Another(アナザー)

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評判

Another(アナザー)の評価:

3.69/5点 レビュー 221件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.69pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全226件 101〜120 6/12ページ
No.126
(4pt)

さくっと読める

以前から気になっていたので購入。思っていたよりも文章が軽く、中学生や高校生(学園ものだし)に人気がありそう…と思っていたら、漫画にもなったのですね。納得。
漫画のようにさくさく読み進められますし、次の展開が(ある程度読めるものの)気になることも相まって、下巻とともに一気読みしました。

作者の他の著作を読んだことがないので何とも言えないですが、個人的には奥さんの著作のほうが好みです。
学園ホラーが好きで、気楽に読める本をお探しならお勧めです。
Another(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.125
(4pt)

おっとなるほど

上巻で謎となっていた部分が下巻で紐解かれていくわけですが、流れがスムーズで相変わらず読みやすいです。
主人公が基本的に前向きで明るいので、あまり悲壮感や不安感もなく、私のような怖がりでも楽しむことができました(笑)。

最後の場面で叙述トリックがあかされるので、私は読了後、もう一度読みました。事実を知った後でも楽しめますよ
Another(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.124
(5pt)

下巻もぜんぜん怖くない

ちょっと整理してみると。

夜見山北中の三年三組には、クラスメイトの机と椅子が一人分足りなくなる年がある。

それはクラスの中に生身の死者が一人紛れ込むから。

しかし、死者本人もわからなくなるほどの記憶・記録の改竄が発生するから、誰が死者
なのかは最後までわからない(この辺りがホラーっぽいといえばホラーっぽい)。

死者が紛れ込んだ年には、三年三組の生徒やその二等親以内の親族の誰かが、毎月のよう
に必ず事故死、病死、自殺、他殺で死んでゆく。

(この現象はしかしながら生徒の三等親以上の親族には及ばず、夜見山市から離れれば
生徒にも適応しないのだから、ホラーにしては死の理不尽さが簡単に回避できる都合の
いい法則ではある)

その死の連鎖を止める方法が過去に発見された。一人増えた分をクラスの中から誰か
ひとり、クラスには「いないもの」として三年三組の生徒と担任の意識から遠ざける
ことで帳尻を合わせるというもの。この対策はこれまで一定の効果はあったようだ。

しかし恒一君が三年三組に転入してきた年は、クラスの机と椅子が足りていたのにも
関わらず、死の連鎖が始まってしまった。

ここまでが上巻の要約。以下は下巻のあらすじ。

クラスの対策係は急きょ見崎鳴を、さらに転校してきた恒一君を共に「いないもの」
とすることで対策の効果を期待していたが、クラス担任の久保寺先生の自殺騒ぎで
「いないもの」をふたりに増やしても効果がないことが発覚。

そんな折、三年三組の死の連鎖を止められるもう一つの方法が、クラスのOBの話から
浮上する。その方法を確かめるために、恒一君と見崎鳴は担任代行になった副担任の
美神先生が企画した夏の合宿に参加するのだが。

ところが合宿先の施設が夜見山市内の範囲内にあったが為に、死の連鎖を食い止める
方法を実行する前に館内で(ちょっと無理やり感のある)スプラッターホラーみたいな
事態が(かなりむりやりに)突発的に発生してしまう。

見崎鳴は、死者だけが放つ独特の色が見える自身の左目を解放することで、事態を収拾
するためにクラスに混じった生身の死者を自分の手で死に返すことを実行しようとするが、
ここで鳴と合流した恒一君の逡巡ぶりがまたしても事態解決までの描写にぐだぐだと
ページを費やすことになるので、歯切れが悪ったらない。

それでも恒一君の手によって、結果としてやっと三年三組に紛れ込んでいた死者を死に
還することは出来たが、これが本当に三年三組の「災厄」を終わらせることに繋がったか
どうかは実は読者にはわからないまま。

翌年の三年三組に、ふたたび机と椅子が足りなくなるという事態が起こったら、夜見山市
に住み続けであろうはずの見崎鳴はOBとして何らかのアクションを起こすだろうか?
恒一君は……映画版ほどにはあてにならないだろうな。

