カラスの親指 by rule of CROW's thumb

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評判

カラスの親指 by rule of CROW's thumbの評価:

4.10/5点 レビュー 271件。 S ランク

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平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全469件 461〜469 24/24ページ
No.9
(5pt)

普通の話だなぁと思いきや・・・

詐欺師の中年二人とスリの女の子とその姉とその彼氏。
それぞれに想いを抱える5人が、ひょんなことから共に生活をすることになる。
そして、ある時、あることをみんなで決行することになる。
終盤まで読んだ時点で、まずまずな感じで話が終わるのかと思いきや、最後まで読んだ時、
この小説の印象がガラリと変わり、最初から読み直したくなりました。
全体の8割まで読んで、なんとなく結末を想像して投げ出そうとする人が、もしいたら、
ぜひ!あと少し、ラストまで読んでください。
ネタばれになるので理由は書きませんが、本のタイトルも素晴らしいネーミングです。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumbより
4062148056
No.8
(5pt)

どんでん返しも満足。そして何より高いリーダビリティ

ひょんな事から一緒に暮らし始めた詐欺師の中年男二人。そこにさらにかわいい女の子とその姉、姉の恋人がくわわり、おかしな共同生活が始まる。

暗い過去を持つ主人公、闇金とやくざ、と来たもんだからこれは私の苦手な「ハードボイルド系」かと思いきや、ちょっと違うタイプ。コメディタッチで笑える所も沢山。
登場人物はみんな過去に重いものを抱えつつ、ユーモラスで温かい。そしてその抱えた傷を作者が丁寧に浮き彫りにしていく。読む側は思わず主人公の気持ちに同化していくのだ。
そしてハラハラさせる大計画。その中で次々とあらわになる事実。

とにかく退屈させず、ページをめくる手が止まらない。そして色々予想していたにもかかわらず、予想を越える結末は秀逸。
でも、読んだ後、「面白かった!」だけで終わらず、家族とは何か、人を思う気持ちとは何かをゆっくりを考えさせられるのは、初めから最後まで作者が、重い荷物を背負った登場人物たちの心を丁寧にやさしく描いているからだろう。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)より
4062769778
No.7
(5pt)

どんでん返しも満足。そして何より高いリーダビリティ

ひょんな事から一緒に暮らし始めた詐欺師の中年男二人。そこにさらにかわいい女の子とその姉、姉の恋人がくわわり、おかしな共同生活が始まる。
暗い過去を持つ主人公、闇金とやくざ、と来たもんだからこれは私の苦手な「ハードボイルド系」かと思いきや、ちょっと違うタイプ。コメディタッチで笑える所も沢山。
登場人物はみんな過去に重いものを抱えつつ、ユーモラスで温かい。そしてその抱えた傷を作者が丁寧に浮き彫りにしていく。読む側は思わず主人公の気持ちに同化していくのだ。
そしてハラハラさせる大計画。その中で次々とあらわになる事実。
とにかく退屈させず、ページをめくる手が止まらない。そして色々予想していたにもかかわらず、予想を越える結末は秀逸。
でも、読んだ後、「面白かった!」だけで終わらず、家族とは何か、人を思う気持ちとは何かをゆっくりを考えさせられるのは、初めから最後まで作者が、重い荷物を背負った登場人物たちの心を丁寧にやさしく描いているからだろう。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumbより
4062148056
No.6
(3pt)

落ちが弱い

道尾秀介の作品はほとんど読んでいるが、共通していることは、毎回どんでん返しがあるのは良いが落ちの衝撃度が弱いということである。今回の話も最後にどんでん返しがありタイトルの意味もわかるのだが、やはり個人的には衝撃度が弱かった。「えっ」となるのではなく、「ふーんそうだったのか」といった感じか。
ただ、ストーリー自体はとても面白く満足いくものだったので悪くはないと思う。
衝撃度でいえば、安孫子武丸の「殺戮にいたる病」や麻耶雄高の「神様ゲーム」、綾辻行人の「十角館の殺人」の作品レベルを今後期待したい。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)より
4062769778
No.5
(3pt)

