真夜中のマーチ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

真夜中のマーチの評価:

3.76/5点 レビュー 67件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 61〜66 4/4ページ
No.6
(5pt)

ライトな横領合戦

『最悪』『邪魔』が暗すぎる・重たすぎる・息苦しいという方におすすめしたい。異なったタイプの3人の運命が、絡み合っていく様子はいくらか『最悪』に似ているが、『最悪』ほどの切迫感はなく、ライトな仕上がりとなっているからだ。『最悪』『邪魔』は、肩に力が入って読む側にも体力(?)が要るけれど、この作品なら気楽に読める感じです。もしかしたら、奥田英朗は「ミタゾウ」のようなタイプの人間に肩入れする傾向があるのかな…とちょっと思ったり。。。
真夜中のマーチ Amazon書評・レビュー: 真夜中のマーチより
4087746666
No.5
(4pt)

奥田らしさ満開

根っからのユーモア好きという噂の奥田英朗らしい作品。否定派の意見もあるようだが、確かに「最悪」や「邪魔」を読み終わった時の様な読後感を期待してはいけない。そもそもこの作品「真夜中のマーチ」は、奥田英朗自身が「一晩で読める面白い小説」を目指して作り上げた作品。よって物足りないと奥田英朗を責めるのも、また、軽く読めるように作られたこの作品に重厚さを求めるのも酷だ。ただ、軽く読めるとは言っても二転三転の展開は面白いし、奥田作品に共通して描かれる「人間の滑稽さ」はこの作品にも健在。重量級の内容を期待している人は肩透かしを食らうかもしれないが、まっさらな気持ちで読めば素直に楽しめる。そういう意味では奥田英朗を未読の人には入門編としておすすめ。また「最悪」や「邪魔」を読んだ人で、その中のユーモアさに惹かれた人にもおすすめだ。
真夜中のマーチ Amazon書評・レビュー: 真夜中のマーチより
4087746666
No.4
(4pt)

これも奥田ワールド!

「最悪」や「邪魔」のようにシビアな作品に対して、「マドンナ」のようにユーモア満載の作品。どちらにも共通するのは「人生は思い通りにいかないやあ。」的な「不条理」の世界。これを描かせたら奥田英朗の右に出るものはいないだろう。今回は「マドンナ」的なユーモア作品。なんだかあんまり評判が良くないみたいだけど、随所に笑いがあり一気に読ませてしまう。個人的には十分に楽しめる作品だった。
真夜中のマーチ Amazon書評・レビュー: 真夜中のマーチより
4087746666
No.3
(5pt)

続編を期待させる奥田ワールドここにあり!!

 奥田英朗作品は間違いない。「このミステリーがすごい」2000年度第7位の『最悪』、同2002年度第2位の『邪魔』などは言わずもがな、『イン・ザ・プール』なども秀作であろう。本書はそんな前述の3作品を混ぜ合わせた感じの作品となっている。具体的には、『最悪』『邪魔』などのように無縁の生活をする人々がいつの日か運命共同体になっていく様子と、『イン・ザ・プール』のように笑えるドタバタ喜劇風と3作品のいいとこ取りといったところである。 内容は、汗水垂らして働くことが格好わるいと思っているお見合いパーティー主催会社社長のヨコケンこと横山健司。三田物産の三田というだけで三田一族の御曹子と勘違いされる一般ピープルのミタゾウこと三田総一郎。港区以外の空気は吸いたくないとち?うわがままがお似合いな美貌の持ち主のクロチェこと黒川千恵子の3人がひょんなことから10億円を強奪する計画を立てることに。南の国でロングバケーションを夢見るミタゾウ。事業を拡大し、さらに濡手に粟を目論むヨコケン。オープンカフェをだすというクロチェ。しかし、3人の夢はすんなりと叶わない。事態は二転三転し話がややこしくなるが、最終目的は10億円の強奪。果たして3人の計画は成功するのか‥‥。 この3人のドタバタ喜劇がいつしかクセになってる。書評子の個人的な思い入れをふんだんに取り入れて、最後にクロチェがミタゾウに宛てた手紙の中でまた二人を招集することが書かれていたことを深読みさせていただくと、続編があるのでは!?
真夜中のマーチ Amazon書評・レビュー: 真夜中のマーチより
4087746666
No.2
(4pt)

「最悪」、「邪魔」に続く3部作・・ではなかった。

期待してすぐに注文。むさぼり読んだ。のめり込んだ。面白い。登場人物、ディテールの妙は映えている。軽快でアップテンポだ。ストーリイもいい。極上エンタテインメント。しかし、クライムノベル前2作で打ちのめされたときとは違った。個々人のメンタリィティ、とくに緊張感に欠ける。脇の下に汗をかくことはない。著者も当然承知の上だろう。作風が違うのだ。いまごろ3部作の構想を練っているのだろうか。
真夜中のマーチ Amazon書評・レビュー: 真夜中のマーチより
4087746666
No.1
(4pt)

いいですね

まさに『奥田 英朗』の世界ですよね。お金を奪わせたら、この人に勝る人はいないのでは(笑)?ヤクザや半グレたちが出てきても、軽妙かつコミカルなタッチは老若男女、広い層に受けることでしょう。ハードボイルドなノワールを求める人には物足りなく感じるかもしれませんが、読んで楽しませてくれることは間違いありません。悪事を爽やかに楽しませてくれるこの作品。秋の夜長にピッタリでしょうね。
真夜中のマーチ Amazon書評・レビュー: 真夜中のマーチより
4087746666