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記憶をなくして汽車の旅



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【この小説が収録されている参考書籍】
記憶をなくして汽車の旅 (創元推理文庫)

記憶をなくして汽車の旅の評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

記憶喪失と鉄道ミステリの合わせ技?

Great Black Kanba(1944年)
 目覚めるとオーストラリア横断鉄道の車中にいたヒロインは、自分がまったく記憶を失っていることに気づきます。”おじさん”とその一族郎党や 婚約者だという青年らと汽車旅をすることになった彼女は、道中発生した殺人事件で容疑者となってしまいます。終点パース到着までに嫌疑を晴らすしかない彼女は、記憶喪失の事実を隠し悟られぬように話を合わせながら、犯人のしっぽを抑えようと奮闘しますが・・・。
 「オリエント急行の殺人」をまねたようなシチュエーションですが、なんだかヒロインの行動に切迫感がなく、気分次第で誰かを裏切ったりおもねってみたり。どうも節操がなく、肩入れしづらい。そんなんで犯人が見つかるのかい、と思いながら読んでいくと、それでも最後はきっちり謎解きになっているので一安心。ただ、こういう面倒くさい性格の主人公ゆえ、評価が分かれそうな気のするビミョーな一作でした。
記憶をなくして汽車の旅 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:記憶をなくして汽車の旅 (創元推理文庫)より
4488230032

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