イノセント・ゲリラの祝祭

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評判

イノセント・ゲリラの祝祭の評価:

3.54/5点 レビュー 127件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.54pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 41〜60 3/4ページ
No.38
(4pt)

利他的精神の輪を広げよう!

本書は著者の“田口・白鳥シリーズ”の第4弾となる.その時代は東城大学医学部付属病院で起こったバチスタ・スキャンダルから2年後という設定となっている.ということで,『チーム・バチスタの栄光』で現れた多くの人物が,本書でもストーリーの中心人物となっている.
本書の根幹は,著者のライフワークであるAi(死亡時画像病理診断)を中核とする死亡時医学検索システムの確立であろう.天下り先の確保には心血を注ぐが,多分に事なかれ主義の厚生労働省の官僚とその厚生労働省の審議会に集う御用学者が,いかに日本の医療行政をズタズタにしてきたかが窺える.この本質はすべての省庁で共通する事柄なのではなかろうか.
利己的ではなく,利他的な精神で,日本の将来を憂い,現行システムを改革していく,政治家,官僚,学者が,多く現れることを望みたい.また一般国民は,腐敗した政治や官僚システムにもっと厳しい目を向け,怒りの声を上げるべきであろう.
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
4796666761
No.37
(4pt)

短編を読んでいないと理解しがたい気も…。

今回の作品は皆さんも書いてらっしゃるように、
今後の展開の伏線となるようなストーリーなので大きな動きはありませんが、
それでも、やっぱりこのシリーズは面白いです。
しかしながら「このミステリーがすごい!」に掲載された
「東京都二十三区内外殺人事件」を読んでいないと内容が十分に理解できないのでは?
と思うふしも多々ありました。
「東京都二十三区内〜」を読んだ立場としては楽しめましたけど(^^;)
そういうわけで、出版社様には一刻も早い海堂先生の短編集発売をお願いしたいです(笑)
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4796666761
No.36
(4pt)

いつもながらの面白さ、でも文庫を待って読む方が気持ち良く読めると思います。

今回はミステリーではなく医療が抱える問題の提議となっています。

これはこれで興味深い内容ではありますが、
冒頭に起こる事件が途中でうやむやになったり、著者の推すエーアイ(画像診断)の議論に固執している感があり、少し気になりました。

しかし、そういったことがさして気にならないのは、
田口、白鳥コンビをはじめとする登場人物のキャラクターが際立っているためだろうと思います。
個性的な登場人物たち同士のやりとりに惹き込まれ最後まで読んでしまいます。

海堂さんの作品は毎度のことながら面白いです。
でも文庫を待って買った方が金銭的にも気持ち読めるかもしれません。
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800255163
No.35
(4pt)

いつもながらの面白さ、でも文庫を待って読む方が気持ち良く読めると思います。

今回はミステリーではなく医療が抱える問題の提議となっています。
これはこれで興味深い内容ではありますが、
冒頭に起こる事件が途中でうやむやになったり、著者の推すエーアイ(画像診断)の議論に固執している感があり、少し気になりました。
しかし、そういったことがさして気にならないのは、
田口、白鳥コンビをはじめとする登場人物のキャラクターが際立っているためだろうと思います。
個性的な登場人物たち同士のやりとりに惹き込まれ最後まで読んでしまいます。
海堂さんの作品は毎度のことながら面白いです。
でも文庫を待って買った方が金銭的にも気持ち読めるかもしれません。
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
4796666761
No.34
(5pt)

官僚が医療をつぶす。ただのエンタメと思わないでほしい.

多くの読者は「チーム。バチスタ」のようなミステリものをご希望なのだろう。だが、作者が一貫して投げかけている問題は「AI」を導入しなければ、医療は崩壊するということだ。第1作目がミステリとして面白く、受け入れられた.しかしあれは撒き餌だ。彼の作品群には一貫した主張がある。いまのようにいい加減に死因を放置し、死後検索を行わなければ医療は廃れるという危機感だ。ブルーバックスの「死因不明社会」が作者の主張を端的に表している.彼の作品群には現在の医療が内包する多々の問題を素人にもわかりやすく、面白く読めるようにエンターテイメントとして翻訳したものだ.ミステリ小説が読みたいのなら、ほかにいくらでもあるだろう。しかし、今の医療の現実を小説という形で多くの人々に示すことのできる作家は海堂尊しかいない.ここまで声高に厚生省批判をしてくれた作者に賛辞を送りたい。
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4800255163
No.33
(5pt)

官僚が医療をつぶす。ただのエンタメと思わないでほしい.

