告白

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評判

告白の評価:

3.64/5点 レビュー 935件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,006件 501〜520 26/51ページ
No.506
(4pt)

後味は良くないけど面白い

登場人物が語るという形式で書かれているのが良かった。
目線が変わるだけで同じ事柄が
こうも違って見えるのかと驚かされます。
設定も中学生と大人というのがまた良かった。
もしこれが高校生や大学生であったら、
本書はもう少しつまらなくなっていたと思う。
また、監督が全員が嘘をついてないと信じているのかと
言ったところにはっとさせられた。
非現実的な内容だけど、
中身は人間性を如実に表していますね。
この作品は面白いです。
ただ、後味は良くないですね。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.505
(4pt)

読みやすいですよ、さすが話題になっただけのことはある。

第1章で短編が、一つできているのではないかと思いつつ、物語は続いていく。

ホームルームで、先生が我クラスの生徒に我が子を殺されたというスタートは読者を惹きつけるだろう。

内容は全体的に救いがない話であり、犯人あての推理小説ともかけ離れる、大どんでん返しというところがあるわけではない。

読みやすいので一気に読めてしまうところに作者の力を感じました!私としては最後、何かしらのハッピーエンドで終わると物語に逆転があったんじゃないかと

思いましたが、逆にそこがいいという人がいるとは思います。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.504
(4pt)

導入で引き込まれる

多くの書評で書かれているように、導入部分のインパクトがすごい。
そして登場人物のキャラクターによって表現を巧みに変えながら、時に堰をきったように描かれる怒涛の心情表現はなかなか。

それによって各々の登場人物の告白を読み薦めるうちに、反発を覚えながらも少しずつそのキャラクターに感情移入し始める。
しかし、彼ら一人一人の異常な執着や怨恨の念に共感できないまま次の告白の章へ。
最終的にはまともな倫理観を維持できている人間は一人もおらず、気がつけば誰にも共感できる人間がいないまま物語が終わるという感じ。

多少無理な設定や行動理由が現実感のない箇所もありましたが、総合的に見るとよいです。

久しぶりに感じる読後感ですね。
このやりきれなさといったら。

それぞれの年代の人間の感情をできるだけ生々しく描こうとしているのは好印象だった。
中学生ならではの偏った未熟な思想を持ちながらも、世の中や大人に対する冷めた認識を持つ子供。
いわゆるモンペと言われる、自分の息子第一主義な母親。
生徒と向き合うことよりも自己陶酔を優先する熱血教師。
教師でありながら娘を殺された憎しみから逃れられず、結果として教え子に陰湿な復讐の牙を向ける女。

ところで最終章の異常なほど感情的な記述を読む限り、著者はこの女教師に最も感情移入していたのでしょうか?
何か中学生に嫌なことでもされたんですかね・・・
それぞれが心の問題を抱えているんだけれども、やっぱり一番正当化させるべきは女教師の復讐だ!というにはあまり
にも復讐の仕方が陰湿で残酷。
それによって読者の評価の分かれ目が最終章の森口の主張に共感できるか否かに大きく依存してしまっているような気がする。

その結果、聖職者が未熟な子供にお灸を据える話なのか、それとも人間それぞれの持つ悪意や憎しみが交錯して、結局皆
不幸になる話なのかが、今ひとつはっきりしない。そういう意味ではどっちつかずという印象が残る。

それでもやはり構成と表現が上手いので☆4つにしておきます。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.503
(4pt)

導入で引き込まれる

多くの書評で書かれているように、導入部分のインパクトがすごい。
そして登場人物のキャラクターによって表現を巧みに変えながら、時に堰をきったように描かれる怒涛の心情表現はなかなか。

それによって各々の登場人物の告白を読み薦めるうちに、反発を覚えながらも少しずつそのキャラクターに感情移入し始める。
しかし、彼ら一人一人の異常な執着や怨恨の念に共感できないまま次の告白の章へ。
最終的にはまともな倫理観を維持できている人間は一人もおらず、気がつけば誰にも共感できる人間がいないまま物語が終わるという感じ。

