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アキハバラ@DEEP
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アキハバラ@DEEPの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全87件 1~20 1/5ページ
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他の方々のレビューは、本の内容の概略。 AI、起業、才能があるが社会では適応が難しいと言う5人のチーム(後に会社)の「アキバ系冒険活劇」と言う事に全体的に感想と考察をしています。 アキハバラ@DEEPのテレビ番組では、“ページ”と言う人物がリーダーとなっています。 彼は吃音者の設定です。 しかし、この書籍、テレビ番組、映画で一言も“吃音”と言う言葉が出て来ません。 チームの面々は「話せないならパソコンで打てよ」、「話のタイミングが合わないよ」と言う表現を用いています。 私は、“吃音当事者”として、ページ(風間俊介)の吃音演技がとても素晴らしく出来ている書籍とテレビ番組を観ての私からのレビューです。 A “page” with a stutter Other people's reviews outline the contents of the book. AI, entrepreneurship, and a team of fibfibepeople (later a company) who say that they have talent but are difficult to adapt to society. In the Akihabara@DEEP TV program, a person named "Page" is the leader. He is a stutterer setting. However, the word "stuttering" does not appear in this book, TV program, or movie. The members of the team use expressions such as, "If you can't speak, type on your computer," and "The timing of the conversation doesn't match." As a person who stutters, I am reviewing the books and TV programs in which Page (Shunsuke Kazama)'s stuttering performance is very well done. Thank you for submitting your review. | ||||
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10年以上前の作品ですがAIを扱った小説です。 今ではニュースを賑わすAIですが当時はそれ程ではなかったと記憶しています。 主人公達はベンチャー企業を立ち上げてクルークというAIを開発します。 ノリとしては懐かしいです。 昔のベンチャー企業はアパートの一室で開業する事が多々ありました。 社員の全員がなんらかのオタクです。 小説オタク アニメオタク ひきこもり 格闘家兼メイドカフェ店員など 当時の空気であったり勢いみたいなものを感じる作品です。 | ||||
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ラクな道とキッツい道、正しさよりも楽しさを求めるなら、どちらを選びますか? 金のある奴は金を出せ、知恵のある奴は知恵を出せ、知恵がない奴は汗を出せ、汗も出せない奴は追い出せ!(三出せ主義)。 何も向かない人なんていない 。人には、向きと向きしなかい。 自分の得意分野(好き)で顔晴って、苦手なことは、得手な人に頼ればいいんだよ。 浮き世の旅路は、一人で歩くには寂しすぎるぜ。 幸せを共有できる仲間を探そう。 | ||||
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何かしらの障害を抱えている主人公たち6人組が開発したサーチエンジンを懸けて、大企業相手に戦っていく物語。 前半は仲間達とサーチエンジンを開発する過程。後半は開発したサーチエンジンを大企業に奪われてしまい、それを奪還するため奮闘するというもの。 正直前半が少し物語としてくどいので、読んでいて疲れてしまうが、全体を通して読んでみると、なかなか面白い作品。 本として出版されたのが2004年であり、このレビューを書いているときには既に10年以上が経っている。 そういう意味では、まだインターネットが各家庭に普及し始めたころの作品ということになるが、10年以上経った今でも、この作品は通用していける作品である。 著者に先見の明があったとまでは言わないが、なかなかインターネットの的を得た作品であったのだろう。 すこし性的な表現がどぎつい部分があるが、そこさえ気にしなければ、ぜひインターネットを使っている人に読んでほしいと思える作品。 こうしてネットの技術は向上していくという良い参考になっている。 | ||||
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バーチャルリアリティで、近い将来こうあって欲しいと思うような作品。 秋葉原によく行く人もこれから行きたいと考える人も読んでみるともっと秋葉原が好きになる。 是非、秋葉原に来る際にはこちらを読んで欲しい。 そしたら帰ったあとにもう一度読みたくなるから。 | ||||
