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下北サンデーズ
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下北サンデーズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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劇団が舞台で、上京したての女子大学生が一応主人公になっている。 しかし、劇団の活動もいち女子大生の奇天烈なサクセスストーリーも、それを支える描写がすかすかのためにまったく重みを持たず、終始「作者はこの物語によって何を伝えたいのか」がまったくわからない。 ドラマのノベライズのせいか、頻繁にセリフの応酬があるのに対して情景描写があまりにも少ない。 ドラマを少し見たときも、全然面白く感じられなかったがこんなつまらないドラマがヒットするわけないと読み終わって思えた。 実際に演じるシーンが少ないのも原因にあるだろう。演劇を舞台にした小説なら、恩田陸のチョコレートコスモスのほうがよい。石田衣良からは演劇への愛情が伝わってこない。 | ||||
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劇団が舞台で、上京したての女子大学生が一応主人公になっている。 しかし、劇団の活動もいち女子大生の奇天烈なサクセスストーリーも、それを支える描写がすかすかのためにまったく重みを持たず、終始「作者はこの物語によって何を伝えたいのか」がまったくわからない。 ドラマのノベライズのせいか、頻繁にセリフの応酬があるのに対して情景描写があまりにも少ない。 ドラマを少し見たときも、全然面白く感じられなかったがこんなつまらないドラマがヒットするわけないと読み終わって思えた。 実際に演じるシーンが少ないのも原因にあるだろう。演劇を舞台にした小説なら、恩田陸のチョコレートコスモスのほうがよい。石田衣良からは演劇への愛情が伝わってこない。 | ||||
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文章が変だ。「冬の空のように高く澄んでいて」等の使い古された比喩表現、「なのである」の多用。書いている本人は違和を感じないのだろうか。 また途中、「後年ゆいかは……」などと書いているが、爾後最後まで回想しているシーンは出てこない。そこだけが浮いてしまっている。 劇団の話なのに、肝要の演劇の場面が悉く抜かれているのも腑に落ちない。登場人物たちがくり広げる恋愛沙汰も――これは『東京DOLL』でも感じたが――クサくて読むに忍びない。 とある日テレの番組に著者が出演していたが、そこで彼の発言に対し、誰がしが「クセー」と言っていた。本人は苦笑いだったが、全くもってその通りだと思う。「携帯を持っていても愛の量は変わらない」、という発言は、彼の昨今の小説を象徴している。 | ||||
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テレビドラマの原作となっている作品。下北沢を活動拠点とする劇団内部の人間関係と成長を描いている。ただ、その内容は薄っぺらく、展開もあまりにもご都合主義。最近の石田氏の作品には正直落胆させられる事が多い。唯一救いなのは、お得意の脇役のキャラクター造形だろう。 劇団を中心とした作品なのに、演劇シーンがあまりにも稚拙なのも如何なものか。 | ||||
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