夢は荒れ地を

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夢は荒れ地をの評価:

4.53/5点 レビュー 19件。 A ランク

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平均点4.53pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21〜31 2/2ページ
No.11
(5pt)

『正義』を根本から問いかけた長篇冒険小説。これは読ませます!

800ページ強の長編が、集英社文庫から復刊した。“東南アジア5部作”の第2弾にあたる。
舞台は2001年のカンボジア。1か月の休暇を取って楢本辰次は、旧友・越路修介を捜すためにこの地を訪れた。人身売買、汚職と腐敗に満ちたこの地に。
本作品では、元クメール・ルージュでいまはカンボジア王国陸軍大尉のチア・サミン、謎の日本人の男たち3人を通して現代カンボジアの現実なる暗部の深淵を描いてゆく。『正義』を根本から問いかけた長篇冒険小説です。
これは面白く、読ませます!さすがの第22回日本冒険小説協会大賞受賞作。
夢は荒れ地を (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地を (文春文庫)より
4167683024
No.10
(5pt)

『正義』を根本から問いかけた長篇冒険小説。これは読ませます!

800ページ強の長編が、集英社文庫から復刊した。“東南アジア5部作”の第2弾にあたる。
舞台は2001年のカンボジア。1か月の休暇を取って楢本辰次は、旧友・越路修介を捜すためにこの地を訪れた。人身売買、汚職と腐敗に満ちたこの地に。
本作品では、元クメール・ルージュでいまはカンボジア王国陸軍大尉のチア・サミン、謎の日本人の男たち3人を通して現代カンボジアの現実なる暗部の深淵を描いてゆく。『正義』を根本から問いかけた長篇冒険小説です。
これは面白く、読ませます!さすがの第22回日本冒険小説協会大賞受賞作。
夢は荒れ地を Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地をより
4163219102
No.9
(5pt)

土の香り

800ページからある長編力作で、よほど感情移入しないと、読破するのに、時間がかかると覚悟して読み始めたが、そんな心配は無用だった、読み始めていくうちに、カンボジアの暑さと土のにおいがぷんぷんしてくる。船戸調冒険小説の醍醐味をたっぷりたのしめる。
夢は荒れ地を (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地を (文春文庫)より
4167683024
No.8
(5pt)

土の香り

800ページからある長編力作で、よほど感情移入しないと、読破するのに、時間がかかると覚悟して読み始めたが、そんな心配は無用だった、読み始めていくうちに、カンボジアの暑さと土のにおいがぷんぷんしてくる。船戸調冒険小説の醍醐味をたっぷりたのしめる。
夢は荒れ地を Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地をより
4163219102
No.7
(5pt)

船戸らしい作品

カンボジアを舞台とした船戸らしい作品だ。
法の及ばない場所で強く“悪く”生きる日本人が越路。越路の自衛隊時代の同僚であり友人である楢本。カンボジアの子供達の教育のために尽力する丹波。もとクメールルージュのゲリラで、投降後は仲間達と村の建設を進めるクメール人チア・サミン。
カンボジアで今も公然と行なわれている人身売買という悲劇、このシステムを壊すため越路が計画するプロジェクト。これの進行を軸に物語りは進んでいく。
しかし、彼らを襲う試練と悲劇、裏切り。とくに丹波のエピソードは読んでいて涙が出そうなくらいだ。
そして溜めに溜めた憤りをラストで発散するわけだが、この著者のことだからハッピーエンドにはならない。
面白さとパワーにあふれた作品だ。
夢は荒れ地を Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地をより
4163219102
No.6
(5pt)

外務省役人ちぃせー・・・

 カンボジア経済援助で集まるカネが、例によって上層部でツマみ喰いされ、その結果ニュー・リッチと呼ばれる層が出来上がり、貧困層との格差により人の値打ちが下がり、輸出ビジネスも成長しない中で特に何の技術も持たなくても外貨を稼げるのは女のコだけ、という半ば強引だが一般人が辿り着き易い素材がベースになっている。
 所で偶然、この本と佐藤優氏の「国家の崩壊」を併読してたのだが、奇妙にも、
 ・ ロシア正教会の、キャリア組「黒司祭」、在俗の「白司祭」、
 ・ カンボジア小乗仏教の「ユアンマット派(王室中心)」、「モハーニカーイ」派(在俗)」
 の対比構造、そして両者共通で、「イスラム」等、宗教の話がちょこちょこ出てくるのと、
 ・ 佐藤氏のプロテスタントとしての精神的基礎、
 ・ この本の主人公の一人がメソジスト教会で培った語学力等、
 既視感を覚える場面が多々あった。ちなみに佐藤氏の父母の経歴が「国家の崩壊」で語られるのだが、船戸ファンなら、「・・・うっ!コイツは・・・!?」と、思う筈だ。ご一読をお勧めする(まァ、佐藤氏は街角や電車の中で大声を張り上げるようなマネはしなかったと思いますケドね)。
夢は荒れ地を Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地をより
4163219102
No.5
(5pt)

アメリカの古き時代のハードボイルド

腐敗、人身売買等がはびこるカンボジアで、夢を見てしまった人々の物語。PKOで派遣され、そこで行方をたった男、その男を追いかける親友、元ゲリラのクメール人の兵士たちが、主人公。自分達の夢や思いを実現するために、地雷であれはてた地を疾走します。うーん、良かったです。スケールの大きさ、カンボジアという背景の面白さ、筋の面白さ、登場人物の魅力などで、一気に読ませます。かなりの厚さがある本ですが、全然長さを感じさせない物語でした。派手な殺戮シーンや暴力シーンは、少ないもです。その分、夢や思いにこだわる人々の黙々とした行動などが、冒険小説というより、アメリカの古き時代のハードボイルドを彷彿させました。
夢は荒れ地を Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地をより
4163219102
No.4
(4pt)