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数ある石田衣良作品の中で、一番好きかもしれません。 自分の弱さや弱点を武器に変えて戦う彼らに、どれほどの勇気をもらったでしょう? 守りたいものがあればいくらでも強くなれるのかもしれません。 | ||||
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登場人物のキャラが、みな個性があって素敵です。「かっこよくない」のに、かっこいい。 ストーリーも、サーチエンジン?に人格が…という発想がもう普通じゃない(良い意味で)。 痛快でスカっとするシーンも、心配でハラハラするシーンもあり、私は楽しめました。 もちろん長い小説なので間延びした部分もないではないけど、全体的には面白いと思います。 | ||||
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評価の高かったこの作品を楽しみに読み始めましたが、私には面白味が無く、途中で挫折してしまいました・・・。 残念です。 | ||||
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時代背景が10年以上前のことなので、当時のことを懐かしく 思い出しながら読書すうといいかもしれません。 1時間ほどで楽しく読めます。 | ||||
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石田さんの真骨頂、街シリーズ。 やっぱりその時代の風を切り取る石田さんの作風はさすがだと思います。 街を知っている人からすると少し違和感があるかもしれないけれど、それは小説なんだからね。 アキハバラと起業を、電脳起業として繋いだのは、少し意外でとてもセンスを感じる。 勇気をもらえる人も多いんじゃないでしょうか。 | ||||
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池袋ウエストゲートパークを5冊楽しみ、この作品を読みました。 「下らん」と思いました。 敵役がやっている事も、主人公達がやっている事も犯罪行為。 誘拐、暴行、窃盗、知的財産権の侵害、ひどい! さらに、最後に、重大な脅迫行為まで。 そして、それらを”ありえる事”や”やっても良い事”のように描かれているいる事に 納得いきませんし、共感できません。嫌悪感までもちました。 ストーリーもキャラクターも薄っぺらい、とも思いました。 ごめんなさい。時間の無駄でした。 | ||||
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「Yahoo!」「google」「Facebook」など今ある数多くのIT企業でも、栄枯盛衰を経験し 弱肉強食の波に飲まれる事もある。 そんな現実は、企業規模の大小に応じて起こる事ではなく、 発想の転換や理想を実現させることによって 世の中を激変させるくらいの力を持つ事を私たちは現実としても認識している。 その発信地が日本では秋葉原になっているのであろうことも私たち日本人は 理解している。 一方、最新の情報発信地である秋葉原は「オタクの聖地」でもあり 一般人には近づきがたい場所の雰囲気もある。 舞台はそんな秋葉原。 画期的なサーチエンジンを開発した若者たちが、 多くのグループ会社を要する巨大なIT企業を敵に回してしまう。 (ヒール役は某会社がモデルと思われる) 個性的なキャラクターをしっかり描きながら 最後はスカッとするような話の展開であった。 アキハバラ@DEEP (文春文庫) | ||||
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久しぶりに@DEEPな世界に入りたくよみましたが。 キャラ設定が小説では弱いですね。石田さんの小説はキャラがさらっとしているというか、あっさりキャラが多いのですが、今回はさらにあっさりしてて、ダルマなんて空気キャラで残念でした。さらっと読むには気持ちのいい作品でしたが、ラストの格闘シーンの迫力の無さにちょっと残念でした。 | ||||
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本が厚いわりに、内容が薄っぺらく、読むのが苦痛だった。 ほぼ斜め読みに近い形で読み終えて、読後感は解放感に近かった。 いろいろな登場人物が出てくるが、どれも奥行きがない。 吃音の主人公の喋り方にリアリティが感じられない。 てんかん患者と思われる主要登場人物の発作もご都合主義すぎる。 どれも最後のオチに使うための症状として「創られた」感じがある。 ストーリーにスピード感はなく、かといって情緒的でもなく、ただ冗長。 | ||||
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秋葉原を舞台に,それぞれが特技と弱点を持つ6人の男女の青春小説.「7人のオタク」という映画があったが,その現代版とでも言ったらよいか.前半は6人がある人生相談サイトを通じて知り合い,ベンチャー企業を立ち上げるストーリーである.世間と相入れない部分を持ったオタクたちが,特技を生かして独立していく姿を秋葉原という特殊な地域文化を背景に描かれている.それなりに苦悩しながら,お互いを認め合ったり支えあったりして成功していくプロセスは秀逸な青春小説といえる.ま,ちょっときれいすぎるファンタジーではあるが.後半は強奪されたプログラムを奪い返すために大企業と戦うという大きな展開をみせるが・・・,正直なところ,この闘争は少々緻密さに欠ける上,情報戦・心理戦よりも肉弾戦が中心になるなど,なんだか大雑把だし,AIが人格を持つ展開も唐突でリアリティに欠ける.前半に4つ,後半に2つで星3つといったところ. | ||||
