告白

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評判

告白の評価:

3.64/5点 レビュー 935件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,006件 581〜600 30/51ページ
No.426
(5pt)

どうしてそんなに演じ分けられるのか?

あるテレビ番組の映画紹介でなぜか筋を全部言っていたので、
そんなに期待してなかったのですが、おもしろかったです。

というのも、同じ物事に対しての各登場人物の視点の違い。
また、その視点の違いを独白形式で読ませる技術もすごい。

どうすればこれだけ違う視点を1つの作品の中に凝縮させることができるのか?
あんまりお友達にはなりたくないが、
この作家さんの観察眼というか、心理描写にはゾクッとした。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.425
(5pt)

どうしてそんなに演じ分けられるのか?

あるテレビ番組の映画紹介でなぜか筋を全部言っていたので、
そんなに期待してなかったのですが、おもしろかったです。

というのも、同じ物事に対しての各登場人物の視点の違い。
また、その視点の違いを独白形式で読ませる技術もすごい。

どうすればこれだけ違う視点を1つの作品の中に凝縮させることができるのか?
あんまりお友達にはなりたくないが、
この作家さんの観察眼というか、心理描写にはゾクッとした。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.424
(5pt)

衝撃的

賛否両論あるようですが私は好きです。
映画を先に観ていて、あまりに衝撃的な内容で2回観に行きました。
原作も同じように引き込まれる内容で、映画原作共に良かったです。

ただ繰り返し読みたい作品かと言われれば、そうではありません。
話としては面白く、問題作だと思います。
でも私は、小説には自分の糧になるようなもの、癒しや感動を
求めているのでこれは違うかな。




告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.423
(5pt)

衝撃的

賛否両論あるようですが私は好きです。
映画を先に観ていて、あまりに衝撃的な内容で2回観に行きました。
原作も同じように引き込まれる内容で、映画原作共に良かったです。

ただ繰り返し読みたい作品かと言われれば、そうではありません。
話としては面白く、問題作だと思います。
でも私は、小説には自分の糧になるようなもの、癒しや感動を
求めているのでこれは違うかな。




告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.422
(5pt)

映画も良かったです

友人から面白いよと聞かされていたので、遂に読んでしまいました(本当は、映画が見てからにしようと思っていました)。

題材も興味深いし、一人ひとりの人間の表現力、伏線が張られエンターテイメントも兼ね備えている等の要素があり、この方が新人というのに驚きました。特に、第1章は衝撃です。

暗い作品はとても好きなのですが、この作品はめちゃくちゃ暗いです。なので、明るい作品が好きなかたにはおすすめできません。
また、ただ暗かったり重いだけならまだしも、この作品はリアルに想像できるところが重いです。でも、それがこの作品の魅力の一つにあるのかもしれませんが・・・

告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.421
(5pt)

映画も良かったです

友人から面白いよと聞かされていたので、遂に読んでしまいました(本当は、映画が見てからにしようと思っていました)。

題材も興味深いし、一人ひとりの人間の表現力、伏線が張られエンターテイメントも兼ね備えている等の要素があり、この方が新人というのに驚きました。特に、第1章は衝撃です。

暗い作品はとても好きなのですが、この作品はめちゃくちゃ暗いです。なので、明るい作品が好きなかたにはおすすめできません。
また、ただ暗かったり重いだけならまだしも、この作品はリアルに想像できるところが重いです。でも、それがこの作品の魅力の一つにあるのかもしれませんが・・・

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.420
(5pt)

違和感の多かった作品

読み始めから、途中、そして最後まで、何か違和感のある本でした。
多分ですが、登場人物が全員、自己を肯定し周りを否定することが要因かもしれません。
普段の生活では、相手を尊重したり自己を改めたりする人が多い中で
みんなが自分の考えを正しいものとして訴えとおす展開は驚きました。

★2〜4の中途半端な評価が、何かふさわしくない作品に思え
1つか5つかで考えた挙句、「こんなの書けないや」ということで★5と。
その考えも違和感あるのですが、それでも良しとします。

性交でHIVに感染する確率は自分で調べるようにとのことだったので
インターネットで確認すると、0.7%程度(1回につき)だと記載されていました。



告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.419
(5pt)

違和感の多かった作品

読み始めから、途中、そして最後まで、何か違和感のある本でした。
多分ですが、登場人物が全員、自己を肯定し周りを否定することが要因かもしれません。
普段の生活では、相手を尊重したり自己を改めたりする人が多い中で
みんなが自分の考えを正しいものとして訴えとおす展開は驚きました。