多くの読者は「チーム。バチスタ」のようなミステリものをご希望なのだろう。だが、作者が一貫して投げかけている問題は「AI」を導入しなければ、医療は崩壊するということだ。第1作目がミステリとして面白く、受け入れられた.しかしあれは撒き餌だ。彼の作品群には一貫した主張がある。いまのようにいい加減に死因を放置し、死後検索を行わなければ医療は廃れるという危機感だ。ブルーバックスの「死因不明社会」が作者の主張を端的に表している.彼の作品群には現在の医療が内包する多々の問題を素人にもわかりやすく、面白く読めるようにエンターテイメントとして翻訳したものだ.ミステリ小説が読みたいのなら、ほかにいくらでもあるだろう。しかし、今の医療の現実を小説という形で多くの人々に示すことのできる作家は海堂尊しかいない.ここまで声高に厚生省批判をしてくれた作者に賛辞を送りたい。
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4796666761
No.32
(4pt)

ミステリーというよりは

「死因不明社会」と同じような医療問題告発本というほうが正しいのではないでしょうか?
田口と白鳥がいる限りバチスタシリーズのテイストは健在なので、謎解きを期待せずに読むとしたら十分に楽しめますが。
 できるなら桧山シオンをもっと出して欲しかったのですが・・・まあ次回に期待させてもらいますか。
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4800255163
No.31
(4pt)

ミステリーというよりは

「死因不明社会」と同じような医療問題告発本というほうが正しいのではないでしょうか?
田口と白鳥がいる限りバチスタシリーズのテイストは健在なので、謎解きを期待せずに読むとしたら十分に楽しめますが。
 できるなら桧山シオンをもっと出して欲しかったのですが・・・まあ次回に期待させてもらいますか。
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4796666761
No.30
(4pt)

ゲリラ万歳!

チームバチスタから、ナイチンゲール、螺鈿迷宮、ジェネラルルージュと読み続けてきましたが、
常にどこかで話や登場人物が繋がっていて、ついつい続けて買ってしまっています。

本題のストーリについては、主に霞ヶ関周辺で話が進んでいて、あまり医療現場での展開はない
本作品ですが、相変わらずの白鳥と田口のやり取りは健在で安心しました。

一方で、ミステリー作品ではなくいろいろな思惑を持った人々の論理展開の攻防をもっと期待して
いたのですが、最後は・・・。

毎回、個性的な新キャラが出てくるので、そのあたりは楽しみです。
今後も海堂さんの作品にも期待しています。
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4800255163
No.29
(4pt)

ゲリラ万歳!

チームバチスタから、ナイチンゲール、螺鈿迷宮、ジェネラルルージュと読み続けてきましたが、
常にどこかで話や登場人物が繋がっていて、ついつい続けて買ってしまっています。
本題のストーリについては、主に霞ヶ関周辺で話が進んでいて、あまり医療現場での展開はない
本作品ですが、相変わらずの白鳥と田口のやり取りは健在で安心しました。
一方で、ミステリー作品ではなくいろいろな思惑を持った人々の論理展開の攻防をもっと期待して
いたのですが、最後は・・・。
毎回、個性的な新キャラが出てくるので、そのあたりは楽しみです。
今後も海堂さんの作品にも期待しています。
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4796666761
No.28
(4pt)

これはなにかの前哨戦

こんなに不吉な予感がいっぱいで終わられると、どうにも居心地が悪くなる。
田口が厚生労働省の会議の委員に引っ張り出されるまでの前半は、テンポのよい会話に笑わせられながら、するすると読み進んだ。
後半は厚生労働省の会議の連続。官僚主義に対する批判は舌鋒鋭く、かつ、皮肉たっぷりだ。
これは小説じゃないと書けない。創作だから許される。うかつに書くと後が怖そう。
そんな風に感じてしまう私の感性は、それだけ官僚主義社会を信頼していないということである。
そんな風に感じてしまう文章を書き上げた作者が、イノセントなゲリラを企図しているのだと思う。
今のままで医療ユーザーが無関心を保つとどういうことになるか。作者はミステリーを書きたいのではない。警告を放つ訴状を書きたいのだと感じる。
この物語はここで終わらない。ハッピーな展開は期待せずに、次を待ちたいと思う。
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4800255163
No.27
(4pt)

これはなにかの前哨戦

こんなに不吉な予感がいっぱいで終わられると、どうにも居心地が悪くなる。
田口が厚生労働省の会議の委員に引っ張り出されるまでの前半は、テンポのよい会話に笑わせられながら、するすると読み進んだ。
後半は厚生労働省の会議の連続。官僚主義に対する批判は舌鋒鋭く、かつ、皮肉たっぷりだ。
これは小説じゃないと書けない。創作だから許される。うかつに書くと後が怖そう。
そんな風に感じてしまう私の感性は、それだけ官僚主義社会を信頼していないということである。
そんな風に感じてしまう文章を書き上げた作者が、イノセントなゲリラを企図しているのだと思う。
今のままで医療ユーザーが無関心を保つとどういうことになるか。作者はミステリーを書きたいのではない。警告を放つ訴状を書きたいのだと感じる。
この物語はここで終わらない。ハッピーな展開は期待せずに、次を待ちたいと思う。
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
4796666761
No.26
(4pt)

