イノセント・ゲリラの祝祭

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評判

イノセント・ゲリラの祝祭の評価:

3.54/5点 レビュー 127件。 D ランク

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平均点3.54pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 21〜40 2/4ページ
No.58
(4pt)

官僚はゴキブリ以下

本書(海堂尊『イノセントゲリラの祝祭』宝島社、2008年)は人気シリーズのバチスタシリーズの一作である。会議や会話中心で、事件性は乏しい。ドラマにもなった『アリアドネの弾丸』に続くAiセンター設立までの橋渡し的な作品である。
本書では厚生労働省が舞台となる。利権まみれの官僚や医療関係者がうごめく。魑魅魍魎のいる霞ヶ関ではゴキブリと形容された白鳥がまともな人間に見えるから不思議である。これは私だけの感想ではなく、ラストになって登場人物の以下の台詞が登場する。 「白鳥さんは官僚モンスターですからね。でももっと手強いのは官僚という名のモンスターたちです」(371頁)。(林田力)
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.57
(4pt)

官僚はゴキブリ以下

本書(海堂尊『イノセントゲリラの祝祭』宝島社、2008年)は人気シリーズのバチスタシリーズの一作である。会議や会話中心で、事件性は乏しい。ドラマにもなった『アリアドネの弾丸』に続くAiセンター設立までの橋渡し的な作品である。
本書では厚生労働省が舞台となる。利権まみれの官僚や医療関係者がうごめく。魑魅魍魎のいる霞ヶ関ではゴキブリと形容された白鳥がまともな人間に見えるから不思議である。これは私だけの感想ではなく、ラストになって登場人物の以下の台詞が登場する。 「白鳥さんは官僚モンスターですからね。でももっと手強いのは官僚という名のモンスターたちです」(371頁)。(林田力)

イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
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No.56
(4pt)

いままでの作品と比べると

もう少しかな、という感じがしました。
でも一気に読みましたけど。
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7) Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)より
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No.55
(4pt)

「螺鈿迷宮」後の話

「チーム・バチスタの栄光」シリーズです。
時間の流れでいうと、「ブラックペアン1988」→「チームバチスタの栄光」→「ジェネラル・ルージュの凱旋」+「ナイチンゲールの沈黙」→「螺鈿迷宮」の後でしょうか。
そして、「極北クレイマー」と同時進行のようです。

医療事故調査委員会の設置の検討会から、ストーリーが展開するのですが、
体表からは死因の分からない死体、
きちんと調べるには解剖が必要となるけど、解剖率はなんと2%台。
上手く偽装された死体からは殺人かどうかがわからないという現実が・・・。
事故か故意か、

毎度のことながら、「チーム・バチスタの栄光」シリーズでは、死因の究明にAi オートプシー・イメージング (Autopsy imaging) を使うことを提案しています。

登場する人物は、関連作品に出てくる人物が多く、
いきなり本作読むよりは、関連作品を事前に読んでいたほうがよいと思います。
 「ナイチンゲールの沈黙」 加納、玉村刑事
 「極北クレイマー」 斑鳩室長 三枝医師
 「螺鈿迷宮」 別宮記者
など。
イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8) Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)より
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No.54
(5pt)

医療行政に対する痛烈な批判

これはミステリーでもエンターテインメントでもありません。
もっと言うと小説というより、小説の形をとった現在の医療行政に対する痛烈な批判と考えます。
私にとっては、とても面白くて、爽快感を得られる本でした。
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.53
(5pt)

医療行政に対する痛烈な批判

これはミステリーでもエンターテインメントでもありません。
もっと言うと小説というより、小説の形をとった現在の医療行政に対する痛烈な批判と考えます。
私にとっては、とても面白くて、爽快感を得られる本でした。
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
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No.52
(4pt)

医療行政の問題

施行率2%という司法解剖の現状を入り口に、医療行政の問題点を題材にした小説です。

ミステリー色はないですが、とっつき難い医療問題について、小説の形で展開していくので
医療行政の問題点がわかり易いです。
どの業界もそうですが、医療に利権や権威が絡むと、箱物づくりに力が注がれ、
ろくな結果を生まないなと感じました。

最終的にAI(オートプシーイメージング)に行き着く所、著者の思い入れが感じられます。
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800255163
No.51
(4pt)

