西の魔女が死んだ

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評判

西の魔女が死んだの評価:

4.20/5点 レビュー 513件。 C ランク

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平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,281件 821〜840 42/65ページ
No.461
(4pt)

祖母と孫の心の交流

イギリス生まれの老婦人とその孫娘の心の交流を描いた作品です
田舎に一人で住む祖母のもとに、母親が中学生の娘・まいを預けた事から物語が始まります。
元教師で夫に先立たれ、いまは田舎に住む祖母は、登校拒否になった孫娘を責める事は無く
ただ、田舎の人たちとの純朴な交わりや自然を通じて、得難いものを教えていきます
小学校の時に聞いた優しいオルガンの演奏を聞くような、綺麗な作品です。
皆さんも読んで楽しんでください
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.460
(4pt)

祖母と孫の心の交流

イギリス生まれの老婦人とその孫娘の心の交流を描いた作品です
田舎に一人で住む祖母のもとに、母親が中学生の娘・まいを預けた事から物語が始まります。
元教師で夫に先立たれ、いまは田舎に住む祖母は、登校拒否になった孫娘を責める事は無く
ただ、田舎の人たちとの純朴な交わりや自然を通じて、得難いものを教えていきます
小学校の時に聞いた優しいオルガンの演奏を聞くような、綺麗な作品です。
皆さんも読んで楽しんでください
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.459
(5pt)

静かで、優しく、あたたかい。

おばあちゃんの愛が、あまりに優しく、静かにしみ込んでくるので、
涙が流れてくるまでに、少しだけ時間がかかりました。
しかし、文字を追っていくうちに、胸に じんわりと温かさが広がり、
いつまでもポカポカとして、まるで おばあちゃんのお庭にいるようでした。
本当に素晴らしい作品です。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.458
(5pt)

静かで、優しく、あたたかい。

おばあちゃんの愛が、あまりに優しく、静かにしみ込んでくるので、
涙が流れてくるまでに、少しだけ時間がかかりました。
しかし、文字を追っていくうちに、胸に じんわりと温かさが広がり、
いつまでもポカポカとして、まるで おばあちゃんのお庭にいるようでした。
本当に素晴らしい作品です。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.457
(5pt)

生きることの本質を考えさせられる本でした

文中にもありますが、まだ医療や科学が発達していなかったころ、経験や知識が長けている人を人は魔女と読んだという歴史を踏まえて、魔女や魔女修行という言葉が出てきますが、感受性が強すぎることをコントロールしたり、生きるという上で大切なことに対して経験や知識を積むという行為を指してのことととらえると、読みやすいかもしれません。話はシンプルですが、あとがきにもあるように人が作りだした人工的なものに対しての違和感が世の中をゆがめているような感じのある現代において、人が昔から営み続けてきたことの大切さをそっとでもしっかりと主張している一冊だと思います。私も中学・高校時代、まいと同じように人間関係に悩みました。幸い、自分でしっかりと立つ強さを身につけてこれたおかげで、あの頃の苦しさも必要だったのだと今振り返ることができますが、おばあちゃんの言うせりふはどれもごもっともで、納得できるものばかりでした。
それでいて、まいが今ぶつかっているクラスでの話を聞くとき、否定もせず聞いてくれるところが、同じ悩みを経験したものとして、おばあちゃんの懐の深さを感じる場面で、ほっとしたところでもありました。
おばあちゃんのように生きることは実はとても難しいことですが、こんな人になれたらいいな。。。と思いました。
ママの登場は少ないですが、おばあちゃんへの複雑な思いや娘としての思いなどせつせつと伝わってきて、まいの立場、ママの思い、おばあちゃんの気持ち、どれにも共感でき、読んで良かったと思える一冊でした。児童文学だとは知らずに読みましたが、とても大事にしたい本になりました。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.456
(5pt)

