龍神の雨

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評判

龍神の雨の評価:

3.98/5点 レビュー 107件。 A ランク

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平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全119件 41〜60 3/6ページ
No.79
(5pt)

身近な世界観

スケールの大きな作品ではなく、身近な世界の中での物語。
しかし、2つの家族と第3者が複雑にからみあい、
いくつもの伏線がはりめぐらされ、最後まで一気に読めます。
ストーリーは目新しいものではないですが、
それぞれの登場人物の感情描写が上手く、飽きる事なく楽しめました。
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.78
(4pt)

なかなかの余情

龍の咆哮を思わせる雨音をBGMに二つの物語が並行して進む。添木田蓮と楓の兄妹は母親が事故死したあと、残された血の繋がらない、義父睦夫と暮らす。睦夫は部屋に引きこもったままだが、妹の下着に悪戯しているようなおぞましい存在である。
 蓮はいつしか殺意を抱いている。また溝田辰也と圭介の兄妹も似た環境である。母親が水死して、そのあと父親は再婚するが、その父親も病死し、残された兄妹は、やはり血の繋がらない義母、里江と暮らす。そして圭介は里江が母親を殺したのではないかと疑っている。
 そしてその二つの物語は早々に絡み合い、縺れ、辰也の楓に対する思慕などもあり、そして睦夫が殺される。殺したのは自分だと楓が言う・・・。
 ラストの謎解き、犯人が分かって、ありり?こいつ?何だか安っぽくなっちゃったなと思ったが、そのあと更にいくつかの真実が明かされて余韻を残して終章へ。そしてしめやかになった雨音が雨だれに変わり、物語が終わる。うむ。なかなかの余情でした。
龍神の雨 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 龍神の雨 (新潮文庫)より
4101355533
No.77
(4pt)

なかなかの余情

龍の咆哮を思わせる雨音をBGMに二つの物語が並行して進む。添木田蓮と楓の兄妹は母親が事故死したあと、残された血の繋がらない、義父睦夫と暮らす。睦夫は部屋に引きこもったままだが、妹の下着に悪戯しているようなおぞましい存在である。
 蓮はいつしか殺意を抱いている。また溝田辰也と圭介の兄妹も似た環境である。母親が水死して、そのあと父親は再婚するが、その父親も病死し、残された兄妹は、やはり血の繋がらない義母、里江と暮らす。そして圭介は里江が母親を殺したのではないかと疑っている。
 そしてその二つの物語は早々に絡み合い、縺れ、辰也の楓に対する思慕などもあり、そして睦夫が殺される。殺したのは自分だと楓が言う・・・。
 ラストの謎解き、犯人が分かって、ありり?こいつ?何だか安っぽくなっちゃったなと思ったが、そのあと更にいくつかの真実が明かされて余韻を残して終章へ。そしてしめやかになった雨音が雨だれに変わり、物語が終わる。うむ。なかなかの余情でした。
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.76
(5pt)

おもしろかったです。

道尾さんのファンの方にはたまらない一冊だと思います。
いつも通りの裏切りがあり、急展開の手法を取られています。

以下、ネタバレふくみます・
龍と辰で、大体のよみはつきますね。
あと、、、最後のハッピーエンドで「人死んでんねんで」といいたくなる私は、青いなと思います。
歴史上・犯罪史上には数名いると思いますが、人が死んでも誰も悲しまず「死んでよかった」というキャラを作るのは不可能に近いのではないかとおもいます。
龍神の雨 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 龍神の雨 (新潮文庫)より
4101355533
No.75
(5pt)

おもしろかったです。

道尾さんのファンの方にはたまらない一冊だと思います。
いつも通りの裏切りがあり、急展開の手法を取られています。

以下、ネタバレふくみます・
龍と辰で、大体のよみはつきますね。
あと、、、最後のハッピーエンドで「人死んでんねんで」といいたくなる私は、青いなと思います。
歴史上・犯罪史上には数名いると思いますが、人が死んでも誰も悲しまず「死んでよかった」というキャラを作るのは不可能に近いのではないかとおもいます。
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.74
(5pt)

道尾さんの大ファンになりました。

この作品で道尾さんを知り、すっかり道尾さんのファンになりました。
龍神の雨 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 龍神の雨 (新潮文庫)より
4101355533
No.73
(5pt)

道尾さんの大ファンになりました。

この作品で道尾さんを知り、すっかり道尾さんのファンになりました。
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.72
(5pt)

珠玉のミステリ文学

二組のまったく異なる視点を読者に提示し、それぞれの章が
入れ替わり展開してゆく構造が非凡かと問われれば疑問ながら、
凄みの本質は互いの章を、まるで読者が出来事を傍らで
見届けているような緻密で臨場感のある文体で包み切り、
やがて互いの章を諧調豊かなグラデーションで溶け合わせている
ことだと言えます。