医療行政の問題

施行率2%という司法解剖の現状を入り口に、医療行政の問題点を題材にした小説です。
ミステリー色はないですが、とっつき難い医療問題について、小説の形で展開していくので
医療行政の問題点がわかり易いです。
どの業界もそうですが、医療に利権や権威が絡むと、箱物づくりに力が注がれ、
ろくな結果を生まないなと感じました。
最終的にAI(オートプシーイメージング)に行き着く所、著者の思い入れが感じられます。
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
4796666761
No.50
(5pt)

シリーズ4作目はちょっと変化球

ごぞんじ田口、白鳥コンビによる、
シリーズ第4弾。
東城大学医学部もいつものように登場するが、
今回は厚労省・警察等、大学の外でストーリーが展開する。
詳細は書かないが、
今回多少理屈っぽい感じもあって、
実験的な印象がある。
それ自体狙いは悪くないが、
1作、2作目と比較すると、
散漫な感じがする。
とは言えエンターテイメントとしては、
ちょっと知的でお勧め。
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7) Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)より
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No.49
(4pt)

思わぬ副産物を得ました

相変わらずの異色官僚白鳥圭輔・東城大愚痴外来講師田口公平のコンビが、厚労省の会議を主戦場に知的ゲームを繰り広げます。死体解剖の遅れた現実や司法と医療の確執など、医師の背景を持った作家なりの課題設定で、面白く読めました。 しかし、評者は後半に、登場人物をして語らせる医療改革やそれを妨げる厚労省官僚のやり方への批判を読み、著者は実は、小説を通じて医療改革を提案しているのではないかとの思いを強くしました。救急医療や死因究明という大きな問題が長年放置され、破段階に達していることを主題としているからです。また、最近、厚労省某検疫官が鋭く厚労省を糾弾していますが、それに通じるようなものを感じたことが副産物でした。ただ、エンターテインメントとして十分に楽しめました。
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800255163
No.48
(4pt)

思わぬ副産物を得ました

相変わらずの異色官僚白鳥圭輔・東城大愚痴外来講師田口公平のコンビが、厚労省の会議を主戦場に知的ゲームを繰り広げます。死体解剖の遅れた現実や司法と医療の確執など、医師の背景を持った作家なりの課題設定で、面白く読めました。 しかし、評者は後半に、登場人物をして語らせる医療改革やそれを妨げる厚労省官僚のやり方への批判を読み、著者は実は、小説を通じて医療改革を提案しているのではないかとの思いを強くしました。救急医療や死因究明という大きな問題が長年放置され、破段階に達していることを主題としているからです。また、最近、厚労省某検疫官が鋭く厚労省を糾弾していますが、それに通じるようなものを感じたことが副産物でした。ただ、エンターテインメントとして十分に楽しめました。
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
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No.47
(4pt)

日本の医療が抱える問題を明確に表現

非常に現実的な内容だと思った。
しかし、白鳥にももう少し活躍してほしかった。
次につながっているのであろう。
白鳥の活躍に期待したい。
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800255163
No.46
(4pt)

日本の医療が抱える問題を明確に表現

非常に現実的な内容だと思った。
しかし、白鳥にももう少し活躍してほしかった。
次につながっているのであろう。
白鳥の活躍に期待したい。
イノセント・ゲリラの祝祭 Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭より
4796666761
No.45
(4pt)

地味ながら緊張感のある読み応え。

東城大学付属病院を舞台にした、不定愁訴外来の田口先生&厚生労働省の白鳥さんのシリーズ。
今回も高階院長の無茶振りを受けて、田口先生が厚生労働省の会議に乗り込みます。
それと並行して、新興宗教の内部でのリンチ殺人事件を、『螺鈿迷宮』の別宮葉子が記者として追います。
その中であぶりだされる、司法解剖制度や、AI(オートプシーイメージング)使用などの、
医療現場や厚生労働省が抱える問題をわかりやすく描いています。
『バチスタ』や『ジェネラル・ルージュ』、『螺鈿迷宮』みたいな派手さはないけど、
『ジェネラル・ルージュ』のリスクマネジメント委員会の時に感じた、
上質な法廷ミステリのような緊張感のある読みごたえはすごく好みでした。
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7) Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)より
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No.44
(5pt)

中身も、解説も熱い!

