西の魔女が死んだ

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評判

西の魔女が死んだの評価:

4.20/5点 レビュー 513件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,281件 601〜620 31/65ページ
No.681
(5pt)

さわやかな読後感

魔女にあこがれる主人公と、そのおばあちゃんの話。

魔女になるために必要なことは何なのか。
読むとだんだんにわかってきます。

表現も平易で読みやすいです。
学生の読書感想文にも最適だと思います。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.680
(2pt)

悪い意味でリアル

舞台設定はともかく、登場人物の心の動きが妙にリアルでお話として素直に楽しめなかった、
というのが率直な感想です。

現実の世界では誰しも周りと何かしらの確執があってそう簡単には分かり合えないものですが
この作品の中でもそういった、立場の違う相手との不和や無理解が随所に描かれ、それが作品に
どことなく渇いた印象を与えているように思います。例えばまいの母と父の電話でのやり取りや、
父と魔女のおばあちゃんの間の距離感、まいのゲンジに対する印象、母とおばあちゃんの関係など
にそれがよく出ています。

各々の立場を考えると仕方のないことだと思えるのですが、それが話の中で重要な要素になる
とかいうようなことが結局なかったので、これらの描写に意味はあったのか?と首をかしげたく
なりました。

それが作品の中にある種のリアリティを与えてはいますが、話としては後味が悪くなるだけで蛇足
だったと思います。入れるとしてももう少しフォローが欲しかったです。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.679
(2pt)

悪い意味でリアル

舞台設定はともかく、登場人物の心の動きが妙にリアルでお話として素直に楽しめなかった、
というのが率直な感想です。

現実の世界では誰しも周りと何かしらの確執があってそう簡単には分かり合えないものですが
この作品の中でもそういった、立場の違う相手との不和や無理解が随所に描かれ、それが作品に
どことなく渇いた印象を与えているように思います。例えばまいの母と父の電話でのやり取りや、
父と魔女のおばあちゃんの間の距離感、まいのゲンジに対する印象、母とおばあちゃんの関係など
にそれがよく出ています。

各々の立場を考えると仕方のないことだと思えるのですが、それが話の中で重要な要素になる
とかいうようなことが結局なかったので、これらの描写に意味はあったのか?と首をかしげたく
なりました。

それが作品の中にある種のリアリティを与えてはいますが、話としては後味が悪くなるだけで蛇足
だったと思います。入れるとしてももう少しフォローが欲しかったです。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.678
(2pt)

悪い意味でリアル

舞台設定はともかく、登場人物の心の動きが妙にリアルでお話として素直に楽しめなかった、
というのが率直な感想です。

現実の世界では誰しも周りと何かしらの確執があってそう簡単には分かり合えないものですが
この作品の中でもそういった、立場の違う相手との不和や無理解が随所に描かれ、それが作品に
どことなく渇いた印象を与えているように思います。例えばまいの母と父の電話でのやり取りや、
父と魔女のおばあちゃんの間の距離感、まいのゲンジに対する印象、母とおばあちゃんの関係など
にそれがよく出ています。

各々の立場を考えると仕方のないことだと思えるのですが、それが話の中で重要な要素になる
とかいうようなことが結局なかったので、これらの描写に意味はあったのか?と首をかしげたく
なりました。

それが作品の中にある種のリアリティを与えてはいますが、話としては後味が悪くなるだけで蛇足
だったと思います。入れるとしてももう少しフォローが欲しかったです。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.677
(3pt)

“I know”

朝、起き、新鮮な空気を吸い、お湯を沸かし、お茶の準備をする。
 そして、庭に出て、草木の様子を見る。
 毎日変化する庭を見る。
 そういう毎日のほかにどんなことも望まない、という西の魔女こと、おばあちゃん。
 日々の生活を楽しむということは、そういうことなんだろうな、とは思う。
 時々、木々や草花に囲まれた家で、好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、DVDを観たり、一人静かに暮らしたいと思うことはあるけれど、私も「まい」同様、まだ、「そういう生活を続けることはできない」だろうな。
 評価が高い本だが、私の琴線には触れなかった。
 でも、西の魔女みたいな、“I Know”と言ってくれる素敵なおばあちゃんがいたら、いいなとは思いました。
 まいと、その成長を見守るおばあちゃんと亡くなったおじいちゃん、母と父の物語です。
 「生きる」ということの意味、「生と死」もさりげなく描かれています。
 「ワタシの一行」は、「赤ちゃんとして生まれた新品の身体に宿る、ずっと以前から魂はあり、歳をとって使い古した身体から離れた後も、まだ魂は旅を続けなければなりません。死ぬ、ということはずっと身体に縛られていた魂が、体から離れて自由になることだと、おばあちゃんは思っています。きっとどんなにか楽になれてうれしいんじゃないかしら」でした。
 
 
 
