ノルウェイの森

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ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1,323件 1,061〜1,080 54/67ページ
No.263
(5pt)

登場人物との距離の近さがあれば、素晴らしい小説です

 恐らくこの小説を理解するためには、いや、小説の世界に入るためと言ったほうがいいでしょうか、登場人物の誰かに対して自分自身や自分の大事な人との何らかの共通点がいるでしょう。私は男ですが、男性であれば過去に押しつぶされそうな女性との付き合いがあるかた、そして彼女をいとおしく思うのに何らかの重荷も感じてしまう経験があるかた。私と同じように主人公の心の揺れに多く共感すると思います。 登場人物・場面の設定が一部日常に生きる我々の生活とかけ離れているので、時にあまりにきれいに写り、また理解しがたいところがあるのはやむを得ません。しかし、それを抜いても、十分すぎるほど登場人物に近づいていけます。 合わない人にはとことん合わない、そんな小説ですが、合った時!の衝撃はすさまじい。いい小説に往々にしてありますが、小説が読者を選り好みします。一度手に取られても、分の悪い賭けではありません。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.262
(5pt)

何度も読んでみたくなる本

読むたびにあらためて考えさせられる、そんな本です。正直言って、一回目はさほど面白いと思いませんでしたが二回目以降は本当に一回目の自分の受け止め方が信じられないと思いました。喪失感に満ちていて、哀しくなるほどですが、手の届きそうな世界の話でそれこそ他人事にはできないと思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.261
(5pt)

今も読んでいる

 10年前にこの本を買い、恥ずかしながら今でも時折通して読むことがある。 レビューの中の、‘読むたびに’とか、‘再読すると’という言葉がよく登場するのを見て、やはりこの本は、その年齢ごとに読み返してみたくなるある種のノスタルジーを引き起こさずにはいられない類の本なのだと思われた。 人間を大きく2種類に分けると、この小説は片方の極にいる人にはまったく持って意味のない類の小説なのかも知れないが、ぴったりと来る私のような人間には、登場人物がどれも自分自身を構成する要因を拡大具現化した人物のように思える。 私は日頃、この類の小説とは乖離したところで暮らしており、この小説が好きだと人に言った事がない。その理由は、「太宰治が好きだ」と堂々と言ってみせるティーンエイジャーに感じるある種の面映さと羨ましさのようなものに通ずる。 先ごろ芥川賞を受賞した30代位の女流作家が、かつて太宰をはじめて読んだとき、「{ああ自分と同じ人がここにいたと感じた」と思ったことがある、とコメントしていた。彼女は一周して(もしくは遠くまで行ってきて)またそれが素直に言えるところまで戻って来たのだろうと感じた。  私はこのノルウェイの森のせりふをほとんど空でいえるくらい読んでいる。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.260
(4pt)

喪失感を内包する生の旅

高校生のころに読んだときは、この小説が持つ圧倒的な喪失感と、美しい性描写のエロスにばかり関心が行きました。主人公の喪失感に共感してしまい、読み終わったあとボーッとして、しばらく地に足が着いていないような感覚に襲われたのを覚えています。そのあと何度か読み返して、また最近読んでみて、ミドリのお父さんを病院に見舞うシーンや、メインキャラクターではない永沢さんとハツミさんのやり取りなど、今まで関心の行かなかった部分が相当あったことに気付きました。思っていた以上に深みがある小説だと改めて感じました。この作品で描かれている喪失感は確かに全てを覆い尽くすように圧倒的です。しかし、何度も読むにしたがって、それにもかかわらず生は続いていくし、喪失感と折り合いをつけていくことが、取りも直さず生きるということなのだ、という肯定的なメッセージを受け取るようになりました。好き嫌いが分かれる小説だと思いますが、私は読むたびに新しい発見や違う感じ方ができるので、結構好きです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.259
(5pt)

恋人たち、そして人間たち。

誰も傷ついていない物語といえる。しかし、誰もがぼろぼろに傷ついている物語ともいえる。閉ざされた世界を描いただけ、という批判をよくきく。しかし、この物語はそこから懸命に抜け出そうともがく恋人たちの、そして人間の物語なのだ。他者の充満する世界へ何の前段階もなしに、何の準備もなしに入ってゆける人間などいるはずがない。誰もが通る道、その途中で消えてゆく者たち。この小説は人間の持つ闇の部分をみずには生きてゆくことができなかった者たちの物語。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.258
(5pt)

MY BEST BOOK!!

