笑う山崎

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

笑う山崎の評価:

3.82/5点 レビュー 22件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 21〜40 2/3ページ
No.31
(4pt)

暴力と愛の物語

このミス 1995年 国内第4位。

花村萬月さんの作品は、激しい暴力の裏側に、不恰好な愛が透けて見える。あまりに陳腐な表現で、ファンは辟易してしまうだろうが、私には一番しっくりする。

『笑う山崎』は、まさに暴力と愛の物語である。

非道な限りを尽くす極道 山崎を主役に据えた連作短編で、胸が悪くなるような暴力と、情けないほどの純粋な愛情が描かれていく。他者へ暴力が過激さを増すと、家族への愛情が溢れ出すという理解し難い世界。この不可思議なバランス感覚が、他の暗黒小説と一線を画している。

山崎は、一見、暴力と無縁のやさ男だ。しかし、人間性を微塵も感じさせない冷酷なやり口で、極道の世界にいるものを震撼させている。そこに美学があるわけでなない。極道としての生き方があるだけだ。本作品で描かれるのは、アンチヒーローではないのだ。

関西の暴力組織を一代で席巻し、東京へその勢力を伸ばし始めた山崎。本作品の冒頭、山崎の登場シーンは、度肝を抜かれてしまう。山崎の下戸を嘲笑した、フィリピン人ホステスのマリーの鼻を、ダイヤ入りの腕時計でぶんなぐり砕いてしまうのだ。曲がった鼻の治療代として、時計を投げつける山崎。なんと、この激烈なことか!後に、山崎は、マリーそして、マリーの子パトリシアと家族を形成していくのだから、これまた尋常ではない。

山崎は、意にそぐわないものを、徹底的に痛めつけ、何らの感情を見せず殺戮していく。あまりの酷さに、戦慄すらしてしまうだろう(残虐なシーンが嫌いな読者は注意されたし!)。反面、義理の娘パトリシアに背かれ、涙にむせんだりするのだ。

エリート極道の山崎は、独特の哲学を持っている。読み進めていくと、同業者を屈服していくカリスマ性が明らかになっていく。山崎の長広舌で開陳される哲学は、必読である。
笑う山崎 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ノベル)より
4396205724
No.30
(4pt)

義理とグロの悪人小説

グロ、暴力、エロ、そして人間の尊厳の、これでもかという生々しい表現に関しては、右に出る者のないのではないか、花村萬月先生。その中でも、読んだあとの胃が痛くなるような独特の読後感とある意味の憧れを感じてしまう「笑う山崎」。一回読んだら絶対に忘れることは出来ない。そして、気になるけれど再度読む勇気がなかなか起きない。人に読むことを勧めたあとに、後悔を感じることも。勇気を出して読んでみてはいかが。
笑う山崎 Amazon書評・レビュー: 笑う山崎より
4396630603
No.29
(4pt)

義理とグロの悪人小説

グロ、暴力、エロ、そして人間の尊厳の、これでもかという生々しい表現に関しては、右に出る者のないのではないか、花村萬月先生。その中でも、読んだあとの胃が痛くなるような独特の読後感とある意味の憧れを感じてしまう「笑う山崎」。一回読んだら絶対に忘れることは出来ない。そして、気になるけれど再度読む勇気がなかなか起きない。人に読むことを勧めたあとに、後悔を感じることも。勇気を出して読んでみてはいかが。
笑う山崎 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ノベル)より
4396205724
No.28
(4pt)

義理とグロの悪人小説

グロ、暴力、エロ、そして人間の尊厳の、これでもかという生々しい表現に関しては、右に出る者のないのではないか、花村萬月先生。その中でも、読んだあとの胃が痛くなるような独特の読後感とある意味の憧れを感じてしまう「笑う山崎」。一回読んだら絶対に忘れることは出来ない。そして、気になるけれど再度読む勇気がなかなか起きない。人に読むことを勧めたあとに、後悔を感じることも。勇気を出して読んでみてはいかが。
笑う山崎 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ポシェット)より
4396326378
No.27
(4pt)

おもしろいが惨酷です。

花村萬月さんの作品は『皆月』に続いて2作目です。
惨酷な描写が多いですが、引き込まれる文章でスラスラ読めます。
作者自身が言われている通り、最初のエピソードが一番おもしろく印象的でした。
後半は徐々に主人公山崎のキャラが定まらなくなった気がします。