落ちが弱い

道尾秀介の作品はほとんど読んでいるが、共通していることは、毎回どんでん返しがあるのは良いが落ちの衝撃度が弱いということである。今回の話も最後にどんでん返しがありタイトルの意味もわかるのだが、やはり個人的には衝撃度が弱かった。「えっ」となるのではなく、「ふーんそうだったのか」といった感じか。
ただ、ストーリー自体はとても面白く満足いくものだったので悪くはないと思う。
衝撃度でいえば、安孫子武丸の「殺戮にいたる病」や麻耶雄高の「神様ゲーム」、綾辻行人の「十角館の殺人」の作品レベルを今後期待したい。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumbより
4062148056
No.4
(5pt)

簡単には終わらない

ふとしたことから借金をつくり闇金融と係わりをもつ詐欺師、タケ。
そのアパートへ転がり込んでくるカギやのテツさん。
ミステリーと思いきやハードボイルドでサスペンスな勢いで物語は走り出します。

カラス>玄人、親指>お父さん。
おもわせぶりなタイトル「カラスの親指」の意図するところは
会話のなかで何度か語られますが
読者は納得した気分でそのじつ まんまと何度も騙されます。

仕掛けが大きいので、映画を観ているように場面が二転三転し
深く考える間もなくどんどん物語に取り込まれ.....
いつのまにか作者の術にハマっていた自分を
妙なすがすがしさと透明感のあるラストのなかに見つけます。

読後の良い秀作のミステリーです。

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)より
4062769778
No.3
(5pt)

簡単には終わらない

ふとしたことから借金をつくり闇金融と係わりをもつ詐欺師、タケ。
そのアパートへ転がり込んでくるカギやのテツさん。
ミステリーと思いきやハードボイルドでサスペンスな勢いで物語は走り出します。
カラス>玄人、親指>お父さん。
おもわせぶりなタイトル「カラスの親指」の意図するところは
会話のなかで何度か語られますが
読者は納得した気分でそのじつ まんまと何度も騙されます。
仕掛けが大きいので、映画を観ているように場面が二転三転し
深く考える間もなくどんどん物語に取り込まれ.....
いつのまにか作者の術にハマっていた自分を
妙なすがすがしさと透明感のあるラストのなかに見つけます。
読後の良い秀作のミステリーです。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumbより
4062148056
No.2
(5pt)

何度も騙されてしまった!!

カラスとは、玄人の詐欺師の事。そして、親指は父親の象徴であり且つ周りを用意周到に見渡す事が出来るという例え。*道尾さんの作品の中では、一番好みの作品でした。そして、著者の作品らしく二転三転するので飽きる事なく楽しめます。*詐欺を生業とするタケさんとテツさん。ひょんな事からそこに可愛い女の子とその仲間が加わり共同生活を営む事なる。お互いに恨みを持つサラ金業者の幹部を退治するため、そしてこれから新しい生活を踏み出すための大計画が実行されるが…!?*ラストのラストまで仕掛けが、たくさんあるのでとにかく面白かったです。面白い反面…。娘、母親と大切な人を失った過去を引きずる登場人物達。そして、大切な人達だからこそラストプレゼントとして人を信頼して過去の悪行と決別させ新しいスタートをきって欲しいというテツさんの願いが、ヒシヒシと伝わって来て心を打たれた。ちょっとおちゃらけキャラだったテツさんに私もまんまと騙されてしまった。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)より
4062769778
No.1
(5pt)

何度も騙されてしまった!!

カラスとは、玄人の詐欺師の事。そして、親指は父親の象徴であり且つ周りを用意周到に見渡す事が出来るという例え。*道尾さんの作品の中では、一番好みの作品でした。そして、著者の作品らしく二転三転するので飽きる事なく楽しめます。*詐欺を生業とするタケさんとテツさん。ひょんな事からそこに可愛い女の子とその仲間が加わり共同生活を営む事なる。お互いに恨みを持つサラ金業者の幹部を退治するため、そしてこれから新しい生活を踏み出すための大計画が実行されるが…!?*ラストのラストまで仕掛けが、たくさんあるのでとにかく面白かったです。面白い反面…。娘、母親と大切な人を失った過去を引きずる登場人物達。そして、大切な人達だからこそラストプレゼントとして人を信頼して過去の悪行と決別させ新しいスタートをきって欲しいというテツさんの願いが、ヒシヒシと伝わって来て心を打たれた。ちょっとおちゃらけキャラだったテツさんに私もまんまと騙されてしまった。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb Amazon書評・レビュー: カラスの親指 by rule of CROW’s thumbより
4062148056