生きることの本質を考えさせられる本でした

文中にもありますが、まだ医療や科学が発達していなかったころ、経験や知識が長けている人を人は魔女と読んだという歴史を踏まえて、魔女や魔女修行という言葉が出てきますが、感受性が強すぎることをコントロールしたり、生きるという上で大切なことに対して経験や知識を積むという行為を指してのことととらえると、読みやすいかもしれません。話はシンプルですが、あとがきにもあるように人が作りだした人工的なものに対しての違和感が世の中をゆがめているような感じのある現代において、人が昔から営み続けてきたことの大切さをそっとでもしっかりと主張している一冊だと思います。私も中学・高校時代、まいと同じように人間関係に悩みました。幸い、自分でしっかりと立つ強さを身につけてこれたおかげで、あの頃の苦しさも必要だったのだと今振り返ることができますが、おばあちゃんの言うせりふはどれもごもっともで、納得できるものばかりでした。
それでいて、まいが今ぶつかっているクラスでの話を聞くとき、否定もせず聞いてくれるところが、同じ悩みを経験したものとして、おばあちゃんの懐の深さを感じる場面で、ほっとしたところでもありました。
おばあちゃんのように生きることは実はとても難しいことですが、こんな人になれたらいいな。。。と思いました。
ママの登場は少ないですが、おばあちゃんへの複雑な思いや娘としての思いなどせつせつと伝わってきて、まいの立場、ママの思い、おばあちゃんの気持ち、どれにも共感でき、読んで良かったと思える一冊でした。児童文学だとは知らずに読みましたが、とても大事にしたい本になりました。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.455
(5pt)

一文一文が胸に染みこんでくる感じ。

短いお話で日本語が美しく流れるように読めるので、一日で充分読めると思います。自分が思春期の時、こういう本と出会えていたら、もっと楽に生きられたのにな〜とちょっと悔しいような気持ちも湧きつつ、読みました。
おばあちゃんの一言一言が胸に染みます。短くてあっさりしたお話なんだけど、だからこそ余計に一文一文がすっと心に染みこんでくような感じですね。映画をまだ見ていないにも関わらず、おばあちゃんの家が瞼の裏に自然に浮かんでくるような感じで…
個人的には二人の別れ方に胸が締め付けられて悲しい気持ちでいっぱいでしたが、でもだからこそあの美しいラストが生きてくるのかもしれませんね。解説の方も書いていましたが死=決して悪いことではない、ということが(決して説教くさくなく)スッとこちらに伝わってくるような素敵なラストだったと思いました。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.454
(5pt)

一文一文が胸に染みこんでくる感じ。

短いお話で日本語が美しく流れるように読めるので、一日で充分読めると思います。自分が思春期の時、こういう本と出会えていたら、もっと楽に生きられたのにな〜とちょっと悔しいような気持ちも湧きつつ、読みました。
おばあちゃんの一言一言が胸に染みます。短くてあっさりしたお話なんだけど、だからこそ余計に一文一文がすっと心に染みこんでくような感じですね。映画をまだ見ていないにも関わらず、おばあちゃんの家が瞼の裏に自然に浮かんでくるような感じで…
個人的には二人の別れ方に胸が締め付けられて悲しい気持ちでいっぱいでしたが、でもだからこそあの美しいラストが生きてくるのかもしれませんね。解説の方も書いていましたが死=決して悪いことではない、ということが(決して説教くさくなく)スッとこちらに伝わってくるような素敵なラストだったと思いました。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.453
(4pt)

田舎幻想、祖母幻想

映画のトレーラーを見て興味を抱き、
映画を観る前に原作を読んでおこうと手に取った。
まいの言葉使いが少しぶれているように思えた。
また、読後に回収されていない伏線のようなものも二〜三箇所気になった。
文章はそっけなく、平易だが、上手さや面白みはあまりなかった。
中学生くらいのはねっかえりのある少女の雰囲気はよく出ていたと思う。
「無視する」と断言するおばあちゃんの言動には、人間らしい歪さがある。
おばあちゃんを慕いながらもその歪さに拒否反応を見せるまいも気に入った。
総じて、児童文学のような印象だった。
それも、勧善懲悪のキャラクター作品のようなものとは異なる、昔ながらの児童文学。
データを見る限り、事実、児童文学なのだろう。
「みんなのうた」や絵本の類に癒しをおぼえる現代人には、そういう効果もあるのかもしれない。
ただ、本書が初めからそこを狙っていたならば、もっとそれに相応しい書きようがあったと思う。
本書がそう書かれていないということは、そこを目指して書かれた作品ではないということだろう。
「素敵な田舎」「素敵なおばあちゃん」という受容しかされていないのなら、
おそらくそれは、作品にとっても読者にとっても不幸なことだろう。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.452
(4pt)

