ながい坂

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ながい坂の評価:

4.60/5点 レビュー 60件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全70件 41〜60 3/4ページ
No.30
(4pt)

「虚空遍歴」と比べるとやや物足りないか

面白いが、人生の無常さについて深く切り込んだ「虚空遍歴」と比べるとやや物足りないか。簡単に言うと大衆受けするサクセスストーリになっている。「虚空」との共通点も多かった。例示すれば以下の点。
○主要登場人物の一人は当初エリート街道を歩いているがその後に堕落していく。(冲也と滝沢兵部)
○主人公に対してけなげに献身的に尽くす女性がいる。(おけいとななえ)
○主人公が酒を飲める、飲めないという点についての話が多いこと。

以下、あらすじです。
主人公の三浦主水正は貧しい平侍の出身だが、幼いときに受けた屈辱感をばねにして勉学武道に励み異例の出世をして、若く聡明な城主昌治に見込まれる。主水正は川の堰堤工事、郡奉行、町奉行、大火事の迅速な後始末、川の氾濫時の適切な治水対応、孤児の寄宿舎建設などを見事にこなす。彼はこれらの事業を自分の名前をださずに大老の名前で行うが、やがては彼の仕事であることが明かになり、藩でも注目の存在となる。
しかし、反対派一味の画策により、昌治は江戸の下屋敷に監禁され、主水正は命を狙われて逃亡生活に入る。主水正は仲間とともに、相手方に見つからないように地下活動を続ける。約20年後、江戸では昌治が、国元では主水正が呼応し同時に決起して反対派の封じ込めに見事成功する。主水正は城代家老に抜擢される。
城代家老は三代にわたって優秀な家系の滝沢家が努めてきた。現家老は滝沢殿主で、その息子は滝沢兵部。兵部は幼少から超エリート教育を受けて育ち、青年期までは文武に秀でており4代目城代家老は確実であると目されていたが、主水正に負ける形で自堕落的になり、酒に溺れる。主水正は、兵部の堕落について自分の責任もあると気づくとともに、兵部にはまだ墜ちきっていない芯の強さがあると見抜く。出生の貧しい主水正は、それを補うために名門出の兵部を救済するとともに次席家老にする。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.29
(2pt)

『ながい坂』というより『ながい作』

山本周五郎ファンで、すべての作品を読みたいと思っているが、
この作品は、晩年の作ということもあるのだろうか。
冗長で、長すぎる。
起伏もないし、次の頁へと誘う力が乏しい。
残念な作というほかない。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.28
(5pt)

反発を覚えるか、それとも感銘を受けるか

人生とは、重い荷を背負って「ながい坂」を登り続けること。
主人公の半生を通して、このことを説いているのが本書である。

主人公の行動は、時に冷酷である。
実の父母を親と思わず、恩師でも老いて人格が変わると
つながりを切る。
それでも、その行動を非難する気にならない。
「藩の繁栄のために」という確たる信念が貫かれているから。

今、わが国の多くの人は、自己の「平穏な暮らし」を求めている。
「国のために」「会社のために」という意識は薄れ、恥ずかしい
ものにすらなっている。
それだけに、主人公の生き様に反発を覚える人、逆に感銘を受ける人、
両極端に分かれると思う。

私自身は、とても真似できないと思いつつも、見習うべき考え方、
行動の仕方は多々あり、心を打たれた。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.27
(2pt)

甘い

主人公の主水正は身分は低いが、知力、体力、そして継続して努力を惜しまないという能力に長けた、いわばスーパーマンのような人物である。
そういう人にありがちな例にもれず、人は皆努力すれば結果が伴うと考えている節があるし、努力しない人を軽蔑するようなところもある。
また、現在の自分の成功はすべて自分の努力の結果だと考え、周囲の人の力や運があったことなどは考えないようなところもある。
この主人公の性格設定に最後まで変化がないので、成長したのは主人公の内面ではなく肩書きだけに終わってしまっている。
これではただの出世物語である。出来る人が頑張って偉い人になったというだけ。
また、出てくる女性の描写が男性にとって都合の良い女性ばかり。つるなどは突然性格が変わってしまってどうもついていけない。
全体的にどうも人物描写が甘いし、ご都合主義的展開も多い。
上下巻併せて1,000頁を超える大作だが、ありていに言って失敗作。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.26
(5pt)

