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アキハバラ@DEEP



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【この小説が収録されている参考書籍】
アキハバラ@DEEP
アキハバラ@DEEP (文春文庫)

アキハバラ@DEEPの評価: 3.84/5点 レビュー 87件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全87件 21~40 2/5ページ
No.67:
(4pt)

アキバも最高!!

直木賞作家、石田衣良先生の中編。IWGPなどと比べると500P超で厚めです。元は小説雑誌に連載されていたものだったそうです。なので人物説明などで時々くどい印象を受けました。しかし、氏の得意とする、個性の強い人物像、「ありえね〜」といいつつワクワクさせる展開などなど面白かったです。基本的には王道な展開なんですけどね。オタクの6人組(と言っても他の方が書かれているように、バリバリのオタクってよりは、コンピューターフリークって感じ)が会社を興して、画期的な発明をするんだけど、それを狙う腹黒い会社の社長が現れて…みたいな。大筋はなんとなく読めちゃうんですが、途中で出て来た人が最後に思わぬ形で出て来たり、あと勧善懲悪的な色合いが強いので、読んでてすっきりするのも良いですね。池袋といい、石田先生は「街の匂い」みたいなものを書くのが本当に上手い。あの軽妙な語り口で、オタクの聖地を魅力的に描きこんでいる。街自体も一つの登場人物のようです。人によってはややライトに思える語り口なので、見た目分厚い本ですが、短期間で読めちゃいました。賛否両論ありますが、私は池袋のシリーズと同じ位、こちらもオススメです。この後の話も読みたいなあ。
アキハバラ@DEEP (文春文庫)Amazon書評・レビュー:アキハバラ@DEEP (文春文庫)より
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No.66:
(1pt)

酷い本

何かと話題になっている作者だけに、一度は読もうと思っていて、この本を選びました。
ワタシは若い頃におたくだった時期があり、今でもアキバにはよく立ち寄りますけど、どうもこの本に出てくるおたくには違和感があります。
それでも、始めの方はそこそこ読めました。
若い読者が喜びそうな要素も入っているし、冒険小説なら多少の現実離れはあるモノですからね。
でも段々と読むのが辛くなっていきました。
作者がスランプに陥って、書けないのに無理に書いているような、そんな気がするくらい酷くなっていきました。
特に最後の一大イベントに関しては、ちょっと読めばすぐに見つかるようなアラだらけで、マンガチックと書いたらマンガに失礼なくらい破綻しています。
それと、コンピュータに詳しくないのに無理矢理AIを登場させたようで、「無理すんなよ」って感じはしますね。
この際だからハッキリ書きましょう、この本に使ったお金と時間を返して欲しいです。
それくらい酷い本でした。
結局買った本は、グチャグチャに踏みつぶしてコンビニのゴミ箱に捨てました。
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No.65:
(4pt)

アキハバラ六矢の教え

始めの方で、この物語がハッピーエンドであることがネタバレされるからか、安心感はあるけどドキドキ感は少ないです。
石田さんらしい疾走感にはあふれているので、サクサク読めます。
いろいろツッコミを入れたくなる部分も多いですが、小さな正義が巨悪に立ち向かう話はそれだけで面白いので★4つ。
結局石田さんが何を語りたかったのかと言えば、一人ひとりはか弱い存在でも、結束すれば強くなれるってことだと思います。
「三矢の教え」のアキバ版です。
みんながほんの少しずつでも勇気を持てば、引き込もりでも世界を変えられるんだよ、ってことかと。
ところで、途中までタイコ君のことを女の子だと思って読んでいたのは私だけでしょうか?
『サザエさん』の観過ぎですかね^^;
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No.64:
(3pt)

全体的に微妙

サイバーSFと呼ぶには、SF的感覚に欠ける。
コン・ゲームと呼ぶには、力押しすぎている。
バトルアクションものと呼ぶには、抑制されすぎている。
サスペンスと呼ぶには、間延びしている。
青春小説と呼ぶには、限定的すぎる。
冒険小説と呼ぶには、キャラクターが活かしきれていない。
結論としてどの切り口から見ても中途半端。
駄作というわけではないし、それなりには楽しめるが、何度も読み返したいとも思えない、といったところが正直な感想。
秋葉原を舞台にした活劇ならば、今野敏の「アキハバラ」の方が一枚上だろう。
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No.63:
(4pt)