 

西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.676
(3pt)

“I know”

朝、起き、新鮮な空気を吸い、お湯を沸かし、お茶の準備をする。
 そして、庭に出て、草木の様子を見る。
 毎日変化する庭を見る。
 そういう毎日のほかにどんなことも望まない、という西の魔女こと、おばあちゃん。
 日々の生活を楽しむということは、そういうことなんだろうな、とは思う。
 時々、木々や草花に囲まれた家で、好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、DVDを観たり、一人静かに暮らしたいと思うことはあるけれど、私も「まい」同様、まだ、「そういう生活を続けることはできない」だろうな。
 評価が高い本だが、私の琴線には触れなかった。
 でも、西の魔女みたいな、“I Know”と言ってくれる素敵なおばあちゃんがいたら、いいなとは思いました。
 まいと、その成長を見守るおばあちゃんと亡くなったおじいちゃん、母と父の物語です。
 「生きる」ということの意味、「生と死」もさりげなく描かれています。
 「ワタシの一行」は、「赤ちゃんとして生まれた新品の身体に宿る、ずっと以前から魂はあり、歳をとって使い古した身体から離れた後も、まだ魂は旅を続けなければなりません。死ぬ、ということはずっと身体に縛られていた魂が、体から離れて自由になることだと、おばあちゃんは思っています。きっとどんなにか楽になれてうれしいんじゃないかしら」でした。
 
 
 
 

西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.675
(3pt)

“I know”

朝、起き、新鮮な空気を吸い、お湯を沸かし、お茶の準備をする。
 そして、庭に出て、草木の様子を見る。
 毎日変化する庭を見る。
 そういう毎日のほかにどんなことも望まない、という西の魔女こと、おばあちゃん。
 日々の生活を楽しむということは、そういうことなんだろうな、とは思う。
 時々、木々や草花に囲まれた家で、好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、DVDを観たり、一人静かに暮らしたいと思うことはあるけれど、私も「まい」同様、まだ、「そういう生活を続けることはできない」だろうな。
 評価が高い本だが、私の琴線には触れなかった。
 でも、西の魔女みたいな、“I Know”と言ってくれる素敵なおばあちゃんがいたら、いいなとは思いました。
 まいと、その成長を見守るおばあちゃんと亡くなったおじいちゃん、母と父の物語です。
 「生きる」ということの意味、「生と死」もさりげなく描かれています。
 「ワタシの一行」は、「赤ちゃんとして生まれた新品の身体に宿る、ずっと以前から魂はあり、歳をとって使い古した身体から離れた後も、まだ魂は旅を続けなければなりません。死ぬ、ということはずっと身体に縛られていた魂が、体から離れて自由になることだと、おばあちゃんは思っています。きっとどんなにか楽になれてうれしいんじゃないかしら」でした。
 
 
 
 

西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.674
(5pt)

中学生にとって死生学の入門書となりえる一冊

不登校になった女の子とイギリス人祖母との交流を描く。同名映画の原作。

 映画を見てこのおばあちゃんはキリス教や仏教の様な大きな宗教でないお坊さんの様なものなのだと思ったが、原作でははっきりとおばあちゃん自身の口から魔女はキリスト教ができる前からあってそういう役割も兼ねるものと言ってたのが興味深かった。あと、小説を読んでるとシゲさんがいかにも悪い人の様にも思えるんだけど、それはマイの目線で見てのことだと最後に分かる。
 どう生きるかという点と並行して死が語られる。中学生にとって死生学の入門書となりえる一冊。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.673
(5pt)

中学生にとって死生学の入門書となりえる一冊

不登校になった女の子とイギリス人祖母との交流を描く。同名映画の原作。

 映画を見てこのおばあちゃんはキリス教や仏教の様な大きな宗教でないお坊さんの様なものなのだと思ったが、原作でははっきりとおばあちゃん自身の口から魔女はキリスト教ができる前からあってそういう役割も兼ねるものと言ってたのが興味深かった。あと、小説を読んでるとシゲさんがいかにも悪い人の様にも思えるんだけど、それはマイの目線で見てのことだと最後に分かる。
 どう生きるかという点と並行して死が語られる。中学生にとって死生学の入門書となりえる一冊。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.672
(5pt)

中学生にとって死生学の入門書となりえる一冊

不登校になった女の子とイギリス人祖母との交流を描く。同名映画の原作。

 映画を見てこのおばあちゃんはキリス教や仏教の様な大きな宗教でないお坊さんの様なものなのだと思ったが、原作でははっきりとおばあちゃん自身の口から魔女はキリスト教ができる前からあってそういう役割も兼ねるものと言ってたのが興味深かった。あと、小説を読んでるとシゲさんがいかにも悪い人の様にも思えるんだけど、それはマイの目線で見てのことだと最後に分かる。
 どう生きるかという点と並行して死が語られる。中学生にとって死生学の入門書となりえる一冊。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.671
(5pt)

