冬のオペラ

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評判

冬のオペラの評価:

3.84/5点 レビュー 25件。 C ランク

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平均点3.84pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全72件 21〜40 2/4ページ
No.52
(3pt)

名探偵か

1996年にC★NOVELS BIBLIOTHEQUEの一冊として出たものの文庫化。

 2つの短篇と1つの中篇から構成された連作ミステリ。

 けっこう残酷で、人間の醜い部分を描いた作品となっている。特に名探偵という存在のわびしさが描き込まれている点が凄い。犯罪を暴くというのは、決して英雄的な行為ではない。名探偵はしばしば嫌われ者に成り得るのだ。

 トリックも申し分ないし、なかなか興味深い一冊。
冬のオペラ Amazon書評・レビュー: 冬のオペラより
4120022382
No.51
(4pt)

究極の安楽椅子探偵

高校を卒業した私、こと姫宮あゆみが勤めだした不動産屋の2階に、自称名探偵、巫(かんなぎ)弓彦が引っ越してきた。名探偵として、難事件の依頼しか受け付けないことをポリシーとする巫に興味を持ったあゆみは、ワトソンよろしく事件の記録者を買って出た…。

一目(一度聞いただけ)で真実が見えてしまう名探偵「巫弓彦」とワトソン役「姫宮あゆみ」が活躍する連作中編集。3篇からなるが、最初の2編は巫の能力の一端を明らかにするような導入的作品で、「冬のオペラ」がメインディッシュ。

文字通りオペラ仕立てだが、中身はダイイング・メッセージと奇妙な犯行現場の謎解きを中心とする本格派。最後の最後までダイイングメッセージの解は伏せられるが、探偵の一言が、虚空に消え行くヴァイオリンの音のように余韻を残す鮮やかな幕切れ。同時にタイトルの意味に気づかされる。

著者特有のぞくりとする人の悪意、妄執も作品に陰影と哀切を与えている。

なお、円紫さんと私シリーズとの類似性を嫌ってか、その後続編が出ていないようだが、もう少し読んでみたい気がするものの、上述のような3篇の構成からすると、これで読みきりと考えた方が良さそうである。
冬のオペラ Amazon書評・レビュー: 冬のオペラより
4120022382
No.50
(5pt)

探偵・巫弓彦が光る

北村薫氏の作品は「スキップ」を読んでから、
ほとんど全て読みましたが、探偵物ではこれが
一番好きです。探偵の巫弓彦の「名探偵」と
しての生き方が胸にぐっときました。
探偵・巫弓彦に惹かれていく主人公もとても
透明感のある「北村印」の女性です。
内容は、探偵・巫弓彦にふさわしい、胸をつくような
せつない物語です。
他のかたも書かれていますが、シリーズ化されなかった
のが本当に残念です。
冬のオペラ Amazon書評・レビュー: 冬のオペラより
4120022382
No.49
(5pt)

探偵・巫弓彦が光る

北村薫氏の作品は「スキップ」を読んでから、
ほとんど全て読みましたが、探偵物ではこれが
一番好きです。探偵の巫弓彦の「名探偵」と
しての生き方が胸にぐっときました。
探偵・巫弓彦に惹かれていく主人公もとても
透明感のある「北村印」の女性です。
内容は、探偵・巫弓彦にふさわしい、胸をつくような
せつない物語です。
他のかたも書かれていますが、シリーズ化されなかった
のが本当に残念です。
冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004366
No.48
(3pt)

そうだ京都行こう。

三編の連作短編集ですが、第三話目の「冬のオペラ」が立っていました。 探偵&助手コンビより、各話の犯人のキャラクター造形に引き込まれました。 京都に椿の花を観に行きたくなります。
冬のオペラ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (角川文庫)より
4043432054
No.47
(3pt)

そうだ京都行こう。

三編の連作短編集ですが、第三話目の「冬のオペラ」が立っていました。 探偵&助手コンビより、各話の犯人のキャラクター造形に引き込まれました。 京都に椿の花を観に行きたくなります。
冬のオペラ (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (中公文庫)より
4122035929
No.46
(3pt)

そうだ京都行こう。

三編の連作短編集ですが、第三話目の「冬のオペラ」が立っていました。 探偵&助手コンビより、各話の犯人のキャラクター造形に引き込まれました。 京都に椿の花を観に行きたくなります。
冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004366
No.45
(3pt)

そうだ京都行こう。

三編の連作短編集ですが、第三話目の「冬のオペラ」が立っていました。 探偵&助手コンビより、各話の犯人のキャラクター造形に引き込まれました。 京都に椿の花を観に行きたくなります。
冬のオペラ Amazon書評・レビュー: 冬のオペラより
4120022382
No.44
(4pt)

題名の意味がわかった時、ホロッとさせられました

「名」探偵、巫弓彦と筆記者である姫宮あゆみの物語。
この物語を言いかえるならば、「素敵」である。
ミステリの体裁をとってはいるものの、
描かれる人の哀しさは読者の胸をうちます。
目新しいトリックはないけど、発想の変化が巧いと思ました。
冬のオペラ Amazon書評・レビュー: 冬のオペラより
4120022382
No.43
(4pt)