これはサーガの第1章

今までの諸作品は全て、ミステリーの形をとった「登場人物紹介」に過ぎなかった!と、今作品を読んで感じました。「ひかりの剣」でチラリと姿を見せた人物が、影の主役として登場し、これで役者は揃った感があります。「ジーン・ワルツ」で言及されていた重要な事件も、この作品の中で初めて起きます。裏にあるものをほのめかせつつ。
海堂さんは日本の医療行政に異議を申し立て世に警鐘を鳴らす手段として、このフィクションを用いているのかな、と感じます。
この架空世界の医療行政は、どう進んで行くのか? 「医学のたまご」において、かつて一度崩壊したと語られていた、未来の桜宮の医療は。第2章を待つのが怖いような楽しみなような…。
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4800255163
No.25
(4pt)

これはサーガの第1章

今までの諸作品は全て、ミステリーの形をとった「登場人物紹介」に過ぎなかった!と、今作品を読んで感じました。「ひかりの剣」でチラリと姿を見せた人物が、影の主役として登場し、これで役者は揃った感があります。「ジーン・ワルツ」で言及されていた重要な事件も、この作品の中で初めて起きます。裏にあるものをほのめかせつつ。
海堂さんは日本の医療行政に異議を申し立て世に警鐘を鳴らす手段として、このフィクションを用いているのかな、と感じます。
この架空世界の医療行政は、どう進んで行くのか? 「医学のたまご」において、かつて一度崩壊したと語られていた、未来の桜宮の医療は。第2章を待つのが怖いような楽しみなような…。
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
4796666761
No.24
(4pt)

海堂尊よどこに行く

想像はしていたのだが、最初の作品以外はミステリー色が無くなって、医療問題の提議になりつつある。でも、全て読んでしまっている自分もいるが。キャラクターは面白いので、さっと読めてしまうのだが、そろそろ、ミステリーに戻っては。でも、厚生労働省を批判した勇気ある本だと思います。
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4800255163
No.23
(4pt)

海堂尊よどこに行く

想像はしていたのだが、最初の作品以外はミステリー色が無くなって、医療問題の提議になりつつある。でも、全て読んでしまっている自分もいるが。キャラクターは面白いので、さっと読めてしまうのだが、そろそろ、ミステリーに戻っては。でも、厚生労働省を批判した勇気ある本だと思います。
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
4796666761
No.22
(4pt)

厚労省批評寄りの作品と理解するのが正しいかも

チームバチスタの栄光の著者が書く医療と司法の確執

海堂ものはエンターティメントに振ったものと、この本のように
現実をフィクションで見せる物とある。

この本のメインは、これまでの病院ではなく、厚労省の検討会が中心と
なっています。そして、その舞台には女性の姿はほとんど無く
これまでの医療を中心としたものから、ひたすら会議中心の
議論になっています。

厚労省の役人達の姿は実際の官僚にもとても似ている気がします。
そして、海堂さん自体の実体験からこの本を書かせたような気がします。

官僚の頭の良さは、嫌みな程なのですが、それが遺憾なく作品に
反映され、それを切って行くアウトローの研究者が楽しいと思って
読める人はこの本はお薦めでしょう。

いつもながらのテンポの良さは一貫していますが、エンターティメントを
望む読者には方向性の違いを感じるのでは無いかと思います。
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4800255163
No.21
(4pt)

厚労省批評寄りの作品と理解するのが正しいかも

チームバチスタの栄光の著者が書く医療と司法の確執
海堂ものはエンターティメントに振ったものと、この本のように
現実をフィクションで見せる物とある。
この本のメインは、これまでの病院ではなく、厚労省の検討会が中心と
なっています。そして、その舞台には女性の姿はほとんど無く
これまでの医療を中心としたものから、ひたすら会議中心の
議論になっています。
厚労省の役人達の姿は実際の官僚にもとても似ている気がします。
そして、海堂さん自体の実体験からこの本を書かせたような気がします。
官僚の頭の良さは、嫌みな程なのですが、それが遺憾なく作品に
反映され、それを切って行くアウトローの研究者が楽しいと思って
読める人はこの本はお薦めでしょう。
いつもながらのテンポの良さは一貫していますが、エンターティメントを
望む読者には方向性の違いを感じるのでは無いかと思います。
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4796666761
No.20
(5pt)

検視、エーアイについて

今回の作品は同作者による『死因不明社会』と重なる部分が多々みられますが、小説という形をとっている分本作品の方が分かり易いものになっています。
ただ、バチスタとは違い余り推理の場が無かったことが残念です。 いつもの海堂さんらしい、場を占領した高揚感と闘う者の孤独感が味わえる一冊です。
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4800255163
No.19
(5pt)

検視、エーアイについて

今回の作品は同作者による『死因不明社会』と重なる部分が多々みらるが、小説という形をとっている分本作品の方が分かり易いものになっています。 ただ、バチスタとは違い余り推理の場が無かったことが残念です。 いつもの海堂さんらしい、場を占領した高揚感と闘う者の孤独感が味わえる一冊です。
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
4796666761