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ブードゥー・チャイルド
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ブードゥー・チャイルドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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私が読み飛ばしてしまっていたら申し訳ないが、年代設定はいつなのだろうか。作中の主人公達の連絡手段が電話とかチャットのみで、平成の初期から中期くらいの時代かな? でも販売は令和だし……本筋とは関係のないところでモヤモヤしてしまった。他の人のレビューにもあったが、探偵役の登場が遅く、それまでは主人公の的外れの推理を見させられ続ける。的外れかどうかは、ある程度直感で(話の流れや今後の物語の展開を考えると)わかってしまうため、芝居を見せられている感がある。 | ||||
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作品はまだ読んでいませんが、対応に関していは満足しています。 梱包も丁寧でした。 | ||||
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前世で惨殺された記憶を持つ少年が現世でも凄惨な殺人事件に巻き込まれるという話なのだが、 どうにも期待していたような暗い雰囲気の作品ではなく全体的に明るく軽い テンポはいいのだが妙に分厚く、登場する人物の描写が薄く印象に残りにくいうえ、 ミステリとしてもあまりにも普通すぎて面白みがない 歌野氏の作品としては、本格系よりでもトンデモでもないどっちつかずな印象のいまいちな作品 | ||||
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歌野氏の中期の作品で、様々な方向性を模索した一連の推理もののなかの一作。 あらすじを読んでもらえれば分かるが、ミステリーとしては前世などかなり異色のネタで勝負しています。 あまり個人的には興味の魅かれる設定ではなかったが、ラストまで読むと、ちゃんと全ての伏線や謎が合理的にきっちり解決される堂々たる新本格推理になっています。好き嫌いが分かれる作品だと思うが、歌野氏のこんなモチーフでも推理小説に出来るんだという意欲が伝わる異色作です。 | ||||
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これが書かれたのが1990年代の終わり頃かな?いちいちインターネットについての 説明が丁寧に入るところに時代を感じます…最近読んだので、時代を懐かしむ気持ちと いちいちネットの検索機能についてそんな説明を入れるとは!等々、ややもどかしさもありました。 探偵役の登場がかなり遅く感じたのと、探偵役についてはなんかGTO(マガジンで連載してたあの漫画です)を思い出しました。 書かれた時代が同じくらいだから、こういうのが流行ってたのかなと(IQが高くてどうのみたいな) 推理については読み進めるうちにだいたいの事は私のようなボンクラ読者でも検討がつきます。 きちんと謎も解けて、謎部分に関してはスッキリなのですが謎と関係無い事が気になって (主人公の父親の倫理感とか、犯人は住所を知ってたんだろうとか…) そんなものにもやもやしてしまった。 | ||||
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前世が黒人で“悪魔”に殺害されたという記憶を持つ中学生・日下部 晃士は、ホームページを開設し、前世についての情報を収集していた。 そんなある日、晃士は、父の浮気相手とおぼしき“堀井キン”と 名乗る女性から「子供のことで」相談したいという電話を受ける。 晃士が自分だけで何とかしようと焦るなか、義母が家で惨殺される。 さらに父も、ラブホテルの一室で頭を殴られ、意識不明の重態となる。 どちらの現場にも、晃士の前世の記憶にある“悪魔の紋章”が残されていた……。 〈不可思議な現象〉と〈最先端の科学〉の衝突を企図した 島田荘司が提唱する「21世紀本格」理論の代表的作例。 核心となる真相は、早い段階で透けてみえてしまうのですが、謎 の“余り”を残さないためには、それも仕方ないのかもしれません。 とはいえ、“悪魔の紋章”や“堀井キン”という名前に仕掛けられたトリック は、シンプルながら物語から遊離することなく、効果的に扱われています。 また、中盤以降になってその姿を現す探偵役の正体 にもサプライズがあり、忘れがたい印象を残します。 | ||||