ともあれ、徹頭徹尾殺された怨霊の恨み辛みで理不尽に殺戮が繰り返されるだけのつまら
ないホラー小説より楽しめて、上下巻読破できた作者の平易な文章表現力に感謝です。
Another(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.123
(5pt)

ぜんぜん怖くない

映画化された『アナザー』を観て、原作を読みたくなり拝読。
上下巻とも読みましたが、今回は上巻についてだけ。

初読では、とある地方都市で主人公の榊原恒一君とヒロイン見崎鳴君の邂逅と、二人が
所属する中学校三年三組の特異性の一端が明らかになるだけで終わってしまうので、
映画前半を観た時以上の徒労感を覚えてしまいました。
この本、ホントに上下巻に分けるほどの文章描写が必要だったのかって。

しかしながら、下巻も読み終わって再び上巻に戻ってみると、スローペースの上巻だけでも
すでに三年三組の生徒や家族の誰かが都合4名(ということにしておく)も死んでるんですよね。

ただその4名(ということにしておく)はいずれも事故死や病死で説明がつく範囲の、あまりに
理不尽な死に方をしているとは言えないので、ホラーといえるほどのおののきはほとんど
感じられませんでした。

もともと作者がミステリ作家だということで、理不尽に、不条理につぎつぎと人々が
「殺される」恐怖感など以前に、上巻ですでに人が死ぬ揺るぎない法則性をゆっくりまったり
描写し過ぎのきらいがあるので、純粋なホラー小説だと読むには物足りない気がするのです。

しかし私はこの理詰めに近い三年三組の抱える法則と、下巻で明らかになる見崎鳴の能力が
気に入っていますので、評価は高めに設定です。
Another(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.122
(4pt)

衝撃的なストーリーですが・・・

綾辻行人の小説らしく、衝撃的な結末が待っています。その結末に気付くチャンスはいくつかあったと思いますが、巧妙に隠していたのは綾辻さんらしいです。

上巻から続くクラスに起こる悲劇・・・しかし、ひょんなことからその手がかりとなるカセットテープを発見します。過去の同じクラスだった先輩が録音したものですが、そこに記録されていた恐るべき内容とは?
そのテープが原因で風見君は酷い目に遭いますけど。

上下巻を読み終わって全体的にストーリー構成は良くできていたと思います。しかし前置きが長い、中々核心に迫らない、と言った不満要素も見受けられました。
ラストは衝撃的でしたが、見崎鳴の特殊能力(?)を考えると、あれだけストーリーを長くしてまで導かなくても?と思ってしまいます。

綾辻行人の作品としてはやや良いという印象でしたが、読んで損はない小説なのは間違いないです。
もう少しストーリーをコンパクトにまとめていれば☆5でした。
Another(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.121
(2pt)

ふむふむ・・・あれれ?

これだけ分厚い本を書くには、相当な労力と時間が必要でしょう。作者や関係者の方には敬意を払いたいと思います。
が、かなりイマイチでした。まったく期待せずに読む本は自然とハードルが下がるもの。しかし、この作品はその低い
ハードルに引っかかり続けてくれました。

中盤の入り口あたりまでは普通。そこからどう展開していくのかと思ったら・・・。キャラを売りにした物語が悪いとは
思いません。ただ、ここまでストーリーがダメだと鼻についてしまいます。ホラーとしてもミステリーとしても中途半端で、
「綾辻行人」という看板がなければ成り立たない作品だと思います。

もちろん、これは自分の好み。小説に限らず創作物は、合う合わない、です。アニメ化もされましたし、ファンも多い作品
でしょう。綾辻さんのファンの方は「他の作品も読んでみて!絶対に面白いから!」と言うと思います。確かにその可能性は
あります。一作で切り捨てるのはフェアじゃない。Anotherが合わなかっただけかもしれませんからね。ただ、二度と綾辻さん
の作品は買わないと思います。綾辻さんの作品を読む時間やお金を他の作家さんの作品に費やした方が、きっと自分のために
なります。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.120
(1pt)