★2〜4の中途半端な評価が、何かふさわしくない作品に思え
1つか5つかで考えた挙句、「こんなの書けないや」ということで★5と。
その考えも違和感あるのですが、それでも良しとします。

性交でHIVに感染する確率は自分で調べるようにとのことだったので
インターネットで確認すると、0.7%程度(1回につき)だと記載されていました。



告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.418
(5pt)

映画ではなく活字で読みたい一作

本作は湊かなえ氏による第6回本屋大賞受賞作。
学校で娘を亡くした女教師・森口悠子と、それを取り巻く関係者達の、
それぞれの視点での独白形式で物語は進行する。

独白者は5人。
その中で最も強烈だったのは、冒頭とラストの女教師の語りである。
女教師は「娘を殺した少年達の裁きを司法の手に委ねない」という選択肢をとる。
この国は法治国家であり、その法律は復讐を認めていない。
我が子を殺した殺人者達を「少年法」に委ねると、更正を期待され、再スタートを切ることができる。
決してそうあってはならない、自らの手で裁きを下したい。
そんな女教師の強い執念、そして淡々と語る口調とは裏腹に燃えたぎる憎悪はいかほどのものであったか。
静かな語り口調からは逆に強く伝わってくるものがある。
自己の正当化と欺瞞に満ちた他の独白者達とは明らかに一線を画している。

本作はミステリーとはやや趣きが異なる。
賛否は分かれるだろうが、映画ではなく活字で読みたい一作。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.417
(5pt)

映画ではなく活字で読みたい一作

本作は湊かなえ氏による第6回本屋大賞受賞作。
学校で娘を亡くした女教師・森口悠子と、それを取り巻く関係者達の、
それぞれの視点での独白形式で物語は進行する。

独白者は5人。
その中で最も強烈だったのは、冒頭とラストの女教師の語りである。
女教師は「娘を殺した少年達の裁きを司法の手に委ねない」という選択肢をとる。
この国は法治国家であり、その法律は復讐を認めていない。
我が子を殺した殺人者達を「少年法」に委ねると、更正を期待され、再スタートを切ることができる。
決してそうあってはならない、自らの手で裁きを下したい。
そんな女教師の強い執念、そして淡々と語る口調とは裏腹に燃えたぎる憎悪はいかほどのものであったか。
静かな語り口調からは逆に強く伝わってくるものがある。
自己の正当化と欺瞞に満ちた他の独白者達とは明らかに一線を画している。

本作はミステリーとはやや趣きが異なる。
賛否は分かれるだろうが、映画ではなく活字で読みたい一作。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.416
(4pt)

賛否両論が激しいですが

私は好きです。

一言で言うと、「胸糞悪い」なんですが、どうしても読んでしまいます。
人間ならではの狂気という感情が溢れた作品だと思います。


それから、登場人物が中学生が中心というのが良いと思います。
私がいじめを経験したという事もありますが、中学生ってまだ未熟で不安定なのに優越感を味わいたくなる、一番怖い年頃なんですよね。(「中二病」って言葉もあるくらいですし)
そこがよく現れてるなぁと思います。読んでて思い当たる所がありました。

暗くてグロい表現ばかりですが、私は逆に、登場人物の子達と同じ年頃である中学生に読んでみて欲しいなと思います。



告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.415
(4pt)

賛否両論が激しいですが

私は好きです。

一言で言うと、「胸糞悪い」なんですが、どうしても読んでしまいます。
人間ならではの狂気という感情が溢れた作品だと思います。


それから、登場人物が中学生が中心というのが良いと思います。
私がいじめを経験したという事もありますが、中学生ってまだ未熟で不安定なのに優越感を味わいたくなる、一番怖い年頃なんですよね。(「中二病」って言葉もあるくらいですし)
そこがよく現れてるなぁと思います。読んでて思い当たる所がありました。

暗くてグロい表現ばかりですが、私は逆に、登場人物の子達と同じ年頃である中学生に読んでみて欲しいなと思います。



告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.414
(4pt)

I profess to confess.

