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寄生木



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【この小説が収録されている参考書籍】
寄生木 (角川ホラー文庫)

寄生木の評価: 2.50/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

完結編はまさにミステリアス

弟切草シリーズの作者(つまり、長坂 秀佳)のもとに謎のメッセージが届き、彼と編集者はフィクションだと信じて疑わなかったシリーズの世界に足を踏み入れることになる。そこで起こる連続殺人は、さらに執筆中の最新作・「寄生木」と奇怪にリンクしてゆく…という、メタフィクションの手法がとられている。独特の文体に慣れたせいもあってか、三部作の中では一番面白いと感じた。 前作(「弟切草」、「彼岸花」)では奇異に感じた点も、本作に至っては伏線として生きていて、次回作は常に前作を超えるように意識したという作者の姿勢に素直に感心した。また、このシリーズではミステリーファンには嬉しい言葉遊び(アナグラムなど)がたくさん登場するのだが、今回はちょっと本格的になっていて、へぇ~と驚くことしきりだったことも打ち明けておく。謎が完璧には解明されないのは好みが分かれるところだと思うが、個人的には好きなので星4つにした。 満点にひとつ足りないのは、やはり私が作者が関わったゲームをプレイしていないためで、プレイしたならより本作を楽しめるのではと思う。
寄生木 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:寄生木 (角川ホラー文庫)より
4043475039

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