ノルウェイの森

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ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,323件 761〜780 39/67ページ
No.563
(5pt)

本は読んで、映画は見ないほうがいい

昨日映画をみたのですが、なぜこんなに長く映画化(の話もたくさんあったであろうに)されず、20年もたってこのような不完全なかたちで映画化されるのかと疑問ですが、大方の予想通りでした。 この人の小説の魅力は、その軽快なエスプリのきいた会話の妙に多分にあるとおもうのですが、映画のではまったくそれが生かされておらず、(というよりも、会話量がすくなすぎるため、それぞれの登場人物の人となりが十分につたえられないまま上滑りに話がすすんでいく)原作の面白さがまったくでていない。(もしかして、外国人監督だから、日本語で理解もしくは日本語版で熟読してないのでは????)しいて言うなら、松山ケンイチさんにニュートラルなたたずまいがあるので、60−70年代背景の作品の中でも自然な感じがでてました。そのほかは、多分、すべてミスキャスト。(女優さんがわるいというのでなく、(女優陣はそれぞれに魅力的なんですが、)脚本と演出と人選の悪さ。) 一番のミスキャストはレイコさん、その次ミドリ その次直子、ハツミさん。 レイコさんは外見はもっとボーイッシュで、人生の哀感を軽いジョークで流すような、痛々しさのあるもっとも魅力的な登場人物だと思うんですが、キャステイングされた女優さんはなんだか女性っぽすぎて、そういう、笑顔の下にある乾いた哀愁が感じられない。ミドリはもっと現実的でジーンセバーグのような雰囲気の、軽快さのある生き生きとしたイメージで、この点が、この小説の中で、直子の非現実的な静的な美しさのある陰の世界と、ミドリの現実に根を張った動的な魅力の間で主人公が行き来するという対比をなしていると思うのですが、映画ではそのメリハリがでてない。  永沢さんは(ちょっと年齢はちがうが、)イメージとしては佐藤浩市さんっぽいもっと骨太な凄みのある感じで、やはりナメクジのエピソードははずしてはいけなかったと思う。なにより、療養所で3人がもつ、「親密であたたかな」心のつながりを描かなくてはこの話の意味そのものが描けない。また、僕と直子が誕生日を祝った夜に直子が延々と異常なまでにしゃべってぷっつりと糸が切れたようになったところとか、僕とレイコさんが二人で歌って直子の弔いをしたシーンを省いては、そのあとにつながる、関係をもつことの意味が説明できない。 もし原作を読んでない方は、原作は読んで、映画は見ない、もしくは少なくとも映画を先に見ないことをお勧めします・・・・。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.562
(5pt)

本は読んで、映画は見ないほうがいい

昨日映画をみたのですが、なぜこんなに長く映画化(の話もたくさんあったであろうに)されず、20年もたってこのような不完全なかたちで映画化されるのかと疑問ですが、大方の予想通りでした。 この人の小説の魅力は、その軽快なエスプリのきいた会話の妙に多分にあるとおもうのですが、映画のではまったくそれが生かされておらず、(というよりも、会話量がすくなすぎるため、それぞれの登場人物の人となりが十分につたえられないまま上滑りに話がすすんでいく)原作の面白さがまったくでていない。(もしかして、外国人監督だから、日本語で理解もしくは日本語版で熟読してないのでは????)しいて言うなら、松山ケンイチさんにニュートラルなたたずまいがあるので、60−70年代背景の作品の中でも自然な感じがでてました。そのほかは、多分、すべてミスキャスト。(女優さんがわるいというのでなく、(女優陣はそれぞれに魅力的なんですが、)脚本と演出と人選の悪さ。) 一番のミスキャストはレイコさん、その次ミドリ その次直子、ハツミさん。 レイコさんは外見はもっとボーイッシュで、人生の哀感を軽いジョークで流すような、痛々しさのあるもっとも魅力的な登場人物だと思うんですが、キャステイングされた女優さんはなんだか女性っぽすぎて、そういう、笑顔の下にある乾いた哀愁が感じられない。ミドリはもっと現実的でジーンセバーグのような雰囲気の、軽快さのある生き生きとしたイメージで、この点が、この小説の中で、直子の非現実的な静的な美しさのある陰の世界と、ミドリの現実に根を張った動的な魅力の間で主人公が行き来するという対比をなしていると思うのですが、映画ではそのメリハリがでてない。  永沢さんは(ちょっと年齢はちがうが、)イメージとしては佐藤浩市さんっぽいもっと骨太な凄みのある感じで、やはりナメクジのエピソードははずしてはいけなかったと思う。なにより、療養所で3人がもつ、「親密であたたかな」心のつながりを描かなくてはこの話の意味そのものが描けない。また、僕と直子が誕生日を祝った夜に直子が延々と異常なまでにしゃべってぷっつりと糸が切れたようになったところとか、僕とレイコさんが二人で歌って直子の弔いをしたシーンを省いては、そのあとにつながる、関係をもつことの意味が説明できない。 もし原作を読んでない方は、原作は読んで、映画は見ない、もしくは少なくとも映画を先に見ないことをお勧めします・・・・。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.561
(4pt)