かなり共感出来る

面白くて、寝食を忘れて読み進んだ。
電脳世界に首まで漬かっている、若者達の生き様が描かれる。
ディープな話題から、現実社会との対比、そして、正義感あふれる?展開。
後半は、少々ハチャメチャな印象すら受けた。
登場人物が超個性的である事も面白い。
途中、ネット上のみの仲間のユイが、おそらく自殺なのだが、変死する下りがある。
この時、葬儀の場で見せたユイの両親の冷淡さが、印象に残った。
ネットの中でしか、生きられない人間もいるのだ。
いかにそれが、認知されていないかが分かる。
ただ、本書の目的の一つ?である、オタクの世界を描ききってはいない。
本当のオタクの世界は、もっとdeepなのだと思う。
意識して、表現が弱められたのだろうか?
オタクが市民権を得、アキハバラを支えているのも事実。
著者はオーディオオタクらしいので、通じるものがあるのだと思う。
私の様な読書オタクにも、市民権を与えて欲しい!
と思う、今日この頃だ。
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No.62:
(5pt)

めちゃくちゃ引き込まれました

 秋月電子やじゃんがらラーメンが実名で出てくる小説です。神は細部に宿るといいます。この小説は実にアキハバラの細部を良くとらえていると感じ熱中して読みました。プログラムに熱中する雰囲気もまさにそのままでした。
 前半は、ネット上の悩みの相談室を媒介にして知り合った6人のメンバがYAHOO、GOOGLEをしのぐ画期的な検索ソフトを開発するまで。後半は、それを独占しようという世界第七位の金持ち中込(おそらく堀江のパロディ)と対決し・・・というストーリーです。
 その中に、さまざまなメッセージを感じる事が出来ます。前半はベンチャービジネスを夢見てた中年にはノスタルジーがあるでしょう。リストカットの話もリアリティがありました。最後はちょっと無理やりですがハッピーエンドで読後感もよかったです。お薦めします。
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No.61:
(3pt)

うん、マンガですね。

生きることは徒労の情熱だ。
なるほどなあ〜と思った作中の一文です。
アキハバラ@DEEPAmazon書評・レビュー:アキハバラ@DEEPより
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No.60:
(3pt)

らしくない

私は石田衣良さんの本はだいたい読ませていただきましたが、この本だけは少し系統が違う感じがしました。おもしろいけど、オタク向きでも一般向きでもない感じ。秋葉原が舞台なのは今風なのかもしれませんが、やはり恋愛小説の方が作者独特の感性が出ていてよいと思いました。
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No.59:
(4pt)

非常にすっきり爽やか

なんかこの本、秋葉原の真のおたくからは、非常に不評だったとか。
まあ、ちと軽すぎ、ご都合所儀すぎって感じは否めませんけど。
所詮、物語なんですから(笑
たしかに有り得ないんですけど、
単にお話として読むと、非常にすっきり爽やか♪なお話でしたよ
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No.58:
(4pt)

アキハバラを舞台にRPG

読み始めは、秋葉原を舞台に最新オタク風俗を描いた小説かと思った。最近の若者文化には全くついていけてないオジサンのための入門講座には悪くないかもしれない、などと。
悪者が出てきたあたりから現実世界を超越しはじめた。これはSF(サイエンスファンタジー)なのだろうかなどと思っていたら、はあれよあれよとRPG化。と、言ってもRPGなんて一度もやったことがないのだが、きっとこんな感じなのだろう。奪われた財宝を奪還するため、仲間やアイテムを増やしながらパワーをつけ、最後は敵のアジトへ突入。途中に戦闘を交えながら、救出に成功....その間に友情の深まりとか人間の成長ストーリーなども折り込むと。RPGの定石パターンってきっとこんなものでしょう。一気に読めるが、最後に彼らを救う人物の設定はややいただけませんでした。
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No.57:
(3pt)