題名の意味がわかった時、ホロッとさせられました

「名」探偵、巫弓彦と筆記者である姫宮あゆみの物語。
この物語を言いかえるならば、「素敵」である。
ミステリの体裁をとってはいるものの、
描かれる人の哀しさは読者の胸をうちます。
目新しいトリックはないけど、発想の変化が巧いと思ました。
冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004366
No.42
(4pt)

題名の意味がわかった時、ホロッとさせられました

「名」探偵、巫弓彦と筆記者である姫宮あゆみの物語。
この物語を言いかえるならば、「素敵」である。
ミステリの体裁をとってはいるものの、
描かれる人の哀しさは読者の胸をうちます。
目新しいトリックはないけど、発想の変化が巧いと思ました。
冬のオペラ (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (中公文庫)より
4122035929
No.41
(4pt)

題名の意味がわかった時、ホロッとさせられました

「名」探偵、巫弓彦と筆記者である姫宮あゆみの物語。
この物語を言いかえるならば、「素敵」である。
ミステリの体裁をとってはいるものの、
描かれる人の哀しさは読者の胸をうちます。
目新しいトリックはないけど、発想の変化が巧いと思ました。
冬のオペラ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (角川文庫)より
4043432054
No.40
(2pt)

北村薫ファンには良いんだろうな、こういうの。

名探偵とうたってはいるがあんまりキャラは立っていない。事件もしょぼい、ワトソン役もおなじみの優等生的小市民。何が売りなのか?北村薫ファンには良いんだろうな、こういうの。
冬のオペラ Amazon書評・レビュー: 冬のオペラより
4120022382
No.39
(2pt)

北村薫ファンには良いんだろうな、こういうの。

名探偵とうたってはいるがあんまりキャラは立っていない。事件もしょぼい、ワトソン役もおなじみの優等生的小市民。何が売りなのか?北村薫ファンには良いんだろうな、こういうの。
冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004366
No.38
(2pt)

北村薫ファンには良いんだろうな、こういうの。

名探偵とうたってはいるがあんまりキャラは立っていない。事件もしょぼい、ワトソン役もおなじみの優等生的小市民。何が売りなのか?北村薫ファンには良いんだろうな、こういうの。
冬のオペラ (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (中公文庫)より
4122035929
No.37
(2pt)

北村薫ファンには良いんだろうな、こういうの。

名探偵とうたってはいるがあんまりキャラは立っていない。事件もしょぼい、ワトソン役もおなじみの優等生的小市民。何が売りなのか?北村薫ファンには良いんだろうな、こういうの。
冬のオペラ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (角川文庫)より
4043432054
No.36
(5pt)

名探偵とは存在であり意志である

ある時、自分のことを「名探偵」と気づいた巫弓彦と、
彼の記録者に立候補した物書き志望の姫宮あゆみの物語。
▼「三角の水」
 証拠隠滅を謀った企業スパイが行った放火方法とは?
 トリックは自体は、化学的知識に基づく単純なもの。
 本作においては、謎解き興味より、二人が奇妙なコンビを組むに至る経緯や、
 いかにも現代的で卑小な人物たちと、超然として自らの道を歩む巫との対比の
 構図が読みどころです。
 世知辛く散文的な今の時代に、「名探偵」という孤独な
 生き方を貫く悲哀と覚悟を、淡々と軽妙に描いていきます。
▼「蘭と韋駄天」
 上野のニコライ堂周辺を舞台に、足疾鬼の
 仏舎利盗難になぞらえられる蘭盗難事件。
 〈アリバイ崩し〉がテーマ。
 被害者も犯人も俗物で、醜い虚栄心の応酬を繰り広げていく展開に苦笑。
 彼女たちの友人で、本件の依頼者でもある椿雪子は「冬のオペラ」にも登場します。
▼「冬のオペラ」
  冬の京都の大学。
  2階にある研究室で、教授が殺害された。
  窓からはザイルが垂らされ、地上には被害者の衣類がばら撒かれていた。
  犯人は、ザイルを使って部屋に出入りしたのか?
  実質的に密室状況であった犯行現場が生じた背景には、
  「蘭と韋駄天」と同様、足疾鬼の影が……。
  レッドへリングを適度に泳がしながら、結末で巫がダイイング・メッセージの
  意味を告げる、その一点に向かって物語を収斂していく様は、哀しくも美しいです。
  
冬のオペラ Amazon書評・レビュー: 冬のオペラより
4120022382
No.35
(5pt)

