ノルウェイの森

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評判

ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1,323件 1,121〜1,140 57/67ページ
No.203
(5pt)

ポール・オースターと夜はやさし

~村上さんの小説を読むのは「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」そして「羊をめぐる冒険」以来でしたが、流石に彼の最高傑作といわれる小説でした。素晴らしい。#ただし、ラストの「どこでもない場所」という概念は、アメリカ現代文学の旗手、ポール・オースターのニューヨーク三部作から借り受けたものだし、山陰地方(?)を浮浪者のようにさまようエピ~~ソードは、おなじくそのニューヨーク三部作のひとつ、”City of Glass”(ガラスの街)のクライマックス、主人公が幽霊となってニューヨークの街をさまようシーンのパクリかも(?)とおもってしまいました。さて、この小説を読むと、時代背景も物語もまったく違いますが、F・スコット・フィッツジェラルドの最高傑作だと私がおもっている”Tender is the~~ Night”(夜はやさし)をおもいださせました。村上さんには是非” Tender is the Night”を訳していただきたいと感じました。ただ残念ながら、村上さんは、彼の一番大好きなはずのフィッツジェラルドの代表作”The Great Gatsby”(グレート・ギャツビー)の翻訳には向いてないな、とこの小説を読んでいてあらためて感じた次第です。というのも、”The Great~~ Gatsby”のはりつめたようなひとつの齟齬もない(健康的な)文体は、その作家の上昇期でないとだせないものです。つまり、「ノルウェイの森」からの村上さんの文体は、すでに、フィッツジェラルドの” Tender is the Night”と同様に、いい意味で(魅力的に)病んでしまった、と感じています。~
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4062035154
No.202
(5pt)

ちょっとエロい

大した理由もなく自殺者が多発します。その辺りが文芸界から嫌われた作品ですが若者に絶大な支持を受けました。女性に人気があるのは少し違和感がありますが。トシを取ってから読破したので感動はありませんでした。ライトなエロ本程度の印象ですが学生時代なら相違していたでしょう。作者の趣旨は理解できます。若い人で上京したことのある人なら感情移入しやすい。主人公ワタナベがちょっとモテ過ぎかなあ――
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4062035154
No.201
(5pt)

大人(怜子)になる前に読むべき作品

直子のように若くてキレイな女の子が自分で命を絶つなんてするべきじゃない。そして、そうならないためにも、愛して抱きしめてくれるワタナベ君みたいな人が側にいてくれることって大事だと思う。永沢さんみたいな冷たい人(ハツミさんはかわいそう)じゃなくって、本当に自分のことを考えてくれてるワタナベ君みたいな人。そして、緑ほど元気が良くなくても構わないけど、せめて、そのワタナベ君の愛を受け入れられるくらいの強さを持った直子でありたい。
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4062035154
No.200
(4pt)

大衆文学ではないと思う

起承転結を望む方には少々物足りなさを感じるのかもしれない純文学に近いところだけど、完全には純文学とはいえないつまり大衆文学と純文学の間に入る小説だと思う主人公の性格は「普通の人間」というのが正しいのだが直子や親友のキズキと関わったことによって「ふつう」とはかけ離れた一面を持つようになる緑に出会うことで、主人公はその「ふつう」とはかけ離れた一面からだんだんと離れていこうとするその「結果」は主人公をもう一度「ふつう」とはかけ離れた一面に偏らせていくことになる全体的にはすごく難しい話だと思うし理解力とかそういう問題じゃないと思う自分自身の解釈というものによってこの話はきっと影響されるのだと
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4062035154
No.199
(5pt)

個人的解釈としての本質

この本について悲しみという事に焦点をあてると、人気小説の世界の中心で愛を叫ぶと比較する事で自分なりの本質が見えてきます。両小説共に愛する人をなくしてしまいます。あくまで個人的な意見ですが、世界の中心の方での恋人の死はきれいです。違和感を持つほどきれいです。決果としてその死が物語を美しい物にして、ああいう恋がしたいとかそういった話になります。恋人が死ぬにもかからわずです。そこで死はスパイスでしかありません。ストーリーとしてはノルウェイの森の方が非現実的ですが、感情としては明らかにリアルです。本当の悲しみは世界の中心で愛を叫ぶことさえ許しません。小説はこう締めくくられています。「僕はどこでもない場所のまん中から緑を呼びつづけていた。」
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4062035154
No.198
(5pt)

大好きです!

