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新参者
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新参者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全253件 21~40 2/13ページ
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以前にTBSドラマで阿部寛さんが扮する加賀刑事が事件を今まで見たこともない手法で解決していくのがとても良かったので原作本も読みたくなりました。 初夏に小伝馬町のとあるマンションの一室で45歳の一人暮らしの女性が絞殺されます。 その女性と事件前に関わった人たちに加賀刑事が聞き込みをするのですが、その関わった人たち自身の家族間でのささいなトラブルをも加賀刑事は見事に解決していくという不思議な探偵小説です。 「翻訳家の友」の章の最後に加賀刑事の名台詞があります。 『捜査もしていますよ、もちろん。でも刑事の仕事はそれだけじゃない。 事件によって心が傷つけられた人がいるなら、その人だって被害者だ。 そういう被害者を救う手だてを探しだすのも、刑事の役目です』 とても格好いいです。 ささいなトラブルの解決が決して無駄なものではなく、事件の核心へと繋がっていくのですから凄いストーリーだと感心させられてしまいました。 東野圭吾さんワールドにぐいぐい引き込まれてしまいました。 | ||||
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新参者の加賀さん。かっこいいです。 | ||||
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Very good. | ||||
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寄せ木細工のように、物語をバラバラにしてから組み立てる芸当が見事だった。オチは弱いがちゃんと伏線も張られており、あちこちに丁寧な「救い」も用意されていて、丁寧すぎるくらいだった。たいてい近所(?)でヒントが見つかるというご都合主義はあるものの、とても面白く読んだ。 | ||||
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一言、面白かった。 | ||||
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東野圭吾を読むのは久しぶりです。一年前に「マスカレードホテル」を読んで以来です。 10年以上も前になりますが、東野圭吾にはまっていた時期があって、東野圭吾ばっかり読んでいました。 東野圭吾の良いところは、いきなり冒頭から、謎が出て来ます。だから先を読み進めないと気が済まなくなるんです。 東野圭吾の作品の中に加賀恭一郎シリーズというのがあります。警視庁の刑事である加賀恭一郎が事件を解き明かすシリーズものなんですが、全部で10作品ほどあるようです。数えてみたら、僕はその内5作品を読んでいました。しかし、読んだのは10年以上も前になりますので、タイトルには覚えがあってもストーリーはほとんど記憶にないんですね。読後に感想をメモしておくと記憶にも残ったのでしょうけど‥。 今回読んだ「新参者」は加賀恭一郎シリーズの中でも一番ポピュラーなものだということです。ドラマ化もされていたようなんですが、ドラマは見ていません。しかし、加賀恭一郎役を阿部寛がやっているということを聞きますと、だいたい加賀刑事の風貌や人となりがイメージできますね。加賀刑事は和製コロンボのイメージで描かれているとのことでした。現場百回というのが、加賀刑事の信条だそうです。 「新参者」は、警視庁の刑事だった加賀恭一郎が所轄の日本橋警察署に異動になり、新参者として江戸情緒漂う日本橋界隈で起こった一つの殺人事件を追う物語です。 小伝馬町のマンションで一人暮らしの女性が絞殺されます。殺人事件ではあるのですが、人情味あふれる東京下町での事件なので、全編にわたってほんわかとした空気が流れ、根っからの極悪人も登場しません。9章で成り立つ連作短編集で、最後に真相が明らかになりますが、そこに至るまでの数々のエピソードにより、とにかく読ませる、和ませる物語でした。しかも、登場人物がやたらに多いんですね。それらを把握するために、新たな人物が現れると、ラインマーカーでチェックしながら読みました(笑)。最後に数えてみたら、何と登場人物は39人と犬1匹でした(笑)。 だけど、やっぱり東野圭吾は読みやすいですね。文章がすんなり頭に入ってくるから、読んでいて飽きが来ないし、疲れないです。そんな訳で、加賀恭一郎シリーズを読み直したいなあと思っています。 | ||||
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数々の伏線を序盤・中盤に張り巡らし、後半から終盤にかけ、それを回収する、という東野圭吾の良さが詰まった作品だと思います。 また、日本橋に住む様々な人の生き様や思いを描き、その中に引き込まれていくように、読み進めていける作品でもあります。 加賀恭一郎の日本橋署での活躍等、見たい方でしたら是非この本を手に取ってみてはいかがでしょうか。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズで最も見事です。本当にあんた何者?って言いたくなります。以下のランキングは②眠りの森③赤い指④卒業⑤私が彼を殺した⑥悪意⑦どちらかが彼女を殺したーです。麒麟の翼、祈りの幕が下りる時は未読なので、楽しみがまだ残っています。 | ||||
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テレビが先だったので、改めてよくできた話だと思った。 | ||||
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素晴らしく面白かったです。 情緒ある日本橋を舞台に非常に人間らしい温かみや切なさを絡ませながら物語が進んでいきます。人物が一人一人登場する度に加賀が事件を少しずつ紐解いていき事件の真相に近づいていくと共に登場人物たちの日常の小さな引っ掛かりや蟠りが暖かく解決していくという展開は流石は東野圭吾先生だと思いました。 | ||||
