イン・ザ・メガチャーチ

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評判

イン・ザ・メガチャーチの評価:

3.90/5点 レビュー 304件。 C ランク

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平均点3.90pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全215件 1〜20 1/11ページ
No.215
(5pt)

今までやってこなかったこと、を考えさせられる。

安定の朝井リョウ節全開で無事に胃が痛くなりました。

これからの人生では今までやってきたことではななく、やってこなかったことが大切になってくる…
家に帰るとただインスタント味噌汁を溶かすだけの離婚した中年男性を軸に、仕事の関わりだけの同僚とのぎこちなさ、雑談のできない親子関係、同じ目標を共有するファンダムたちの盲目的で緊張の高い交流、それぞれおける距離感や温度がリアルに描かれていました。辛い人間関係ばっかり。
ただ1人でいるだけの人になってしまうと我に返る時間が長すぎる。皆それが怖くて視野を狭めて何かに没頭して自分を使い切りたくて活動している。それを搾取する側と搾取される側、果たしてどちらが幸せなのかなと考えさせられます。

国見さんのように全てを俯瞰で見られれば搾取されることはないのでしょうが、何かに熱狂して夢中になって我を忘れることもないわけで。国見さん自身も仄めかしてましたがそれはそれで生きていて楽しいのかな?と。
実社会はここまで両極端な例ばかりではないでしょうが、唯一神のいない日本で何を神とするか、皆何かしらの拠り所を必要としているのは間違いない。そこを利用しようとする人がいるのも仕方ないことなのかも。

ラストの描写が不十分、とのレビューをいくつか見かけましたがむしろここで終わらせるところが最高だと思いました。絶望の頂点ですから。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.214
(5pt)

ジャガード

調べればなんでも答えがわかってしまう現代で、
埋没していく個性。売り出される個性。
金になるもの、ならない感情。
旧時代的な幸せを鼻で笑う一方、今の自分の幸せすらも認識できていないこと。
認識したとして、
次に現れる他者との感情の格差への絶望。
この先の幸せとは一体なんぞやと、考えさせられる小説。おもしろかった!!
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.213
(4pt)

エグい。。。

推し活とメガチャーチ・マーケティング。

貢ぐ側と貢がせる側の悲喜こもごも。

現代社会の幸せはどこにあるのか、と考えさせられる一冊です。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.212
(5pt)

仕事の合間に本を読むただの漢

実に面白い
長時間を経て楽しめました。
本を読む素晴らしさがわかりました。
ありがとう
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.211
(4pt)

面白くて辛い

視聴開始から、視聴後まで一貫して気分が上がらない小説は初めてでした。
とはいえ、初めて感想を投稿しようと思わせる何かがあったことは事実で、その何かが、本屋大賞を受賞させたのだろうと納得させられる作品でした。
物語は、章ごとに登場人物の一人称で語られます(この手法は成瀬あかりシリーズと同じ)。
仕事一筋に生きて、妻と離婚し、気がつけは何のコミュニティにも属さず、自宅で孤独を感じるおじさん。昔の仕事仲間に声をかけられ、また仲間と仕事ができると喜ぶも、最終的にはその仕事から外され、孤独に舞い戻っていく。
コミュニティに馴染めず、悩んだ挙句、推しを見つけ、推し活にはまる女性。
推し活に励むも、推しがいなくなり、空虚に襲われながら、そこから抜け出そうと別の沼にはまる女性。
推し活をする人が沼にはまるよう、俯瞰的に物事を見ながら、物語を紡ぎ出す運営側の人。この人も、物事を常に俯瞰的に眺めているだけでは、物事に熱中することができず、幸福感を味わうことはできないと気がついていて、結果的にだれも幸せにはなれない。
身につまされる孤独な思いや、CDを大量買いし、動画再生数を稼ぎ、コミュニティの中で評価を得つつも、散財し長続きしないことからは目を背け続ける。こんな不幸の連続の物語を書いて、著者は何を伝えたかったのだろうと疑問に思う。
あえて曲解すると、世の中全体が、視野を世界に広げすぎて、ローカルに対し有効な施策を打てなかった米国民主党から、視野をローカルコミュニティに狭め、それ以外のコミュニティを敵か駒としか考えず、ゼロサムゲームに邁進する共和党のような流れに対する恐れと警告を伝えたかったのであれば、共感できます。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.210
(5pt)

水道水を飲むという描写

こういう題材から社会の病巣を描くのが斬新。
タイトルの意味はそうだったのか。
周囲でも推し活にハマっているのは独り身や子供の手が離れた人間が多い。経済的余力もあるだろうが、本当の背景はこういうことだよな、と至極腹落ちした。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.209
(5pt)

「推し活」を通した「孤独と絆」の葛藤?