ちっ一杯引っ掛けながら書いたもんだからあ間違いちまったぜー
てことでーシラフにもどって書き直すー

あえて中身についてはかたるまい。原作のタイトルについて
かたらせていただく。

「告白」ってえ英和辞典英英辞典を引けばわかるんだけどおー
刑事が取調室で容疑者に「告白」させるーとかー
カソリックの告解室で神父様にだけカソリックの教徒が「告白」するとかー
「密室」の中で行われるものでえー
でもーこんなことをー「公の場」でやったらあー
プロフェッションだからあー詰まりー「公言」ですからあー
で、これわあ「公言して憚らず」ってゆーことにいーなるんだけれどもおー
「公然たるカタリ」でもあるわけで。カタリは「語り」であると
同時に「騙り」でもあるわけで。コレわオヤジギャグじゃあなくってえ
チャンとおー辞書とかをー引けばわかるわけで。

それでえー「告白」とゆータイトルでパブリックなパブリッシュメントを
やってしまったらあーメタレベルで矛盾しちゃうわけで。タイトルが「告白」なんだ
けれどおーやってること自体があーパブリッシュメントってゆー「公然たる騙り」なんだからあー
映画版の最後のお「なーんてね」がこの本のタイトルと出版物とゆー体裁そのものであるわけで。
木村綾乃さんがリビングの一番良く目立つところにい飾っっておいたあー
息子のクラスメートたちが書いた悪意の篭った寄せ書きの暗号に気付いてえーギャー!
とかゆうシーンあるでしょー?
それとおなじなのねえー
エドガーアランポー「盗まれた手紙」とおんなじだしい
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.413
(4pt)

I profess to confess.

ちっ一杯引っ掛けながら書いたもんだからあ間違いちまったぜー
てことでーシラフにもどって書き直すー

あえて中身についてはかたるまい。原作のタイトルについて
かたらせていただく。

「告白」ってえ英和辞典英英辞典を引けばわかるんだけどおー
刑事が取調室で容疑者に「告白」させるーとかー
カソリックの告解室で神父様にだけカソリックの教徒が「告白」するとかー
「密室」の中で行われるものでえー
でもーこんなことをー「公の場」でやったらあー
プロフェッションだからあー詰まりー「公言」ですからあー
で、これわあ「公言して憚らず」ってゆーことにいーなるんだけれどもおー
「公然たるカタリ」でもあるわけで。カタリは「語り」であると
同時に「騙り」でもあるわけで。コレわオヤジギャグじゃあなくってえ
チャンとおー辞書とかをー引けばわかるわけで。

それでえー「告白」とゆータイトルでパブリックなパブリッシュメントを
やってしまったらあーメタレベルで矛盾しちゃうわけで。タイトルが「告白」なんだ
けれどおーやってること自体があーパブリッシュメントってゆー「公然たる騙り」なんだからあー
映画版の最後のお「なーんてね」がこの本のタイトルと出版物とゆー体裁そのものであるわけで。
木村綾乃さんがリビングの一番良く目立つところにい飾っっておいたあー
息子のクラスメートたちが書いた悪意の篭った寄せ書きの暗号に気付いてえーギャー!
とかゆうシーンあるでしょー?
それとおなじなのねえー
エドガーアランポー「盗まれた手紙」とおんなじだしい
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.412
(4pt)

ダークな雰囲気についていけるかどうか

読む人によってはすごく気持ち悪く、また読む人によっては感動する作品だと思います。

全体的なイメージとしてはかなり陰湿な、じりじりと終盤まで続いていく印象なので、ある程度感情移入できないとつまらないのではないでしょうか。
しかし、本屋大賞を受賞した著者ということもあり、デビュー2作目ながらしっかりとした文章で表現も上手く、個人的には雰囲気のわりに読みやすかったような気がします。

映画の方がなかなか出来がよかったので、小説に遡るのもいいかと思います。
また小説を読んで面白いと感じた方は、是非映画も見てみてください。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.411
(4pt)

ダークな雰囲気についていけるかどうか

読む人によってはすごく気持ち悪く、また読む人によっては感動する作品だと思います。

全体的なイメージとしてはかなり陰湿な、じりじりと終盤まで続いていく印象なので、ある程度感情移入できないとつまらないのではないでしょうか。
しかし、本屋大賞を受賞した著者ということもあり、デビュー2作目ながらしっかりとした文章で表現も上手く、個人的には雰囲気のわりに読みやすかったような気がします。

映画の方がなかなか出来がよかったので、小説に遡るのもいいかと思います。
また小説を読んで面白いと感じた方は、是非映画も見てみてください。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.410
(4pt)

