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伏魔殿



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【この小説が収録されている参考書籍】
伏魔殿 (徳間文庫)

伏魔殿の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

孤独奮闘

世捨て人のような生活を続けるタバコ屋の榎木康之が、毎年一人だけ選出される奇祭 諸膚祭りの神人に訳あって立候補した、世捨て人のようなタバコ屋の榎木康之。そして神人に選ばれたが…。
単行本の「煙」の改題。もちろん、加筆修正されてます。
千里眼も臨床心理士も登場しませんし、派手な演出もありませんが、サスペンスとして充分楽しめます。
伏魔殿 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:伏魔殿 (徳間文庫)より
4198916330
No.1:
(5pt)

人間ドラマとサスペンスの巧みな融合

孤独な男の一生に訪れた転機、そこに隠された罠。驚異のどんでん返し、祭祀の神秘と迫力、団塊世代の憂鬱。あらゆる描写が静かな通低音に貫かれ、「催眠」「千里眼」の著者とは思えない深い読みごたえと実力を見せ付ける。まさに驚異の作品だ。藤原伊織とか、東野圭吾が書いたと言われても信じてしまいそうになる、純文学的な味わいを含んだミステリである。ハードカバー版の「煙」とは結末が正反対だが、私はこちらのほうが好みである。
伏魔殿 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:伏魔殿 (徳間文庫)より
4198916330

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