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池袋ウエストゲートパークで石田氏に惚れ込んで数ヶ月。まったく新しい別作品を読むにあたり外れたらど〜しよう…とある意味ドキドキしながら読み出したのですが最初の数頁ははずれたかも…となかなか読み進まなかったものの個性的な仲間が増え出していくあたりから面白さが加速して一気に最後まで読みました!AIとか詳しい人には不評のようですがそのあたり全く暗い私には全然気にならずすごくファンタジックに楽しめました。何より、石田さんの登場人物ってみんな魅力的!どんな欠点があっても、自分に正直で、負けない熱い気持ちがある。世間的に負け組でも、仲間を大切にする。かっこつけない。そーゆーのが、粋で素敵です。読み終えた後はもうこの物語の人達に会えない一抹の淋しさが胸をよぎりました。会社だったからいいものの休日の夕方一人なんかだったりしたら泣いていたかもな作品です。 | ||||
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アキハバラという特徴を出すために、夕方のニュースのヘッドライン的な場面、キャラ設定にはちょっとゲンナリするところは あるけど、掴みとしてはありかな・・・ 街という場と人との繋がりの中で生まれるものがあるというファンタジーとして、展開の巧みさもあり楽しめた。 「明るいテロ」にテロという言葉に反応してダメなものはダメ的なレビューがあったが、制度的にはダメとされていることを 認めつつも、力に踏みにじられずに、自分として正しい信じることをやるのは、健全(いい表現じゃ無いな)だと思う。 | ||||
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著者の熱が感じられる作品でした。秋葉原という場所は、確かに不思議な場所です。海外に知られている日本の最も有名な場所、として本書でも表記されていますが、東京の中でも独特の雰囲気です。新宿、渋谷。原宿、六本木といったファッションやモード的なものと異なります。著者は、世界の中の、おたくの聖地という表現も使っていますが、言いえて妙の感です。著者は、そういう場所で、ハンディをもって、社会の底辺部にいる若者に思いを託したようです。プロットはシンプルなのですが、登場人物のキャラクターが抜群に良いです。そして、一般の読者にも届くようにわかりやすく表現されたアキバと電子の世界。著者の力量があってこその作品でしょう。眠るのを削ってでも読み続けた作品です。 | ||||
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石田衣良は初めて読んだ。雑誌に載ったエッセイは読んだことがあったんだが、ミステリー小説とかについて書いていて、それがまた自分の好きな小説を褒める内容だったので、逆に敬遠してた。たぶん世代的には近い、というより同世代だと思うので、学生時代(20年ぐらい前)に読んでいた本がかぶるのは当然なんだけど、それを称賛しているのを読むのはちょっとこそばゆいような感じがした。 なので、きっと読めば好きになる小説家だとは思いながら、あえて読もうとしなかったんだけど、この小説は、ハードカバーで出版されたときから、気になっていたので、意を決して読んでみた。 秋葉原って変わったなぁ。最近、またよく行くようになったんだけど、よく行ってた25,6年前からすると全く違う街のような気がする。そんな街の移り変わりとそれと若者たちの行き方の変化をよく絡めて描いている。 最近の若者って、ひきこもりが多いっていわれるけど、自分が若かったころの周りにいる人間よりもよっぽど世界のことを考えている。 20年前なんて、オタクすらいなくて、周りには恋愛至上主義の人間ばかりだったもんな。 面白い小説だった。でもAIについては、できればもっと突っ込んでほしかったような気もする。 | ||||
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社会不適合者みたいな6人の男女が、画期的なAI型検索エンジン を開発する。現代のおとぎ話ですね。マイクロソフトを創業したビル・ ゲイツはハーバード大学の学生だったし、Googleの創立者たちは スタンフォード大学の博士課程に在籍していた。オタク的要素はあっ たとしても、決して社会不適合者ではない。それどころか、エリート 層に属していたと言って良い。ちなみに、本作の主人公の一人で あるページと言う名前は、Google創立者の一人、ラリー・ペイジと 同名である。 検索エンジンという目の付け所は良いと思う。検索エンジンを征する と言う事は、ネットの世界を征するも同然と言って良い。サイトにアク セスを集めるには、サイトの質的優劣では無く、検索エンジンに上位 表示されるかにかかっている。 言わばサイトの殺生与奪権を検索エンジンが握っているのだ。 Googleの検索アルゴリズムであるPageRankを上げる為に、企業が 金と人手をかけてバックリンクを構築しているのが現状である。 本作では、利用者から定額課金をすると言っていたが、そんな必要 は無いのである。金はサイト管理者からいくらでも集められる。 この作品は、おとぎ話と割り切れば、それなりに退屈しないで読める。 登場人物も個性豊かであり、秋葉原の情景など思い浮かべながら 読む事が出来る。ただ、ラストの展開はあまりにも芸が無い。 ページ(と言うか、作者)にはもう少し考えて欲しかった。 あと、作品タイトルの@DEEPというのは違和感がありますね。大昔の メインフレームじゃないんだから、普通は小文字で@deepでしょう。 それと、インターネット上に介在するプログラムをマシン語で書くかな、 と言う気がします。 | ||||
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