ぜひ1度は読んでほしい、良質な童話。

とても、有名なYA小説ですが、今頃読みました。

おもしろく読みました。

ちょっとした1文1行がいいでね。

登校拒否になったまいが、母方のおばあちゃんのお家でしばらく養生して、少しづつ、成長していく姿を、さらっとした文章でつづられていて、その感じが、とても心地よい。

気持ちが和んでいくのがわかります。

おばあちゃんの心持ちも知りたくなります。

おばあちゃんとおじいちゃんのことを描いた、他の小説はないんでしょうか?
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.670
(5pt)

ぜひ1度は読んでほしい、良質な童話。

とても、有名なYA小説ですが、今頃読みました。

おもしろく読みました。

ちょっとした1文1行がいいでね。

登校拒否になったまいが、母方のおばあちゃんのお家でしばらく養生して、少しづつ、成長していく姿を、さらっとした文章でつづられていて、その感じが、とても心地よい。

気持ちが和んでいくのがわかります。

おばあちゃんの心持ちも知りたくなります。

おばあちゃんとおじいちゃんのことを描いた、他の小説はないんでしょうか?
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.669
(5pt)

ぜひ1度は読んでほしい、良質な童話。

とても、有名なYA小説ですが、今頃読みました。

おもしろく読みました。

ちょっとした1文1行がいいでね。

登校拒否になったまいが、母方のおばあちゃんのお家でしばらく養生して、少しづつ、成長していく姿を、さらっとした文章でつづられていて、その感じが、とても心地よい。

気持ちが和んでいくのがわかります。

おばあちゃんの心持ちも知りたくなります。

おばあちゃんとおじいちゃんのことを描いた、他の小説はないんでしょうか?
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.668
(5pt)

生きる上で大切な、美しいエッセンスを含んだおとぎ話

知人に勧められて読んでみました。

読みやすくリズム感のある文章、
なめらかな語り口の中に
「真剣さと厳格さを備えたスピリチュアリティ」が
絶妙なバランスで落とし込まれていました。
これはすばらしい現代のおとぎ話であり、
子どもでも大人でも楽しく読める作品だと思いました。

「魔女」という言葉については、文字通り神秘的で
何でも手作りする感じがあって、
少し怖い部分もあるけれどそこが魅力…という程度の
薄っぺらいイメージしか持っていませんでしたが、

理性を保ち、うわついた生き方や感じ方を避け、
目の前の仕事に心血を注いで生きるのが
ここでいう「魔女」なのだ、と感じ、
そのあり方には素直に感動できましたし、憧れました。

心をすがすがしくしたいなあ、
モヤモヤをリセットしたいなあと感じている方に
お勧めしたい本です。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.667
(5pt)

生きる上で大切な、美しいエッセンスを含んだおとぎ話

知人に勧められて読んでみました。

読みやすくリズム感のある文章、
なめらかな語り口の中に
「真剣さと厳格さを備えたスピリチュアリティ」が
絶妙なバランスで落とし込まれていました。
これはすばらしい現代のおとぎ話であり、
子どもでも大人でも楽しく読める作品だと思いました。

「魔女」という言葉については、文字通り神秘的で
何でも手作りする感じがあって、
少し怖い部分もあるけれどそこが魅力…という程度の
薄っぺらいイメージしか持っていませんでしたが、

理性を保ち、うわついた生き方や感じ方を避け、
目の前の仕事に心血を注いで生きるのが
ここでいう「魔女」なのだ、と感じ、
そのあり方には素直に感動できましたし、憧れました。

心をすがすがしくしたいなあ、
モヤモヤをリセットしたいなあと感じている方に
お勧めしたい本です。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.666
(5pt)

生きる上で大切な、美しいエッセンスを含んだおとぎ話

知人に勧められて読んでみました。

読みやすくリズム感のある文章、
なめらかな語り口の中に
「真剣さと厳格さを備えたスピリチュアリティ」が
絶妙なバランスで落とし込まれていました。
これはすばらしい現代のおとぎ話であり、
子どもでも大人でも楽しく読める作品だと思いました。

「魔女」という言葉については、文字通り神秘的で
何でも手作りする感じがあって、
少し怖い部分もあるけれどそこが魅力…という程度の
薄っぺらいイメージしか持っていませんでしたが、

理性を保ち、うわついた生き方や感じ方を避け、
目の前の仕事に心血を注いで生きるのが
ここでいう「魔女」なのだ、と感じ、
そのあり方には素直に感動できましたし、憧れました。

心をすがすがしくしたいなあ、
モヤモヤをリセットしたいなあと感じている方に
お勧めしたい本です。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.665
(4pt)

