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(短編集)

感応グラン=ギニョル



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感応グラン=ギニョルの評価: 3.43/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(2pt)

ひどい状態

明らかに新品ではないものが届いた
感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)Amazon書評・レビュー:感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)より
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No.6:
(1pt)

器だけの小説

著者新刊が出るということで積読だったこちらを紐解く。
見世物小屋・美少女・秘密の花園のような閉じた世界・乱歩、サイバーパンク。
耽美・幻想怪奇趣味をこれでもかとふんだんに取り入れた結果、器のみで肝心の中身がない状態である。
読了したところでストーリーが掴めない。加虐趣味や「少女」というモチーフに対する並々ならぬ執着や思い入れは伝わってくるものの、着地点が大抵凡庸なところでカタルシスが感じられない。
他のレビュアーも書いていたが、他の作家の模倣をするならば、作家性をきちんと尊重してほしいし、文末表現の重複も技巧の稚拙さが浮き出てしまう。絶賛レビューをしている人はこういうモチーフが好きな方や小説を雰囲気だけで読む方なのだろうが、ストーリー重視の方や重厚な雰囲気を楽しみたい方にはお薦めしない。幻想怪奇ライトユーザー向け。
感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)Amazon書評・レビュー:感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)より
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No.5:
(5pt)

良い

円舞のような言葉運びや、精緻な描写に酔いしれました。
「痛い」って、文字だけでここまで表現できるものなんですね。
感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)Amazon書評・レビュー:感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)より
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No.4:
(1pt)

感応してしまったら気持ちが悪い、気味が悪い

別のレビュアーさんが十蘭先生のことを引き合いに出していましたが、とんでもないです。浅い文章力、情景を限定する表現力、わざわざ気分を悪くするような語彙の選択…。批判するからには最後まで読んでからにしようと思いましたが、相当時間がかかりました。
最初の作品「観応グラン=ギニョル」は面白かったです。人の記憶を人に伝えるような、こういう「存在」があるとどうなるのか、想像を凝らしたSF作品だと思います。その他は、概して気持ち悪い、蛇が苦手な私はとても読めなさそうだったし、女生徒がじわじわとゾンビ化していく(意識があるのかないのかが問題)学園での生活なども読んでいて吐き気を催すものでした。女性と女性の関係性が、ねっとりしており、作品全体にねっとりした不思議な感覚をもたらしていたと思います。
何よりもこの作家は、女性を傷つける、壊す、苛むことに対して何か美徳を感じておられるのでしょうか。作者は女性かと思いますが、ひどい目に遭っている女性の繊細な気持ちを明瞭に記述することで、共感性の高い人間が読むと本当にひたすら気持ち悪いだけで終わってしまいます。
さいごのRampo sick、なぜ乱歩などという素晴らしい作家の名前をこのようなひどい話につけなければならなかったのでしょうか。美醜の問題?乱歩の美をもう一度読んでほしいです。
文才にもかけ(同じような表現がしょっちゅう出てくる)、短編の読みはじめでは相当の想像力がないとその世界観を描けない、すっとはいれない、難しい短編集です。
感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)Amazon書評・レビュー:感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)より
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No.3:
(5pt)

いい作品でした

練り上げられた雰囲気とそれを巧みに伝える文章力が素晴らしかったです。
感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)Amazon書評・レビュー:感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)より
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No.2:
(5pt)

良い買い物できました

約2日で読み終えました(=^・^=)久しぶりに良い本。本読む楽しみ思い出させてくれました
感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)Amazon書評・レビュー:感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)より
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No.1:
(5pt)

乱歩×橘外男×サイバーパンク×久生十蘭の不思議な世界

いやぁ、スゴイ。異能の作家に久しぶりに出会った、という感じ。

 昭和初期の浅草を舞台にした乱歩をさらに尖らせた感じの表題作、サイバーパンク小説に乱歩を合体させたような「地獄を縫いとる」、美醜探偵団によって美しい人が狩られるさかしまな世界を描いた「Rampo Sicks」など、5篇を収録。あまりに異様な設定に読み始めは頭がクラクラするけど、読みすすめるうちに作中世界に引きずりこまれてしまう。乱歩的、あるいは橘外男的な背景、サイバーパンク的(あるいはP・K・ディック的)認識論と描写、そして文体は硬質で乱歩というより久生十蘭。不思議なフュージョンですね。
感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)Amazon書評・レビュー:感応グラン=ギニョル (創元日本SF叢書 18)より
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