ノルウェイの森

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評判

ノルウェイの森の評価:

3.82/5点 レビュー 818件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全628件 21〜40 2/32ページ
No.608
(2pt)

リアリズム小説なのに非現実的すぎる。感情移入ができない。

大の村上ファンであるが、この作品は駄目である。最高傑作とする人も多いが、自分にとっては村上長編小説の下位にランクされる。とにかく、他の長編のような、しみじみと心に響くものがないのだ。小説中の登場人物の死も多すぎる。死の重みが薄まってしまう。結局、リアリズム小説なのに非現実的すぎるので、つまらなく感じるのだと思う。
 一方、この小説の元になった短編の「蛍」は、大変優れた小説である。「蛍」の余韻を、この小説では説明しすぎて、味わいを消してしまっている。
 徐々に村上春樹も歳を取り、長編小説に劣化が見られるようになったが、この「ノルウェイの森」は「騎士団長殺し」よりも劣る作品だと思う。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.607
(3pt)

リアリズム小説として読むと、非リアリズム的要素が受け入れられなくなる。

上巻のレビューでも書いたが、この作品は村上長編小説の中でも下位に位置する。村上作品の最大のヒット作であり、最高傑作とする人も多いが、とてもそう感じられない。とにかく、他の長編のような、しみじみと心に響くものが少ないのだ。小説中の登場人物の死も多すぎる。それも自殺だ。死の重みが薄まってしまう。それと行きずりの素人女性達と、いとも簡単に寝てしまうこと。ありえない現実である。また、自分に気持ちがないと寝た後は、相手の気持ちを無視して、いとも簡単に別れてしまうことも、人間らしさが感じられない。結局、リアリズム小説なのに非現実的すぎるので、ピンと来ないのだろう。これが別の惑星に到達したら、こんな国だったという話なら、まだ分かるのだが・・。
 間を開けて3回目を3日間で読んだが、今まで星2つであったが、良いところも少しはあったので、星3つとした。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.606
(1pt)

これで非常に良い・・・納得できません

本は、経年日焼けのあとあり。本の紙は、曲がっているし、最後のところは、折れ曲がっているし。
とても納得できない品物です。ここの会社要注意です。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.605
(2pt)

リアリズム小説なのに非現実的すぎる。感情移入ができない。

大の村上ファンであるが、この作品は駄目である。最高傑作とする人も多いが、自分にとっては村上長編小説の下位にランクされる。とにかく、他の長編のような、しみじみと心に響くものがないのだ。小説中の登場人物の死も多すぎる。死の重みが薄まってしまう。結局、リアリズム小説なのに非現実的すぎるので、つまらなく感じるのだと思う。
 一方、この小説の元になった短編の「蛍」は、大変優れた小説である。「蛍」の余韻を、この小説では説明しすぎて、味わいを消してしまっている。
 徐々に村上春樹も歳を取り、長編小説に劣化が見られるようになったが、この「ノルウェイの森」は「騎士団長殺し」よりも劣る作品だと思う。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.604
(3pt)

私も

この本がいいと思うんだけど。新しいのでるね?書店の一見上品そうなおばさまに、(今頃)ノルウェィでございますか?と聞かれて、新刊でてるのに買わねぇのみたいな。もう、いいからほっといてみたいな。
脳腫瘍のお父さんのキュウリの場面がよかったっす。
誰かともらった大切な命を食べることは、ほんと回復の小さな一歩っすね。美空ひばりさんのカッパヴギウギをバックで流したい気がします。また新刊でたらかなり時間置いてから静かに読もうかな。うるさいの嫌。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.603
(3pt)

私も

この本がいいと思うんだけど。新しいのでるね?書店の一見上品そうなおばさまに、(今頃)ノルウェィでございますか?と聞かれて、新刊でてるのに買わねぇのみたいな。もう、いいからほっといてみたいな。
脳腫瘍のお父さんのキュウリの場面がよかったっす。
誰かともらった大切な命を食べることは、ほんと回復の小さな一歩っすね。美空ひばりさんのカッパヴギウギをバックで流したい気がします。また新刊でたらかなり時間置いてから静かに読もうかな。うるさいの嫌。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.602
(3pt)