そりゃあ、ばあちゃんも「だっしゅつ」しますわね

登場人物全員が無慈悲で身勝手で残酷です。

いじめられていた主人公ですらそうなのですから、こんなにも早くおばあちゃんが「だっしゅつ」してしまうのもむべなるかな、と大変同情させられました。

生きる力、生きる技術、育っていくときの指針を学びながら、離れたとたんに「忙しいから」と2年間もおばあちゃんを無視していた主人公にはがっかりです。

おばあちゃんは本職のそっち系の妹さんとは違い、生まれつきの素質はなかったと自分のことを説明していますが、たったひとつ(ネタバレ防止のため伏字にします)「自分の××」だけは早くからちゃんとわかっていて、準備をきっちりしていましたね。

でも、おばあちゃんの真価、本当の意味でどれほど得がたく貴重な生命、人生だったのかは誰にも理解されないまま、旅立ってしまったと思います。

そういう意味では「常に虐げられ、誤解され、石もて負われる、強制されたマイノリティー」という意味で言うのなら、おばあちゃんだけは確かに魔女だったと思います。

ぎこちない文章、説明分の過不足の判断ミス、いやったらしい「現代人」だらけのこの本書、「それでも」インパクト大でした。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169
No.664
(4pt)

そりゃあ、ばあちゃんも「だっしゅつ」しますわね

登場人物全員が無慈悲で身勝手で残酷です。

いじめられていた主人公ですらそうなのですから、こんなにも早くおばあちゃんが「だっしゅつ」してしまうのもむべなるかな、と大変同情させられました。

生きる力、生きる技術、育っていくときの指針を学びながら、離れたとたんに「忙しいから」と2年間もおばあちゃんを無視していた主人公にはがっかりです。

おばあちゃんは本職のそっち系の妹さんとは違い、生まれつきの素質はなかったと自分のことを説明していますが、たったひとつ(ネタバレ防止のため伏字にします)「自分の××」だけは早くからちゃんとわかっていて、準備をきっちりしていましたね。

でも、おばあちゃんの真価、本当の意味でどれほど得がたく貴重な生命、人生だったのかは誰にも理解されないまま、旅立ってしまったと思います。

そういう意味では「常に虐げられ、誤解され、石もて負われる、強制されたマイノリティー」という意味で言うのなら、おばあちゃんだけは確かに魔女だったと思います。

ぎこちない文章、説明分の過不足の判断ミス、いやったらしい「現代人」だらけのこの本書、「それでも」インパクト大でした。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.663
(4pt)

そりゃあ、ばあちゃんも「だっしゅつ」しますわね

登場人物全員が無慈悲で身勝手で残酷です。

いじめられていた主人公ですらそうなのですから、こんなにも早くおばあちゃんが「だっしゅつ」してしまうのもむべなるかな、と大変同情させられました。

生きる力、生きる技術、育っていくときの指針を学びながら、離れたとたんに「忙しいから」と2年間もおばあちゃんを無視していた主人公にはがっかりです。

おばあちゃんは本職のそっち系の妹さんとは違い、生まれつきの素質はなかったと自分のことを説明していますが、たったひとつ(ネタバレ防止のため伏字にします)「自分の××」だけは早くからちゃんとわかっていて、準備をきっちりしていましたね。

でも、おばあちゃんの真価、本当の意味でどれほど得がたく貴重な生命、人生だったのかは誰にも理解されないまま、旅立ってしまったと思います。

そういう意味では「常に虐げられ、誤解され、石もて負われる、強制されたマイノリティー」という意味で言うのなら、おばあちゃんだけは確かに魔女だったと思います。

ぎこちない文章、説明分の過不足の判断ミス、いやったらしい「現代人」だらけのこの本書、「それでも」インパクト大でした。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.662
(2pt)

主人公への嫌悪感が強い

小説としては、最後まで読めましたし、
「感動のラスト」はある程度のクライマックス感はあったので、☆1つではありません。

ですが、とにかく物語を通して主人公である「まい」の性格がちょっとアレですね…

最初のほうで、つらい出来事から心ががんじがらめになってしまっているのは当然ですし、
多少の”おいた”には目をつぶれます。
が、結局後日談的エピローグでも、「自分は他の友達よりも先をいってます」「わかってます」
という高飛車感がぬぐえません。
どことなく自分が一番頭がいい!という自己満足の上にあぐらをかき、
両親のことも友達のことも上からみているように感じます。
おまえ魔女から教わったことほぼゼロやん…
自分を大事にすることはとても重要なことですが、
この女の子はそれをはき違えていると感じますし、他人に寄り添おうという努力がみられない…う〜む

魔女もっとがんばって色々教えてあげて〜!と言いたくなります。

最近は「あなたがオンリーワン」やら「自分を大事に」やらの小説はあふれかえっているので、
もう少し人と人との関係性など慈しみを感じたいですね。個人的に。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4931266169