誰にもすすめたくない素晴らしい小説。

2010.05.01 駅ビルの書店にて。2010.05.04、ほぼ半日で読了。小説を読んだのは「砂の女」以来でしたが、各主人公の心の闇に巣食う「復讐心」にここまで光を当てて、作者の湊さんが訴えたかったことが分かるような気もするし、分かりきれない気もする。ただ、事実として私は六章からなる「独白」に引き込まれ、読みかけの本をそっちのけで読み終えた。読んだことを後悔しない素晴らしい小説。でも、誰にもすすめたくない本。パンドラの箱を開けたようですが、私の心に残ったものは、希望と呼びがたい・・・
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.409
(4pt)

誰にもすすめたくない素晴らしい小説。

2010.05.01 駅ビルの書店にて。2010.05.04、ほぼ半日で読了。小説を読んだのは「砂の女」以来でしたが、各主人公の心の闇に巣食う「復讐心」にここまで光を当てて、作者の湊さんが訴えたかったことが分かるような気もするし、分かりきれない気もする。ただ、事実として私は六章からなる「独白」に引き込まれ、読みかけの本をそっちのけで読み終えた。読んだことを後悔しない素晴らしい小説。でも、誰にもすすめたくない本。パンドラの箱を開けたようですが、私の心に残ったものは、希望と呼びがたい・・・
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.408
(5pt)

ミステリー嫌いでもはまる

内容は事件の謎解きというより、人間の本質がテーマです。
人間だけがもっている憎悪、偽善、欺瞞、自己正当化などの
神や獣にはない、人間だけの本質を実に巧みにえぐりだしてします。

えぐり出したところで、何の救いも示さず、本質的な解決も示さず、
衝撃的なラストでバッサリと終わっています。
読み終えてからも、登場人物の人間的な本質や、
最終的な救済に関して自問自答が続いています。

事件の謎をといてスッキリしたいだけなら、この本は重すぎます。

肉声、文章、WEB上の文章、電話からの声など
語るメディアが章毎に変えながら、
登場人物たちのモノローグだけで構成した
実に巧みな構成も、面白いところです。

全ページが、登場人物の一人称での語り(モノローグ)構成されています。
章ごとに語る人物は変わりますが、1章丸ごと一人で語り続けます。
全ての章が誰かから誰かへ語りかけるメッセージです。
心理描写や状況説明のような文章は一文字もありません。

たとえば、1章は教室で先生がクラス生徒全員に語りかけます。
生徒も登場し、主要な登場人物も全て登場するのですが、
教壇で話す先生の肉声だけで1章が構成されています。

登場人物は逡巡や懊悩したりせずに、行動しますし、
語り手による推理や状況説明のような文章は一文字もないので
ダレることも、あきることも、結末が予想できてしまうこともありません。

ミステリー苦手な私ですが、最初の1ページからハマり、
最後までいっきに読んでしまいました。

忘れられない一冊になりそうです。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.407
(5pt)

ミステリー嫌いでもはまる

内容は事件の謎解きというより、人間の本質がテーマです。
人間だけがもっている憎悪、偽善、欺瞞、自己正当化などの
神や獣にはない、人間だけの本質を実に巧みにえぐりだしてします。

えぐり出したところで、何の救いも示さず、本質的な解決も示さず、
衝撃的なラストでバッサリと終わっています。
読み終えてからも、登場人物の人間的な本質や、
最終的な救済に関して自問自答が続いています。

事件の謎をといてスッキリしたいだけなら、この本は重すぎます。

肉声、文章、WEB上の文章、電話からの声など
語るメディアが章毎に変えながら、
登場人物たちのモノローグだけで構成した
実に巧みな構成も、面白いところです。

全ページが、登場人物の一人称での語り(モノローグ)構成されています。
章ごとに語る人物は変わりますが、1章丸ごと一人で語り続けます。
全ての章が誰かから誰かへ語りかけるメッセージです。
心理描写や状況説明のような文章は一文字もありません。

たとえば、1章は教室で先生がクラス生徒全員に語りかけます。
生徒も登場し、主要な登場人物も全て登場するのですが、
教壇で話す先生の肉声だけで1章が構成されています。

登場人物は逡巡や懊悩したりせずに、行動しますし、
語り手による推理や状況説明のような文章は一文字もないので
ダレることも、あきることも、結末が予想できてしまうこともありません。

ミステリー苦手な私ですが、最初の1ページからハマり、
最後までいっきに読んでしまいました。

忘れられない一冊になりそうです。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X