初めは「推し活」には全く興味がありませんでした。
本屋大賞を受賞して、なんとなく時代に遅れまいという「ミーハー」的な気持ちで読み始めました。
前半は「推す人」、「推した人」、「推される人」、「推しを仕掛ける人」がバラバラに描かれていました。
後半でこれらの登場人物が共通に抱えている「孤独と絆」という葛藤によって、それぞれの物語が交差していきます。
この作品の読みどころは、主人公たちがまわりの人たちと会話しながら、会話とは全く関係ない主人公たちの心情が赤裸々に語られるという表現方法だと思います。
いろいろな立場でありながら、まわりの人たちの中で、どうしても浮いてしまって「孤独」を感じながらも、「絆」を求める矛盾した心情を「推し活」を通してリアルに描いているように感じました。
現代社会ならではの世代を超えた「孤独と絆」という葛藤をなんとなく私たちに再認識させてくれる作品だと思います。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.208
(4pt)

そこで終わり・・・?

そっかーそういう終わり方ですかという感じでした。
オタクの行動や深層心理を鋭く考察した作品だと思う。
今までの物語での小説とは一風違っている。
そういう小説を描けるところが朝井さんの凄いところだと思う。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.207
(5pt)

推し活。

内容については他の方達と同じように今の世の中をうまく捉えている作品だと思いました。
仕掛ける側とその波に乗る人。登場人物たちが後半になるにつれて交差していく様はお見事です。
そして、20年、30年後に読んだ時にこの時代にはこんな事があったんだという記録の役目もしてくれそうです。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.206
(5pt)

めちゃめちゃ面白い

推し活って、宗教が根強くない日本だからこそ、流行ってるよなってずっと思っていたことを、言葉にしてくれた感じでした。みんな、自分の外に信じたい存在が欲しいんだなと。推し活にハマる人とハマらない人の心理的な違いって何なんだろう。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.205
(4pt)

人は何かに夢中になりたいもの

正解より自分の本当の気持ちを選ぶ方が幸せ、という結論でいいのかな。
ラストシーン、久保田が見ている画面で、チャミスルが振り返って正面を向こうとしているところで終わるのがいい。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.204
(4pt)

誰もが自ら、あるいは知らずに「信徒」になっている世の中。

読み終えさせていただきました。疾風のように展開するストーリーと、予想をゴロリゴロリと覆される気持ちよさに、のめりこんで読ませていただきました。
他のレビュアーさまの中には「説明しすぎている」という感想を持たれた方もいらっしゃるようですし、そのように判断される方にも「なるほど」と思います。
その上で、個人的には読者さんが疲れた仕事帰りの新聞連載(夕刊)で読む、ということも踏まえて、きちんと情景や心理の描写をしてくれたのかな?とも感じました。
これまた個人的な感想ですが、作中の登場人物である国見さんも、「マーケティング」というメガチャーチに(本人も気づかないまま)取り込まれているのかも、などと妄想しながら楽しませていただきました。ありがとうございます。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.203
(5pt)

最高でした

最高でした
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4296121049
No.202
(4pt)

これが令和日本か

アイドルしか誇るものがない大人と、
アイドルしか頼るものがない少女の、
悲しい別れの物語。
経済だけでなく文化的にも劣等国に成り下がった令和日本の実相が、わかりやすく描かれている。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.201
(5pt)

結論の出ない終わり方

とても残念な人々が搾取される物語。なので決して気持ちの良い作品では無いが、現実世界もそんな感じなので妙にリアリティーがある。
村上春樹作”世界の終わりとハードボイルドワンダーランド”的に2つの異なる世界(グループ)が錯綜するが、両グループで同じBloom Myselfという言葉がつかわれている。これは錯綜を暗示する意図があるのかもしれないが、一緒にする必要が無かったのではと思われる。というか2つの異なる世界を描いて、最後もっと深く錯綜させて欲しかった。最後の方になったらもしかそうなのではと思っていたが、”この先を知りたい”と思うところで終わってしまう。その意味でも”世界の終わり~”と同様。作者にはぜひ続編の執筆をお願いしたい。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.200
(4pt)

