蜻蛉の夏
評判
蜻蛉の夏の評価:
4.46/5点 レビュー 26件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21〜26 2/2ページ
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蜻蛉の夏の評価:
4.46/5点 レビュー 26件。 B ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
読み始めたきっかけは、武将中心ではなく少し変わった立場の人々を描いていると知ったからで、最初から普通の戦国小説とは違う雰囲気を感じました
物語の舞台は織田信長が勢力を広げていく時代の京都で、戦の最前線よりも、その周辺で生きる人々の視点が丁寧に描かれています
止観の道士という存在を通して描かれる価値観や思想は、刀や槍よりも重く感じる場面が多く、読んでいて何度も考えさせられました
戦国時代というと激しい合戦や英雄の活躍を想像しがちですが、この本では人が信じるものや守りたいものが静かにぶつかり合っていて、その緊張感がとても怖くて美しいと感じました
登場人物たちは決して派手ではないけれど、それぞれが自分の立場や信念を背負って生きていて、その選択の重さが胸に残ります
歴史が好きだからこそ、教科書には載らないこうした人々の存在に想像が広がり、この時代には本当にいろいろな生き方があったのだと思えました
ページ数は多く、内容も軽くはありませんが、読み進めるほどに時代の空気が濃くなっていき、途中でやめるのが惜しくなります
戦国時代を舞台にしながらも、これは過去の話ではなく、人が何を信じて生きるのかという普遍的なテーマを描いた物語だと感じました
歴史小説が好きな人の中でも、合戦だけでなく思想や人間の内側に興味がある人には特におすすめです
読み終わったあと、しばらく余韻が残り、戦国時代をもう一度違う角度から見直したくなる、そんな一冊でした