西の魔女が死んだ

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評判

西の魔女が死んだの評価:

4.20/5点 レビュー 513件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,281件 741〜760 38/65ページ
No.541
(4pt)

思春期を理解できます。

丁度同じ年代の娘がおり、おばあちゃんの家に1ヶ月家出していたので、友人に勧められ読みました。
家出の理由は違いましたが、思春期の女の子の微妙な心理がわかった気がしました。
この年代の娘は 一度家族と離れてありがたみを感じるのも必要かなと。おばあちゃんとのやり取りが素敵でした。
最後は後味の悪い別れ方でしたが、西の魔女のメッセージを受け取り主人公まいは少し大人になったとおもいます。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.540
(4pt)

思春期を理解できます。

丁度同じ年代の娘がおり、おばあちゃんの家に1ヶ月家出していたので、友人に勧められ読みました。
家出の理由は違いましたが、思春期の女の子の微妙な心理がわかった気がしました。
この年代の娘は 一度家族と離れてありがたみを感じるのも必要かなと。おばあちゃんとのやり取りが素敵でした。
最後は後味の悪い別れ方でしたが、西の魔女のメッセージを受け取り主人公まいは少し大人になったとおもいます。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.539
(5pt)

台詞の魅力

タイトルと映画化されたというのは知っていましたが、遅らばせながら初めて手に取りました。 ジャンルとしては児童文学に分類されているのを知らずに読み進めましたが、平易で分かりやすい文章、主人公と祖母の独特の台詞のやり取りが心地よく、列車の中で読んでいたにも拘らず、一気に世界に引き込まれてしまいました。 居心地の良い場所を求めたって…という祖母の言葉、古い作品ではありませんが、執筆された当時より、今の時代の方がもっと心に響くような気がします。年を重ね、経験豊かな人物の口から発せられた言葉だからこそ安心感を感じるのかもしれません。 こういった日常に疲れてしまった主人公が再スタートを切るという物語は様々な人物と出会い、影響を受けていくというストーリーが多い中で、少ない登場人物の中で描かれるが故の世界観がこの作品の一つの魅力なのかもしれません。 何が大切なのかを教えてくれる一冊だと思います。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.538
(5pt)

台詞の魅力

タイトルと映画化されたというのは知っていましたが、遅らばせながら初めて手に取りました。 ジャンルとしては児童文学に分類されているのを知らずに読み進めましたが、平易で分かりやすい文章、主人公と祖母の独特の台詞のやり取りが心地よく、列車の中で読んでいたにも拘らず、一気に世界に引き込まれてしまいました。 居心地の良い場所を求めたって…という祖母の言葉、古い作品ではありませんが、執筆された当時より、今の時代の方がもっと心に響くような気がします。年を重ね、経験豊かな人物の口から発せられた言葉だからこそ安心感を感じるのかもしれません。 こういった日常に疲れてしまった主人公が再スタートを切るという物語は様々な人物と出会い、影響を受けていくというストーリーが多い中で、少ない登場人物の中で描かれるが故の世界観がこの作品の一つの魅力なのかもしれません。 何が大切なのかを教えてくれる一冊だと思います。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.537
(5pt)

台詞の魅力

タイトルと映画化されたというのは知っていましたが、遅らばせながら初めて手に取りました。 ジャンルとしては児童文学に分類されているのを知らずに読み進めましたが、平易で分かりやすい文章、主人公と祖母の独特の台詞のやり取りが心地よく、列車の中で読んでいたにも拘らず、一気に世界に引き込まれてしまいました。 居心地の良い場所を求めたって…という祖母の言葉、古い作品ではありませんが、執筆された当時より、今の時代の方がもっと心に響くような気がします。年を重ね、経験豊かな人物の口から発せられた言葉だからこそ安心感を感じるのかもしれません。 こういった日常に疲れてしまった主人公が再スタートを切るという物語は様々な人物と出会い、影響を受けていくというストーリーが多い中で、少ない登場人物の中で描かれるが故の世界観がこの作品の一つの魅力なのかもしれません。 何が大切なのかを教えてくれる一冊だと思います。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.536
(3pt)