赤沢さんはモブ

アニメ見て読んでみようと思い・・・え?赤沢さんがまったく出てこない!!
一言の台詞もない!!アニメでは人気あったので購入したのに・・・
特に酷いのが2人目の死者が唐突すぎて・・・えってなる
アニメは出来がよかっただけに残念・・・
Another(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.119
(4pt)

ちょっと読者を選ぶかも

読者にケタグリかます類いの小説で、慣れないと唖然とするかも。慣れていれば、ちょっと無理があるような、ギリギリくらいか、という感じか。最後のネタバラシで、ちょっと言い訳っぽく辻褄合わせしてます。眼帯少女の鳴ちゃんが、かわいいです。
Another(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.118
(5pt)

目次にある四つの疑問詞のセンスが好き

私はアニメ視聴後に原作であるこの小説を手に取りました。
が、この手のトリックを使った作品は、オチを知っているか、そうでないかで
面白味が雲泥の差がつくので先に小説を読んだ人が純粋に羨ましい。
まあ、小説からアニメはともかく、その逆のパターンには必要性をあまり感じません。

災厄の設定はやや強引な所があり人を選ぶかもしれませんが、
学校の七不思議などを絡めるなど雰囲気づくりが巧く私には非常に魅力的でした。
種明かしの際の説明はやや過剰な気がしましたが、序盤から大量の伏線を散りばめる構成力には脱帽します。
クライマックスにあたる死者を死に還す場面は、アニメより小説の方が好きです。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.117
(5pt)

小説(原作)、アニメ――それぞれの魅力。

私はこの『another』という作品を、原作→アニメという順序で楽しんだ。氏の作品ではホラー色の強い「囁きシリーズ」を特に愛好していたので、本作品もかなり好みだった。

 ただ難をあげるとするならば上巻途中までの展開が冗長で退屈であること、ホラーとしてもミステリとしてもやや中途半端な感が否めないこと、というのがある。氏の作品にしては(後にメディアミックスで初のアニメ化されたことでも頷けるように)幾分ライトな仕上がりになっているため、たとえば『殺人鬼』や『眼球綺譚』等に見られたエグさ、グロさは抑えられていることも要員の一つだろう。

 自分が原作を読む中で一番意外だったのが「この作者ならきっと(主人公たちが山荘にて現象を止める方法を知った時に)こういう展開になるだろう」とニヤリとしていたのが、わりとあっさりと(それでも充分に惨劇かもしれないが)結末を迎えたこと。もっと凄惨で救いようのない人間の疑心暗鬼をつきつめたサイコ・ホラー的な展開を期待していたため、肩透かしをくったのだ。そのせいで結末の種明かしは(各メディアの中でもっとも優れていたに関わらず)感心しつつもちょっと残念なきもちになったものだ。

 しかし、アニメ版ではまさにその部分が異常なまでに肉付けされており、原作に足りないと感じていたものが充分に補われていた。アニメ版の方は逆に結末の種明かしの辺りで不要な説明が加えられていたり、主人公の「お母さん」に対する想いがそこまで掘り下げられていなかったのもあり、そちらが不満ではあったが。

 私個人としてはそのように相互で補強し合った作品として本作を捉えているため、原作単体での評価はしづらい部分もある。未読の方にはぜひ『another』という作品をより楽しむため、原作とアニメの両方を見ることをおすすめしたい。
Another(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.116
(5pt)

かなりお勧め

久々に集中して、読むことが出来、面白かったです。展開のテンポがいいです
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.115
(4pt)

面白かったです。

絢辻さんの久々のヒット作。

後半にかけてやや失速してしまうが、
伏線の張り方や設定には感心してしまった。

分厚い本だが一気に読めてしまう作品です。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.114
(3pt)

うーん

最初の設定からして自分には合わなかった。購入する前に少し設定と世界観を頭に入れておいた方がいい
かもしれません。

綾辻行人氏は、第一部のあのトリックを思いついたがために、強引にこの物語を作ったのではないか、だから荒が目立ち、納得できない物語になったのではないか、読んでいてそんな印象を受けた。

