記憶をなくして汽車の旅
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Great Black Kanba(1944年) 目覚めるとオーストラリア横断鉄道の車中にいたヒロインは、自分がまったく記憶を失っていることに気づきます。”おじさん”とその一族郎党や 婚約者だという青年らと汽車旅をすることになった彼女は、道中発生した殺人事件で容疑者となってしまいます。終点パース到着までに嫌疑を晴らすしかない彼女は、記憶喪失の事実を隠し悟られぬように話を合わせながら、犯人のしっぽを抑えようと奮闘しますが・・・。 「オリエント急行の殺人」をまねたようなシチュエーションですが、なんだかヒロインの行動に切迫感がなく、気分次第で誰かを裏切ったりおもねってみたり。どうも節操がなく、肩入れしづらい。そんなんで犯人が見つかるのかい、と思いながら読んでいくと、それでも最後はきっちり謎解きになっているので一安心。ただ、こういう面倒くさい性格の主人公ゆえ、評価が分かれそうな気のするビミョーな一作でした。 | ||||
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最後まで犯人と手段がわからなかった、面白いミステリー小説だと思います。 また、人間関係が複雑で、何故この人はこんな態度をとるのかが分からず、 それがさらに推理する読み手を阻むようでした。 ただ、主人公の女性の人物像が私には掴みにくく、主人公に共感を覚えることは ありませんでした。記憶を無くした主人公だから人物像が掴みにくかったのかも。 | ||||
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タイトルからは想像できなかったのですが、プロットが巧みで、読み応えがありました。時代は戦前ですが、オーストラリを横断する汽車の中で起こった事件に巻き込まれた主人公。しかし、主人公は一時的に記憶喪失になっていて、記憶が徐々に戻りながら、真犯人を探し出せるか、信用できる人は誰か、謎が絡み合っています。 この著者たちの翻訳は初めてかも知れません。現著者は姉妹で、共同執筆とのことですが、このような作品を仕上げるとはただ者ではないですね。他の著作も読みたいのですが、自由に翻訳できるようなので(大戦時の10年留保など?)、他の会社からも刊行されると嬉しいです。 | ||||
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