(短編集)

メイン・ディッシュ

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評判

メイン・ディッシュの評価:

4.10/5点 レビュー 21件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(5pt)

短編集だけど。

この本には、北森 鴻が得意な?「様々な処にある伏線」が見物。
短編集な筈なのに、何時の間にか全てが一つに集約されている。
料理のフルコースの様に、メインディッシュの為の前菜たちがとても美味しく、前菜が無ければコースとして成り立たないように、この本も全ての短編が無ければ完成しないミステリーのフルコースだろう。
また、北森 鴻が得意な?一風変わった登場人物によってさくっと読める仕上がり。是非読んでみて下さい。
メイン・ディッシュ Amazon書評・レビュー: メイン・ディッシュより
4087743683
No.7
(5pt)

短編集だけど。

この本には、北森 鴻が得意な?「様々な処にある伏線」が見物。
短編集な筈なのに、何時の間にか全てが一つに集約されている。
料理のフルコースの様に、メインディッシュの為の前菜たちがとても美味しく、前菜が無ければコースとして成り立たないように、この本も全ての短編が無ければ完成しないミステリーのフルコースだろう。
また、北森 鴻が得意な?一風変わった登場人物によってさくっと読める仕上がり。是非読んでみて下さい。
メイン・ディッシュ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メイン・ディッシュ (集英社文庫)より
4087474240
No.6
(5pt)

1冊で何度もおいしい

私にとっての北森氏の作品の大きな魅力が2つあります。ひとつはおいしい料理。本の中からその料理のにおいが立ち上ってくるような錯覚さえ覚えます。こむずかしいフランス料理などとは違うんです。「ちょっといいものが手に入ったから」とその素材のうまみを十分に引き出すシンプルな料理法で皆の舌を満足させ、その心までも暖かくさせるような料理です。おいしい料理は人を幸せにするんだなあ、と読んでる私までなんだかあったかくなります。(『花の下にて春死なむ』も同じようにおいしい小説です。読んでみて下さい。損はさせないから。)もうひとつは、魅力的な登場人物たち。劇団員それぞれがいい味出してます。なかでもミソは小杉さんでしょうか。大ぼらふきでひとの迷惑顧みず、みたいなところもあるんだけど憎めない。ミケさんもとても暖かい人なのに謎だらけで。でもそれを問いただそうとしないネコさんとの関係がとてもいい。ストーリーは、一見関係ないと思われるような出来事が不思議にからみ合って意外な結果が見えて来ます。連作短編集のような、長篇のような不思議な小説です。
メイン・ディッシュ Amazon書評・レビュー: メイン・ディッシュより
4087743683
No.5
(5pt)

1冊で何度もおいしい

私にとっての北森氏の作品の大きな魅力が2つあります。ひとつはおいしい料理。本の中からその料理のにおいが立ち上ってくるような錯覚さえ覚えます。こむずかしいフランス料理などとは違うんです。「ちょっといいものが手に入ったから」とその素材のうまみを十分に引き出すシンプルな料理法で皆の舌を満足させ、その心までも暖かくさせるような料理です。おいしい料理は人を幸せにするんだなあ、と読んでる私までなんだかあったかくなります。(『花の下にて春死なむ』も同じようにおいしい小説です。読んでみて下さい。損はさせないから。)もうひとつは、魅力的な登場人物たち。劇団員それぞれがいい味出してます。なかでもミソは小杉さんでしょうか。大ぼらふきでひとの迷惑顧みず、みたいなところもあるんだけど憎めない。ミケさんもとても暖かい人なのに謎だらけで。でもそれを問いただそうとしないネコさんとの関係がとてもいい。ストーリーは、一見関係ないと思われるような出来事が不思議にからみ合って意外な結果が見えて来ます。連作短編集のような、長篇のような不思議な小説です。
メイン・ディッシュ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メイン・ディッシュ (集英社文庫)より
4087474240
No.4
(5pt)

美味しい食事で満腹です!