娯楽性・人情味と作者の思惟とが融合した傑作

下巻は主水正の30歳以降の物語である。上巻における、"人は何のために生きているのか"という真摯なテーマは継続したまま、作者得意の人情風味を加えた情緒溢れる作品に仕上がっている。特に、男女間の情愛に関して多くの筆が割かれているとの印象を受けた。お家騒動の詳細もハッキリして来て、物語展開としても面白い。主水正の境遇も浮き沈みが激しく、それに伴う主水正の懊悩や人間的成長も巧みに描かれている。

しかし何と言っても、30歳以降という年齢設定が作品に奥行きを与えている。人生の中で自分がこれまでやって来た事は何なのか、それは当初の志とブレていないか、残された人生の中で自分に出来る事は何なのかと言った思惟が主水正の言動と絡めて見事に映し出されている。同時に、人生に対する考え方が人によって様々であっても構わないと言う柔軟な思惟も登場人物達の多彩な生き方を通して披瀝されている。

江戸の長屋の"おとし"・"お秋"姉妹といった軽い脇役が深い印象を残す辺りにも作者の力量を感じる。時代小説における娯楽性・人情味と作者の思惟とが融合した見事な出来栄えだと思う。作者あるいは時代小説を代表する傑作と言って良いのではないか。
ながい坂 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (下巻) (新潮文庫)より
4101134189
No.25
(5pt)

"人は何のために生きているのか"と言う事を突き詰めた傑作

非常に爽やかで魅力に溢れた時代小説。小藩の徒士組の子として生まれた小三郎が、少年の時に味わった身分の壁に基づく不条理をキッカケに、高い志を持って精進に励み、大事に向かって困難な道をひたすら突き進む姿を凛として描いた大河風の作品。

題名の大意は、1つの目的があったとしても、そこへ到る道は何通りもあり、拙速よりは時間は掛かっても着実にその目的を達成する事が重要といった所。小三郎が選んだのは長くて険しい道である。本作は、"人は何のために生きているのか"と言う事を突き詰めた作品とも言え、作中の到る所に人生の意味に対する問い掛けが散りばめられており、深い印象を残す。小三郎を取り巻く登場人物達も藩主から幼馴染の娘まで多彩で、作者の目が彼等に等分に注がれている点も好ましい。

私は時代小説に人生訓・処世訓を期待している訳ではないが、1つの考えに固執すると他の物が偏向して見えるだとか、周囲の評価を気にする事の無意味さだとか、為政者が心掛けるべき目線だとか、既得権を握る者の習癖だとか、清濁併せ呑む事も必要だが信念を貫く事が更に重要だとか、男女の真の情愛が日々の生活を豊かにするだとかの作者の様々な思惟・観察が読む者の心を捕える。まさに現代社会を映した鏡の様な作品で、作者あるいは時代小説を代表する傑作と言って良いのではないか。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.24
(5pt)

周五郎長編三部作

『長い坂』『樅ノ木は残った』『虚空遍歴』どれも本物だが、周五郎が書き続けてきた短編の世界が、醸成され翼を得たような作品。
爽やかなものがあるだけでなく、生きることは、当たり前のように悲しく、辛い。苦しみのない人生は存在しないことを教えてくれる。だから、どう生きるのかと、心に訴えてくる。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.23
(5pt)

8歳の少年の覚醒

自分が父親と毎日釣に行く途中にあった小さな橋。
それがある日突然取り壊されていたことに衝撃を受けた8歳の少年の覚醒。
関心あるフリだけして楽に生きるのも人生、行動を起こすのも人生。
主人公の困難に立ち向かう姿は全ての行動する人間に贈られた力強いエール。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.22
(5pt)

今だからこそ、読んで欲しい!

