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死だけが私の贈り物
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死だけが私の贈り物の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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元はトクマ・ノベルズ。遺された原稿を遺作として出されたものなので小泉喜美子作品のベストでは無いが、作者がどのような世界観を愛してきたか、美意識を持っていたか味わえる一冊。 バージョン違いの同名の作品も収録されているので、二度愉しめる。 新川帆立氏の解説も秀逸。 彼女の解説を読み、野暮なことを言う野暮な読み手は置いていかれるんだろうなと感じた | ||||
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「コーネル・ウールリッチに捧げる」という献辞を見て買った。期待外れだった。 死期の迫った元女優が復讐をしていく。人物がみんな薄っぺらくて類型的だ。発表された時点で古臭かったのではないか。60年代の少女漫画みたいだ。浅すぎる。ウールリッチはこんなにチャチではない。 同じタイトルの中編を併録している。この形式はどうなんだろう。研究者には便利かもしれないが、読まれなくなった作家なんだから他の短編を載せてくれる方が一般読者に対して親切だろう。 | ||||
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小泉喜美子の長編は全5作ありますが、その中の1冊「死だけが私の贈物」が復刊されました。 また同時にこの長編の元ネタとなった同名の中編も併せて収録されています。 内容は不治の病を患った女優が、3人の仇敵に復讐を果たすというものです。 以下ネタバレがありますから未読の人は注意して下さい!!! 長編も中編もほぼ同じような展開ですが、女優の復讐を助ける運転手の扱いが、 全く違っていて、長編ではそれが最後のツイストになっています。 個人的には、引き締まった内容で中編のほうが良いと思います。 長編はやたらと長くした感があり、「弁護人側の証人」、「血の季節」 等の傑作と比べるとかなり落ちるのではないでしょうか!? また、女優の病気とはどういったものなのでしょうね? 脳が犯される感染症としては、ウィルス性のもの、梅毒、等が考えられますが・・?? | ||||
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