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多くの人の視点で物語が描かれている。この手の小説ではあまりないパターンかと思いました。 内容を全く知らずに読み始めたため、一瞬短編小説かと思ってましたが、それが余計面白く感じました。 ちょっとだけ残念なのは、犯人の殺人理由かなと。ここが一番普通だったので、びっくり感がもっとあったら個人的には良かったかもと思い、★4としました。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ。だそうですが、そんなことは露知らず「この刑事さん魅力的な人間だな」と思いながら読んで、本を閉じた後に知りました。 良いキャラクターには哲学が伴います。そしてこの加賀刑事にも、東野さんが描きたかった哲学が詰まっています。哲学、つまり行動原理ですが、終盤に加賀刑事自ら語る場面があります。「俺はね、この仕事をしていて、いつも思うことがあるんです。人殺しなんていう残忍な事件が起きた以上は、犯人を捕まえるだけじゃなく、どうしてそんなことが起きたのかってことを徹底的に追求する必要があるってね。だってそれを突き止めておかなきゃ、またどこかで同じ過ちが繰り返される。その真相から学ぶべきことはたくさんあるはずです。」 ぷらぷらと関係がないお店で聞き込みをする加賀刑事は、単に頭が切れるだけではなく、誰よりも犯罪を抑止したいという情熱を持っているのです。飄々としているようで、その心のうちは燃えている。だからこそ引き込まれるのですね。 惜しむべくは、他の方がレビューされているように、話が出来すぎていたり、犯行トリックにもう一捻り欲しかったりするところです。本格ミステリーを期待して読んだので、やや肩透かしとなり、評価を一つ下げました。加賀恭一郎シリーズとしてホロッとする感じを楽しむなら、申し分ないです。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズ、大好きです。私は東野圭吾さんの作品は大好きです。だから、新刊がでるとすぐに読みます。でも忙しかったのか、私はまさかのドラマを見てから小説を読むという、私にとったら珍しいパターンで手に取りました。でもドラマが放送されてからずいぶん、時間が経っているので、忘れている事が多く楽しめました!でも、祈りの幕が下りる時、などの長編物の方がやっぱり好きです。 | ||||
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日本橋署に着任したばかりの刑事・加賀恭一郎。そして同じタイミングで新参者 として日本橋にやってきて殺害された一人の女性。その女性の殺人に関わる数多 くの人々。その人々がそれぞれの思いを胸につく「嘘」。殺人事件を追う警視庁 の刑事は、殺人事件の犯人を追うが、加賀は「嘘」を一つ一つ解き明かし、事件 の全容解明を目指す。彼の捜査は、現場百回。多くの人々と会話をし、表情を読 み、周囲をすべからく観察する。疑うことが商売とはいえ、少しの話の齟齬も見 逃さない。そうした捜査から、犯人以外のこの事件に関わる人々の気持ちを「嘘」 から解放し、穏やかなものにしていく。勿論、そうしたことを積み重ねることに よって、事件の全容を解明すると共に、犯人にも全面的に罪を償おうという意思 を芽生えさせる。 人の心を読む天才、加賀恭一郎。彼の捜査を描くことは、人間模様を描くこと。 人間模様の描写、さすがに東野圭吾と感嘆する。 | ||||
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加賀恭一郎のファンです。加賀シリーズとして購入しました。内容も満足です。 | ||||
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が、小説の描写の中に出てきますが、そこは一度だけ行ったことがあります。 妙にそうそう小学校もあったな、などと小説には関係なくはしゃいでしまう。 身近に感じるこの小説の舞台を、改めて散策して見ようかとうちの奥さんと検討中。 刃物屋さんや玩具店も確認しなくっちゃ。実際にあるのかなぁ。 ところで、 最近加賀恭一郎を描いた作品を読み続けているがドラマの影響もあり もう、 加賀恭一郎=阿部寛 にしか思えない。はまり役なのか刷り込まれてしまったのか どっちなのだろう・・・ それとも作者が阿部寛をイメージして描いた物なのか。 | ||||
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ドラマで見た記憶があったのですが、思い出しながら楽しく読めました。人形町がさらに近づいた感じがします。 | ||||
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東野さんはぴったり来なくて遠ざかってましたが、 今回は素晴らしい本に出会いました。 加賀さんの大ファンになりました。 ほかのシリーズも読みたい。 | ||||
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映画の公開に合わせて原作を読んでみようと思い、「新参者」から読み始めた。以前、テレビドラマを数回見たことがあるが、全回を見たわけではなかったので、初めてドラマ全体で一つの事件を追っていたことを知った。すっかり違う事件が毎週起きているのだと思い込んでいた。 この短編を1時間ドラマにするには、もっと広く作り込む必要があったことは理解できる。なので、こんな結末だったっけ?というような話もあった。たとえば時計屋の話。娘の結婚相手と会うシーンなど、本の中には存在しない。それはそれで、いい話っぽくなっていたし、原作の雰囲気が壊れるわけではないので、OK。本を読んで、ドラマも通しで見直してみたくなった。これこそがメディアミックス効果なのか。 ただドラマを先に見たことで、本を読んでいても、阿部寛の顔が浮かんできてしまう。本を読む限りでは、もっとカッコ良くない刑事のようにも思えるのだが、先に刷り込まれた情報は強い。もう少し暖かくなったら、休みの日に人形町も歩いてみたい。この本に出てくる店って、実在しているのだろうか? ないとしても、雰囲気のある通りを歩くのは、きっと楽しいに違いない。 | ||||
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加賀シリーズ。5年に渡って文芸誌に掲載されていた。 各話のデティールが深い。そこでは被疑者たちのアリバイを支持してゆき、真犯人を炙り出す技法には読んでいて呻らされた。おすすめ! | ||||
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