読書歴のある方には物足りないかも

とりあえず、変なタイトル・・・なのは、おいといて。

映画「魔女の宅急便」で「魔女は血(血筋、血統)で飛ぶ」という台詞がありましたが、
この作品で、西の魔女たるおばあちゃんが主人公に課した魔女修行は、血筋の優位性に
頼らぬ、自らの意思で行う地道な反復練習の重要性と、それをやり抜くチカラ。
地味すぎて、つい読み流してしまいそうな箇所ですが、地に足の着いた良いシーンです。
「決意・努力・根性」と言えば、それまでですが。

「魔法」という言葉で子供の興味を惹いてその気にさせるというのも、ある意味魔女らしい。
孫に対してすら丁寧語なのも、老境の英国人女性らしい気品が感じられる、味わいある演出です。
で、タイトル通りにコトが推移するわけですが、おばあちゃん最期に魔女たる所以を見せつけます。
ただ、ラストメッセージが長文(二行だけど)で野暮ったい。もう少し捻ってほしいところ。

意志のチカラが魔法を呼び起こす、というのが後日譚で語られるあたりは素敵。

小奇麗で品良くまとめた作品なのに、あの変なドぎついタイタルはなんなのだろう・・・。
最初、冒険ファンタジーモノかと思ったじゃないですかー。
あと、活字の枠組が大きすぎて逆に読みづらい。ある程度の文字数があったほうが改行が少なくて
疲れない。やはり児童向け? それともページ数水増し商法というやつなのかしらん?

西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.535
(3pt)

読書歴のある方には物足りないかも

とりあえず、変なタイトル・・・なのは、おいといて。

映画「魔女の宅急便」で「魔女は血(血筋、血統)で飛ぶ」という台詞がありましたが、
この作品で、西の魔女たるおばあちゃんが主人公に課した魔女修行は、血筋の優位性に
頼らぬ、自らの意思で行う地道な反復練習の重要性と、それをやり抜くチカラ。
地味すぎて、つい読み流してしまいそうな箇所ですが、地に足の着いた良いシーンです。
「決意・努力・根性」と言えば、それまでですが。

「魔法」という言葉で子供の興味を惹いてその気にさせるというのも、ある意味魔女らしい。
孫に対してすら丁寧語なのも、老境の英国人女性らしい気品が感じられる、味わいある演出です。
で、タイトル通りにコトが推移するわけですが、おばあちゃん最期に魔女たる所以を見せつけます。
ただ、ラストメッセージが長文(二行だけど)で野暮ったい。もう少し捻ってほしいところ。

意志のチカラが魔法を呼び起こす、というのが後日譚で語られるあたりは素敵。

小奇麗で品良くまとめた作品なのに、あの変なドぎついタイタルはなんなのだろう・・・。
最初、冒険ファンタジーモノかと思ったじゃないですかー。
あと、活字の枠組が大きすぎて逆に読みづらい。ある程度の文字数があったほうが改行が少なくて
疲れない。やはり児童向け? それともページ数水増し商法というやつなのかしらん?

西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.534
(3pt)

読書歴のある方には物足りないかも

とりあえず、変なタイトル・・・なのは、おいといて。

映画「魔女の宅急便」で「魔女は血(血筋、血統)で飛ぶ」という台詞がありましたが、
この作品で、西の魔女たるおばあちゃんが主人公に課した魔女修行は、血筋の優位性に
頼らぬ、自らの意思で行う地道な反復練習の重要性と、それをやり抜くチカラ。
地味すぎて、つい読み流してしまいそうな箇所ですが、地に足の着いた良いシーンです。
「決意・努力・根性」と言えば、それまでですが。