精緻に練られた構成の中で、丁寧に各々の心理を掘り下げることで
作品に深い奥行きを与えており、二組の視点が交わりゆく様は、
さながらゆっくりと回転しつつ絡み合う生命のDNA螺旋を想起
させるほど幻想的でさえあります。

心と体のバランスが必ずしも一致しない少年期特有の不安定な
自我の描出が秀逸で、全編を通して降り止まぬ雨を重要な舞台装置と
することにより、登場人物の心に巣食う暗黒のイメージとの同調が
極めて効果的に演出され、暗くよどみ、そして怪しくも美しいという
パラドクスを帯びた世界観を巧みに醸成しているのです。

心の底が身震いするような“こと”の真相や、漆黒の闇の中で必死に
もがきながらも微かな光の射す方へ歩もうとする登場人物の葛藤と成長―。

犯人捜しや動機の解明のみという没個性の上滑りな物語に終わる
ことなく、希望と再生という貴いテーマの中で上質なセンテンスの
集合体が、本作を極上のミステリ文学へと昇華させているものと
感じ入ることが出来るのです。
龍神の雨 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 龍神の雨 (新潮文庫)より
4101355533
No.71
(5pt)

珠玉のミステリ文学

二組のまったく異なる視点を読者に提示し、それぞれの章が
入れ替わり展開してゆく構造が非凡かと問われれば疑問ながら、
凄みの本質は互いの章を、まるで読者が出来事を傍らで
見届けているような緻密で臨場感のある文体で包み切り、
やがて互いの章を諧調豊かなグラデーションで溶け合わせている
ことだと言えます。

精緻に練られた構成の中で、丁寧に各々の心理を掘り下げることで
作品に深い奥行きを与えており、二組の視点が交わりゆく様は、
さながらゆっくりと回転しつつ絡み合う生命のDNA螺旋を想起
させるほど幻想的でさえあります。

心と体のバランスが必ずしも一致しない少年期特有の不安定な
自我の描出が秀逸で、全編を通して降り止まぬ雨を重要な舞台装置と
することにより、登場人物の心に巣食う暗黒のイメージとの同調が
極めて効果的に演出され、暗くよどみ、そして怪しくも美しいという
パラドクスを帯びた世界観を巧みに醸成しているのです。

心の底が身震いするような“こと”の真相や、漆黒の闇の中で必死に
もがきながらも微かな光の射す方へ歩もうとする登場人物の葛藤と成長―。

犯人捜しや動機の解明のみという没個性の上滑りな物語に終わる
ことなく、希望と再生という貴いテーマの中で上質なセンテンスの
集合体が、本作を極上のミステリ文学へと昇華させているものと
感じ入ることが出来るのです。
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.70
(5pt)

降り止まぬ雨は、すべてを見ている

二組のまったく異なる視点を読者に提示し、それぞれの章が
入れ替わり展開してゆく構造が非凡かと問われれば疑問ながら、
凄みの本質は互いの章を、まるで読者が出来事を傍らで
見届けているような緻密で臨場感のある文体で包み切り、
やがて互いの章を諧調豊かなグラデーションで溶け合わせている
ことだと言えます。

精緻に練られた構成の中で、丁寧に各々の心理を掘り下げることで
作品に深い奥行きを与えており、二組の視点が交わりゆく様は、
さながらゆっくりと回転しつつ絡み合う生命のDNA螺旋を想起
させるほど幻想的でさえあります。

心と体のバランスが必ずしも一致しない少年期特有の不安定な
自我の描出が秀逸で、全編を通して降り止まぬ雨を重要な舞台装置と
することにより、登場人物の心に巣食う暗黒のイメージとの同調が
極めて効果的に演出され、暗くよどみ、そして怪しくも美しいという
パラドクスを帯びた世界観を巧みに醸成しているのです。

心の底が身震いするような“こと”の真相や、漆黒の闇の中で必死に
もがきながらも微かな光の射す方へ歩もうとする登場人物の葛藤と成長―。

犯人捜しや動機の解明のみという没個性の上滑りな物語に終わる
ことなく、希望と再生という貴いテーマの中で上質なセンテンスの
集合体が、本作を極上のミステリ文学へと昇華させているものと
感じ入ることが出来るのです。
龍神の雨 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 龍神の雨 (新潮文庫)より
4101355533
No.69
(5pt)

降り止まぬ雨は、すべてを見ている

二組のまったく異なる視点を読者に提示し、それぞれの章が
入れ替わり展開してゆく構造が非凡かと問われれば疑問ながら、
凄みの本質は互いの章を、まるで読者が出来事を傍らで
見届けているような緻密で臨場感のある文体で包み切り、
やがて互いの章を諧調豊かなグラデーションで溶け合わせている
ことだと言えます。

精緻に練られた構成の中で、丁寧に各々の心理を掘り下げることで
作品に深い奥行きを与えており、二組の視点が交わりゆく様は、
さながらゆっくりと回転しつつ絡み合う生命のDNA螺旋を想起
させるほど幻想的でさえあります。