一気に読みました

1Q84で初めて村上春樹さんの作品を読みました。それまで、松本清張さん、宮部みゆきさん、堂場瞬一さんらの作品を多く読んでいました。村上春樹さんの作品は”すかした純文学”というイメージで食わず嫌いでした。読後の感想は”深さのある現代の純文学”でした。”純文学”と思ったのは夏目漱石さんの作品と共通するものを感じたからです。”現代の”と感じたのは、夏目漱石さんの作品よりも身近に感じたからです。”深さ”を感じたのは、自分自身の事を振り返って考えさせられたからです。登場人物たちに、共感出来る部分と共感出来ない部分はありましたが、「生きていくって大変だ」と思いながら、楽しく最初から最後まで読みました。1Q84のレビューで「性描写が不適切」という感想を複数見ました。この作品にもそういう点があると思いました。しかし、「不可避な性から逃げていない」と感じられ、その点についても私は好感をもっています。他の作品も読んでいきます。また、上下巻では、下巻の方が、上巻以上にエキサイティングだと感じました。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.560
(4pt)

一気に読みました

1Q84で初めて村上春樹さんの作品を読みました。それまで、松本清張さん、宮部みゆきさん、堂場瞬一さんらの作品を多く読んでいました。村上春樹さんの作品は”すかした純文学”というイメージで食わず嫌いでした。読後の感想は”深さのある現代の純文学”でした。”純文学”と思ったのは夏目漱石さんの作品と共通するものを感じたからです。”現代の”と感じたのは、夏目漱石さんの作品よりも身近に感じたからです。”深さ”を感じたのは、自分自身の事を振り返って考えさせられたからです。登場人物たちに、共感出来る部分と共感出来ない部分はありましたが、「生きていくって大変だ」と思いながら、楽しく最初から最後まで読みました。1Q84のレビューで「性描写が不適切」という感想を複数見ました。この作品にもそういう点があると思いました。しかし、「不可避な性から逃げていない」と感じられ、その点についても私は好感をもっています。他の作品も読んでいきます。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.559
(4pt)

一気に読みました

1Q84で初めて村上春樹さんの作品を読みました。それまで、松本清張さん、宮部みゆきさん、堂場瞬一さんらの作品を多く読んでいました。村上春樹さんの作品は”すかした純文学”というイメージで食わず嫌いでした。読後の感想は”深さのある現代の純文学”でした。”純文学”と思ったのは夏目漱石さんの作品と共通するものを感じたからです。”現代の”と感じたのは、夏目漱石さんの作品よりも身近に感じたからです。”深さ”を感じたのは、自分自身の事を振り返って考えさせられたからです。登場人物たちに、共感出来る部分と共感出来ない部分はありましたが、「生きていくって大変だ」と思いながら、楽しく最初から最後まで読みました。1Q84のレビューで「性描写が不適切」という感想を複数見ました。この作品にもそういう点があると思いました。しかし、「不可避な性から逃げていない」と感じられ、その点についても私は好感をもっています。他の作品も読んでいきます。また、上下巻では、下巻の方が、上巻以上にエキサイティングだと感じました。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.558
(4pt)

