ながい坂

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評判

ながい坂の評価:

4.60/5点 レビュー 60件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(3pt)

可・不可は一条なり。

◎感動&共感した場面
「ここは坂だったのか?」
作者は主人公の心の成長を描写したかったのか?

◎共感出来ない部分
主人公は孤児や知人(滝沢兵部等)には親切にするのだが、肉親には非常に薄情というか辛辣だ。現実にはこの様な人は居ないのではないか?
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.2
(3pt)

長編としては最後の作品だけに....重いのでした。

周五郎の三大長編といわれています。(もみの木、虚空遍歴、そしてこれ)しかしながら、この作品のまったりとした重さは何であろう?語り口自体は心ふるわせる周五郎作品に共通する静かなパッヘルベルのカノンのようないい感じなのだが、....あんちゃん収録の「いさましい話」に似た骨格をもちながら、「いさましい」のような情感に薄く、重苦しさだけが残る....どこかしら入り込めないのは要するに主人公がいいやつだなぁ、と肩をたたいてやりたいようでもなく、こんな人になりたい、でもなく、わかるわかるでもなく、どうにも遠いのである。(上巻の)後半ななえさんが出てくるまではな~んの楽しみも潤いもない人生なのだ。おまけに8歳の頃から教えを請うた恩師も含め敵か味方かわからなくなるし、せっかくできた子供も簡単に死なせてしまうし、どうにもこうにもトンネルのような人生なのだ。それでも藩内のごたごたがどろどろしてくる下巻よりは上巻の方がまだ爽やかさがある。それにしてもこの巻でなのめいて出てくる銀杏屋敷の元尼さんは下巻では消えてしまうけど何だったのでしょう?
ながい坂 (上巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (上巻) (新潮文庫)より
4101134170
No.1
(3pt)

重い、俺には重すぎる....

主人公、主水正の言葉です。まさしく、この小説は思いのです。家康の言葉みたいに(人生は重い荷を背負ってながい坂を上るようなもんだべ)劇的な要素も痛快なエピソードも少なく、平侍からある出来事をきっかけに発憤、城代家老まで上り詰める主人公はまれに見る秀才で優秀な実務政治家で剣の達人でもありますが、にもかかわらず全く颯爽としていない。いつもウジウジと悩んでしまう...それが本当だ、と言えばその通りだが、小説としては長く苦しい坂を上ったのに雲がかかってて何も見えませんでした、という感じ。これは善と悪とは表裏一体というサブテーマにも関わるんだろうけど登場人物も、いい面悪い面が入り交じり、すんなり飲み込みづらい。特にななえや阿部家の家族の処遇についてはいただけないものがあった。つるの豹変ぶりも納得いかないしもしかしたら15年ぐらいしたらおもしろいかも知れない。いまはおコチャマだから....ハーながい坂でした。
ながい坂 (下巻) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ながい坂 (下巻) (新潮文庫)より
4101134189