虎落笛



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初公開日(参考)2008年01月
分類

長編小説

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虎落笛―照降町自身番書役日誌 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 い 12-3 照降町自身番書役日誌)

2008年01月16日 虎落笛―照降町自身番書役日誌 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 い 12-3 照降町自身番書役日誌)

武士の身分を捨て、心に疵を抱えたまま江戸に出た喜三次。照降町自身番書役になって四年半が経った。住民に助けられ市井の暮らしに馴染もうと懸命に生きてきたが、武士の矜持を捨てきれず彼らとの距離が縮まらない自分に戸惑う日々も。互いに想いを寄せ合いながらも、二人の間に横たわる埋めることの出来ない深い溝…。今日も照降町の住人たちは心に悩みや問題を抱えて生きている。市井の人々の人間模様を細やかな筆致で描く連作書下ろし時代小説シリーズ第三弾。(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(5pt)

江戸の市井を描く連作短編集

照降町自身番シリーズの3冊目。照降町の木戸を挟む自身番と木戸番を中心に、市井の人々の暮らし、人の弱さ、強さ、儚さを描いている。シリーズ名となっている自身番書役の喜三次は、元は武士で父の仇討ちのために親友を斬り、遣り切れなさに武士を捨て、江戸に出て人の世話で自身番の書役に納まり、町人として暮らしを立てている。物語は、この喜三次の周りで起きた(犯罪とは限らない)事件や喜三次自身のことを綴っている。
 特徴は人物がよく描けていること。江戸庶民の心の襞、苦しさ、切なさ、愛らしさといったことが巧みに描かれていて、読後にしっとりした思いに包まれる。人物描写も奇を衒うこともなく、実在しそうな存在感がある。著者の観察眼の鋭さと下調べの努力の賜物と思われる。
 連作短編集なので1冊目から順を追って読むのがよろしい。ことにこの3冊目ぐらいになると、レギュラーメンバーも固まって、落ち着きが見られ、味わい深さを感じる。濫作時代小説とは一線を画す出来である。
虎落笛―照降町自身番書役日誌 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 い 12-3 照降町自身番書役日誌)Amazon書評・レビュー:虎落笛―照降町自身番書役日誌 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 い 12-3 照降町自身番書役日誌)より
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