初めて読んだのは高校の頃でそれ以来失恋したりすると必ず読んでます^^ ぜひぜひ読んでください!
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4062035154
No.197
(5pt)

何度も読み返したくなる。

初めてこの本を読んだ中学生の時は、心に訴えかけてくるものはなかった。2回目に読んだ大学生の時、読み終わっても、しばらくノルウェイの森の世界から抜け出せなかった。学生運動が盛んな時代背景を知った後にまた読み返し、恋をして読み返し、失恋をして読み返し、この本を読み返しながら大人になった気がする。生の領域にいる緑と、死の領域にいる直子、その間で揺れ動いている僕。人生の縮図を見ているような、そんな感覚を覚える。この、詩のように素敵な文章を、この先何度も読み返すにちがいない。
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4062035154
No.196
(5pt)

最高に面白い

何十回読んでも飽きない。個人的には村上春樹の最高傑作です。多彩な登場人物、機知に富んだ会話や、少し単純化して言えば生を象徴する緑と死を象徴する直子との間で揺れる若い主人公の葛藤など、恋愛小説というより主人公の成長を描いた青春小説という感じがします。生と死というテーマは作品を通して読み取れますが、主人公は直子の死と静の世界から緑の生と動の世界へと移行していったのか、それとも留まっているのか、最後の「どこでもない場所」の場面では考えさせられる。他にも謎は多い。ただ読むだけでも最高に面白いが、いくつもの謎に自分なりの答えを見つけるのも面白いと思います。恋人が死んでしまうという設定は『世界の中心』と同じですが、比べ物にならないくらいこちらのほうが良質。
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4062035154
No.195
(5pt)

とにかく読んでみてください

それでも人は愛されたい。15歳の時に初めて読んだときに、そういう風にしかとらえられないぐらいに、ショックを覚えた小説です。★★★★★★とにかく読んでみてください★★★★★★
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4062035154
No.194
(5pt)

たとえ月が無くても。

僕は直子のことを愛してさえいなかったのだ。この本を読み終えてやっと気づく。誰もが一度は感じたことがあるだろう。自分の存在、生と死の狭間に生きることの憂い、生きることの意味。村上春樹の本を読むとなぜかいつも同じような気持ちになる。でもそれはとても心地よくて現実にあるようでないような真実。ノルウェイの森は何度も読み返している唯一の本である。今でもよくわからない、自ら命を絶つということの意味することが。でもこの本は私にとって無くてはならない生きていく上での糧となるとても大切な本だ。傲慢と思えるかもしれないが直子と自分を重ねてあまりにも似ていることに気づく。深く深く真っ暗な井戸にほうり投げられた自分と。
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4062035154
No.193
(5pt)

もう戻ることのない想い

自分がこれまでの人生で、 失ってきた多くの  もののことを考えた。「 失われた時間、   死にあるいは去っていった人、     もう戻ることのない想い 」    (ノルウェイの森・上巻 6ページより)主人公はいろいろなものを失って、生きてきた。でも、それは私達の人生でも同じこと。主人公の失ってきたものと、自分が失ったもの。そのふたつが、リンクしてしまう。。。すでに失われたものだから、もう2度と逢えないひとだから……その輝きは増すのだろうか?
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4062035154
No.192
(5pt)

刹那的です

初めて読んだ時は、十代の頃でした。でも最近読み返してみて、その頃わからなかった事がたくさんあり、理解もせず読み終わってたと思います。主人公の友人が自殺したことによって、恋人の直子だけではなく主人公も確実に心に傷を負っています。それは、彼の大学時代の過ごし方でわかるような気がします。他人との間に薄いヴェールを覆い、ただ「生きているだけ」という感じをもちました。この本は恋愛小説ということですが、私は登場人物の心のひだを興味深く読みました。それは、どの本にもみられなかったリアリティのあるもので、私の中の村上春樹作品の中では、かなり上位です。
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4062035154
No.191
(5pt)

☆ビバ春樹☆

もうかれこれ10年以上も私の中で愛の冷めない作品(作者)です。現在「世界の中心で、愛をさけぶ」がもてはやされておりますが・・ ・・・けっ。これを読めい、これを。これぞ真の「恋愛小説」であります。
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4062035154
No.190
(4pt)

好き嫌いがわかれる作品

村上春樹らしいキザな世界。キザといってもチャラチャラしたカンジではなくいつも通り大人びている。しかし初期村上作品とはまた一味違った作風。独自の理念の元、堂々と生きている永沢さんがおもしろかった。主人公を取り巻く人物達みな色々な個性を持っていてそれぞれの人物達がうまく描かれている。結末にやや疑問を抱いたがよくよく考えると納得できると思う。
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4062035154
No.189
(5pt)