主人公で徒侍組(=平侍)の子である小三郎(後の主水正)は8歳の時に普段何気なく使っていた小さな橋が無くなっていたことを機に、眼に見えざる不条理なものへの対峙を開始する。文中に「小三郎はもう8歳ではなくなった」とあるように、そこから己の人生の主となり己の歩むべき道を定め、その「ながい坂」の登坂を開始する。

これは単に傑出した才能の成長物語ではない。確かに主人公は類い希な、あたかも幕末に日本中を駆け回った坂本龍馬のような文武の才を有していたかも知れない。しかしそれは、読者に問いかける人間の可能性を象徴した存在であり、人それぞれが持つ才能を十二分に発揮して人生を進むべきであるとの周五郎のメッセージがあるのではないかと私は思う。従って主人公を隔世の存在として捉えると物語の本質はつかめないのではないだろうか。現に、作品中に主人公が突き当たる壁は、自分の意志や才だけではいかんともし難い苦悩であり、それは日常的に私たち現代人が突き当たるものと何ら違いはない。それらの事象に対して、どのようにして臨むべきか、その示唆を、主水正の姿を通して与えてくれる。

また、特筆すべきは市井の民に向けられた眼差しである。貧農の捨吉一家の有り様を通して主水正は思う。
「見た目は怠け者のようだからといって、しんじつ怠け者であるかどうか、誤りのない判断がだれにできるだろう。あらわれたかたちに眼をくらまされてはいけない、人の評にひきずられてはならない、おれは捨吉一家の生活をこの眼で見た。あの無残な生活を見たことだけは事実だ。」
これは個の幸せと全体(=社会)の幸せは表裏一体であるとの哲学にも通じることではあるまいか。ひいては、この物語のテーマの大切な一側面ではないかと私は思う。国土全体が運命共同体であるといやがおうでも感じる昨今、規模や立場のの違いはあれど、今の時代だからこそ痛烈に訴えかけてくるものがある。

坂の頂上はまだ見えない。しかして主水正の旅路は続き、いや増して物語への期待は高まる。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.21
(4pt)

究極のツンデレ

本筋とは直接関係無いのですが、奥様つるとの関係が面白かったです。

今で言う究極のツンデレ、しかも相当溜めに溜めたツンだけに、
デレの効果は大きいです。

小説自体も人生を考えさせてくれる良いきっかけになりました。

この本が気に入った人は、
中島みゆきさんの「重き荷を負いて」という歌にもはまると思います。

ながい坂 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (下巻) (新潮文庫)より
4101134189
No.20
(4pt)

長い坂を登るその意味を考えさせてくれる一冊

主人公の幼少からの半生を描き続けた一作。

長い人生を一つの目標を達成するために、
時には辛苦に耐えながらも努力し続ける姿を描いています。

結局人間はいずれ死んでこの世から居なくなるもの、
そんな中で志を持って、一つのことを成し遂げること
の重要さを再認識させてもらいました。

一回切りの人生、死ぬときになって後悔しないように、
一瞬、一瞬を精一杯一生懸命、そして自分で楽しみを見つけながら
生きていくことが大切だと思いました。

ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.19
(5pt)

生きることについて考えさせられる小説

山本周五郎 による長編歴史小説。

ストーリーの面白さと主人公を始め登場する人物の
人間臭い生き方や考え方、
それぞれの人生に
考えさせられることも多い。

現在の仕事や家庭にも通じることがあり
自身の内面を振り返らせてくれる。

著者のことを知っていたわけでもなく
入院中に偶然手に取った本だが
読み進めやすく、また勇気をもらえた一冊。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.18
(5pt)

だれしもが坂と気づかぬ坂を登り続けている

会社の上司に薦められ通読しました。読み終わったぞ完読したときに頭にパッと浮かんだ言葉。それほど中身の濃い人間ドラマに満ち溢れた上下巻でした。平侍から城中家老になる生き様。背伸びし続けていた自分から、背伸びしないありのままの自分の姿になれるまで。三浦氏の歩むながい坂はなにも江戸時代の人間にだけでなく平成の時代を歩む我々にも相通ずるものを感じさせてくれます。以前に読んだ『樅の木は残った』を、また読みたくなりました。
ながい坂 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (下巻) (新潮文庫)より
4101134189
No.17
(5pt)