個人的には北森作品のベストスリーに入る作品だと思っています。 主人公はネコとミケ、と言っても動物ではありません。小劇団、紅神楽の主宰者で女優の紅林ユリエ、(通称あねご、が訛ってネコさんに)と、ネコさんちに転がり込んだ同居人の三津池修、通称ミケさんとの連作推理小説です。 ミケさんは、経歴は不明ですが、料理の腕と推理の腕は天下一品です。この二人に、劇団の座付き作者、小杉隆一が絡んで、身近なミステリーが展開されると言う訳です。一見無関係と思われる過去と現在の話が交互に進んで行きます。当然最後にものの見事に完結する訳ですが、それこそ見事に、二味も三味も味付けがされています。それぞれが独立した短編でありながら、一つの長編としても読めるわけです。各々独立した長編として発表することができたでしょうに、贅沢と言おうか、もったいないと言おうか。一粒で二度美味しいとはこのことです。最初は、ストーリィを楽しみ、二度目は人間関係を楽しみながら読めるわけです。(作者の読者サービスには脱帽します) また、人物造型として、座付き作者の小杉隆一のキャラクターが隠し味になっていて、物語に膨らみと、ユーモアを持たせています。それに、随所に料理のレシピや評論が飛び出てきて、思わず、そんな料理を食べてみたい!気持ちになります。 唯一つの心配は、これで本が売れなきゃ、調査費用で足がでるんじゃないか?と言う事です。
メイン・ディッシュ Amazon書評・レビュー: メイン・ディッシュより
4087743683
No.3
(5pt)

美味しい食事で満腹です!

個人的には北森作品のベストスリーに入る作品だと思っています。 主人公はネコとミケ、と言っても動物ではありません。小劇団、紅神楽の主宰者で女優の紅林ユリエ、(通称あねご、が訛ってネコさんに)と、ネコさんちに転がり込んだ同居人の三津池修、通称ミケさんとの連作推理小説です。 ミケさんは、経歴は不明ですが、料理の腕と推理の腕は天下一品です。この二人に、劇団の座付き作者、小杉隆一が絡んで、身近なミステリーが展開されると言う訳です。一見無関係と思われる過去と現在の話が交互に進んで行きます。当然最後にものの見事に完結する訳ですが、それこそ見事に、二味も三味も味付けがされています。それぞれが独立した短編でありながら、一つの長編としても読めるわけです。各々独立した長編として発表することができたでしょうに、贅沢と言おうか、もったいないと言おうか。一粒で二度美味しいとはこのことです。最初は、ストーリィを楽しみ、二度目は人間関係を楽しみながら読めるわけです。(作者の読者サービスには脱帽します) また、人物造型として、座付き作者の小杉隆一のキャラクターが隠し味になっていて、物語に膨らみと、ユーモアを持たせています。それに、随所に料理のレシピや評論が飛び出てきて、思わず、そんな料理を食べてみたい!気持ちになります。 唯一つの心配は、これで本が売れなきゃ、調査費用で足がでるんじゃないか?と言う事です。
メイン・ディッシュ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メイン・ディッシュ (集英社文庫)より
4087474240
No.2
(4pt)

美味しい話が読みたければおすすめ

推理小説として考えたらいまいちという判断を下す人がいるかもしれない・・・。私は好きだけど。しかし、美味しそうな食べ物が出てくる小説として読めば秀逸。出てくる食べ物がどれも滋味溢れて美味しそうに描かれている。料理をする人なら、この本に触発されて、本を置いたあとに台所に立ってしまいそう。そういう幸せな料理がたくさん詰まっている。本編の方は二つの物語がよじれながら進んでいくうちに、一つの物語に収斂していく手法。文庫本の方には、作者のサービス精神旺盛なおまけがついているので、そちらを読むのもおすすめ。
メイン・ディッシュ Amazon書評・レビュー: メイン・ディッシュより
4087743683
No.1
(4pt)

美味しい話が読みたければおすすめ

推理小説として考えたらいまいちという判断を下す人がいるかもしれない・・・。私は好きだけど。しかし、美味しそうな食べ物が出てくる小説として読めば秀逸。出てくる食べ物がどれも滋味溢れて美味しそうに描かれている。料理をする人なら、この本に触発されて、本を置いたあとに台所に立ってしまいそう。そういう幸せな料理がたくさん詰まっている。本編の方は二つの物語がよじれながら進んでいくうちに、一つの物語に収斂していく手法。文庫本の方には、作者のサービス精神旺盛なおまけがついているので、そちらを読むのもおすすめ。
メイン・ディッシュ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: メイン・ディッシュ (集英社文庫)より
4087474240