田舎幻想、祖母幻想

映画のトレーラーを見て興味を抱き、
映画を観る前に原作を読んでおこうと手に取った。
まいの言葉使いが少しぶれているように思えた。
また、読後に回収されていない伏線のようなものも二〜三箇所気になった。
文章はそっけなく、平易だが、上手さや面白みはあまりなかった。
中学生くらいのはねっかえりのある少女の雰囲気はよく出ていたと思う。
「無視する」と断言するおばあちゃんの言動には、人間らしい歪さがある。
おばあちゃんを慕いながらもその歪さに拒否反応を見せるまいも気に入った。
総じて、児童文学のような印象だった。
それも、勧善懲悪のキャラクター作品のようなものとは異なる、昔ながらの児童文学。
データを見る限り、事実、児童文学なのだろう。
「みんなのうた」や絵本の類に癒しをおぼえる現代人には、そういう効果もあるのかもしれない。
ただ、本書が初めからそこを狙っていたならば、もっとそれに相応しい書きようがあったと思う。
本書がそう書かれていないということは、そこを目指して書かれた作品ではないということだろう。
「素敵な田舎」「素敵なおばあちゃん」という受容しかされていないのなら、
おそらくそれは、作品にとっても読者にとっても不幸なことだろう。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.451
(5pt)

西の魔女にならなくちゃ

喘息で不登校の娘を持つ母の私が読んで、
本当にそのとおり・・・こんな風に物事に対する心理を
教えてくれるお婆ちゃん、素敵です。
日本の母親もお婆ちゃんも、こんな考えはナカナカ持てません。
グローバルな視点を上手く物語りにして、心理描写を表現している。
私もこんなお婆ちゃんにならなくちゃーと志新たに・・・。
今現在の不登校児の母としては、グローバルと言うより宇宙人と言う感じの
突飛な行動と思考の母親かも・・・世の中からは浮いてます。
その浮いた母から見ても、やっぱり西の魔女は素敵だ。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.450
(5pt)

西の魔女にならなくちゃ

喘息で不登校の娘を持つ母の私が読んで、
本当にそのとおり・・・こんな風に物事に対する心理を
教えてくれるお婆ちゃん、素敵です。
日本の母親もお婆ちゃんも、こんな考えはナカナカ持てません。
グローバルな視点を上手く物語りにして、心理描写を表現している。
私もこんなお婆ちゃんにならなくちゃーと志新たに・・・。
今現在の不登校児の母としては、グローバルと言うより宇宙人と言う感じの
突飛な行動と思考の母親かも・・・世の中からは浮いてます。
その浮いた母から見ても、やっぱり西の魔女は素敵だ。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.449
(3pt)

この小説の世界観が私には合わなかったかな

中学に進んでまもなく、不登校になってしまったまいは、西の魔女こと母方の祖母と一緒に暮らすのである。そこで、まいは魔女になる手ほどきを受けたのである。肝心なことは、自分で何でも決めて、決めたことは最後までやり遂げることである。祖母に見守られる中でまいは言いつけを守り、生活をしていくのである。
うーん。確かに感動する物語だと思うし、人生に役立つ教訓めいた話もあり、すごく子供に読ませたい物語だと思うが、この小説の世界観が私には合わなかったかなという感じがします。物語として淡々と進んでいるだけだなという感じがして、それだけなんだという思いがします。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.448
(3pt)

この小説の世界観が私には合わなかったかな

中学に進んでまもなく、不登校になってしまったまいは、西の魔女こと母方の祖母と一緒に暮らすのである。そこで、まいは魔女になる手ほどきを受けたのである。肝心なことは、自分で何でも決めて、決めたことは最後までやり遂げることである。祖母に見守られる中でまいは言いつけを守り、生活をしていくのである。
うーん。確かに感動する物語だと思うし、人生に役立つ教訓めいた話もあり、すごく子供に読ませたい物語だと思うが、この小説の世界観が私には合わなかったかなという感じがします。物語として淡々と進んでいるだけだなという感じがして、それだけなんだという思いがします。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.447
(3pt)

紙一重なんでしょうか

不登校になった中学生の女の子が田舎のおばあちゃんと暮らしていく中で
魔女の修行をする。ごく当たり前だが、なかなかできないことを
おばあちゃんとの生活の中でできるようになってく。
評判のせいか期待しすぎたところがあって、個人的には普通に読み終わってしまいました。
田舎での自然と向かい共存する生活がいつも目の前にあるからかもしれません。
もうすこしキャラクターを掘り下げてあれば違ってきたかもしれません。
女性が読むと感じ方が違うのかもしれません。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.446
(3pt)

