時計館の殺人
評判
時計館の殺人の評価:
4.25/5点 レビュー 158件。 S ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全157件 141〜157 8/8ページ
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時計館の殺人の評価:
4.25/5点 レビュー 158件。 S ランク
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鎌倉の奥地にひっそりと佇む『時計館』。そこは昔の大手時計メーカーの社長が残した悪魔の住処だった。
館内を埋める多数の時計。そしてそこに集う人間たち。
かの天才『中村青司』が建てた館には必ず潜む狂気が、館の中で蠢き出す。
外と完全に遮断されたその『時計館』の中では、凄惨な殺人事件が連続して起こる。犯人は誰なのか?目的は?一体どのようにして?自分は狙われるべき人物なのか?幾つもの疑惑の中で、登場人物たちはその恐怖で精神を蝕まれていく。
そしてそれとは別に、この館内での実態も分からぬ『違和感』の正体とは?名探偵『島田潔』の頭脳が冴える。
現実世界では実在することは無い『時計館』だろうが、それ故小説内でのこう言った我々の中で妙なリアリティーを持ってくる。
やや長編ながらも、中身は読者を飽きさせないギミック、プロットのてんこ盛り。更に綾辻さん自慢の情景描写が、これでもかと入っている。
それにこの作品は、それ以外にも綾辻さんの世界観が、時間の概念が練りこまれている。皆さんが考える『時間』とはどう言った物ですか?その本来は姿形を持たない人間が作り出した抽象的な概念は、この作品内の世界の中ではそれを酷く曖昧な、けれども何処か堅固な流れとして存在します。
推理小説としても、またある種の哲学書としても存在価値のある作品だと感じます。