多少無理な設定や行動理由が現実感のない箇所もありましたが、総合的に見るとよいです。

久しぶりに感じる読後感ですね。
このやりきれなさといったら。

それぞれの年代の人間の感情をできるだけ生々しく描こうとしているのは好印象だった。
中学生ならではの偏った未熟な思想を持ちながらも、世の中や大人に対する冷めた認識を持つ子供。
いわゆるモンペと言われる、自分の息子第一主義な母親。
生徒と向き合うことよりも自己陶酔を優先する熱血教師。
教師でありながら娘を殺された憎しみから逃れられず、結果として教え子に陰湿な復讐の牙を向ける女。

ところで最終章の異常なほど感情的な記述を読む限り、著者はこの女教師に最も感情移入していたのでしょうか?
何か中学生に嫌なことでもされたんですかね・・・
それぞれが心の問題を抱えているんだけれども、やっぱり一番正当化させるべきは女教師の復讐だ!というにはあまり
にも復讐の仕方が陰湿で残酷。
それによって読者の評価の分かれ目が最終章の森口の主張に共感できるか否かに大きく依存してしまっているような気がする。

その結果、聖職者が未熟な子供にお灸を据える話なのか、それとも人間それぞれの持つ悪意や憎しみが交錯して、結局皆
不幸になる話なのかが、今ひとつはっきりしない。そういう意味ではどっちつかずという印象が残る。

それでもやはり構成と表現が上手いので☆4つにしておきます。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.502
(5pt)

「湊かなえさんの最高傑作!」

ある高校教師が、自分の生徒に娘を殺されるところから始まり
娘の復讐のために、高校教師は給食の牛乳にHIV感染者の血を混ぜ、生徒にじわじわ恐怖を怯える物語です。

この物語は、被害者・加害者・加害者の家族など様々な人の語りべで章立てされており
それぞれの見解や思考が、面白い形で構成されております。

思春期真っただ中の少年の心理や精神を非常にリアルに書かれており
人間の弱さを書かれていて読み応え十分です。

果たして、罪と罰は、誰がウケるべきなのか?
さまざまな人が衝撃をウケるラストには、納得のいかない後味の悪さが印象的でした。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.501
(5pt)

「湊かなえさんの最高傑作!」

ある高校教師が、自分の生徒に娘を殺されるところから始まり
娘の復讐のために、高校教師は給食の牛乳にHIV感染者の血を混ぜ、生徒にじわじわ恐怖を怯える物語です。

この物語は、被害者・加害者・加害者の家族など様々な人の語りべで章立てされており
それぞれの見解や思考が、面白い形で構成されております。

思春期真っただ中の少年の心理や精神を非常にリアルに書かれており
人間の弱さを書かれていて読み応え十分です。

果たして、罪と罰は、誰がウケるべきなのか?
さまざまな人が衝撃をウケるラストには、納得のいかない後味の悪さが印象的でした。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.500
(5pt)

その強いインパクトは嘗てない程のものであった

読んでいて感じる、その強いインパクトは嘗てない程のものであった。映像の無い、300ページ程度の文字によるストーリーの組立だけで、これほどの表現が出来るものなのかと素直に感心。曖昧かつ無駄な部分無く、飽きさせることなく、読み進めれば進むほど引き込まれた。個人的には、ラストはそれほどの腹落ちが出来なかった。だがそれは、そこまで積み上げられたストーリー展開が、万全に近いたる所以でないかとすら感じた。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.499
(5pt)

その強いインパクトは嘗てない程のものであった

読んでいて感じる、その強いインパクトは嘗てない程のものであった。映像の無い、300ページ程度の文字によるストーリーの組立だけで、これほどの表現が出来るものなのかと素直に感心。曖昧かつ無駄な部分無く、飽きさせることなく、読み進めれば進むほど引き込まれた。個人的には、ラストはそれほどの腹落ちが出来なかった。だがそれは、そこまで積み上げられたストーリー展開が、万全に近いたる所以でないかとすら感じた。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.498
(4pt)