私も

この本がいいと思うんだけど。新しいのでるね?書店の一見上品そうなおばさまに、(今頃)ノルウェィでございますか?と聞かれて、新刊でてるのに買わねぇのみたいな。もう、いいからほっといてみたいな。
脳腫瘍のお父さんのキュウリの場面がよかったっす。
誰かともらった大切な命を食べることは、ほんと回復の小さな一歩っすね。美空ひばりさんのカッパヴギウギをバックで流したい気がします。また新刊でたらかなり時間置いてから静かに読もうかな。うるさいの嫌。
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.601
(1pt)

高校生の頃

高校生の頃付き合ってた人が村上春樹が好きで、ふーんと思って読んでみるもののギブ。時は経ち今になって読んでみるもまたもギブ…女性キャラクターの描写が気持ち悪くて読み進められません。筆者は何のためにこのような女性をたくさん登場させるのか私には分かりません。この本が支持されている理由も分からずじまいでした。知らないおじさんの好みの女性のタイプを延々と聞かされているような印象を受けました。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.600
(1pt)

高校生の頃

高校生の頃付き合ってた人が村上春樹が好きで、ふーんと思って読んでみるもののギブ。時は経ち今になって読んでみるもまたもギブ…女性キャラクターの描写が気持ち悪くて読み進められません。筆者は何のためにこのような女性をたくさん登場させるのか私には分かりません。この本が支持されている理由も分からずじまいでした。知らないおじさんの好みの女性のタイプを延々と聞かされているような印象を受けました。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.599
(1pt)

高校生の頃

高校生の頃付き合ってた人が村上春樹が好きで、ふーんと思って読んでみるもののギブ。時は経ち今になって読んでみるもまたもギブ…女性キャラクターの描写が気持ち悪くて読み進められません。筆者は何のためにこのような女性をたくさん登場させるのか私には分かりません。この本が支持されている理由も分からずじまいでした。知らないおじさんの好みの女性のタイプを延々と聞かされているような印象を受けました。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.598
(3pt)

50%は恋愛、残りの50%が性交小説

はじめに述べたように、本書の根っこはビルダングスロマン風な恋物語なのであるが、その実体は「100%の恋愛小説」ではなく「50%は恋愛、残りの50%が性交小説」であったことが大うけしたのである。

若い男女の性器の挿入やフェラチオなどの性的交渉を物凄く即物的に描写している箇所は、文学的にどうこういうよりも、当時の「ポパイ」や「ホットドッグ」のノリを純文学に取り入れただけの話で、それ以上でも以下でもない。

小説の展開手法としては、この「恋愛+ポルノ」を主軸に、枝葉に当たる様々なエピソードを接ぎ木しながら、物語を苦労しながら前に進めて、なんとかかんとかゴールにたどり着くが、実は主人公のワタナベ君を除く主要な登場人物の造形や、プロット全体の完成度はあまり高くない。

とても重要な2人のヒロインよりも、寮のヤリマン東大生の先輩や、癌で死にゆく同級生の父親のほうが、あざやかな存在感を示すのは不思議だ。

なお、かなり露悪的に描かれているヤリマン東大生の性癖などに、この作家の男根主義を見出して、フェミニズムの観点から叩くことは誰にもできるが、それには1960年代の終わりから70年代のはじめにかけての私も含めた一般男性の時代遅れのジェンダー意識も考慮しなければ公平とはいえないだろう。

  君知るやマイナカードとは人間に装着させるマイクロチップ 蝶人
ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
406274869X
No.597
(3pt)

青春のビルダングス・ロマン

一読してこの小説、何となく島崎藤村の「若菜集」とか伊藤佐千夫の「野菊の如き君なりき」に似通うものがあるような気がした。要するに本質は初々しい恋愛小説、青春のビルダングス・ロマンなのである。

道中で主人公が詠み続けている本が、トーマス・マン選手の「「魔の山」であることも、ある意味で故無しとしない。

主人公の「ワタナベ君」は、(いつもそうであるように)、綺麗で頭の良い女性にもて、(いつもそうであるように)、相思相愛のラブラブ状態に突入するのであるが、(いつもそうであるように)、前途に様々な障害が出現し、お互いがお互いを傷つけたり、突然訳もなく、読者にきちんとした説明をすることもなく死んでしまったりするのであるが、結句それらの傷と痛みがワタナベ君を大きく成長させ、未熟な若者をそれなりに立派な大人に悟達せしめるのである。