一気に読みました

1Q84で初めて村上春樹さんの作品を読みました。それまで、松本清張さん、宮部みゆきさん、堂場瞬一さんらの作品を多く読んでいました。村上春樹さんの作品は”すかした純文学”というイメージで食わず嫌いでした。読後の感想は”深さのある現代の純文学”でした。”純文学”と思ったのは夏目漱石さんの作品と共通するものを感じたからです。”現代の”と感じたのは、夏目漱石さんの作品よりも身近に感じたからです。”深さ”を感じたのは、自分自身の事を振り返って考えさせられたからです。登場人物たちに、共感出来る部分と共感出来ない部分はありましたが、「生きていくって大変だ」と思いながら、楽しく最初から最後まで読みました。1Q84のレビューで「性描写が不適切」という感想を複数見ました。この作品にもそういう点があると思いました。しかし、「不可避な性から逃げていない」と感じられ、その点についても私は好感をもっています。他の作品も読んでいきます。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.557
(4pt)

一気に読みました

1Q84で初めて村上春樹さんの作品を読みました。それまで、松本清張さん、宮部みゆきさん、堂場瞬一さんらの作品を多く読んでいました。村上春樹さんの作品は”すかした純文学”というイメージで食わず嫌いでした。読後の感想は”深さのある現代の純文学”でした。”純文学”と思ったのは夏目漱石さんの作品と共通するものを感じたからです。”現代の”と感じたのは、夏目漱石さんの作品よりも身近に感じたからです。”深さ”を感じたのは、自分自身の事を振り返って考えさせられたからです。登場人物たちに、共感出来る部分と共感出来ない部分はありましたが、「生きていくって大変だ」と思いながら、楽しく最初から最後まで読みました。1Q84のレビューで「性描写が不適切」という感想を複数見ました。この作品にもそういう点があると思いました。しかし、「不可避な性から逃げていない」と感じられ、その点についても私は好感をもっています。他の作品も読んでいきます。また、上下巻では、下巻の方が、上巻以上にエキサイティングだと感じました。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.556
(4pt)

一気に読みました

1Q84で初めて村上春樹さんの作品を読みました。それまで、松本清張さん、宮部みゆきさん、堂場瞬一さんらの作品を多く読んでいました。村上春樹さんの作品は”すかした純文学”というイメージで食わず嫌いでした。読後の感想は”深さのある現代の純文学”でした。”純文学”と思ったのは夏目漱石さんの作品と共通するものを感じたからです。”現代の”と感じたのは、夏目漱石さんの作品よりも身近に感じたからです。”深さ”を感じたのは、自分自身の事を振り返って考えさせられたからです。登場人物たちに、共感出来る部分と共感出来ない部分はありましたが、「生きていくって大変だ」と思いながら、楽しく最初から最後まで読みました。1Q84のレビューで「性描写が不適切」という感想を複数見ました。この作品にもそういう点があると思いました。しかし、「不可避な性から逃げていない」と感じられ、その点についても私は好感をもっています。他の作品も読んでいきます。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.555
(5pt)

村上春樹という作家

評価が1か5が多くを占めるのが興味深いです。評価が低い人は、文学とはみたいな堅苦しさに囚われている気がします。ビートルズやビーチボーイズがお洒落な言葉か、セックスの描写は必要なのか?読み手のコンプレックスに感じます。ビートルズやビーチボーイズはお洒落な人じゃなくても聴きます。パスタくらい家で作って食べます。誰かの事を笑います。そして村上春樹が過去に書いているように「人はほっといても人と寝ます」それらはただの日常です。生活です。そして、「死もその一部」なのです。ただの人間です。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.554
(5pt)

村上春樹という作家

評価が1か5が多くを占めるのが興味深いです。評価が低い人は、文学とはみたいな堅苦しさに囚われている気がします。ビートルズやビーチボーイズがお洒落な言葉か、セックスの描写は必要なのか?読み手のコンプレックスに感じます。ビートルズやビーチボーイズはお洒落な人じゃなくても聴きます。パスタくらい家で作って食べます。誰かの事を笑います。そして村上春樹が過去に書いているように「人はほっといても人と寝ます」それらはただの日常です。生活です。そして、「死もその一部」なのです。ただの人間です。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.553
(5pt)