今年読んだ一冊目の本

凄い数のレビューですね。それに反応しているレビュー読者の数はいったいどれ位でしょう。その世の中の反応の方がまたミステリアスな(笑)。

手記か手紙みたいな書き方が本だなんて、発明みたいですね。既にある手法なのかも知れませんが、私にはそこが面白かったです。「物語を書いてみたい」と思ったことはありますが、私には人物が言いそうな台詞が出てこないので、「こんなことがありました」報告を使って物語を進行させて行く方法に、やられました。

ちょっとインテリや、ずっとボタンを掛け違っているような女性の表現が上手いですね〜。代わりに、そんなに母親に頭を撫でてもらいたいのが動機の中学男子はいないかも、とも思いました。一気に読めた理由は、この居心地が悪い人物たちの顛末が終わらない内は寝にくい、からでした。

だから、私は、この本の映画監督さんが言うように、解決なく終わった感じはしません。それより、「あと数ページでどんな終わり方をするんだろう?」という疑問に、あっと解決してくれた感じがします。「ふぅ〜、やっと眠れる」と思いました!
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.497
(4pt)

今年読んだ一冊目の本

凄い数のレビューですね。それに反応しているレビュー読者の数はいったいどれ位でしょう。その世の中の反応の方がまたミステリアスな(笑)。

手記か手紙みたいな書き方が本だなんて、発明みたいですね。既にある手法なのかも知れませんが、私にはそこが面白かったです。「物語を書いてみたい」と思ったことはありますが、私には人物が言いそうな台詞が出てこないので、「こんなことがありました」報告を使って物語を進行させて行く方法に、やられました。

ちょっとインテリや、ずっとボタンを掛け違っているような女性の表現が上手いですね〜。代わりに、そんなに母親に頭を撫でてもらいたいのが動機の中学男子はいないかも、とも思いました。一気に読めた理由は、この居心地が悪い人物たちの顛末が終わらない内は寝にくい、からでした。

だから、私は、この本の映画監督さんが言うように、解決なく終わった感じはしません。それより、「あと数ページでどんな終わり方をするんだろう?」という疑問に、あっと解決してくれた感じがします。「ふぅ〜、やっと眠れる」と思いました!
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.496
(5pt)

抉り取る

酷評のレビューの中で。
 あなただったら誰を許せますか?
 例えば、ベンツに乗っている給食費未納者。
 死に際の汚いお坊さん。
 出席を取ったら実習所からふけていく学生。
 避難するときは、車を使わないようにと講義しながら、車で避難する教授。
 再犯を繰り返す模範囚。

 現在の法律が、どのように解釈されるか、どのように意図されているかによりますが。
基本的に犯罪者の人権を保護する方向でいる限り。義務を履行している人たちを守る方向でない限り。
全ての人を許しましょう。ってことですよね。

 小説としては、斬新、と言うか、独白を告白として連ねていく。そんな手法を見事に成功させた。
こんな手法も、たまには成功もするかなあ、と驚きました。
 テーマは、大小の差こそあれ、上と似たようなものです。
 車が買えないのに給食費を支払っている人が馬鹿なんですよね。
 出席したくなるような授業をしない先生が悪いんです。
 車で避難せず死んだ人が馬鹿なのだ。
 前科者の近くにいた人が悪いのだ。
 子供を殺される親が悪いのだ。
 子供を殺されても、殺した相手の幸せを願うべきだ。
 どちらが正しいのか、擁護するほうを間違っていないのか。似たようなテーマのさまよう刃とか、
模倣犯も読まれてはいかがでしょうか。
 お読みになられて、やっぱり他人事としか思えないのかもしれませんが。
 叫んでいる方向は一つのような気がします。是非ご一読を。