心と体のバランスが必ずしも一致しない少年期特有の不安定な
自我の描出が秀逸で、全編を通して降り止まぬ雨を重要な舞台装置と
することにより、登場人物の心に巣食う暗黒のイメージとの同調が
極めて効果的に演出され、暗くよどみ、そして怪しくも美しいという
パラドクスを帯びた世界観を巧みに醸成しているのです。

心の底が身震いするような“こと”の真相や、漆黒の闇の中で必死に
もがきながらも微かな光の射す方へ歩もうとする登場人物の葛藤と成長―。

犯人捜しや動機の解明のみという没個性の上滑りな物語に終わる
ことなく、希望と再生という貴いテーマの中で上質なセンテンスの
集合体が、本作を極上のミステリ文学へと昇華させているものと
感じ入ることが出来るのです。
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.68
(5pt)

家族は家族

龍とか雨とか重苦しいけど、「向日葵の咲かない夏」ほどでもなく、ほぼ結末は読めるななんて思いながら読んでたのだけど、そんなことない、またやられちゃいました。そう思って読めば、伏線もメタファーもてんこ盛りでした。やっぱりすごいな、道尾さん。血が繋がってなくても家族は家族、救われた気持ちがしました。

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龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.67
(5pt)

家族は家族

龍とか雨とか重苦しいけど、「向日葵の咲かない夏」ほどでもなく、ほぼ結末は読めるななんて思いながら読んでたのだけど、そんなことない、またやられちゃいました。そう思って読めば、伏線もメタファーもてんこ盛りでした。やっぱりすごいな、道尾さん。血が繋がってなくても家族は家族、救われた気持ちがしました。

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龍神の雨 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 龍神の雨 (新潮文庫)より
4101355533
No.66
(5pt)

雲間から光差し込む余韻が印象的なラストシーン。

じんわりと染み込む余韻がある感動的な作品でした。
継母だけが残った兄弟と継父だけが残った兄妹。同じような境遇だけど、まったく関わりのない2組。それぞれ兄が理解できなく心配する弟と妹をいたわる兄の視点が、交互に心理描写が繊細に巧みに表現されています。なんとか家族の形を留めようとする継母と素直になれない兄弟。継父が許せない兄妹。大きく膨らんだ疑惑。それが後半の鮮やかなストーリー展開であっと言わせます。ああなんて哀しくそして感動的なんだろう。
ラストシーンは雲間から光差し込む感じで希望が持て良かったです。
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.65
(5pt)

雲間から光差し込む余韻が印象的なラストシーン。

じんわりと染み込む余韻がある感動的な作品でした。
継母だけが残った兄弟と継父だけが残った兄妹。同じような境遇だけど、まったく関わりのない2組。それぞれ兄が理解できなく心配する弟と妹をいたわる兄の視点が、交互に心理描写が繊細に巧みに表現されています。なんとか家族の形を留めようとする継母と素直になれない兄弟。継父が許せない兄妹。大きく膨らんだ疑惑。それが後半の鮮やかなストーリー展開であっと言わせます。ああなんて哀しくそして感動的なんだろう。
ラストシーンは雲間から光差し込む感じで希望が持て良かったです。
龍神の雨 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 龍神の雨 (新潮文庫)より
4101355533
No.64
(4pt)

見ていた風景が鮮やかなほど変化した

龍、龍にまつわる伝説、雨、二組の兄弟(妹)

見事なまでに、絡み合い前半の風景と後半の風景が変わった。
と同時に、それぞれの兄弟(妹)たちの考え方も変化し
ラストの描写がある。

とても素敵な小説でした!
これまで読んだ道尾秀介の長編の中で一番素晴らしい作品です!
おすすめ出来ます!!
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.63
(4pt)

見ていた風景が鮮やかなほど変化した

龍、龍にまつわる伝説、雨、二組の兄弟(妹)

見事なまでに、絡み合い前半の風景と後半の風景が変わった。
と同時に、それぞれの兄弟(妹)たちの考え方も変化し
ラストの描写がある。

とても素敵な小説でした!
これまで読んだ道尾秀介の長編の中で一番素晴らしい作品です!
おすすめ出来ます!!
龍神の雨 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 龍神の雨 (新潮文庫)より
4101355533
No.62
(5pt)

面白い

途中までずっと勘違いしていて中盤になってから、あーそうだったのかーと気づく。
面白くてどんどん読み進めてしまう作品。
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332
No.61
(5pt)

面白い

途中までずっと勘違いしていて中盤になってから、あーそうだったのかーと気づく。
面白くてどんどん読み進めてしまう作品。
龍神の雨 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 龍神の雨 (新潮文庫)より
4101355533
No.60
(4pt)

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意外な犯人に鳥肌が立ちました。
読了後もざわざわとした寒気が襲う、極上のホラー小説です。
龍神の雨 Amazon書評・レビュー: 龍神の雨より
4103003332