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(短編集)
スローグッドバイ
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スローグッドバイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 41~60 3/4ページ
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石田衣良さんのインタビュー記事を見ていて、いつも素敵な方だなと思っていました。インタビュー内容も個人的に好きな感じだったので興味を持ち、初めて読んでみたのがこの本です。 感想は、「こんな恋愛ってあるのかな?」です。恋愛の楽しさ、爽やかさ、綺麗さだけを取り上げたような印象。恋愛って、もっとどろどろした部分もあると思うのですが? 軽くさらっと読めるので気分転換には良いかもしれません。 | ||||
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10の短編恋愛小説です。派手な展開はありませんが、様々な出会いと別れが、石田さんらしく描かれています。 恋愛から遠ざかっている人、擬似恋愛してみませんか。 | ||||
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大人のおしゃれな恋愛模様ですが、男女の出会い方が違うだけで、シュチュエーションはワンパターンでどの話も似たような話が多い印象を受けました。 なんというか、結局身体なんだ。という感じで、ちょっとガッカリしたような。全てのお話がそうだという訳じゃないけど、全体的にはそういうイメージでした。 私的には、期待していたよりはイマイチだったかなー・・・・。 | ||||
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短編集です。各作品、まさに珠玉といった感じで、きれいで、よく纏まっている秀作ではあります。テーマは恋愛です。『スローグッドバイ』です。人気作家のようです。 まぁ、まず甘いです。あまあまです。辛党にとっては苦痛なくらい甘い恋愛小説だったりします。あまりの甘さに、辛党の私は最初の1編を読み始めたくらいの段階で耐えきれなくなって本を投げ出して床に転がってのたうちました(本当)。 分かり易くいえば、テレビのトレンディドラマの小説版といったところです。いかにも、って感じのこじゃれた都会の恋愛。ドラマに出てくるような美男美女(たぶんそういうルックスでしょう)。見た目だけでなく、中身も妙に出来上がったきれいな、トイレ行って大なんかしそうもない人間。男の一人称は「ぼく」。 トレンディドラマが好きな人は楽しく読めるでしょう。「優しい」という印象を受けるでしょう。 ただやはりこれは大衆文学であって、純文学のような深み、恋愛の持つきれいごとだけじゃない暗部などについてはスルーされています。そこを物足りないと思う人もいるかもしれません。 なんとなく思ったのですが、この短編集に登場する人がレストランで食事をする時に、型にハマったように男は肉、女は魚のコースに必ずするのは何故でしょうか?女だって肉食えばいいじゃん。そうでないならダイエットと称して菜食を徹底するとか。 | ||||
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自分は一気に読みきってしまったけれど、著者のいうように一編ずつちょっとずつ、という読み方がお薦めだ。どの作品の登場人物もよくできた人間で、自分のことをよくわかっているし何というかキャラクターがしっかり出来上がっている。「そんなに立派な奴ばっかじゃないでしょ…」少し思ってしまうけれど、かっこいいなと思う場面は多かった。中でもフリフリが一番好きだ。ずっとさばさばした感じで物語が進んでいくが、最後の方でぐっと引き込まれてしまった。短編でもしっかり波があっていい作品だと思う。またスローグッドバイが最後に収録されているのもよかったと思う。読み終えてさわやかな気持ちになる短編集だった。 | ||||
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石田衣良のとても優しい面が伺える作品集である。しかし、この本を読むと、石田さんは、本当の恋愛をしたことがあるのだろうか、と疑いたくなる。恋というもののもつ、独特に甘美で、しかし、残酷な一面をこの小説では殆ど描いていない。その意味で、☆3つである。私的には、コールガールとの恋を描く「真珠のコップ」が一番、恋愛の形として、美しいと思った。それ以外は、優しくそれゆえに癒される部分があるけれども、薬にも毒にもならないというのが、正直な感想でもある。 | ||||
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コインの裏表のような出会いと別れ。 その1コマがきれいに描かれた10コの短編。 まさに表紙の写真のよう、 どれも爽やかな読後感が味わえます。 この中で一番好きなのは、「フリフリ」。 世話焼きの友人カップルに紹介されて出会い、 共通の目的のために付き合うフリをすることにした二人。 別れの合図が、”バイバイ”ではなく”フリフリ”。 フリですよって茶化した合図。 世話焼きカップルが破局し、フリをする理由のなくなった二人は・・・。 「You look good to me」も好きです。 ネットで知り合った二人が会うことになる話。 女の子は醜いと言い張る自分の容姿を異常なまでに気にするが・・・。 別れは決してマイナスではない、 前へ進むためのステップだ。 そう思わせてくれるような暖かい短編集でした。 | ||||
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電車とかで読むには適当に楽しめるとおもいますが、石田氏の作品はいろいろ読みましたが、池袋シリーズ(それも初期)が、一番魅力があると思う。 | ||||