カンボジアの今を描く

 「虹の谷の五月」や「山猫の夏」でもおなじみの、戦闘能力抜群なタフガイが登場する。彼は元自衛官。私的な用向きで彼に接触しようとした視点人物は、次第にカンボジアのねじれた現実にからめとられていく。 なぜか登場人物はやたらとヘビースモーカーぞろい。カンボジアという舞台設定が、巨大な社会派のテーマ重層的に内包しすぎる嫌いがある。クメール・ルージの多面的な捉え、売春と人身売買、地雷撤去と利権、ベトナムとカンボジアの関係…。日本人としてはどれ一つとっても視野を広げさせられる内容である。整理しきれずに混沌としているのは、カンボジアの混沌をそのまま反映しているのかもしれない。そのため後半はストーカーを急ぎすぎて、エンターテイメントとしての臨場感が少し薄れた感もある。だが、ラストには、なにやら続を予感させる思わせぶりな表現がある。首に赤い布を巻いて、ヒーローは再び立つのではないか。だとすれば後々は続編とともに語られる前半部として評価されることになろう。
夢は荒れ地を Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地をより
4163219102
No.3
(5pt)

小説ならではの楽しさを満喫!

ä¹...ã-ぶり船戸作å"ã€‚大きなテーマで話ã‚'書かせたらãƒ"カいちの作è€...だが、今回の作å"ã§ã¯ãã®è‰¯ã•が十分に発揮されている。舞台はæ"¿æ²»çš„æ··è¿·ã®ç¶šãã‚«ãƒ³ãƒœã‚¸ã‚¢ã€‚現地の諺「あまりにも長いé-"å½±ã‚'見ている人é-"は影そのものになってã-まう」のように、ã"の話はカンボジアの影のä¸-界でç"Ÿãã‚ˆã†ã¨ã-たç"·ãŸã¡ã®è©±ã ã€‚私的な事æƒ...でその地ã‚'訪れた自衛隊å"¡ã¨ã‹ã¤ã¦ã®å‹äººã€‚そã-て、その友人にé­...せられた現地の人ã€...のおりなすドラマ。それぞれがç"Ÿãã‚‹ã"とに意å'³ã‚'見出そうとã-ているç"·é"は読ã‚"でいて実にカッコイイ! 話の展é-‹ãŒã‚¹ãƒ"ーディーで、かなりの分量にもé-¢ã‚ã‚‰ãšä¸€æ°-に読ã‚"でã-まった。お手軽な話ではなく、実に壮大な雰囲æ°-ã‚'醸ã-出すã"の作å"ã¯ã€å®Ÿã«å°èª¬ãªã‚‰ã§ã¯ã®ã‚¨ãƒ³ã‚¿ãƒ¼ãƒ†ã‚¤ãƒ³ãƒ¡ãƒ³ãƒˆã ã¨æ€!ã†ã€‚
夢は荒れ地を Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地をより
4163219102
No.2
(5pt)

船戸らしい作品

カンボジアを舞台とした船戸らしい作品だ。
法の及ばない場所で強く“悪く”生きる日本人が越路。越路の自衛隊時代の同僚であり友人である楢本。カンボジアの子供達の教育のために尽力する丹波。もとクメールルージュのゲリラで、投降後は仲間達と村の建設を進めるクメール人チア・サミン。
カンボジアで今も公然と行なわれている人身売買という悲劇、このシステムを壊すため越路が計画するプロジェクト。これの進行を軸に物語りは進んでいく。
しかし、彼らを襲う試練と悲劇、裏切り。とくに丹波のエピソードは読んでいて涙が出そうなくらいだ。
そして溜めに溜めた憤りをラストで発散するわけだが、この著者のことだからハッピーエンドにはならない。
面白さとパワーにあふれた作品だ。
夢は荒れ地を (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地を (文春文庫)より
4167683024
No.1
(5pt)

外務省役人ちぃせー・・・

 カンボジア経済援助で集まるカネが、例によって上層部でツマみ喰いされ、その結果ニュー・リッチと呼ばれる層が出来上がり、貧困層との格差により人の値打ちが下がり、輸出ビジネスも成長しない中で特に何の技術も持たなくても外貨を稼げるのは女のコだけ、という半ば強引だが一般人が辿り着き易い素材がベースになっている。
 所で偶然、この本と佐藤優氏の「国家の崩壊」を併読してたのだが、奇妙にも、
 ・ ロシア正教会の、キャリア組「黒司祭」、在俗の「白司祭」、
 ・ カンボジア小乗仏教の「ユアンマット派(王室中心)」、「モハーニカーイ」派(在俗)」
 の対比構造、そして両者共通で、「イスラム」等、宗教の話がちょこちょこ出てくるのと、
 ・ 佐藤氏のプロテスタントとしての精神的基礎、
 ・ この本の主人公の一人がメソジスト教会で培った語学力等、
 既視感を覚える場面が多々あった。ちなみに佐藤氏の父母の経歴が「国家の崩壊」で語られるのだが、船戸ファンなら、「・・・うっ!コイツは・・・!?」と、思う筈だ。ご一読をお勧めする(まァ、佐藤氏は街角や電車の中で大声を張り上げるようなマネはしなかったと思いますケドね)。
夢は荒れ地を (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 夢は荒れ地を (文春文庫)より
4167683024