だれしもが坂と気づかぬ坂を登り続けている

会社の上司に薦められ通読しました。
読み終わったぞ
完読したときに頭にパッと浮かんだ言葉。
それほど中身の濃い
人間ドラマに満ち溢れた上下巻でした。
平侍から城中家老になる生き様。
背伸びし続けていた自分から、
背伸びしないありのままの自分の姿になれるまで。
三浦氏の歩むながい坂は
なにも江戸時代の人間にだけでなく
平成の時代を歩む我々にも相通ずるものを感じさせてくれます。
以前に読んだ
『樅の木は残った』を、また読みたくなりました。
ながい坂 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (下巻) (新潮文庫)より
4101134189
No.16
(5pt)

とても感動しました。

友人から薦められて読みましたが、今の自分の境遇とオーバーラップされて感激しました。
ながい坂 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (下巻) (新潮文庫)より
4101134189
No.15
(5pt)

いま読み終えました

主人公のかたくなであるが、背筋を伸ばした生き方に感銘を覚えます。
最近は背を曲げ肩をすぼめることも多いのですが、読後には僅かながら
背筋が伸びた感じがします。
ラストの場面では、よく晴れた青空にむかい、ゆるやかな坂をまっすぐに背を
立てて歩いてゆく武士の姿が見えるようです。
自らが望んだこととはいえ苦難の運命に立ち向かう姿には、男であれば
かくありたいという気持ちをおこさずにはいられません。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.14
(5pt)

何か大切なものがある

長編と言われる作品ですが、一気に読みました。「成功」「夢」「サクセス」等をテーマにした本がたくさんでていますが、この本こそ是非手にしていただきたい一冊だとお薦めいたします。言葉は枠組みで、その中に入っている実態ではありえません。「人生とは」「生きるとは」「己とは」、とにかく目の前の具体的な事象を考え、対応する主人公に共感できます。ラストシーンも素晴らしく心に残る物語です。なぜ、この物語にかくも感動するのか、周五郎の作品を読み進めます。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.13
(5pt)

山本周五郎の自伝的作品

 主人公である三浦主水正が、平侍という家格の低い家に生まれながら国家老になるまでを描いた作品。
 周五郎ファンであれば読み続けていくうちに気付くに違いない、この作品は著者の自らを模した自伝的作品ではないかと。
 文中、主人公が生きる、高が7万5千石の小藩の為に何をそんな懸命に生きるのかと著者は問題提起している。
 他者に批判されながらも、生きる意味を問い続けた著者の姿を主人公に投影しているのだ。
 この作品を読めば多くの周五郎作品により理解が深まる一作である。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.12
(5pt)

読みおえて良かった

今まで何度も挫折して読了出来なかっただけに、感慨ひとしおです。主人公の三浦主水正の半生を通して、人の世とは如何なるものか、人情とは如何なるものかを知ることが出来ました。幼い心に刻まれた屈辱が、向上心を生み、我が身を人の世の渦に投げ込んでゆく。よく、生き延び耐え忍んだものだと、感心せざるを得ません。また、三浦を引き立てて庇護し続けた君主の凄み。小藩にこれだけの人物が居たのか?と思わされます。武士の世界は安易に礼賛できるような、甘いものではなかったこともよく分かりました。
ながい坂 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (下巻) (新潮文庫)より
4101134189
No.11
(5pt)

もっと早くにしっかりと読んでおきたかった

 人生というものの縮図がここにあります。8歳の時に、一つの人生における分水嶺的な出来事に直面してしまった、小三郎が向上心と誇りを持って生きることを選んでしまったことから、この物語は始まります。
 詳しい筋書きは省きますが、人の世はなんと生きにくく、人の心とはなんと難しいものであるかを思い知らされます。そんなことで妬むのか!そんなことを根に持つのか!おまえまでもがやっかんでいるのか!人間通とでも呼ぶのがふさわしい山本周五郎によって、人の心の奥襞があぶり出されていきます。
 それでも負けじと頑張る小三郎は、やがて三浦主水正になり、主君の寵愛を受けるようになるが…。頑張ること、正しいこと、人のためになること、いずれもそれが賞賛さるべきことであると皆が分かっていることでありながら、人の世はそれを押し通すことを許さない。人間観察力において周五郎は、ドストエフスキーを超えていると思いました。
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170