名探偵とは存在であり意志である

ある時、自分のことを「名探偵」と気づいた巫弓彦と、
彼の記録者に立候補した物書き志望の姫宮あゆみの物語。
▼「三角の水」
 証拠隠滅を謀った企業スパイが行った放火方法とは?
 トリックは自体は、化学的知識に基づく単純なもの。
 本作においては、謎解き興味より、二人が奇妙なコンビを組むに至る経緯や、
 いかにも現代的で卑小な人物たちと、超然として自らの道を歩む巫との対比の
 構図が読みどころです。
 世知辛く散文的な今の時代に、「名探偵」という孤独な
 生き方を貫く悲哀と覚悟を、淡々と軽妙に描いていきます。
▼「蘭と韋駄天」
 上野のニコライ堂周辺を舞台に、足疾鬼の
 仏舎利盗難になぞらえられる蘭盗難事件。
 〈アリバイ崩し〉がテーマ。
 被害者も犯人も俗物で、醜い虚栄心の応酬を繰り広げていく展開に苦笑。
 彼女たちの友人で、本件の依頼者でもある椿雪子は「冬のオペラ」にも登場します。
▼「冬のオペラ」
  冬の京都の大学。
  2階にある研究室で、教授が殺害された。
  窓からはザイルが垂らされ、地上には被害者の衣類がばら撒かれていた。
  犯人は、ザイルを使って部屋に出入りしたのか?
  実質的に密室状況であった犯行現場が生じた背景には、
  「蘭と韋駄天」と同様、足疾鬼の影が……。
  レッドへリングを適度に泳がしながら、結末で巫がダイイング・メッセージの
  意味を告げる、その一点に向かって物語を収斂していく様は、哀しくも美しいです。
  
冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004366
No.34
(5pt)

名探偵とは存在であり意志である

ある時、自分のことを「名探偵」と気づいた巫弓彦と、
彼の記録者に立候補した物書き志望の姫宮あゆみの物語。
▼「三角の水」
 証拠隠滅を謀った企業スパイが行った放火方法とは?
 トリックは自体は、化学的知識に基づく単純なもの。
 本作においては、謎解き興味より、二人が奇妙なコンビを組むに至る経緯や、
 いかにも現代的で卑小な人物たちと、超然として自らの道を歩む巫との対比の
 構図が読みどころです。
 世知辛く散文的な今の時代に、「名探偵」という孤独な
 生き方を貫く悲哀と覚悟を、淡々と軽妙に描いていきます。
▼「蘭と韋駄天」
 上野のニコライ堂周辺を舞台に、足疾鬼の
 仏舎利盗難になぞらえられる蘭盗難事件。
 〈アリバイ崩し〉がテーマ。
 被害者も犯人も俗物で、醜い虚栄心の応酬を繰り広げていく展開に苦笑。
 彼女たちの友人で、本件の依頼者でもある椿雪子は「冬のオペラ」にも登場します。
▼「冬のオペラ」
  冬の京都の大学。
  2階にある研究室で、教授が殺害された。
  窓からはザイルが垂らされ、地上には被害者の衣類がばら撒かれていた。
  犯人は、ザイルを使って部屋に出入りしたのか?
  実質的に密室状況であった犯行現場が生じた背景には、
  「蘭と韋駄天」と同様、足疾鬼の影が……。
  レッドへリングを適度に泳がしながら、結末で巫がダイイング・メッセージの
  意味を告げる、その一点に向かって物語を収斂していく様は、哀しくも美しいです。
  
冬のオペラ (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 冬のオペラ (中公文庫)より
4122035929
No.33
(5pt)

「名探偵」として生きる

ある時、自分のことを「名探偵」と気づいた巫弓彦と、
彼の記録者に立候補した物書き志望の姫宮あゆみの物語。
▼「三角の水」
 証拠隠滅を謀った企業スパイが行った放火方法とは?
 トリックは自体は、化学的知識に基づく単純なもの。
 本作においては、謎解き興味より、二人が奇妙なコンビを組むに至る経緯や、
 いかにも現代的で卑小な人物たちと、超然として自らの道を歩む巫との対比の
 構図が読みどころです。
 世知辛く散文的な今の時代に、「名探偵」という孤独な
 生き方を貫く悲哀と覚悟を、淡々と軽妙に描いていきます。
▼「蘭と韋駄天」
 上野のニコライ堂周辺を舞台に、足疾鬼の
 仏舎利盗難になぞらえられる蘭盗難事件。
 〈アリバイ崩し〉がテーマ。
 被害者も犯人も俗物で、醜い虚栄心の応酬を繰り広げていく展開に苦笑。
 彼女たちの友人で、本件の依頼者でもある椿雪子は「冬のオペラ」にも登場します。
▼「冬のオペラ」
  冬の京都の大学。
  2階にある研究室で、教授が殺害された。
  窓からはザイルが垂らされ、地上には被害者の衣類がばら撒かれていた。
  犯人は、ザイルを使って部屋に出入りしたのか?
  実質的に密室状況であった犯行現場が生じた背景には、
  「蘭と韋駄天」と同様、足疾鬼の影が……。
  レッドへリングを適度に泳がしながら、結末で巫がダイイング・メッセージの
  意味を告げる、その一点に向かって物語を収斂していく様は、哀しくも美しいです。
  
冬のオペラ Amazon書評・レビュー: 冬のオペラより
4120022382