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(短編集)
スローグッドバイ
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スローグッドバイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 21~40 2/4ページ
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僕は「石田衣良という作家が今流行ってるらしいし、とりあえず短編集でも読んでみるか」といった軽い気持ちで、予備知識ゼロで買って読みました。あまり感情を露にするレビューであってはならないので簡潔に書くと、この本は女性向け、しかも所謂「普通の女性」が読んで「感動」するタイプの本です。中身に関しては、状況は違えど似たような展開のエピソードばかりで、僕にはさっぱり面白くありませんでしたね。 | ||||
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短編ばかりなので、とても読みやすくて何度でも読みたくなってしまう一冊 | ||||
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石田衣良の短編集第一作。東京を中心とした若い都市生活者たちの、恋愛場面集。作者の意図したところは、どこにでもありそうな若者たちの普通の恋愛を描くことだという。確かにそんな感じだ。 とりたてて劇的でも、純粋でもなく、衝撃的でもない。ありふれた恋愛が描けている点では意図通り。服装や、食事のメニューや、車の車種などに時代の流行を描き込んでいる。その分、鮮度が落ちるのも早い。5年以上たった現在読むと、どうにも軽はずみな感じがしてしまう。 同時代に広く受け入れられた分、ロングセラーにはなりにくいかもしれない。 それとやはり、東京の暮らしは、地方都市の生活感からはほど遠いところにある。CMのショートフィルムを楽しむように、気楽に鑑賞したい。 | ||||
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透明なグラスを切り取り全体が白で統一されたシンプルな表紙に こんなに綺麗じゃないけど今のからっぽな自分を見ているようで 気になって手に取りました。 (この「スローグッバイ」で石田氏を知りました。) 同級生の恋や偽善から始まった本来の恋、20代と70代の可愛い恋(?) 等さまざまな愛のカタチが詰まった短編集。 生々しい表現も多々ありますがまぁ物語だし。ね。 セックスという言葉が当たり前のように頻繁に使われていますが、 私は良い意味で、この単語をサラッと軽い感覚で捉えて読んでました。 小説だからできる内容も含めてそれなりに楽しめました。 この「それなり」感がまた良いんじゃないかな。 | ||||
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いまの若者の等身大の恋愛をテーマにしていて、それぞれが特別でもなく、しつこくもなく、押しつけがましくもなく。 ライトなんだよね、すごく。 とはいえ、読んでいてそのシーンが思い浮かぶとなんだかせつない感じがする。 個人的に「スローグッドバイ」編はいいと思う。 「なんか分かるなぁ」ってそんな感じ。 同調っていうんだろうか。 だから、ふっと息を抜きたいときに読むといいと思う。 学校・仕事帰りの電車の中、寝る前のベッドとか。 だから、文庫本バージョンの方が用途に即した形態だと思う。 | ||||
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初めて読んだ石田 衣良作品がスローグットバイでした。 「涙を流さなくちゃ、始まらないことだってあるんだよ」…号泣。 こんな言葉を紡ぎ出せる石田さんは、きっと優しいひとなんだろうと感じました。 心が硬くなったとき、ちょっと疲れちゃったな って感じるとき、優しい気持ちになれる本だと思います。 | ||||
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全体的にあまりリアルじゃなかった。 あとセックスの解説は別にいらない。そういうことを失恋6ヶ月の俺は求めてなかった。 でも、「夢のキャッチャー」と「スローグッバイ」はキライじゃない。 関西出身なのでイメージしづらいところもあった(しゃあないけど) | ||||
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石田衣良作品はあまり読んだことがなかったのですが、思いのほかジーンときました。 いろんな恋人達の別れと、、切ないストーリーが10編。 なかでも 「真珠のコップ」は胸打たれますね。 嫌な別れの予感が、、、思いがけないところでHAPPYになるので感情移入し、つい涙ぐんでしまう。 他の作品もこれを期に探索してみたい。 | ||||
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自分の15年程前の恋愛経験と重なり、最後のスローグットバイは痛かった。 離れていく感覚・・その場の空気が納得している気持ちとなぜだか分からい気持ちが入り混じって でも、最後なんだなー・・っと。 短編でありながら、うまく捉えています。 石田さんって、今時なんだけど実際読むといいんですよね。 | ||||
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短編らしい爽やかさを持った一冊だなという印象です。後書きに書かれている筆者の意見そのままが本書から感じられました。忙しい人たち、小説を読んで疲れたくない、時間が無い・・・そんな人たちにむけて、毎日少しずつ読みすすめてほしいといった内容です。 現代の小説にありがちな、暴力、性に関する内容は一度も出てこず、純粋な恋愛小説なんだけれども、ありきたりではない。そこに本書の良さがあるのではないかと思います。ハッピーエンドという枠組みに捉われない本書の展開は読者の期待を良い意味で裏切り、続きが読みたいと思わせるところで終わってしまう。とても気持ちの良い後読感でした。 以上のような印象の本ですから、重い長編小説を読み慣れている人は、当然物足りなさを感じるはずです。毎日の喧騒から、少しの時間だけ離れたい、そんな時に読む本だと思います。 | ||||