笑う山崎 Amazon書評・レビュー: 笑う山崎より
4396630603
No.26
(4pt)

おもしろいが惨酷です。

花村萬月さんの作品は『皆月』に続いて2作目です。
惨酷な描写が多いですが、引き込まれる文章でスラスラ読めます。
作者自身が言われている通り、最初のエピソードが一番おもしろく印象的でした。
後半は徐々に主人公山崎のキャラが定まらなくなった気がします。

笑う山崎 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ノベル)より
4396205724
No.25
(4pt)

おもしろいが惨酷です。

花村萬月さんの作品は『皆月』に続いて2作目です。
惨酷な描写が多いですが、引き込まれる文章でスラスラ読めます。
作者自身が言われている通り、最初のエピソードが一番おもしろく印象的でした。
後半は徐々に主人公山崎のキャラが定まらなくなった気がします。

笑う山崎 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ポシェット)より
4396326378
No.24
(5pt)

ニュータイプのやくざ、それが山崎

世に溢れる書物の中で読みたい本を選ぶ時、まず本のタイトルで己の興味が惹きつけられるかどうか、僕の場合はそれが判断基準になる訳だが、「笑う山崎」は、その僕なりの基準をクリアーして我が家にやって来た。「炙られる山崎」など目次を見ても何故かワクワクする何かがある。読み進めていくうちに、山崎さんにそんなことをして後でどうなっても知りませんよと思わざるを得ない輩が続々登場するわけだが、案の定、半田ゴテで全身穴だらけにされご臨終。己の美学の為なら子持ちのフィリピン女性の鼻梁も砕く。それが山崎の生き様。圧倒された。
笑う山崎 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ノベル)より
4396205724
No.23
(5pt)

ニュータイプのやくざ、それが山崎

世に溢れる書物の中で読みたい本を選ぶ時、まず本のタイトルで己の興味が惹きつけられるかどうか、僕の場合はそれが判断基準になる訳だが、「笑う山崎」は、その僕なりの基準をクリアーして我が家にやって来た。「炙られる山崎」など目次を見ても何故かワクワクする何かがある。読み進めていくうちに、山崎さんにそんなことをして後でどうなっても知りませんよと思わざるを得ない輩が続々登場するわけだが、案の定、半田ゴテで全身穴だらけにされご臨終。己の美学の為なら子持ちのフィリピン女性の鼻梁も砕く。それが山崎の生き様。圧倒された。
笑う山崎 Amazon書評・レビュー: 笑う山崎より
4396630603
No.22
(5pt)

ニュータイプのやくざ、それが山崎

世に溢れる書物の中で読みたい本を選ぶ時、まず本のタイトルで己の興味が惹きつけられるかどうか、僕の場合はそれが判断基準になる訳だが、「笑う山崎」は、その僕なりの基準をクリアーして我が家にやって来た。「炙られる山崎」など目次を見ても何故かワクワクする何かがある。読み進めていくうちに、山崎さんにそんなことをして後でどうなっても知りませんよと思わざるを得ない輩が続々登場するわけだが、案の定、半田ゴテで全身穴だらけにされご臨終。己の美学の為なら子持ちのフィリピン女性の鼻梁も砕く。それが山崎の生き様。圧倒された。
笑う山崎 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ポシェット)より
4396326378
No.21
(5pt)

圧倒的存在感

おそらくハードボイルドの主人公について感情移入したり、
勝手な憧れを抱いたりしないことがこのジャンルの正しい読者像と信じていたが
「山崎」だけには完全にやられた。
凡そこの分野の主人公は読者によって
どこか白々しく、
どこかウソっぽく、
どこかイヤミで
どこか妬ましい。
それらを全て凌駕し不敵に笑う「山崎」。
傑作。
笑う山崎 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ノベル)より
4396205724
No.20
(5pt)

圧倒的存在感

おそらくハードボイルドの主人公について感情移入したり、
勝手な憧れを抱いたりしないことがこのジャンルの正しい読者像と信じていたが
「山崎」だけには完全にやられた。
凡そこの分野の主人公は読者によって
どこか白々しく、
どこかウソっぽく、
どこかイヤミで
どこか妬ましい。
それらを全て凌駕し不敵に笑う「山崎」。
傑作。
笑う山崎 Amazon書評・レビュー: 笑う山崎より
4396630603
No.19
(5pt)