「魔法」という言葉で子供の興味を惹いてその気にさせるというのも、ある意味魔女らしい。
孫に対してすら丁寧語なのも、老境の英国人女性らしい気品が感じられる、味わいある演出です。
で、タイトル通りにコトが推移するわけですが、おばあちゃん最期に魔女たる所以を見せつけます。
ただ、ラストメッセージが長文(二行だけど)で野暮ったい。もう少し捻ってほしいところ。

意志のチカラが魔法を呼び起こす、というのが後日譚で語られるあたりは素敵。

小奇麗で品良くまとめた作品なのに、あの変なドぎついタイタルはなんなのだろう・・・。
最初、冒険ファンタジーモノかと思ったじゃないですかー。
あと、活字の枠組が大きすぎて逆に読みづらい。ある程度の文字数があったほうが改行が少なくて
疲れない。やはり児童向け? それともページ数水増し商法というやつなのかしらん?

西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.533
(2pt)

いまいち・・・

タイトルに惹かれ購入。物語の冒頭部分も引き込む力があるしつい続きが読みたくなってしまった。簡単に読めるしなんだか素敵なことがおこりそうな気がするけれどもつまんない本でした。映画もみてみたけどがっかり。ものたりない。どうしてこれがこんなにヒットしたのかわかりません。高校生くらいならいいのかも。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.532
(2pt)

いまいち・・・

タイトルに惹かれ購入。物語の冒頭部分も引き込む力があるしつい続きが読みたくなってしまった。簡単に読めるしなんだか素敵なことがおこりそうな気がするけれどもつまんない本でした。映画もみてみたけどがっかり。ものたりない。どうしてこれがこんなにヒットしたのかわかりません。高校生くらいならいいのかも。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.531
(2pt)

いまいち・・・

タイトルに惹かれ購入。物語の冒頭部分も引き込む力があるしつい続きが読みたくなってしまった。簡単に読めるしなんだか素敵なことがおこりそうな気がするけれどもつまんない本でした。映画もみてみたけどがっかり。ものたりない。どうしてこれがこんなにヒットしたのかわかりません。高校生くらいならいいのかも。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.530
(4pt)

よい。

題名に惹かれつつも、しばらく読まずにいた。
書店でも、横目で見つつ、素通りした。
でも、とうとう負けて購入。
読んでよかったと思った。

すっきりと描かれた少女の内面がよく伝わる作品だと思う。
こういった作品は、女性にしか成しえないのではないかな。

しっかりとぶれずに生きる「西の魔女」と揺れ動く「東の魔女」
なかなかよい読後です。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.529
(4pt)

よい。

題名に惹かれつつも、しばらく読まずにいた。
書店でも、横目で見つつ、素通りした。
でも、とうとう負けて購入。
読んでよかったと思った。

すっきりと描かれた少女の内面がよく伝わる作品だと思う。
こういった作品は、女性にしか成しえないのではないかな。

しっかりとぶれずに生きる「西の魔女」と揺れ動く「東の魔女」
なかなかよい読後です。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.528
(4pt)

よい。

題名に惹かれつつも、しばらく読まずにいた。
書店でも、横目で見つつ、素通りした。
でも、とうとう負けて購入。
読んでよかったと思った。

すっきりと描かれた少女の内面がよく伝わる作品だと思う。
こういった作品は、女性にしか成しえないのではないかな。

しっかりとぶれずに生きる「西の魔女」と揺れ動く「東の魔女」
なかなかよい読後です。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.527
(5pt)