強引な設定と世界観のせいか、ご都合主義が目立つし、それから無駄に分厚いし、それなのにこれといってカタルシスも生まれなかった。謎が徐々にあかされていく中盤以降も、その度に、ああそう、という感想しかなく、読んでいて時間の無駄かもなと何度も思いました、実際そうでした。

とにかく一人称の文章がすごく読みにくい。文が最後まで終わらず、……とかで濁したり、ダッシュを使って接続詞で終えたり。それが多い。自分には合わない文体だった。読みやすいの声が多くて、びっくり。読みにくいよ。

それから、クラスで進行する〈災厄〉を止める為の「おまじない」が個人的に、うーんだった。合理性も取れていなかったし。
そもそも、そんなことをするくらいなら、三組を無くして、六組でも作ればいいじゃん。不吉という理由で、マンションとか、四が付く部屋はないところあるでしょ? そんな風にすればいいじゃん。というか、そんだけ人死が出るなら、もういっそ廃校にしてもいいじゃん。
そんな風に思ってもうほとんど感情移入できない。色々融通は効くのに、なんだかんだ理由をつけて、肝心なところは融通が効かない。こういうところも無理やり感が出ていて、個人的にいまいちの要因。

そうそう。赤沢?という女の子には終始イライラさせられた。自分の無能さを棚に上げて何を言ってんだがって感じ。

「もう一人」に関しては、まあ予想はできないでしょう。悔しいという気持ちは全然生まれない。少しアンフェアだしね。後だしじゃんけんのような感じかな。だから、カタルシスも生まれず、ああそうの感想しかでてこない。

つうか、結局根本的な解決には至らなかったじゃん。どうすんの来年以降? 

まあこんな風に色々と不完全燃焼な作品でした。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.113
(2pt)

発想は面白い

今までに無いタイプの呪い(?)系の話で雰囲気も面白いなあとは思いましたが、いかんせん結末が尻すぼみでした。

怪異自体は全く解決してないし怪異の元凶の人物も全く絡んで来ないし、ただただ登場人物が死んで最後は、今年の怪異は無事解決しましたーチャンチャンみたいな。

そして何より、毎年怪異が起こると分かってるならクラスか学校自体無くせば良いじゃん! みたいな(汗)

謎の解明が全く無かったのでかなり消化不良になってしまいました。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.112
(3pt)

学園ミステリー

綾辻さんの作品ということ、マイミスで以前紹介されていたという理由で購入してみました。
上巻しか読んでいませんが、面白いと思います。
ただ、普段好んで読んでいるジャンルとは系統が異なるため、読み始めは「あれ?」と首を傾げてしまい、購入は誤りだったかと思いました。
しかし、読み進めている内に主人公の心を包む謎が少しずつ解けていき、その結果生じる結果に「ああ!この子たちはどうなっていくんだろう?」と謎が解けていけば出てくる展開が気になるという読むことを止められなくなる感じが面白かったです。
ただ、ゴシック系とか「都市伝説」「タタリ」みたいな話が絡むだけで嫌悪感を感じられる方はこの作品は拒否反応が出るかもしれません。読み始め私も若干そうでした(笑)
下巻でどうなるか、楽しみです
Another(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.111
(2pt)

ラノベならラノベと

ラノベならラノベと言っておいて欲しかった、という感じです。
普段あまり小説は読まないのですが、人に勧められて読みました。
よく考えたら勧めてくれた人がラノベ好きな人だった笑
上巻はとにかくダルくてダルくて読み切れないんじゃないかと思いましたが
下巻はスルスルと展開していって割とあっさり読めました。
クドクド主人公の病気の説明するより鳴の特殊能力?の原因とかの方が知りたかったし
なんだか最後の方だけバタバタと展開していってサラッと終わったという印象。
トリックらしいトリックとかは別にありません。どっちかというと学園ホラーかな。
読後は「上下巻にするほどの話だったのか?」という感想しかありませんでした。
Another(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.110
(4pt)