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「IWGP」シリーズよりは対象年齢が上かな?彼の作品の中では一番好きです。男性作家では石田衣良さんと吉田修一さんが好きなのですが、石田さんの方が男性的な感じがします。男性の視点というか…それぞれの話のタイトルも、垢抜けていて良いですね。男っぽくてドライなんだけど、やさしさが残るような終わり方。ゆっくり始まる恋もあれば、ゆっくり終わっていく恋もある…そして、それが一番奇麗な形で終わるのかな。 | ||||
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純恋愛ストーリーの短篇集。ドロドロした感じはなく、単純でどこか心が温まるストーリー。全部読み終われば、短編集ながらこの本全体で1つの作品をなしているように感じるハズ。手の込んだストーリーよりもわかりやすい恋愛ストーリーを求めている方にオススメします。きっと幸せな気分になれるはずです。 | ||||
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著者を知らず、電車に乗る前に「軽く読めるものを」と探し購入しました。付き合うのも別れるのも、ほんの小さなきっかけだと感じました。本のタイトルにもなっている「スローグッドバイ」は別れの話ですが、これが一番好きです。「さよならデート」なんて残酷なようで、素敵なものですね。他のストーリーも普通でありながら、切なくなる。そして読み終えたとき気持ちが潤うような感じがしました。久々にスッと自分の中に入ってくるような気持ち良い作品に出会えました。オススメです。石田衣良さんの作品はこれが初めてなので、他の作品も読もうと思います。 | ||||
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はにかみながら心温まる短編恋愛物語でした。 | ||||
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「泣かない」「十五分」「You look good to me」「フリフリ」「真珠のコップ」「夢のキャッチャー」「ローマンホリデイ」「ハートレス」「線のよろこび」「スローグッドバイ」の10篇の短編恋愛小説を収録。「ハートレス」「線のよろこび」以外の8篇は、男性が主人公で男性の視線から書かれています。あとがきにもありましたが、初めての短篇集であり初めての恋愛作品集だそうです。デビュー間もない頃から少しずつ書きためたとのこと。短篇集は読みやすいですし、恋愛小説も嫌いではないのですが、石田衣良っぽくない印象を受けました。ストーリーもどこかで読んだことがあるような気がするものもあったりして・・・(^_^;)でも、それぞれの作品に良さがあり、十分に楽しめました。文庫化された石田衣良作品は全て読んでいますが、初めて石田衣良作品を読む人には、他の作品から入ったほうがはまりやすいと思います。短篇では、著者の良さが十分に味わえないかも。ジャケットのデザインはかなり気に入っています。 | ||||
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10編の短編からなる一冊。自分は著者のことを全く知らず、本屋に山積みされていたので買った。あっさりとした恋愛物が読みたいと思って本屋を徘徊していてめぐりあったのだが、そういうニーズを持っている人にはピッタリだと思う。10編もあるのだから、その中の一つは自分の好きなストーリーがあるかな、という気持ちで読み進めて行った。自分の通勤時間の片道で一編読み終わる量で、自分にはぴったりの一冊だった。一編一編いろいろな感情で読みおえることができ、価格面といい満足のいく一冊であった。 | ||||
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強烈な出来事は特に起こらないが、暖かく穏やかに恋が始まったり終わったりしているところが石田衣良らしいと思いました。ただ、おだやかすぎて少し物足りない気もしたので☆-1とさせて頂きました。 | ||||
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初めて読んだ「いしだいら」の本。短編集で、どの話も最後に急な展開が待っていて、優しい恋愛話ばかり。「いしだいら」初心者も楽しめる一冊。これからどんどん石田衣良を知りたくなる・・・そんな一冊。 | ||||
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1ポンドが30代ならこれはまさに20代の恋愛を描いた作品。短編作家のはしりの頃の作品なので、作家がだんだん成長していくのを味わえます。彼女がシナリオライターになる作品が良かった。 | ||||
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すごいぐっときました。私の心の一番やわらかい場所をとんとんとノックされました。私は20代の後半の年(もうすぐ三十路まじか)ですが、今までの恋愛を自然と思い出してしまい、しんみりと来ました。たぶん酸いも甘いも知っている大人の方であれば十分堪能できると思います。特に女性の方におすすめです。 | ||||
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石田さんの本を今回初めて読みました。自身初めての短編小説だそうですが、どのお話もカラッとした気持ちのよい恋愛小説でした。肩肘張らずにさらっと読め、さわやかな読後感があり、少しだけ元気が出ます。あとがきで著者自身が書いているように平日に少しづつ読み、金曜日に読み終え、週末はデート(既婚の方でも)すると今までとまた違った印象があるのではないでしょうか。 | ||||
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石田衣良さんほど、どの作品もある程度の質の高い水準を満たしている作家は少ないと思う。だから、衣良作品は信頼が持てる。この作品もあたりだろう、と読む前から期待している。 | ||||
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