純粋な哀しみを濾過して抽出したような本

死は生の対極としてではなく、その一部として存在している/「構うもんか、二年くらい」と彼は言った。「スコット・フィッツジェラルドくらいの立派な作家はアンダー・パーでいいんだよ」/そして僕とTVのあいだに横たわる茫漠とした空間をふたつに区切り、その区切られた空間をまたふたつに区切った。そして何度も何度もそれをつづけ、最後には手のひらにのるくらいの小さな空間を作りあげた。/どうして男の人って髪の長い女の子が上品で心やさしくて女らしいと思うのかしら?私なんかね、髪の長い下品な女の子二百五十人くらい知ってるわよ、本当よ/私たちはインディアンが頭にその部族あらわす羽をつけるように、歪みを身につけています。/直子はソファーの僕のとなりに座り、僕の体にもたれかかった。肩を抱くと、彼女は頭を僕の肩にのせ、鼻先を首にあてた。そしてまるで僕の体温をたしかめるみたいにそのままの姿勢でじっとしていた。この作品ほど、レヴューや批評を読むまえにそのものを読んで欲しい小説はありません。そのくらいものすごい力(魅力)を、間違いなく一つひとつの文章自体が持っているからです。大切な人やかけがえの無いものに対する喜びや哀しみの思いを揺さぶられる一冊です。   
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4062035154
No.188
(5pt)

大人判定機

これを読んだ時、
二十歳ちょうど人生経験未熟で恋愛まっただ中
軽く打たれた。
その大好きな子と別れて本当に好きだったと気づかされて再びこの本を手に取った時
心底打たれた。悲しくて眠れなかった。
失ったモノと同じモノを手にする事は二度と出来ない。
大人になるという事は失うという事への耐性の程度ではないだろうか?
物、友達、恋人、親、金、命、夢、時間・・・
思春期のアナタへ
いろんな耐性が出来る前に読んでください。
きっと感想が違うはず。
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4062035154
No.187
(5pt)

正直になろう!

全く今では考えようのないほど美しい話です。今ではメールが普及し、週に一度の手紙を待つのが楽しみだとか、一途に人を愛すということがなくなりつつある現代ではこのような話を読むと『あの時はよかったなぁ~』の『あの時』が分からない10代の若者達にも何らかの共感を与えてくれるような気がします。是非、こんな現代だからこそ若い人たちにも一読して欲しい一冊です。オススメです。
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4062035154
No.186
(5pt)

内側に閉じ篭ってしまった

 読後2~3日は、仕事もほとんど手につかないほど自分が小さくなってしまった。自分の内面をずっと誰かが握っていて、それを解こうにもどのような手段で解きほぐすことが出来るのかわからず、自分が生きている現実世界が、この本を読む前より半歩先にあるような錯覚に陥った。 村上氏の小説には他の作家が書く文章からは聞こえない登場人物の声が聞こえてきて、特に緑の話し方はしっかりとした口調で早口であるだろうと思われる。その為、いつの間にか緑が話す台詞の場面は速読し、直子の話す場面は彼女の言わんとすることを理解出来るよう、ゆっくりと読んでしまった。 本当にこんな小説は初めてで、その後も何度も何度も読み続けた。文頭の「またドイツか」という部分からわかるように、細かな伏線が絡み合わさり、読むたびにこの作者の偉大さを実感できる傑作である。
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4062035154
No.185
(5pt)

すごい!初めての恋愛小説?!

なにか恋愛小説をよみたくて、検索したらでてきたので買いました。でもこんなにいい本に出会えたことは今までないです!そのくらいはまりました。この本を読んだ後はしばらくほかの本なんて読む気がしなくて、そのあといろいろな恋愛小説を手にしたけどやっぱりノルウェイに戻っちゃいます。すごくゆっくり時間が流れるなかで、特徴のあるキャラクターがでてきて、でもそれぞれのキャラクターと共感できるところがある。絶対に読むべき!な本です。
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4062035154
No.184
(5pt)

切ないです。

主人公の大切な人を亡くしてしまうときの悲しみも、直子の主人公の気持ちを傷つけまいとする優しい気持ちも、緑の主人公に対する愛も、みんななんだか切ない。この作品を読んで、とても心がきれいになるというか、とても澄んだ気持ちになった。それに言葉がすごくきれいで、時には大人っぽく、時には子供っぽい言葉遣いがとても良かった。3回これを読んでいま4回目を読んでいるけど、読むたびに魅力的で新しい発見がある。もっともっと多くの人に読んでほしいと思う。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154