そんな面白くもおかしくもない(少しはおかしいところもあるが)小説が、なんで空前のベストセラーになったかというと、「ノルウェイの森」というビートルズの曲みたいだが、実は何の関係もない‘お洒落なタイトル’のせいなのであった。

なお主人公(と作者)が大学時代に利用した「和敬塾」は実際に早稲田大学の近くにあるが、超安価ではあってもなんとなく胡散臭い学生寮で、よほどの苦学生か右翼でなければ誰一人利用しない代物だったが、そんな施設に小説の主人公はともかく、村上選手自身が何年も入っていたことの方が不思議である。

  そのかみはぶらつくだけのブラタモリ今では地学講習会となり果てる 蝶人
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.596
(3pt)

50%は恋愛、残りの50%が性交小説

はじめに述べたように、本書の根っこはビルダングスロマン風な恋物語なのであるが、その実体は「100%の恋愛小説」ではなく「50%は恋愛、残りの50%が性交小説」であったことが大うけしたのである。

若い男女の性器の挿入やフェラチオなどの性的交渉を物凄く即物的に描写している箇所は、文学的にどうこういうよりも、当時の「ポパイ」や「ホットドッグ」のノリを純文学に取り入れただけの話で、それ以上でも以下でもない。

小説の展開手法としては、この「恋愛+ポルノ」を主軸に、枝葉に当たる様々なエピソードを接ぎ木しながら、物語を苦労しながら前に進めて、なんとかかんとかゴールにたどり着くが、実は主人公のワタナベ君を除く主要な登場人物の造形や、プロット全体の完成度はあまり高くない。

とても重要な2人のヒロインよりも、寮のヤリマン東大生の先輩や、癌で死にゆく同級生の父親のほうが、あざやかな存在感を示すのは不思議だ。

なお、かなり露悪的に描かれているヤリマン東大生の性癖などに、この作家の男根主義を見出して、フェミニズムの観点から叩くことは誰にもできるが、それには1960年代の終わりから70年代のはじめにかけての私も含めた一般男性の時代遅れのジェンダー意識も考慮しなければ公平とはいえないだろう。

  君知るやマイナカードとは人間に装着させるマイクロチップ 蝶人
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.595
(3pt)

青春のビルダングス・ロマン

一読してこの小説、何となく島崎藤村の「若菜集」とか伊藤佐千夫の「野菊の如き君なりき」に似通うものがあるような気がした。要するに本質は初々しい恋愛小説、青春のビルダングス・ロマンなのである。

道中で主人公が詠み続けている本が、トーマス・マン選手の「「魔の山」であることも、ある意味で故無しとしない。

主人公の「ワタナベ君」は、(いつもそうであるように)、綺麗で頭の良い女性にもて、(いつもそうであるように)、相思相愛のラブラブ状態に突入するのであるが、(いつもそうであるように)、前途に様々な障害が出現し、お互いがお互いを傷つけたり、突然訳もなく、読者にきちんとした説明をすることもなく死んでしまったりするのであるが、結句それらの傷と痛みがワタナベ君を大きく成長させ、未熟な若者をそれなりに立派な大人に悟達せしめるのである。

そんな面白くもおかしくもない(少しはおかしいところもあるが)小説が、なんで空前のベストセラーになったかというと、「ノルウェイの森」というビートルズの曲みたいだが、実は何の関係もない‘お洒落なタイトル’のせいなのであった。

なお主人公(と作者)が大学時代に利用した「和敬塾」は実際に早稲田大学の近くにあるが、超安価ではあってもなんとなく胡散臭い学生寮で、よほどの苦学生か右翼でなければ誰一人利用しない代物だったが、そんな施設に小説の主人公はともかく、村上選手自身が何年も入っていたことの方が不思議である。

  そのかみはぶらつくだけのブラタモリ今では地学講習会となり果てる 蝶人
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.594
(3pt)