これまでに何度も読み返しているのですが、毎回ある種の感銘に近いショックを受けます。何より描かれている人物の生き様が面白い。時々思わぬ所でふっとこの本の登場人物を思い出す事があります。それほど一人一人味があって、印象的なのだと思います。Beatlesも大好きなので、小説を読みながら音楽まで聞こえてくるようです。読めば読むほど味わえる作品だと思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.257
(5pt)

奥が深い

何気に読み進めていく中で、この本はすごく奥が深かった。単なる恋愛小説とは一味違う、何か訴えるもののあるないようだった気がする。主人公をめぐるさまざまな人間関係の中に、私たちの日常でももう一度考え直差なければならない部分がたくさんあることに気づかされる作品。読んだ後は胸がジーンとして涙が出てきた。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.256
(5pt)

理屈じゃない。

村上春樹の文章を読んでいると、じわじわとなにかが心に染み渡ってくる。それがなんなのかは言葉では説明できない。しかし、この人の文章を語るにおいてこれ以上の説明は必要ない気がする。この『ノルウェイの森』にもまたそのなにかがある。ストーリーだけを説明されてもこれほど心に残る小説にはならなかっただろう。村上春樹の文体だからこそ、こんなにも心惹かれるものがあるのだと思う。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.255
(5pt)

帰去来

 この本を読むのは、恥ずかしいと思った。 しかし、古本屋でみつけて、買った。 大学生の時だった。 何回も繰り返し読んだ。 その本はもう手元にない。 なぜか、人生の節目のたびに、この本は私のもとにやってきては去ってゆく。 そのたびに、ページを開いては、苦しくなる。 そんな本。 
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.254
(4pt)

静かな恋愛小説

普通、恋愛小説というといかなるメディアで作られたものでもある程度の起伏のあるストーリーがある。そうじゃないと読者を感動させられないと普通は考えるからだ。ところが逆にここまで淡々と物事を進めていって、それでいて読者に感動を与えるという離れ業を成し遂げたことには脱帽せざるをえない。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.253
(4pt)

成長小説

周囲の人々が次々と死んでいく中で、そういう状況の中で、それでも自分は生き残っていかなければいけない、という人生の成長過程の一部を、青年の視点で描いた小説です。大学生の君へ:まだ読んでいないなら、主人公たちと同時進行的に心を震わせるために、読みなさい。30歳代の社会人へ:もう一度、読みましょう。心の震えを失わないうちに。40歳以降の人生の先輩へ:まだ読んでいるのですか?
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.252
(5pt)

共感できる平凡な日常

小説というのは「こんなの所詮虚構だな」という主人公やストーリーが多い中でこれほど、「いそう」な「平凡」な登場人物が出てくる小説はないのではないでしょうか。私はこの小説を恋愛小説だとはちっとも思いませんでした。どちらかというと、誰にでも共感できる平凡な恋愛、孤独、日常、浮気、堕落、そんなものあって当たり前だよ、くよくよすんな、誰でもこんな気持ちになるときがあるんだよ、と教えられた気がしています。文章の美しさ、性的描写が多いにもかかわらず上品な語りがとても気に入りました。お気に入りの一冊になりそうです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.251
(4pt)