命をつなぐ物語

主人公のまいは、閉塞された学校社会に言いようのない違和感を感じている。 まいの休息に選んだ場所はイギリス生まれのおばあちゃんの家だった。 そこは、ゲンジさんなど社会から排除されたものが存在することを許される不思議な場所なのだ。 そこでまいはおばあちゃんに生きるための手ほどきを受ける、 しかし、おばあちゃんとある事件がきっかけで仲たがいをしてしたまま、まいは母の待つ実家に帰ることになる。 数年後、学校へと戻ることを選んだまいにおばあちゃんの訃報が届く。 悲しいようなよく分からない感覚を持つまいは母と共におばあちゃんの家へと向かう。 そこには西の魔女であるおばあちゃんから東の魔女であるまいにガラスに描かれたメッセージがあった。その時、まいは初めて涙を流した。 おばあちゃんからのメッセージである、東の魔女は日が東から登るように、これから成長していくまいの姿を表し、 西の魔女は日が沈むように人生の終焉を迎えるおばあちゃんの姿の表れである。 そして、今、東の魔女であるまいもいずれ西の魔女になるだろう。 まいも西の魔女になったとき、おばあちゃんからの教えを新たな東の魔女に伝えてゆく。 これは、命から命へと永遠に続いていく生命の連続性を描いた作品であると感じた。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.526
(5pt)

命をつなぐ物語

主人公のまいは、閉塞された学校社会に言いようのない違和感を感じている。 まいの休息に選んだ場所はイギリス生まれのおばあちゃんの家だった。 そこは、ゲンジさんなど社会から排除されたものが存在することを許される不思議な場所なのだ。 そこでまいはおばあちゃんに生きるための手ほどきを受ける、 しかし、おばあちゃんとある事件がきっかけで仲たがいをしてしたまま、まいは母の待つ実家に帰ることになる。 数年後、学校へと戻ることを選んだまいにおばあちゃんの訃報が届く。 悲しいようなよく分からない感覚を持つまいは母と共におばあちゃんの家へと向かう。 そこには西の魔女であるおばあちゃんから東の魔女であるまいにガラスに描かれたメッセージがあった。その時、まいは初めて涙を流した。 おばあちゃんからのメッセージである、東の魔女は日が東から登るように、これから成長していくまいの姿を表し、 西の魔女は日が沈むように人生の終焉を迎えるおばあちゃんの姿の表れである。 そして、今、東の魔女であるまいもいずれ西の魔女になるだろう。 まいも西の魔女になったとき、おばあちゃんからの教えを新たな東の魔女に伝えてゆく。 これは、命から命へと永遠に続いていく生命の連続性を描いた作品であると感じた。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.525
(5pt)

命をつなぐ物語

主人公のまいは、閉塞された学校社会に言いようのない違和感を感じている。 まいの休息に選んだ場所はイギリス生まれのおばあちゃんの家だった。 そこは、ゲンジさんなど社会から排除されたものが存在することを許される不思議な場所なのだ。 そこでまいはおばあちゃんに生きるための手ほどきを受ける、 しかし、おばあちゃんとある事件がきっかけで仲たがいをしてしたまま、まいは母の待つ実家に帰ることになる。 数年後、学校へと戻ることを選んだまいにおばあちゃんの訃報が届く。 悲しいようなよく分からない感覚を持つまいは母と共におばあちゃんの家へと向かう。 そこには西の魔女であるおばあちゃんから東の魔女であるまいにガラスに描かれたメッセージがあった。その時、まいは初めて涙を流した。 おばあちゃんからのメッセージである、東の魔女は日が東から登るように、これから成長していくまいの姿を表し、 西の魔女は日が沈むように人生の終焉を迎えるおばあちゃんの姿の表れである。 そして、今、東の魔女であるまいもいずれ西の魔女になるだろう。 まいも西の魔女になったとき、おばあちゃんからの教えを新たな東の魔女に伝えてゆく。 これは、命から命へと永遠に続いていく生命の連続性を描いた作品であると感じた。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.524
(5pt)

謎解きはなされないままに

娘から借りて読んだ。

 この短い話は色々な謎を残したまま終わってしまう。

 ゲンジという人はどういう人なのか。

 魔法とは何なのか。

 そもそも魔女とは何なのか。


 それらは意味ありげに物語を横切りながら、決してこれだという解き明かしを出してくれない。謎が謎として残るだけに余韻も深い。読む人に結論が委ねられている。読む人が一人一人自分なりの解き明かしをするしかない。逆に言うと読む人の数だけ答えがあるということなのだろう。