村上春樹という作家

評価が1か5が多くを占めるのが興味深いです。評価が低い人は、文学とはみたいな堅苦しさに囚われている気がします。ビートルズやビーチボーイズがお洒落な言葉か、セックスの描写は必要なのか?読み手のコンプレックスに感じます。ビートルズやビーチボーイズはお洒落な人じゃなくても聴きます。パスタくらい家で作って食べます。誰かの事を笑います。そして村上春樹が過去に書いているように「人はほっといても人と寝ます」それらはただの日常です。生活です。そして、「死もその一部」なのです。ただの人間です。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.552
(5pt)

忘れられない作品になりました。

ずっとベストセラーを続けていたので、気になり読みました。じわじわと私の心に滲み込んでくる不思議な感覚が忘れられません。この感覚は、他の村上作品でも感じられる独特な「感触」とでもいうか・・・小説を読まなくなった多忙な現役世代におすすめします。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.551
(5pt)

忘れられない作品になりました。

ずっとベストセラーを続けていたので、気になり読みました。じわじわと私の心に滲み込んでくる不思議な感覚が忘れられません。この感覚は、他の村上作品でも感じられる独特な「感触」とでもいうか・・・小説を読まなくなった多忙な現役世代におすすめします。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.550
(5pt)

忘れられない作品になりました。

ずっとベストセラーを続けていたので、気になり読みました。じわじわと私の心に滲み込んでくる不思議な感覚が忘れられません。この感覚は、他の村上作品でも感じられる独特な「感触」とでもいうか・・・小説を読まなくなった多忙な現役世代におすすめします。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.549
(4pt)

余韻の残る出会いと別れ

下巻に入って、ワタナベ君の周りの世界に環境の変化がいくつか起こる。いろいろな別れがあり、そのたびに、実際の知人を失ったような気持ちになる。登場人物たちはみな、環境が変わって、行動の様式は変わっても、輪郭を変えることなく、自分の人生を選んでいく。そして、賛否両論のある性描写であるが、あれだけ具体的な記述があるにもかかわらず(あるがゆえに?)、いやらしさも情緒も感じない。父親の葬式を淡々と済ませて、それから淡々と性行為におよぶ緑にとって性とはなんなのか、そしてレイコにとっては?それぞれに強烈な登場人物たちの生と死と性の意味についていろいろと考えさせられた。70年代初頭に青春を過ごしたワタナベ君や緑さんは、今頃どうしているのだろう。そろそろ還暦を迎えているであろう彼らにも少し会いたくなった。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.548
(4pt)

余韻の残る出会いと別れ

下巻に入って、ワタナベ君の周りの世界に環境の変化がいくつか起こる。いろいろな別れがあり、そのたびに、実際の知人を失ったような気持ちになる。登場人物たちはみな、環境が変わって、行動の様式は変わっても、輪郭を変えることなく、自分の人生を選んでいく。そして、賛否両論のある性描写であるが、あれだけ具体的な記述があるにもかかわらず(あるがゆえに?)、いやらしさも情緒も感じない。父親の葬式を淡々と済ませて、それから淡々と性行為におよぶ緑にとって性とはなんなのか、そしてレイコにとっては?それぞれに強烈な登場人物たちの生と死と性の意味についていろいろと考えさせられた。70年代初頭に青春を過ごしたワタナベ君や緑さんは、今頃どうしているのだろう。そろそろ還暦を迎えているであろう彼らにも少し会いたくなった。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.547
(4pt)

余韻の残る出会いと別れ

下巻に入って、ワタナベ君の周りの世界に環境の変化がいくつか起こる。いろいろな別れがあり、そのたびに、実際の知人を失ったような気持ちになる。登場人物たちはみな、環境が変わって、行動の様式は変わっても、輪郭を変えることなく、自分の人生を選んでいく。そして、賛否両論のある性描写であるが、あれだけ具体的な記述があるにもかかわらず(あるがゆえに?)、いやらしさも情緒も感じない。父親の葬式を淡々と済ませて、それから淡々と性行為におよぶ緑にとって性とはなんなのか、そしてレイコにとっては?それぞれに強烈な登場人物たちの生と死と性の意味についていろいろと考えさせられた。70年代初頭に青春を過ごしたワタナベ君や緑さんは、今頃どうしているのだろう。そろそろ還暦を迎えているであろう彼らにも少し会いたくなった。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.546
(4pt)

