをした人です。 | ||||
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私にとって「当時の日本軍パイロット達の置かれた立場を物語を通して分かり易く知る事が出来る本」以上のものではありませんでした。 他の方のレビューにも同じ様な意見が有りましたが、戦時中のエピソードをただ詰め込んだだけで、 主役姉弟他、現代シーンの登場人物の描き方が余りにも稚拙な為、読みながらウンザリしてしまいました。 やはり著者のプロフィールからして、「業界」のバックアップが有ったんですかね…期待していただけに、尚更嫌な気分になりました。 | ||||
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はっきり言って全く面白くなかった。 なんでこんなものが大ヒットしているのだろうと不思議に思って作者プロフィールを見てみたら、元テレビ関係者で、この作品はデビュー作なのだそう。 胡散臭い事この上無い。 仕組まれた話題作に、まんまと乗せられてしまったなぁと後悔した。 以下、この作品が駄作であると思った根拠を列挙する。 ●特攻で死んだ宮部久蔵の生涯をその孫が探っていく話なのに、宮部の事について触れられている箇所は全体の1/10以外。 ●話のほとんどは、作者が調べて感動したのであろう戦争の逸話(本筋とは関係ない)を披露するに終始する。 ●特に西澤廣義の話は作者の大のお気に入りのようで、登場する語り部全員が宮部とは関係無くこの人の話をなぜかする。 ●多数現れる語り部が全員同じ口調。キャラクターの書き分けがずさん。 ●現代人が全員アホっぽい。頼まれて戦争の話をしにきた人間に「戦争は悪だ、命を大事にすべきだ」としょっぱなから食って掛かる、戦争時代の死ぬか生きるかの話をしている時に「で、宮部は妻を愛していたのか?」と唐突にしょうもない質問を投げ掛ける、元特攻隊員に「特攻隊はテロリストだ」と食って掛かる、でもなんやかんやで何かの話(何かは不明)が琴線に触れたらしく、金髪だった孫が急に改心する等。 ●宮部の事を知っている人間が古い順から次々に現れるご都合主義。昭和18年の宮部を知っている人間の次に、昭和19年の宮部を知っている人間が現れ、次は昭和20年を知っている人間に巡り合うといった具合。 ●そもそもにして話のプロットがありきたり過ぎる。最初の段階では悪い印象の宮部が、紐解いていったらすごくいい人という流れ。 ●宮部が特効で死んだ理由に納得がいかない。卑怯な手を使ってでも生きて帰る事に執着した宮部が、最後の最後に綺麗事で死ぬとか意味が分からない。 この本のレビューは600件を超える超話題作っぷりですが、他のレビューを見ると似たような書き方の短文投稿がかなり多いですね。 映画化に向けて業者が頑張っているのかな。 | ||||
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メディアでも紹介され、本屋さんでも一押し作品、友人にも勧められようやく読了。 こちらのレビューにも散見されますが、浅田次郎氏の「壬生義士伝」と比べながら読んでしまいました。 結果、泣けませんでした。(「壬生義士伝」は泣かずには読めませんでした。しかも再読) 特攻隊員の覚悟と哀しさをよりリアルに感じられるのは 「ホタル帰る」 という本が今のところ私の中では一番です。 「永遠の0」で感動された方ならより心に沁みると思います。 ホタル帰る―特攻隊員と母トメと娘礼子 文庫 ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子 (草思社文庫) | ||||
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期待ハズレでした。 ある人の人物像を探るという本筋から逸れた旧日本兵の戦争体験陳述がひたすら続きます。 戦争体験の話も80歳代の人間が話しているとは思えない語り口で展開され、数人登場する 語り手である旧日本兵のキャラクターもそう書き分けられておらず「著者が得た大東亜戦争の知識を旧日本兵を通して喋らせただけ」 という印象を受けリアリティを全く感じられず非常に冗長的で読むのが辛く感じました。 ちなみに「涙が止まらない」とか「謎が解けるのが快感」といったこともありませんでした。 | ||||
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メディアでも紹介され、本屋さんでも一押し作品、友人にも勧められようやく読了。 こちらのレビューにも散見されますが、浅田次郎氏の「壬生義士伝」と比べながら読んでしまいました。 結果、泣けませんでした。(「壬生義士伝」は泣かずには読めませんでした。しかも再読) 特攻隊員の覚悟と哀しさをよりリアルに感じられるのは 「ホタル帰る」 という本が今のところ私の中では一番です。 「永遠の0」で感動された方ならより心に沁みると思います。 ホタル帰る―特攻隊員と母トメと娘礼子 文庫 ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子 (草思社文庫) | ||||
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最後の最後まで非常に楽しく読みましたが、なんで飛行機交換しちゃったのかいまだによく理解できません。あれだけ妻の為に生きて帰れると思っていた人がどうして自分が死ぬことを選んでしまったのでしょうか。どうしてかつての教え子に生き残る可能性を譲ってしまったのかというところが全くもって理解できません。それがわかったら★5つなんですけど… 。 | ||||
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巷では絶賛の嵐....遅ればせながら読ませてもらいました。 個人的に幼い頃から戦記物が好きな自分としては、特攻隊や零戦等に関する記述は 既に知っているの事の羅列です。 作品の構成に工夫があり,登場人物にリアリティを感じるならば、読後感も違ったものになったかも知れませんが、 この分量をこの設定で読ませるには、筆力不足か....と感じました。(厳しい言い方ですが....) さて、絶賛の嵐の理由を考えてみると......登場人物の魅力によるものか?作品の構成か?それとも題材か? 人それぞれに理由はあるのでしょうが、どれも納得いかない。 この本の人気は、戦後、多くの日本人が、真摯に特攻という悲劇に向き合うことなく過ごしてきたこと を表しているのかと感じたりもします。 そうした事を踏まえるならば、特攻初心者向けかも知れません。 追記 号泣したという方へ 知覧へ行って実際の遺書を読む事をお薦めします。この作品の何倍もの涙を流すと思います。 | ||||
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