装丁はホラーですが面白いミステリーです

長いこと書店で平積みされていて、表紙のインパクトに押されて買ってみました。 普通にミステリーとして面白く、表紙のイメージのような怖いホラーな感じはしません。表紙で買うのを躊躇っている方は、是非買って読んでみて下さい。
単行本版を持っている方は、表紙を外してみましょう。 一見真っ黒ですが・・・・。細かいところまで凝っていて素晴らしい装丁だと思います。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.109
(4pt)

登場人物の魅力

ホラー推理物のひとつの評価材料としては、いかに「わざとらしくないか」がある。そうでないと読者の共感が得られない。
 元来、非現実的な世界を描くのだから下手をすると「興冷め」してしまいかねない。それを防ぐには「現実と空想の区別がつきにくい」ことが1つの要素。ストーリー展開があまりに不自然だったり、登場人物の行動、言動もそうだ。「Another」でいえば、前編の主眼点である「見崎鳴」は実在するのかしないのかを巡っての、主人公であるぼく(榊原恒一)の行動にやや違和感を覚える。さっさとクラス名簿を入手して確認すべきなのに、結局そうしたが、タイミングがおそ過ぎる。「後編」では、使われていない教室の探検シーンがあるが、事が事なのに、まして千曳先生という強力な助っ人がいるのに、自分たちだけで実施する、その理由がよく分からない。ストーリー展開上の作為だとすれば評価減点。
 あと、登場人物が魅力的かどうか、共感できる人間かどうかも大切。 主人公の「ぼく(榊原恒一)」は15歳という年齢設定にしてはちょっと大人びてい過ぎるか?やたら理屈っぽいところなど、作者のカラーというか、作者の意思が入り過ぎているように写る。 見崎鳴は、悪く言えば「スカシ」ている風だが、徐々に明らかにされていく彼女の境遇から考えれば不自然ではないし、むしろ共感できるし魅力的に写る。 ストーリーの展開(謎解き)だけになりがちな推理物にあって作品に厚みを加えている。
 前編は見崎鳴を巡る謎とクラスの異様な雰囲気が主な内容。後半は前編で描かれた状況の謎解きが済んで、いよいよ惨劇の展開と収束にむかっての登場人物の動きや心理状態がメインだ。前編を「長過ぎる」と感じる読者もいるようだが、そんなことはない。前編で異様な状況をしっかり描写することで後半を引き立てている。
 後編最大の「謎解き」の結末は・・。これは推理物の最大のファクターだが、今回も確かに失敗ではない。その意外性という点においては。しかし、ストーリー全体の中で捉えると、やはりいくらかの「無理」(違和感と言ってもいい)を感じざるを得ない。読者を騙す作為的なものを感じてしまう。
 総評としては、この作品はストーリー展開としては必ずしも満点とはいかない。それを救ってなお余りある(この作品を傑作にしたということ)のはやはり「見崎鳴」の人物像だろう。彼女の魅力は群を抜いている。彼女自体の謎解きを主眼点においてもいいくらいの存在感を持って前編から後編まで異彩を放っている。
Another(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(下) (角川文庫)より
4041000009
No.108
(4pt)

良かったです^^

映画を見た友達が良かったと絶賛していたので、どんなストーリーなんだろうと思い読んでみました。
ホラー系のストーリーとは知っていましたが、前半の方は話の進むテンポが遅すぎて(前置きが長い!)飽きてしまいそうでしたが、読んでいく内に面白くなってきました。後半は読んでいくにつれてどんどん展開が面白くなってきて、最後のほうになると前半の長い話がこのお話の結末の鍵だったんだなぁと納得させられまいた。
Another(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(上) (角川文庫)より
4041000017
No.107
(1pt)

たるい!

上下巻もあるから期待していたが、かなりたるい! 気胸の治療法なんていちいち書く必要ないと思う。
編集者は、なぜ一巻の量で仕上げさせなかったのか?
上下巻水増し商法が流行りそうでいやだなあ。
Another(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Another(上) (角川文庫)より
4041000017