50%は恋愛、残りの50%が性交小説

はじめに述べたように、本書の根っこはビルダングスロマン風な恋物語なのであるが、その実体は「100%の恋愛小説」ではなく「50%は恋愛、残りの50%が性交小説」であったことが大うけしたのである。

若い男女の性器の挿入やフェラチオなどの性的交渉を物凄く即物的に描写している箇所は、文学的にどうこういうよりも、当時の「ポパイ」や「ホットドッグ」のノリを純文学に取り入れただけの話で、それ以上でも以下でもない。

小説の展開手法としては、この「恋愛+ポルノ」を主軸に、枝葉に当たる様々なエピソードを接ぎ木しながら、物語を苦労しながら前に進めて、なんとかかんとかゴールにたどり着くが、実は主人公のワタナベ君を除く主要な登場人物の造形や、プロット全体の完成度はあまり高くない。

とても重要な2人のヒロインよりも、寮のヤリマン東大生の先輩や、癌で死にゆく同級生の父親のほうが、あざやかな存在感を示すのは不思議だ。

なお、かなり露悪的に描かれているヤリマン東大生の性癖などに、この作家の男根主義を見出して、フェミニズムの観点から叩くことは誰にもできるが、それには1960年代の終わりから70年代のはじめにかけての私も含めた一般男性の時代遅れのジェンダー意識も考慮しなければ公平とはいえないだろう。

  君知るやマイナカードとは人間に装着させるマイクロチップ 蝶人
ノルウェイの森(下) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(下)より
4062035162
No.593
(3pt)

青春のビルダングス・ロマン

一読してこの小説、何となく島崎藤村の「若菜集」とか伊藤佐千夫の「野菊の如き君なりき」に似通うものがあるような気がした。要するに本質は初々しい恋愛小説、青春のビルダングス・ロマンなのである。

道中で主人公が詠み続けている本が、トーマス・マン選手の「「魔の山」であることも、ある意味で故無しとしない。

主人公の「ワタナベ君」は、(いつもそうであるように)、綺麗で頭の良い女性にもて、(いつもそうであるように)、相思相愛のラブラブ状態に突入するのであるが、(いつもそうであるように)、前途に様々な障害が出現し、お互いがお互いを傷つけたり、突然訳もなく、読者にきちんとした説明をすることもなく死んでしまったりするのであるが、結句それらの傷と痛みがワタナベ君を大きく成長させ、未熟な若者をそれなりに立派な大人に悟達せしめるのである。

そんな面白くもおかしくもない(少しはおかしいところもあるが)小説が、なんで空前のベストセラーになったかというと、「ノルウェイの森」というビートルズの曲みたいだが、実は何の関係もない‘お洒落なタイトル’のせいなのであった。

なお主人公(と作者)が大学時代に利用した「和敬塾」は実際に早稲田大学の近くにあるが、超安価ではあってもなんとなく胡散臭い学生寮で、よほどの苦学生か右翼でなければ誰一人利用しない代物だったが、そんな施設に小説の主人公はともかく、村上選手自身が何年も入っていたことの方が不思議である。

  そのかみはぶらつくだけのブラタモリ今では地学講習会となり果てる 蝶人
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.592
(2pt)

無いものねだりの虚無

村上作品の中における、恋愛小説。
村上春樹の作品を好きで読んだりしていたが、これは個人的にはあまり評価する気にならない。

一般的な知名度や人気があるのも含めて、「村上春樹版 月9トレンディードラマ」
(あえて古い表現を使う)という感じがする。
一般受けをしやすい、特に女性の側からも受けやすいような内容なのかもしれないが…。

主人公は、さして力を入れて生きていなくても、いい大学に入って、友達も出来て、
体の関係含めて親しくしてくれる女友達も出来て、彼女も出来て、その女2人に挟まれる。
それで虚しい虚しいって、無いものねだりのように虚しいとか寂しいと言っているように見える。
ヒロインの死も含めて、この人は地球上で何が起きようとも、何を得たとしても、常に虚しさを訴え続けるのだろう。

本当の、どぶの底にあるような孤独や虚無を知らない、強欲さの塊に見えてしまう。

それまでの村上作品にあったような、少し離れたところから、主人公の「僕」が社会を遠目に見つめて
そこに潜む「孤独」や「虚しさ」を表現するというよりも、
色んなことを飄々とやってのける能力があろうとも、何があっても満たされない、
現代社会が生み出した病理に罹っている青年像という感じがする。
完全に社会の内部側に置かれて、欲が尽きることがない人間。

ヒロインの死というのも、特に影響を与えたようには思えない。
彼女が死ぬ前からも、死んだ後も、虚しさを埋めるためにただ寝る女を探してるだけでは…?