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終始穏やかな気持ちでスラスラとよめました。まあそれは全然感情の変化も何も無かったっていう事なんですが。 読んでる途中は結構入りこめてたんですけど、読んだ後特に何も残んないなっていう感じで。読み終った直後なのに、一つ一つの話の内容があやふやになってました。 タイトルに惹かれて買って見ましたが、正直な感想中身薄い・・。凝った表現、展開、何も印象に残ってない。また読み返す気にはなれませんね・・。 | ||||
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どの作品も心に暖かいものが流れる秀作ぞろいでした。 若かりしころ、こんな思いで恋愛をしていたことがあったなぁと素直に振り返れます。どの世代の人が読んでも楽しめる恋愛小説ですね。 | ||||
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石田衣良の短編集ですが、こんな恋はナイだろ…って位キレイな恋ばっかりです。 幻想かもしれませんが、こんな恋したいな と思える作品です。 | ||||
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10篇からなる恋愛の短編集。 さりげない どこにでもあるような 甘い恋物語。 その一瞬 一瞬を 大切な想いに書きしたためられている。 その言葉の表現が 重たいものではないけれど 心理描写は さりげなく繊細。 女性からの視点の作品や 男性からの視点の作品などありで 出逢いから別れまでの 背景描写 心理描写・・・ 切なさや 燃えるような恋の一瞬が どこにでもあるような 恋かもしれないが みんな それぞれの 想いを心にもっているのではないでしょうか? あったかい香りの良い 紅色の紅茶に 角砂糖が す〜っと溶けていくような・・・ そんな優しい気持ちになれる1冊です。 甘い恋 燃えるような恋 ゆったりと流れる恋・・・ みなさんは どんな恋の想いでがあるでしょう? 想い出とともに ゆったりと読まれるのが お勧めです^^ | ||||
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タイトルの響きに魅かれて読んでみました。 一言でいうと非常にゆる〜い感じの恋愛小説だと思う。 私はどの話も共感はできなかったし、はいりこむことはできなかった。 でもだからこそ様々な恋愛や別れを描いた話を良くも悪くも心乱されずに「へ〜」という感じでさらっと読めた。 雰囲気のある短編集ではあると思うけど、やはり印象は薄め。 | ||||
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【率直な感想】 恋愛短編集だけど、恋愛の色よりも 登場人物の一人ひとりの人間らしさをすごく感じて 涙してしまった。 一人一人が心のそこでうんと優しくて、 それゆえの哀しさと輝きを感じて、 ふわりと自分も優しい気持ちになれる一冊。 【こんな人におすすめ】 この短編集も心に負担無く読める感じなので 気分が下向きなときにもおすすめ。 ただ、石田衣良さんらしく コールガールの話や性描写のある話や 何らかの強いコンプレックスのある人のお話が 結構ヴィヴィッドに描かれているので そういうのが苦手な人には向かないかもしれないけれど。 | ||||
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短編集だがどれも似た内容。好みの問題もあるかも知れないけれど 久々に時間を無駄にしたと思った。 簡潔に言うならなんだか希薄だった。内容も、登場人物も、 描かれている世界も。あるよねそういうこと、あるよ、と共感させる というより、あったらいいよね、と平べったい気持ちになる。 良いという人が多かったから、じゃあまずは短編集から、と思ったが 池袋ウエストゲートパークを読むのは少し見送りたい。 | ||||
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収められているのは十編の物語。 登場人物はそれほど変わっているわけでもなく、 でもその置かれた境遇で一所懸命だ。 解説の香山リカ氏が見事な言葉をキーワードを提示している。 「たまたま」 ロマンティックな言葉を使えば「運命」だろうか。 それくらい恋愛というのは巡り合わせという要素が強い。 だからこそ、はまりこみやすくて、痛い目見ても繰り返す。 そんな小説の中の「普通の」人々がいとおしくなる。 『十五分』と『フリフリ』が気に入った。 こういう恋愛は小説の中だからこそ楽しめる。 暖かいブランケットに足をつっこんで、 甘いチョコレートとコーヒーを用意して読みたい一冊。 | ||||
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20代後半の青年期の恋を描いた短編集です。 作者がねらったとおり、一つ一つの作品を読み終えたとき、なんともいえない心地よい余韻とせつなさが心の中に残ります。美味しいカクテルでちょっと酔ったときのような。 だから、1作品読んだあと、ちょっと間をおいて味わう時間が欲しくなります。そう立て続けには読めないかな。いろいろ振り返りたくもなるし。 いい恋をしてきた人に勧めたくなる一冊です。 | ||||
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でも、最後の『スローグッドバイ』は、自分と重なる部分があり、 過去の恋愛を振り返ってわざと落ち込みたくなる夜などに必ず読み返したくなる愛読書となった。 嫌いになったわけじゃないけど一人の男と別れ、 別の男と結婚しようとする女の、心理描写がうまいと思う。 付き合っていた当時に抱えていたもどかしさとか切なさが、読み取れる気がした。 男に対するもどかしさはもちろん、それを自分が補ってあげられなかった未熟さ、後悔・・・。 また、これは、作者の私小説なのかもしれないと思った。 そう思える描写がたくさん散りばめられていた。 (あとがきにも「実体験もすこしはあるけれど」とある) それで衣良さんに一層の親近感を覚えた。 10の短編のなかに、自分と似た体験をしている作中人物を見つけられたら、 きっとその作品は印象に残るものとなるだろう。 作者の他の作品を読んでからのほうが意外性を感じられて、一層楽しめるのではないか。 | ||||
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