親しくはなれそうにないが、どこか魅力的な登場人物たち

この小説が大流行したのは学生の時だ。読もうかどうしようか迷ったが、友人が「エッチなシーンばかり多くて気持ち悪い小説だ」と言ったので読むのをやめた。ベストセラーへの反発もあった。それから、20年近くを経て、今初めて読んだ。読んでよかったと思った。とはいえ学生時代によんでいなくてよかった、あのころなら、なんてふしだらな人たちばかりの小説だと呆れていただろう。登場人物たちの行動は、あまり納得できるものではないし、私から見て、理解に苦しむ行動を繰り返している。正直言って、親しく付き合いたいような人間は出てこない。あまりお近づきになりたくないと思う人の方が多い。だが、それぞれの人物の感性、ものの見方、人生への向き合い方のようなものは、たとえ突飛ではあっても一貫性があり、よって、描かれている人物像はすべて、強烈な輪郭を持っている。後半を読み終えた後で書いているので、前半のみの感想をあえて書くのは難しいが、「直子」の感性は一生かかっても理解できないだろうと思った。そして、「緑」のたくましさに魅かれた。同級生に「緑」がいても、友達になれるとは思わないが、いろいろな大変さのなかで自分を貫き、家族との不和を抱えながらも地に足をつけて生きている。それから脇役ではあるが、地図を愛する「突撃隊」くんに共感を覚えた。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.545
(4pt)

親しくはなれそうにないが、どこか魅力的な登場人物たち

この小説が大流行したのは学生の時だ。読もうかどうしようか迷ったが、友人が「エッチなシーンばかり多くて気持ち悪い小説だ」と言ったので読むのをやめた。ベストセラーへの反発もあった。それから、20年近くを経て、今初めて読んだ。読んでよかったと思った。とはいえ学生時代によんでいなくてよかった、あのころなら、なんてふしだらな人たちばかりの小説だと呆れていただろう。登場人物たちの行動は、あまり納得できるものではないし、私から見て、理解に苦しむ行動を繰り返している。正直言って、親しく付き合いたいような人間は出てこない。あまりお近づきになりたくないと思う人の方が多い。だが、それぞれの人物の感性、ものの見方、人生への向き合い方のようなものは、たとえ突飛ではあっても一貫性があり、よって、描かれている人物像はすべて、強烈な輪郭を持っている。後半を読み終えた後で書いているので、前半のみの感想をあえて書くのは難しいが、「直子」の感性は一生かかっても理解できないだろうと思った。そして、「緑」のたくましさに魅かれた。同級生に「緑」がいても、友達になれるとは思わないが、いろいろな大変さのなかで自分を貫き、家族との不和を抱えながらも地に足をつけて生きている。それから脇役ではあるが、地図を愛する「突撃隊」くんに共感を覚えた。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.544
(4pt)

親しくはなれそうにないが、どこか魅力的な登場人物たち

この小説が大流行したのは学生の時だ。読もうかどうしようか迷ったが、友人が「エッチなシーンばかり多くて気持ち悪い小説だ」と言ったので読むのをやめた。ベストセラーへの反発もあった。それから、20年近くを経て、今初めて読んだ。読んでよかったと思った。とはいえ学生時代によんでいなくてよかった、あのころなら、なんてふしだらな人たちばかりの小説だと呆れていただろう。登場人物たちの行動は、あまり納得できるものではないし、私から見て、理解に苦しむ行動を繰り返している。正直言って、親しく付き合いたいような人間は出てこない。あまりお近づきになりたくないと思う人の方が多い。だが、それぞれの人物の感性、ものの見方、人生への向き合い方のようなものは、たとえ突飛ではあっても一貫性があり、よって、描かれている人物像はすべて、強烈な輪郭を持っている。後半を読み終えた後で書いているので、前半のみの感想をあえて書くのは難しいが、「直子」の感性は一生かかっても理解できないだろうと思った。そして、「緑」のたくましさに魅かれた。同級生に「緑」がいても、友達になれるとは思わないが、いろいろな大変さのなかで自分を貫き、家族との不和を抱えながらも地に足をつけて生きている。それから脇役ではあるが、地図を愛する「突撃隊」くんに共感を覚えた。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681