本当の恋愛小説が読みたい人に・・・

 私達はいたるところで「出来上がった」恋愛小説をいつでもどこでも手に入れることができます。ドラマでも本でも、または映画でも・・・ すべての「出来上がった」恋愛小説を否定するつもりは全くありません。ただ私が言いたいのは、「ノルウェ・・」は、それらと一線を画した、極めて優れた恋愛小説だからです。 本当の恋愛小説を読みたいと思う人はこれを読むことを薦めます。そして本当の恋愛を知ることに(?)なるでしょう。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.250
(5pt)

死と生の狭間で

学生時代にこの小説を読みました。起承転結のあるストーリーではなく、ただ無表情に流麗な日本語によって日常が描かれています。生きることに不器用な人間たちの人生。純粋であるがゆえの生きにくさ。純粋に生きるのが困難な現代にこそ、読む価値のある作品だと思います。自分にとってのベストの小説をあげろと言われたら私は必ずこの小説をあげますが、作品の内容的に好き嫌いがはっきりするように思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.249
(5pt)

一生に一度は読むべきです

小説というものをあまり読まない私が、心の奥底から、全身で影響を受けた作品です。なんとも言えない程の疲労感と脱力感とその裏で温かさを感じるのです。それは、なぜなのかわかりませんが。私は大学生になってすぐと、就職してからまた読みました。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.248
(5pt)

映画のような小説

この本が出版されてベストセラーになった頃、本屋でこの本を見ても手にとることはしなかった。流行の作家による恋愛小説だろうとしか認識がなくある種偏見を持ってみていたのだろう。果たして、いざこの本を購読して感じたことは映画を見ているような感覚であるということ。一般的な恋愛小説にはないリズム感も非常に心地よかった。バックにビートルズを聴きながら読めば、より一層気持ちよく読むことができるかも。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.247
(5pt)

愛すること

この本は、ロジカルなものが好きな人にはむかないけれど、人の感情や愛することについて深く考えたい人にはぜひお勧めします。これは「ただの恋愛小説」ではなく、もっと奥深い、人の弱さや、孤独、大切なものを失う絶望感や悲しみ、愛しさや不安、また強さ、そんなものが含まれている。結局人は独りでしかないけれど、それでも、何かを成し遂げよう、誰かを真剣に愛して、その人を幸せにしよう、と本気で思う人は、独りでがんばっている人だと思う。誰かを愛するならば、そこには寂しさやいずれは失うかも知れないリスクを背負うわけで、誰もがなにかしら傷を背負って生きている。そんなことを考えさせられた本でした。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.246
(5pt)

ノルウェーの森

この物語を最初に読んだのは、高校1年の冬です。はっきり言ってこの本を読み終えた後はしばらく他の本が読めなくなりました。心に残る悲壮感、充足感、感動などが、心地よく僕の心を包んでいたからです。間違いなく最高の一品です。『ノルウェイの森』
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.245
(5pt)

純愛物語

”純愛”物語が春樹流の、サクサクした文体でテンポよく進む。いまいちど、再読してみると、これを無理なく受け入れていた読者のメンタリティーが軽佻浮薄な”恋愛”なり”関係性”に規範をおいているのかと思ってしまう(純愛ブームみたいなもん)。イマ読むとわかりやすい春樹小説なので、これを読んで、何か感じるとしたら”幻想の恋愛”に逃避しないでイマを生きるってことくらいか。<僕は、僕自身のことを考え、そのときとなりを並んであるいていた一人の美しいおんなのことを考えそしてまた、僕自身のことを考えた。>しかし、主人公の”僕”のココロの変容はアマゾン川に見られるポロロッカのように、大量の濁流が上流に向かって逆流するこの恋愛が”純愛”などではなく”僕自身の問題なのだ、ということにきづくまでに至るのだろう。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.244
(5pt)

まるでそこに昔からあったような

僕はちょうど十九歳のときにこの物語に出会いました。そしていまでも最高の「恋愛」小説であり続けています。世の中にころんところがっているけど、誰も見つけられないような、誰もが自分の記憶の中に大事にかかえているのに、大事にしすぎて二度と思いだせないようになってしまったような、そういう物語だとおもいます。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925