紙一重なんでしょうか

不登校になった中学生の女の子が田舎のおばあちゃんと暮らしていく中で
魔女の修行をする。ごく当たり前だが、なかなかできないことを
おばあちゃんとの生活の中でできるようになってく。
評判のせいか期待しすぎたところがあって、個人的には普通に読み終わってしまいました。
田舎での自然と向かい共存する生活がいつも目の前にあるからかもしれません。
もうすこしキャラクターを掘り下げてあれば違ってきたかもしれません。
女性が読むと感じ方が違うのかもしれません。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.445
(3pt)

この装画に導かれたひとも多いはず。

期待をしすぎたのか、わたしの中で温めすぎたのか、
一気に読んだ結果、ただ通り抜けていってしまった感じがした。
でも、「大事なのは自分で決めること」だとおばあちゃんが
いっていたのと、続編があまり好きになれなかったので星3つ。
ただ、この本でとてもいいなあと思ったのはこの装画。
タイトルだけ聞くと、どんな怪しい話なのかと思ってしまうが
この絵のなかに物語のやさしさすべてが描かれている気がする。
ちなみに解説はこの絵を描いた早川司寿乃さんが書かれているので
読み終えたあとにもう一度絵を見るとやさしい気持ちになれるはずです。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.444
(1pt)

憤りすら感じる

多感な思春期の少女を主人公に、
不登校という繊細な問題を取り扱っているのにも関わらず、
「死」を軽々しく描く筆者の姿勢に不信感をおぼえずにはいられなかった。
主人公「まい」の父親に「死んだら何もなくなるんだよ」
と語らせた上で、西の魔女たるおばあちゃんに、
「ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ ヘ
オバアチャン ノ タマシイ ダッシュツ、ダイセイコウ」
などという霊界からのメッセージを届けさせるラストは、
確信犯と言っても良いだろう。
特に「脱出 大成功」などというフザけた言葉を使うのはタチが悪い。
死後の世界や来世や前世を信じて、
死に甘美なる誘惑を感じながら自死にいたる子どものニュースは後を絶たない。
文学で「死後の世界の可能性を説くな」とも「宗教観を語るな」などとも
言うつもりはないが、それらを主張したいなら、もっと真摯な態度でして欲しい。
特にこの書の読者が、
シュタイナーやロハスやマクロビや癒しなどにかぶれた、
ナチュラル志向のアッパーミドルな親と、
その子女に多いだろうことを予想すると、
事態は看過できない。
西の魔女が死んだ Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだより
4092896107
No.443
(3pt)

この装画に導かれたひとも多いはず。

期待をしすぎたのか、わたしの中で温めすぎたのか、
一気に読んだ結果、ただ通り抜けていってしまった感じがした。
でも、「大事なのは自分で決めること」だとおばあちゃんが
いっていたのと、続編があまり好きになれなかったので星3つ。
ただ、この本でとてもいいなあと思ったのはこの装画。
タイトルだけ聞くと、どんな怪しい話なのかと思ってしまうが
この絵のなかに物語のやさしさすべてが描かれている気がする。
ちなみに解説はこの絵を描いた早川司寿乃さんが書かれているので
読み終えたあとにもう一度絵を見るとやさしい気持ちになれるはずです。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323
No.442
(1pt)

憤りすら感じる

多感な思春期の少女を主人公に、
不登校という繊細な問題を取り扱っているのにも関わらず、
「死」を軽々しく描く筆者の姿勢に不信感をおぼえずにはいられなかった。
主人公「まい」の父親に「死んだら何もなくなるんだよ」
と語らせた上で、西の魔女たるおばあちゃんに、
「ニシノマジョ カラ ヒガシノマジョ ヘ
オバアチャン ノ タマシイ ダッシュツ、ダイセイコウ」
などという霊界からのメッセージを届けさせるラストは、
確信犯と言っても良いだろう。
特に「脱出 大成功」などというフザけた言葉を使うのはタチが悪い。
死後の世界や来世や前世を信じて、
死に甘美なる誘惑を感じながら自死にいたる子どものニュースは後を絶たない。
文学で「死後の世界の可能性を説くな」とも「宗教観を語るな」などとも
言うつもりはないが、それらを主張したいなら、もっと真摯な態度でして欲しい。
特にこの書の読者が、
シュタイナーやロハスやマクロビや癒しなどにかぶれた、
ナチュラル志向のアッパーミドルな親と、
その子女に多いだろうことを予想すると、
事態は看過できない。
西の魔女が死んだ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 西の魔女が死んだ (新潮文庫)より
4101253323