期待が大きかったので

最初の5−6ページで挫折する人がいるかもしれません。正直、石田作品特有の導入部の
謎かけが長過ぎる事と、それに続くイベントを詰め込み過ぎた人物紹介部はいただけません。
このせいで、最初に出てきた3人の登場人物の区別がつき辛かったです。後から出てきた
3人は名前と人物像がすぐに一致したのですが。
その後、主人公達が夢に向かって走り出し、敵に叩かれ、もう一度立ち上がる。このあたりは
一気に読ませ流石と思います。
しかしカタルシスを得る為の最後の部分が・・・。誘拐、暴行と刑事事件を発生させたり
(これは、警察も動かざるを得ないでしょう?)素人のお遊び&付け焼刃の能力で
(いかに道具を使ったといっても)本職を負かしたり、最後は権力者を持ち出す。
何だかなぁ?という感じでした。
オタクが一般人を超える能力を使って、自分達の力で敵を叩いて欲しかったのですが。
IWGPの初期作品がそうであったように。
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No.56:
(3pt)

ヲタを描いてるというより…

何かしら欠陥がある人達…と言ったほうが近いか?もしヲタを描いてるならリサーチ不足を感じます。登場人物達のスキルも描ききれていないと思う。おそらくこの本を手に取った読者はそこにカタルシスを求めるんじゃないでしょうか?読み終えた後で若干の消化不良を感じました。キモになるクルークですが、設定がブッ飛び過ぎて…ここまで自由度が高いならもっと遊んでほしかったなぁ。まぁ読んでる間はライトノベル感覚でサクッと楽しめたし、石田っぽさも出てたので良いと思いますよ。
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No.55:
(5pt)

最高の…

ドラマだった。私はオタクではない、大量生産型の普通の大学生だ。しかし、秋葉原に憧れを抱き、感動した!!このドラマは大切な友達、仲間、友情…他にもスカッとする場面など、普段の生活では体感しえない刺激的な、いろいろな要素が詰まったドラマだ。(そう簡単には語り尽くせない)私は仙台在住なのでこのドラマの最終回を今日(2007年3月29日深夜)迎えた…原作を読んだことは一度もない。手に取ったこともない…しかし数ヶ月間このドラマの素晴らしさを体感した僕はボタンをクリックせざるをえなかった…最高のドラマなのだから最高の小説に違いない…期待も込めて星5つだ!!
DVDも買うぜッ!!
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No.54:
(3pt)

アキハバラ@CHEAP

他の石田さんの作品と比較しての評価です。
キャラクターも嫌いでは無い、設定も面白いのですが、いささかマンガっぽいところが、最後まで馴染めませんでした。
スラスラ読めるから、それはそれで良いのでしょうが、おじさんには、ちょっと辛かった(若いつもりなんだけどなぁ・・・)
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No.53:
(4pt)

面白かったです(●'∀`)

三人寄れば文殊の知恵、六人寄ればサーチエンジンの開発!社会的に虐げられている若者達の才能が開花する、無いものを補いあい、欠点は利用する、理想的な関係の仲間がおりなす、へっぽこサクセスストーリーv先にTVドラマを見たのですが、かなり内容が変わってますね…。キャラの性別までもが変えてあります。が、映像の上では、イズムが女の子で良かったと思いますvただ、池袋ウエストゲートパークもそうですが、なんでTVドラマになると幼稚になるんだろうか…原作の怜悧さがさっくり削られてます。主人公の精神年齢が下がるのはやるせないです…アキハバラ@DEEPは、苦心して作りあげたサーチエンジンを盗まれ、取り返す話なんですが、ドラマでは秋葉原のトラブルシューター、秋葉原版池袋ウエストゲートパークみたいになってました。まぁ、延々みんなでプログラミングしてる様子を見せ続けるわけにはいかないですからしょうがないんですがw映画版をまだ見ていないので、そちらも楽しみですv読み終わって、爽やかな気分になれる本です。おすすめv
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No.52:
(2pt)