 本作は非常に陳腐に言ってしまうと、ある少女が成長するに当たって経てきた「通過儀礼」の話だ。社会から一旦脱落した主人公が、不思議な空間と時間を経て、社会に戻って来る話だ。主人公が不思議な空間と時間の中で学ぶことは「自分で物事を決める」というシンプルなものである。それを「魔女訓練」と呼んでいるわけだが、考えてみると「自分で物事を決める」ということは確かに難題である。これは年齢をいくら重ねても難題で有り続けることは、自分の歴史と現状を考えても良く分かる。

 主人公は自分の意志として、社会に戻ることを決めた。その結果としておばあちゃんに会う機会を失った。西の魔女であるおばあちゃんにとっては、その展開は十分予見出来ていたはずだ。であればこそ本作のラストシーンの魔法が理解出来るような気がする。どう僕が「理解したのか」については、謎解きをやらない本書に準じて説明しないことにする。

西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.523
(5pt)

謎解きはなされないままに

娘から借りて読んだ。

 この短い話は色々な謎を残したまま終わってしまう。

 ゲンジという人はどういう人なのか。

 魔法とは何なのか。

 そもそも魔女とは何なのか。


 それらは意味ありげに物語を横切りながら、決してこれだという解き明かしを出してくれない。謎が謎として残るだけに余韻も深い。読む人に結論が委ねられている。読む人が一人一人自分なりの解き明かしをするしかない。逆に言うと読む人の数だけ答えがあるということなのだろう。

 本作は非常に陳腐に言ってしまうと、ある少女が成長するに当たって経てきた「通過儀礼」の話だ。社会から一旦脱落した主人公が、不思議な空間と時間を経て、社会に戻って来る話だ。主人公が不思議な空間と時間の中で学ぶことは「自分で物事を決める」というシンプルなものである。それを「魔女訓練」と呼んでいるわけだが、考えてみると「自分で物事を決める」ということは確かに難題である。これは年齢をいくら重ねても難題で有り続けることは、自分の歴史と現状を考えても良く分かる。

 主人公は自分の意志として、社会に戻ることを決めた。その結果としておばあちゃんに会う機会を失った。西の魔女であるおばあちゃんにとっては、その展開は十分予見出来ていたはずだ。であればこそ本作のラストシーンの魔法が理解出来るような気がする。どう僕が「理解したのか」については、謎解きをやらない本書に準じて説明しないことにする。

西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.522
(5pt)

謎解きはなされないままに

娘から借りて読んだ。

 この短い話は色々な謎を残したまま終わってしまう。

 ゲンジという人はどういう人なのか。

 魔法とは何なのか。

 そもそも魔女とは何なのか。


 それらは意味ありげに物語を横切りながら、決してこれだという解き明かしを出してくれない。謎が謎として残るだけに余韻も深い。読む人に結論が委ねられている。読む人が一人一人自分なりの解き明かしをするしかない。逆に言うと読む人の数だけ答えがあるということなのだろう。

 本作は非常に陳腐に言ってしまうと、ある少女が成長するに当たって経てきた「通過儀礼」の話だ。社会から一旦脱落した主人公が、不思議な空間と時間を経て、社会に戻って来る話だ。主人公が不思議な空間と時間の中で学ぶことは「自分で物事を決める」というシンプルなものである。それを「魔女訓練」と呼んでいるわけだが、考えてみると「自分で物事を決める」ということは確かに難題である。これは年齢をいくら重ねても難題で有り続けることは、自分の歴史と現状を考えても良く分かる。

 主人公は自分の意志として、社会に戻ることを決めた。その結果としておばあちゃんに会う機会を失った。西の魔女であるおばあちゃんにとっては、その展開は十分予見出来ていたはずだ。であればこそ本作のラストシーンの魔法が理解出来るような気がする。どう僕が「理解したのか」については、謎解きをやらない本書に準じて説明しないことにする。

西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323