圧倒的存在感

おそらくハードボイルドの主人公について感情移入したり、
勝手な憧れを抱いたりしないことがこのジャンルの正しい読者像と信じていたが
「山崎」だけには完全にやられた。
凡そこの分野の主人公は読者によって
どこか白々しく、
どこかウソっぽく、
どこかイヤミで
どこか妬ましい。
それらを全て凌駕し不敵に笑う「山崎」。
傑作。
笑う山崎 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ポシェット)より
4396326378
No.18
(5pt)

読み終わりたくねぇなぁ

思い描く意志を実行できる山崎
私は思い描くだけ
作者は自分自身の押さえ切れない衝動を
小説を通して心の整理をしているのではないだろうか
思念を描くのは相当のエネルギーが必要だ
私は同朋を山崎に見てしまった
この感情は人には見せていけないという
自然と培って抑えている私は正しかった
タイラップを知っている山崎
私もこれでいろいろと遊んだものだった
山崎の反対にいる警察も使用している
その名は手錠という正義
笑う山崎 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ノベル)より
4396205724
No.17
(5pt)

読み終わりたくねぇなぁ

思い描く意志を実行できる山崎
私は思い描くだけ
作者は自分自身の押さえ切れない衝動を
小説を通して心の整理をしているのではないだろうか
思念を描くのは相当のエネルギーが必要だ
私は同朋を山崎に見てしまった
この感情は人には見せていけないという
自然と培って抑えている私は正しかった
タイラップを知っている山崎
私もこれでいろいろと遊んだものだった
山崎の反対にいる警察も使用している
その名は手錠という正義
笑う山崎 Amazon書評・レビュー: 笑う山崎より
4396630603
No.16
(5pt)

読み終わりたくねぇなぁ

思い描く意志を実行できる山崎
私は思い描くだけ
作者は自分自身の押さえ切れない衝動を
小説を通して心の整理をしているのではないだろうか
思念を描くのは相当のエネルギーが必要だ
私は同朋を山崎に見てしまった
この感情は人には見せていけないという
自然と培って抑えている私は正しかった
タイラップを知っている山崎
私もこれでいろいろと遊んだものだった
山崎の反対にいる警察も使用している
その名は手錠という正義
笑う山崎 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ポシェット)より
4396326378
No.15
(5pt)

愛と暴力と切なさ

花村蔓月の作品の中でも、最も好きな1冊。
読んでいて気分が悪くなるくらいのグロさ、それでいて、何故か愛とか切なさを感じさせる不思議な魅力があります。
暴力、SEX、憎悪、愛、家族、全てを巻き込んだエンターテイメント。癖になる世界。
笑う山崎 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ノベル)より
4396205724
No.14
(5pt)

愛と暴力と切なさ

花村蔓月の作品の中でも、最も好きな1冊。
読んでいて気分が悪くなるくらいのグロさ、それでいて、何故か愛とか切なさを感じさせる不思議な魅力があります。
暴力、SEX、憎悪、愛、家族、全てを巻き込んだエンターテイメント。癖になる世界。
笑う山崎 Amazon書評・レビュー: 笑う山崎より
4396630603
No.13
(5pt)

愛と暴力と切なさ

花村蔓月の作品の中でも、最も好きな1冊。
読んでいて気分が悪くなるくらいのグロさ、それでいて、何故か愛とか切なさを感じさせる不思議な魅力があります。
暴力、SEX、憎悪、愛、家族、全てを巻き込んだエンターテイメント。癖になる世界。
笑う山崎 (ノン・ポシェット) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ポシェット)より
4396326378
No.12
(4pt)

極道の暴力

 極道の山崎は、ホステスのマリーの鼻を殴って潰す。マリーと結婚をする。 痛さが伝わる容赦のない暴力描写。欲望のまま動く性行為の描写。山崎の行動は全て非道徳的だ。 山崎と関わりたくないと思った。  小説の中で関わりあえて最高です。  暴力、擬似家族、愛情、権力、憎悪、が織り込まれている。それでいて読みやすい。  
笑う山崎 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 笑う山崎 (ノン・ノベル)より
4396205724