チーム・バチスタの栄光から続く、田口・白鳥コンビの文庫最新刊。海堂尊が得意とする議論劇を中心にすえた、Ai普及を目指す彼自身の戦いをエンターテイメントに仕上げた傑作。フィクションの皮をかぶったノンフィクションといった様は、まさに海堂作品に頻繁に登場する虚実を入れ替え、毒を飲ませる技のよう。厚労省官僚、法学アカデミズムのトップ、解剖至上主義者等々の既得権益者たちを相手取り、田口・白鳥コンビ、そして海堂自身を彷彿とさせる謎の人物はどう戦うのか。後半、怒涛のような会議の流れにページをめくる手が止まらなかった。そして、巻末の解説は前衆議院議員で、死因究明制度へのAi導入を働きかけている橋本岳によるものであることも特筆したい。本書で語られる厚労省の死因究明制度に関する検討会のモデルとなった、実在の検討会についての記述は、読後に驚きをもたらすだろう。最後に注意を。手放しに賞賛したが、人物相関が複雑なので、これまでの海堂作品を読んでいない方にはおすすめできない。
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7) Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)より
4796673598
No.43
(4pt)

上巻を読んで。

海堂尊ファンとして、待っていた文庫化作品です。上巻が読み終わった感想ですが、医療の話しはしていますが、個人的なイメージの田口・白鳥ラインとは違いました。だからと言って読む価値無しでは有りません。新たな登場人物が居たり、再登場が有ったりと、楽しい作品です。題材は死亡時医療についての討論だったので、病院がほぼ出てこないのが残念です。後半に期待して、星4個です。
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7) Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)より
4796673598
No.42
(5pt)

うっとりするくらいの論理展開

さまざまな医療問題をとりあげている海堂さんですが、今回はAiの有効性に加え、医療改革の難しさがメインテーマ。ミステリー色がなく、会議の場面が多いため、物足りなさを感じる読者も多いようですが、クラッシャー彦根の論理展開が見事で、海堂さんの作品の中で1番好きな作品です。特に、彦根が厚労省に乗り込むところは、スピード感があり、次々と敵を捌いていくので、何度読んでも楽しいです。いつもいや〜な感じの白鳥が、彦根に操られているところもおもしろいです。
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800255163
No.41
(5pt)

うっとりするくらいの論理展開

さまざまな医療問題をとりあげている海堂さんですが、今回はAiの有効性に加え、医療改革の難しさがメインテーマ。ミステリー色がなく、会議の場面が多いため、物足りなさを感じる読者も多いようですが、クラッシャー彦根の論理展開が見事で、海堂さんの作品の中で1番好きな作品です。特に、彦根が厚労省に乗り込むところは、スピード感があり、次々と敵を捌いていくので、何度読んでも楽しいです。いつもいや〜な感じの白鳥が、彦根に操られているところもおもしろいです。
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4796666761
No.40
(4pt)

「死因不明社会」の小説版

田口・白鳥シリーズ第4弾。
今回は、このコンビが霞が関でタッグを組み厚生労働省の官僚機構を相手に大活躍します。
とは言っても、下巻は二年下の悪友彦根新吾の独壇場となります。
この彦根新吾が仁王立ちで訴えかけるのは、作者が「死因不明社会」で現状を分析しせつせつと訴えかけたAiを中心とした医療システムの構築です。
その意味では、この本は「死因不明社会」の小説版と言ってもいいのかも知れません。
彦根新吾の論理は発展し、医師法第二十一条の問題にも及び、更に医療と司法の分離、「医療庁」の創立に至ります。
これらの考え方も、作者の描く理想像かも知れません。
その意味でも、この作品が作者がどうしても書かなければいられなかった物であることが解ります。
逆に言えば、そう言った作者の思いが強すぎたために、小説の出来としては「チーム・バチスタの栄光」には及びませんが、作者の思いが強く伝わってくる作品になっています。
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7) Amazon書評・レビュー: イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)より
4796673598
No.39
(4pt)

利他的精神の輪を広げよう!

本書は著者の“田口・白鳥シリーズ”の第4弾となる.その時代は東城大学医学部付属病院で起こったバチスタ・スキャンダルから2年後という設定となっている.ということで,『チーム・バチスタの栄光』で現れた多くの人物が,本書でもストーリーの中心人物となっている.

本書の根幹は,著者のライフワークであるAi(死亡時画像病理診断)を中核とする死亡時医学検索システムの確立であろう.天下り先の確保には心血を注ぐが,多分に事なかれ主義の厚生労働省の官僚とその厚生労働省の審議会に集う御用学者が,いかに日本の医療行政をズタズタにしてきたかが窺える.この本質はすべての省庁で共通する事柄なのではなかろうか.

利己的ではなく,利他的な精神で,日本の将来を憂い,現行システムを改革していく,政治家,官僚,学者が,多く現れることを望みたい.また一般国民は,腐敗した政治や官僚システムにもっと厳しい目を向け,怒りの声を上げるべきであろう.
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800255163