Another(アナザー)

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評判

Another(アナザー)の評価:

3.69/5点 レビュー 221件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.69pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全226件 221〜226 12/12ページ
No.6
(5pt)

面白かったです!

面白かったです!
ホラー小説ですが、おどろおどろしい類の物ではなく心理的にぞっとする様な物で、そしてそこにミステリーの要素も含まれていて
600ページを越す長編なのに関わらず、1日で読み終える事が出来ました。
綾辻さんの著書はわかりやすいのも魅力。
ホラー小説は時として理解不能な作品も多々ありますが、丁寧に伏線を張りつつ、
背景も人物も丁寧に描かれているので非常にわかりやすく読みやすかったです。
「今年の誰か」が途中で推理出来、それが当たったと喜んだのもつかの間、あっと驚く結末が用意されていて
まんまと作者の罠に引っかかってしまいました。
それが又、小気味良く作品を深い物に仕上げていて更に面白くなっていました。
怖いけれど面白い小説です。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.5
(4pt)

〈もう一人(Another)〉は、誰――?

本作は二部構成。
第一部では、クラスメイトや教師からそこに〈いないもの〉として扱われる眼帯少女
ミサキ・メイの秘密と、主人公たちが所属する三年三組にかけられたという「呪い」
の全貌が、少しずつ明らかにされていきます。
一方、第二部では、クラスで進行する〈災厄〉をどうしたら止められるのか、
そして、本来クラスに存在しないはずの〈もう一人〉とは誰なのか、といった
謎の解明が行われます。
最大の謎である〈もう一人〉の正体については、ホラー的仕掛けに大きく依存していると
はいえ、伏線によって整合性を担保した上での意外性を演出することに成功しています。
もう少し細かく言うと、単に〈もう一人〉が誰かを指摘しただけでは不十分で、その
人物の別の属性まで指摘してはじめて「正答」となる仕組みになっているのです。
ただ、本作では、前述したホラー的仕掛けに登場人物が侵食されることによって記憶
の改竄・改変が行われているため、関係者の証言を鵜呑みにすることはできません。
よって、着目すべきなのは、作中でホラー的影響力の「圏外」にいる人々の言動です。
最後に、余談になりますが、今回読んでいて強く感じたのは、辻村深月作品との類似性。
もちろん、これは話が逆で、綾辻さんに辻村さんが私淑していた結果なのですが。
辻村さんも現在、中学時代を舞台にした作品を執筆される予定が
あるらしいので、刊行された際には本作と読み比べてみたいです。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.4
(5pt)

久しぶりのヒット!

前に書かれた方通りページが多い割にはサクサク読める作品です。今回の作品は綾辻さん独特の暗さは少なく万人受けするのでは無いでしょうか。最後の場面の良い意味での裏切りはさすが綾辻さんと思います。決して買って損はしない作品だと思います。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.3
(4pt)

確かに面白い

分厚い割にはサクサクと読めます。クラスメイトが次々死んでしまうというのは吉村達也の「ビンゴ」の世界を思い出させますが、それほどは怖くなかったのでよかったです。こっちの方が読後感も悪くない。 綾辻独特の文章ー冷めた感じでいながら部分的にねっとりした、話の流れを突然遮って繰り返し描かれる意味ありげで意味不明なフラッシュバックとかーは、中学生の一人称で書かれるとなかなかいい感じになるんですね〜。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.2
(5pt)

新・代表作の誕生!

ミステリーとホラーの融合、
囁きシリーズ・「暗黒館の殺人」においても
おそらくは目指されていたであろうこの主題を、
そして残念なことに消化不良に陥り、
不完全燃焼であったこの主題を、
この作者はこの作品によって、一気に挽回し、完成させました。
雰囲気、トリック、論理、そしてキャラクター。
すべてがいかにも綾辻氏らしく、
そしていままでの作品以上に素晴らしい。
自分にとっては時計館以来の傑作、
人によっては十角館以来の傑作と言う人も、
人によっては最高傑作とする人もいると思います。
逆に、ホラーがまだ強すぎると感じる人もいると思います。
綾辻氏のファンにとっては、この十数年、
新刊がなかなか発売されず、待たされ、
発売された作品の内容も賛否両論が多く、
がっかりし、やきもきしていた人もいたかと思いますが、
(自分もまぎれもなくそうでした)
2009年、この作品の発売をもって、
綾辻氏の衰えていなかった力量に安堵し、
新たなる綾辻氏の展開を、期待していけると思いました。
褒め言葉ばかりで、レビューになってないかも知れませんが、
これが読了後現時点での自分の素直な感想、レビューそのものです。
綾辻氏によれば、次の予定は(今頃は?)「奇面館の殺人」の
執筆ということです。むろん期待していますし、
この「Another」がその期待を強く後押ししています。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032
No.1
(3pt)

可もなく不可もなく?

長編新作なのでレビューも何もない状態で紹介文を判断材料に購入。
ハードカバーの上にページ数も多い状態ではありましたが、意外とさっくり短時間で読破出来ました。京極夏彦の親書二段組を読みなれている人には特に苦になる量ではありません。本当に「さっくりあっさり」読めてしまったのでライトノベルのノリのような感覚に近いかも。
内容はホラー。文字通りホラー。事件ではなく「不可解な現象」に支配されてしまうところに気味の悪さが発揮されます。
前半はもうちょっと端折ってもいいんじゃないかとちょっと思ったほどの状況説明と主人公の態度に中だるみ気分になって、中盤は主人公以外の登場人物が動き出すことで、やっと舞台が出来上がって文章が「読める」ようになり、そのまま伏線を回収しつつラストへ…という展開。前半をクリア出来れば後半は一気に読み進めることが出来ると思います。
舞台は普通の公立中学校。私立ではなく公立なのがミソです。そして、より地域性を重要なファクターにする中学生だからこそ、この展開があり得たのではないかと思います。
犯人(と言ってよいのかどうかわかりませんが)は、意外というほど意外な人ではありません。
ただし、真の謎が解き明かされたかといえば…。
Another Amazon書評・レビュー: Anotherより
4048740032