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1998年に出た単行本の文庫化。 話としてはすごく面白いと思う。特に前半の盛り上げ方は秀逸だ。不気味で謎めいていて、引き込まれるように読んでしまう。 しかし、後半でガックリくる。早くにネタが割れてしまう割りには説明が長いし、そりゃないだろうと文句を付けたくなるトリックも。 もう少し短くして、後半をスピーディにまめれば傑作になったと思うのだが。 | ||||
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前世の記憶をもつ、15歳の中学生・晃士。 「前世、ぼくは黒人でした。 チャーリー、それがぼくの名前でした。 ある雨の晩にバロン・サムディがやってきて、ぼくはおなかをえぐられて、そうしてぼくは死にました・・・・・・。」 おとぎ話のような彼の記憶はいったい何なのか? 夢?思い込み?幼少時に見たテレビ? しかし、惨殺された義母の傍らに、バロン・サムディの悪魔の紋章が残される。 前世の記憶が現世によみがえった!?どうして?いったい何が起こっているのか? 謎はおもしろく興味をひかれるが、いかんせんすぐに予想がついてしまう。 なのに、主人公は見当違いの推理を展開し、解決へと遠回りしてしまうので、とてもまどろっこしい。 「謎解き」メインで引っぱらなくても、人物の魅力やエピソードのおもしろさなどによって充分読ませる小説になったと思う。残念。 読ませてない、とは言わないけれど、歌野作品にしては、今ひとつ食い足りなかった。 | ||||
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天才少年の「謎解き」(+というか彼のそもそもの「設定」などが)がヌルいというか、都合よすぎです。コトの真相は他の方が言われるとおり、途中であっさりと我々読者にわかるようになっています。それはまぁいいのですが…主人公に直接おこった事件の悲劇はわかる…のですが、主人公(の親戚たち)の「考え方による悲劇」は理解しづらい。その「真相」はまるで共感できず、ちょっとつまらなくなってしまいました。残虐な事件が起こるわりに、その流し方、終わらせ方はないだろう、という書き進め方が少々不満です。【ネタバレ】になりますが、終盤までタイトルの「ブードゥー」へ(読者を)目を向けさせようとする意図が中途半端に感じられてやだったなぁ…葉桜…などのようによくも悪くも飛ばしきってほしかったな | ||||
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先にベストセラーとなった『葉桜の季節に君を想うということ』を読み、『このミステリーがすごい!〈2004年版〉』に、歌野晶午本人の、本書と『世界の終わり、あるいは始まり』と『葉桜の……』とで三部作になる、という発言があったので、読んでみた。 主人公は、奇妙な前世の記憶を持つ、中学生。中学生にしては、大人っぽいな、と思っていたら、後半になって、それ以上に大人っぽい、天才小学生の探偵役が、現れた。 子どもが活躍する小説はちょっと、苦手なのだが、でもそれほどは気にならなかった。『名探偵コナン』で、鍛えられてしまったか? ミステリーとしては、それほど悪くはないと思うのだが、中盤でヒントが多過ぎて、主人公より先に、真相がわかってしまうのが、難点。 主人公が、何度か間違った推理をする。読者もそれに釣られて騙され、探偵役の謎解きによって、おお、なるほど! となるのが気持ちいいと思うのだが、読者の方が先に真相がわかってしまうので、主人公の誤推理が、わざとらしく感じられて、そうじゃないだろ、と、突っ込みたくなってしまった。 まあ、たまたま当たってしまっただけかも知れませんが……。 | ||||
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内容が今の時世に合ったテーマでとても面白かった。文章の流れも読者を飽きさすことなくすすんでいきます。戦慄の殺人劇に天才少年探偵が挑む!!といった内容ですが、この天才少年はシリーズものなのでしょうか?なんだか謎が多すぎて、バロン・サムデイ云々よりもこちらのほうが気にかかりました。 | ||||
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前世の記憶を持つ15歳の少年。前世では黒人である雨の晩にバロン・サムデイがやってきて、お腹をえぐられて死んだという記憶を持つ。義母と喧嘩をした数時間後に義母が惨殺される。その傍らには自分しか知りえない前世で殺されたときに書き記された謎の紋章が残されていた。前世のバロン・サムデイが現世に復活したのか。現世と前世を繋ぐものは・・・ 僅か11歳の天才少年が謎を解き明かします。前世の謎解きは読んでいくうちになんとなくわかってきます。でも最後まで面白く読ませる文章はすごい!歌野晶午もハズレはありません。上手いです。 | ||||
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