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夜半の春



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夜半の春の評価: 4.20/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

おすすめできる傑作シリーズ

血の繋がりのない親子が支え合っていきてゆく。その周りのお客たちも、近隣の住人もそれぞれが主人公。人情あふれる名作シリーズ。
夜半の春 照降町自身番書役日誌 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜半の春 照降町自身番書役日誌 (角川文庫)より
4041013895
No.3:
(5pt)

居た堪れない思いが湧きます

子が親を思う気持ち、親が子を思う気持ちが表れていて切ないです。
どんな親でも親は親。
夜半の春 照降町自身番書役日誌 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜半の春 照降町自身番書役日誌 (角川文庫)より
4041013895
No.2:
(4pt)

少し明るい雰囲気に変わったかな

第三弾までは、女の悲しみを描いた哀しい作品が多い印象だが、今回収録された4つの作品は、やはり生きる苦しみを描いた作品が多いとは言え、その一方で明るさも見えたような気がした。例えばお多福を切り盛りするおてるがそうだ。愛する男に死なれてどうなるかと思ったが、少し吹っ切れたようで、こんな風に登場人物が少しずつ変わってくるのも本シリーズの楽しみかもしれない。
夜半の春 照降町自身番書役日誌 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜半の春 照降町自身番書役日誌 (角川文庫)より
4041013895
No.1:
(4pt)

照降町自身番書役日誌シリーズ第4弾

このシリーズの良さは、人情の機微を巧みに描いている所。単に人の情けを前面に押し出すのではなく、心理、心の動き、感情の起伏や綾を絡めて描いている。裏店の女房が亭主の悪口を口にしても、逆に他人からそれを指摘されれば腹が立ってしまう。いくら夫婦喧嘩をしても通い合う情がある。他人の姿にわが身を省みる。
 本書では、喜三次とおゆきの仲に進展らしいものが見えて、二人が夫婦になるのも時間の問題という気がする。喜三次の心が晴れた分、代わりに廻り髪結いの佐吉の蟠り、鬱屈が本書では中心に据えられている。照降町に暮らす人々の群像劇の様相を帯びてきたようだ。
 本シリーズは連作小説で、時系列で物語が展開している。従って第1作「雁渡り」から順に読み進めるのがお勧め。
夜半(よわ)の春―照降町自身番書役日誌 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 い 12-4 照降町自身番書役日誌)Amazon書評・レビュー:夜半(よわ)の春―照降町自身番書役日誌 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 い 12-4 照降町自身番書役日誌)より
4331613240

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