この作品を機に、村上春樹作品の方向性がやや変わった、ある種の区切り目のようになったのも
個人的には惜しまれる。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681
No.591
(2pt)

無いものねだりの虚無

村上作品の中における、恋愛小説。
村上春樹の作品を好きで読んだりしていたが、これは個人的にはあまり評価する気にならない。

一般的な知名度や人気があるのも含めて、「村上春樹版 月9トレンディードラマ」
(あえて古い表現を使う)という感じがする。
一般受けをしやすい、特に女性の側からも受けやすいような内容なのかもしれないが…。

主人公は、さして力を入れて生きていなくても、いい大学に入って、友達も出来て、
体の関係含めて親しくしてくれる女友達も出来て、彼女も出来て、その女2人に挟まれる。
それで虚しい虚しいって、無いものねだりのように虚しいとか寂しいと言っているように見える。
ヒロインの死も含めて、この人は地球上で何が起きようとも、何を得たとしても、常に虚しさを訴え続けるのだろう。

本当の、どぶの底にあるような孤独や虚無を知らない、強欲さの塊に見えてしまう。

それまでの村上作品にあったような、少し離れたところから、主人公の「僕」が社会を遠目に見つめて
そこに潜む「孤独」や「虚しさ」を表現するというよりも、
色んなことを飄々とやってのける能力があろうとも、何があっても満たされない、
現代社会が生み出した病理に罹っている青年像という感じがする。
完全に社会の内部側に置かれて、欲が尽きることがない人間。

ヒロインの死というのも、特に影響を与えたようには思えない。
彼女が死ぬ前からも、死んだ後も、虚しさを埋めるためにただ寝る女を探してるだけでは…?

この作品を機に、村上春樹作品の方向性がやや変わった、ある種の区切り目のようになったのも
個人的には惜しまれる。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.590
(2pt)

無いものねだりの虚無

村上作品の中における、恋愛小説。
村上春樹の作品を好きで読んだりしていたが、これは個人的にはあまり評価する気にならない。

一般的な知名度や人気があるのも含めて、「村上春樹版 月9トレンディードラマ」
(あえて古い表現を使う)という感じがする。
一般受けをしやすい、特に女性の側からも受けやすいような内容なのかもしれないが…。

主人公は、さして力を入れて生きていなくても、いい大学に入って、友達も出来て、
体の関係含めて親しくしてくれる女友達も出来て、彼女も出来て、その女2人に挟まれる。
それで虚しい虚しいって、無いものねだりのように虚しいとか寂しいと言っているように見える。
ヒロインの死も含めて、この人は地球上で何が起きようとも、何を得たとしても、常に虚しさを訴え続けるのだろう。

本当の、どぶの底にあるような孤独や虚無を知らない、強欲さの塊に見えてしまう。

それまでの村上作品にあったような、少し離れたところから、主人公の「僕」が社会を遠目に見つめて
そこに潜む「孤独」や「虚しさ」を表現するというよりも、
色んなことを飄々とやってのける能力があろうとも、何があっても満たされない、
現代社会が生み出した病理に罹っている青年像という感じがする。
完全に社会の内部側に置かれて、欲が尽きることがない人間。

ヒロインの死というのも、特に影響を与えたようには思えない。
彼女が死ぬ前からも、死んだ後も、虚しさを埋めるためにただ寝る女を探してるだけでは…?

この作品を機に、村上春樹作品の方向性がやや変わった、ある種の区切り目のようになったのも
個人的には惜しまれる。
ノルウェイの森(上) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森(上)より
4062035154
No.589
(3pt)

悲しい

読み終えた後はなんだか寂しい悲しい気持ちになりました。自分ではどうしようできない無念さと似た気持ちです。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
4062748681