告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.495
(5pt)

抉り取る

酷評のレビューの中で。
 あなただったら誰を許せますか?
 例えば、ベンツに乗っている給食費未納者。
 死に際の汚いお坊さん。
 出席を取ったら実習所からふけていく学生。
 避難するときは、車を使わないようにと講義しながら、車で避難する教授。
 再犯を繰り返す模範囚。

 現在の法律が、どのように解釈されるか、どのように意図されているかによりますが。
基本的に犯罪者の人権を保護する方向でいる限り。義務を履行している人たちを守る方向でない限り。
全ての人を許しましょう。ってことですよね。

 小説としては、斬新、と言うか、独白を告白として連ねていく。そんな手法を見事に成功させた。
こんな手法も、たまには成功もするかなあ、と驚きました。
 テーマは、大小の差こそあれ、上と似たようなものです。
 車が買えないのに給食費を支払っている人が馬鹿なんですよね。
 出席したくなるような授業をしない先生が悪いんです。
 車で避難せず死んだ人が馬鹿なのだ。
 前科者の近くにいた人が悪いのだ。
 子供を殺される親が悪いのだ。
 子供を殺されても、殺した相手の幸せを願うべきだ。
 どちらが正しいのか、擁護するほうを間違っていないのか。似たようなテーマのさまよう刃とか、
模倣犯も読まれてはいかがでしょうか。
 お読みになられて、やっぱり他人事としか思えないのかもしれませんが。
 叫んでいる方向は一つのような気がします。是非ご一読を。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.494
(4pt)

これは面白い!

とても疾走感のある小説です。

登場人物がそれぞれの視点で語る姿がとても面白い。

もう一冊読んでみたいな、と思う一冊です。

告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.493
(4pt)

これは面白い!

とても疾走感のある小説です。

登場人物がそれぞれの視点で語る姿がとても面白い。

もう一冊読んでみたいな、と思う一冊です。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.492
(4pt)

聖職者の復讐劇

とある女性教師の復讐劇。

イヤミス一位に選ばれるくらいだから、
どれだけ後味が悪いのだろうと思って、恐る恐る読み進めていたのだが、いや、痛快痛快。
特に、最後のページは復讐者側からの見たカタルシスが爽快なことこの上ない。
今時の甘えた子供達に痛いめ見せたいと思ってる人間には、読んでて気持ちのいい話だった。
逆に子供達に肩入れしてしまう人には、この上なく残酷な話ではあると思う。

下手なホラー小説よりも展開にスリルがあって面白く、
女性教師の一人称で訥々と語られる「聖職者」と「伝道者」の章には鬼気迫るものがあった。
一言一言に主人公の静かな殺意が感じ取れて、書面からかなりの迫力が伝わってくる。

ラストは賛否両論あるだろうが、私は賛成に1票。
フィクションだからこそ、こういった思い上がりの激しい子供達に対して、
これくらいの「制裁」があってもいいはず。
そうでなければ、被害者の家族のやりきれない気持ちはいつまでも晴れることがないのだから。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.491
(4pt)

聖職者の復讐劇

とある女性教師の復讐劇。

イヤミス一位に選ばれるくらいだから、
どれだけ後味が悪いのだろうと思って、恐る恐る読み進めていたのだが、いや、痛快痛快。
特に、最後のページは復讐者側からの見たカタルシスが爽快なことこの上ない。
今時の甘えた子供達に痛いめ見せたいと思ってる人間には、読んでて気持ちのいい話だった。
逆に子供達に肩入れしてしまう人には、この上なく残酷な話ではあると思う。

下手なホラー小説よりも展開にスリルがあって面白く、
女性教師の一人称で訥々と語られる「聖職者」と「伝道者」の章には鬼気迫るものがあった。
一言一言に主人公の静かな殺意が感じ取れて、書面からかなりの迫力が伝わってくる。