現在の残酷

私の中に最も強く残ったのは「残酷さ」だった。

人生は順調に進んでいるように見えても、ある日突然、予想もしない落とし穴にはまることがある。そして、その穴は自分の力だけでは這い上がれないほど深く、壁のように乗り越えることすらできない。壁なら努力して越えられるかもしれないが、穴は落ちてしまった時点でどうにもならないことがある。この作品を読んでいると、そんな現実の厳しさや、自分自身が過去に経験した苦しい出来事を思い出した。

読み始めた当初は正直なところあまり面白さを感じなかった。音楽やアイドルの推し活、そして信者たちの世界は私にとって馴染みがなく、理解しづらかったからだ。しかし、作者はそれぞれの世界を丁寧に描写しており、「なるほど、こういう価値観や熱量があるのか」と少しずつ理解できるようになる。その頃から物語の中にある三つのストーリーラインが交わり始め、一気に面白くなった。私は自然と物語に引き込まれ、ページをめくる手が止まらなくなった。

読み進めるうちに、三つのラインが最後には結びつき、どこか救いのある結末を迎えるのではないかと思っていた。しかし実際には、一つまた一つと希望が失われていき、それぞれのラインがバッドエンドへと向かっていく。そして読み終えたときには、まるで胃もたれのような重く苦い後味だけが残った。

それでも、この作品が高く評価され、本屋大賞を受賞した理由はよく分かる。人間の弱さや救われなさをここまで鮮烈に描き切った作品はなかなかない。決して読後感の良い小説ではないが、強く印象に残る作品だった。買ったことを後悔することはない。しかし、自分の子どもに勧めたいかと聞かれると、今のところは勧めたくない。あまりにも現実の残酷さが胸に残る。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.199
(4pt)

客観性

情報に溢れ、かつ理想が問われる時代。時には視野狭窄になることで救われるのは納得です。推し活もいいと思うよ。あそこまでハマることあるのかな?仮想枠を少し拡げたんじゃないですかね。
何が真理か、結論の出ない世の中になってしまいました。綺麗に終わらせることは出来ないテーマだったかもしれません。リョウさんは客観性と視野狭窄の両刀遣い?勇気を持ってよく切り込んでいると思います。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.198
(5pt)

自分を振り返ることができます

評判通りおもしろかったです。後半に向かうにつれて展開がスピードアップて、ページをめくる手が止まりませんでした。読後しばらく現実との境目が分からなくなり、自分と国に危機感を憶えました。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.197
(5pt)

「人間のバグ」発見。

現代社会が抱える構造的な問題と、人間の本質について深く考えさせられる一冊でした。
本作を読み解く個人的な鍵は、「視野の広さと狭さ」にあると感じました。現代はITやSNSの進化により、無限の選択肢と情報(=広い視野)を簡単に得られるようになりました。しかし、それは本来の人間が持つ処理能力の限界を超えており、結果として精神のオーバーヒートや生きづらさを引き起こしています。
人類が古来の歴史のなかでDNAレベルで求めてきたのは、身近なコミュニティと相互依存関係を築く「狭く、安心できる世界」です。
巨大なメガチャーチは、まさにこの「本来の人間が求める居心地の良い共同体」を人工的に提供する、極めて強力なシステムとして機能しています。孤独や情報過多に疲弊した現代人にとって本能を満たす場所である反面、これが政治やマーケティングに悪用されれば、個人の思考を奪う危険な装置にもなり得ます。
しかし見方を変えれば、この高度に設計された「コミュニティ構築の仕組み」自体は使いようによります。
情報社会のあり方に疑問を感じている方や、物事の仕組みを根本から考え直したい方に、ぜひおすすめしたい一冊です。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049
No.196
(5pt)

メガチャーチのストーリーが、推し活作りに用いられている!

最初は、登場人物がバラバラで、読む集中力に欠けたが、途中からだんだんと繋がっていく様子がとてもワクワクして面白くなっていった。推し活が、どのようにして作られていくのか、推し活側と、仕掛ける側のやりとりが面白い。
イン・ザ・メガチャーチ Amazon書評・レビュー: イン・ザ・メガチャーチより
4296121049