私には・・・。

秋葉原という町に興味を持ち、この本を手にしました。私自身、オタクですがオタクの種類が違うのか秋葉原には行ったことがあまりありません。しかし、秋葉原という町に興味を持ち秋葉原に住むオタクと仲良くなりたいと思ってました。この本では何かヒントがと読みましたが、秋葉原に住むオタクが起こした小さなベンチャーIT企業が大きな企業に立ち向かう内容。舞台は秋葉原でなくても良かったような?最後はちょっと現実味もなく・・・。私にはちょっと幼く感じました。小・中学生向きだと思います。小・中学生にはオススメです。オタクに偏見を持っている人も、これで壁を取り払って欲しいです。小・中学生向きという点を除けば、私には面白く痛快に感じました。
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No.51:
(4pt)

若者の奮闘記

「オタク」「コスプレイヤー」「メイド喫茶」などが登場する小説だが、内容としては「悪者に立ち向かう若者」の話である。
ラストの展開はとても痛快で、早く次のページをめくりたくて仕方なくなる。
各キャラクターには各々特徴的すぎるほどの特徴があるのだが、その特徴のせいでかえってキャラクターの個性が陥没してしまっている感じはする。
読んでいて、「あれ、こいつってどういうキャラだっけ」と思うことがあるのだ。
「時々フリーズしてしまう」とか「ひどくどもってしまう」などの外見的(?)特徴のせいで各キャラがどんな性格なのかいまひとつ見えてこない。
「池袋」や「4TEEN」では各キャラを見事に分けて描ききっていた石田氏だが、今回の作品は強烈な特徴に頼り切ってしまい内面の持つ魅力を表現しきれなかった感じがする。
けれども話の流れとしては面白いし、多少強引な部分もあるがいちいち突っかかっても面白くないので一気に読み勧めてしまうことをオススメする。
「オタク」も「コスプレイヤー」も「メイド喫茶」も特別視することのない、単なる若者の奮闘記として楽しめる。
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No.50:
(4pt)

おたくたちの聖戦

アキバで巡り会ったおたく青年たちとコスプレ喫茶のアイドルが、インターネットという新しい「世界」の開拓者となり、リアル社会の悪と戦う爽快抱腹奮闘記。
むちゃくちゃな設定ですが、めちゃくちゃおもしろかったです。
アキバのおたくがすごく素敵な人たちに思えてきます(笑
タイトルはDEEPですが実際にはそんなにディープな話は出てこないので、アキバに詳しくない人も安心して読んでみてください。
ところでこのドタバタ劇、どっかで似たようなものを読んだ気がするなあと思っていたのですが、さっき気がつきました。
宗田理さんの『ぼくらの七日間戦争』でした。
当時は純粋な心を持った「中学生」が社会の悪の縮図としての「学校」に対して闘いを挑む、という構図でしたが、今や「中学生」にそれを望むのは厳しいですからね。
「中学生」→「アキバおたく」、「学校」→「大企業」という構図に変わっちゃったのでしょう。
あぁ、なんて純粋で繊細で心麗しきおたくたち。
美しい日本の未来は彼らの肩にかかっているのかもしれません (^^)
アキハバラ@DEEP (文春文庫)Amazon書評・レビュー:アキハバラ@DEEP (文春文庫)より
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No.49:
(5pt)

初めて読みました

石田衣良さんの作品で初めて読みましたが
ぐいぐい引き込まれていく感覚でした。
アキハバラに根付いたオタクたちの話と
最初はもっとオタク要素が強いものかと思いましたが
そこまでオタクオタクしていなくて
専門的知識に偏ることもなく
人間同士のつながりの強さについて書かれた本だと思います。
楽しく読み進むことができました。
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No.48:
(4pt)

漫画のような読み易さ

石田衣良さんの本を読むのは初めてなのですが、どうやらこの本は作者にとっては一風変わったスタイルのものみたいですね。けれど、初めての僕にとってはとても楽しく読めました、フィクション的な部分が垣間見れつつ、オタクをカッコいいと思ってしまった。社会に適合できない人達、けれど自分の生き方、考え方にひたむきで、純粋な彼らアキハバラ@DEEPの人達、社会的に弱い人間の強者への反逆みたいなものが、快感でした。
アキハバラ@DEEP (文春文庫)Amazon書評・レビュー:アキハバラ@DEEP (文春文庫)より
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