ラストは賛否両論あるだろうが、私は賛成に1票。
フィクションだからこそ、こういった思い上がりの激しい子供達に対して、
これくらいの「制裁」があってもいいはず。
そうでなければ、被害者の家族のやりきれない気持ちはいつまでも晴れることがないのだから。
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.490
(4pt)

告白よりも復讐の宣言とタイトルをつけたい

ようやく湊の「告白」を読むことができた。かなり評判がよかったので、実際に作品を読み始めたが、一気に読むことができ、満足。評判がいいのもわかる。おもしろかった。
主人公の森口先生がクラスで告白を始めた時から、少年A・Bの運命が決まったのではないか?しかし、少年A・Bも本当に腹立つガキだよね。ひと思いに殺してやりたくなる。最近、誰かの批評の中で、この作品は、主人公だけでなく、少年たちも実は被害者なのだ。なんて書いてあったのを目にしたが、そうだろうか?多くの人間が生きているこの社会で、みんなが被害者であり、加害者である。朝のワイドショーみたいに、「結局、みんなが悪いんです。」みたいに言うつもりはないが、みんな、多かれ少なかれ、その許容範囲の中、折り合いをつけて生きていると思うのだが・・・
 作品中の少女の告白の中で、裁判ではなく、個人の復讐を優先させると、それはリンチ(私刑)であり、異常な方向に人々が流されていく。(集団ヒステリーと思うのだが。)だから、まったく関係のない第三者が裁くべきという考えには賛成。
 いろいろと考えさせてくれる作品でした。お勧めです!

告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.489
(4pt)

告白よりも復讐の宣言とタイトルをつけたい

ようやく湊の「告白」を読むことができた。かなり評判がよかったので、実際に作品を読み始めたが、一気に読むことができ、満足。評判がいいのもわかる。おもしろかった。
主人公の森口先生がクラスで告白を始めた時から、少年A・Bの運命が決まったのではないか?しかし、少年A・Bも本当に腹立つガキだよね。ひと思いに殺してやりたくなる。最近、誰かの批評の中で、この作品は、主人公だけでなく、少年たちも実は被害者なのだ。なんて書いてあったのを目にしたが、そうだろうか?多くの人間が生きているこの社会で、みんなが被害者であり、加害者である。朝のワイドショーみたいに、「結局、みんなが悪いんです。」みたいに言うつもりはないが、みんな、多かれ少なかれ、その許容範囲の中、折り合いをつけて生きていると思うのだが・・・
 作品中の少女の告白の中で、裁判ではなく、個人の復讐を優先させると、それはリンチ(私刑)であり、異常な方向に人々が流されていく。(集団ヒステリーと思うのだが。)だから、まったく関係のない第三者が裁くべきという考えには賛成。
 いろいろと考えさせてくれる作品でした。お勧めです!

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X
No.488
(4pt)

落ち着かないが最後まで読んでします。

何となく読み始めましたが,つい引き込まれて
読んでいってしまいます。気がついたら最後まで
読み終わっていました。読後は決してすっきり
したとはいえないのですが,何か納得するところ
があります。生徒の自分勝手さがとても不快
ですが,主人公もある意味では完全に被害者
とは言えない,そんな不安定さが作品を通して
ただよっていて,読ませてしまうので,これは
そういう意味ではよくできた小説なのだと思います。


告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4575236284
No.487
(4pt)

落ち着かないが最後まで読んでします。

何となく読み始めましたが,つい引き込まれて
読んでいってしまいます。気がついたら最後まで
読み終わっていました。読後は決してすっきり
したとはいえないのですが,何か納得するところ
があります。生徒の自分勝手さがとても不快
ですが,主人公もある意味では完全に被害者
とは言えない,そんな不安定さが作品を通して
ただよっていて,読ませてしまうので,これは
そういう意味ではよくできた小説なのだと思います。


告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) Amazon書評・レビュー: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)より
457551344X