(短編集)

成瀬は天下を取りにいく

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評判

成瀬は天下を取りにいくの評価:

4.00/5点 レビュー 412件。 S ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全299件 1〜20 1/15ページ
No.299
(5pt)

強烈なキャラクター

成瀬あかりは常人ではない。幼稚園児のころから、駆けっこ、絵、歌など、すべてで人よりも上回っていた。学年が上がると、成瀬は孤立していく。一人で何でもできてしまうので、集団の中で浮いているのである。小学校5年生で他の女子から無視されるようになるが、本人はマイペースで人目を気にしない。

小学校の時の将来の夢は「200歳まで生きる」だった。本人は本気である。期末テストで500点満点を取ると宣言したこともあった。結果は490点だったらしい。それでも落ち込まないのが成瀬である。有言実行型の人物のようだ。

その成瀬が夏休み前に、デパートの西部大津店に毎日通うと言う。8月31日に閉店するまで、夏休みを使って毎日行くというのである。ローカルテレビ局の「ぐるりんワイド」という番組に映ろうとしているらしい。テレビに映った成瀬は、西武ライオンズのユニフォームを着て、プラスチックのミニバットを握っていた。

次に、成瀬はM-1グランプリで優勝を目指すと言い出した。相方は成瀬の親友、島崎だ。「ゼゼカラ」というコンビ名で申し込む。ど素人の2人が勝ち上がっていくとは思えないが…。

成瀬は高校に入ってもやはり成瀬だった。入学式になぜか坊主頭で来たのだ。中学で同級生だった大貫かえでも、他の生徒の反応を気にしてツッコミを入れられない。かえでは東大を受験するつもりで、同じく東大を目指す須田という男子と知り合い、一緒に勉強をするようになる。そして2人で東大のオープンキャンパスに行く。すると、そこに成瀬も来ていた。成瀬はかえでを連れて西武百貨店の池袋本店に行く。将来、大津にデパートを建てるための視察だという。

あまり書きすぎると面白くなくなるのでこの辺でやめるが、成瀬のキャラクターが強烈である。成績が良くて、運動もできて、歌もうまく、絵もうまい。その上メンタルも強く、信念があって行動力もある。こんな人物が実在するだろうか?考えるまでもなく、まずいない。勝ち負けで言えば、成瀬というキャラを作り上げた時点で9割がた著者の勝ちである。後は、成瀬がしそうなことを考えていけばいい。成瀬のその後も読みたくなる、「成瀬あかり」シリーズの1作目だった。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.298
(4pt)

成瀬のキャラがとてもいい

子供の頃大好きだった場所、変わってしまう街並み、誰もが懐かしさや寂しさを感じると思います。
成瀬はちょっと変わってるけど、流されず自分の考えて動いてるしっかりした女の子でした。地元愛溢れるキャラもいいですね。
続編が出るほどの人気なのがわかります。
大津には何度か行ったことがあるので、物語に出てくる場所も「ああ、あの辺のことだな」とイメージして読んでいました。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.297
(5pt)

身近に居そうなのに会いたくても会えない存在 成瀬あかり

まだ読みかけですが、ほぼ成瀬が登場しない章「階段は走らない」が好きです。読んでいてなんだかホロッとしてしまいました。もちろん、成瀬が登場するストーリーも面白いです。
シリーズ全て読みたいです。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.296
(5pt)

成瀬というキャラクター

2024年本屋大賞受賞作。
成瀬というキャラクターが良い。
「200歳まで生きるのが目標」という言葉には、生を肯定し、未来の可能性を信じる意志が込められているように感じる。また、人の名前をよく覚えているところにも、彼女の他者への関心や、人を前向きに受け止める姿勢が表れているように思えた。
冷笑的で気取った態度ではなく、正面から正々堂々と事に臨む姿勢は一周回って新鮮な感じがする。令和の新しいヒーロー像かもしれない。
テンポも良く、気軽に読める、不思議と勇気をもらえる一冊だった。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.295
(5pt)

老若男女、すべての人が楽しめるはず\(^o^)/

こんな面白い本久しぶりに出会った!!!オーディブルで一気読みでした!3冊で完結なんて...成瀬が200歳になるまでやって欲しい!!!とにかく老若男女、すべての人が楽しめる物語\(^o^)/
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.294
(5pt)

清々し読後!

ずいぶん前から、書店の入り口ではデカデカと成瀬のパネルは見て存在は知ってました!で、読まねば!読まねば!と、思って後回しにしてましたが、さっさと早く読んでおけば良かった!!と、思いました。なにせ、元大津市民としては数々の分かる内容ばかりで、感情移入もしやすくてすっかり没入して読み耽り涙もポロポロ出る始末。本が好きだった母が生きてる内に、読んで一緒に感想述べ合えば良かったと母の一周忌を迎えて思います。ほら、また涙が溢れてくる……
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.293
(5pt)

誰しも自分の中に成瀬がいるんじゃないかな。

1ページ目を立ち読みしてから私は後ろ髪を引かれるように本屋を後にした。明日、図書館に行こう。きっと置いてある。それにその方がお金もかからない。それから帰路を歩きながら一体どんな内容なのだろうかと思考が脳裏をかけ巡る。あぁこれでは今夜は寝れそうにない。それならいっその事読んでしまえと思い私はまたきた本屋に戻り書き込み現在は24時間後の事である。

さぁこれの続編はどんな話かと気になって眠れそうにない。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.292
(5pt)

成瀬あかりさんに、心を射抜かれました。

強烈な個性を持ちながら、どこまでも自分らしく生きていく成瀬あかり。
その姿は、ただ自由なだけではなく、周りの人たちまでも少しずつ生きやすくしていくように感じました。
物語の最後に描かれる、作者・宮島未奈さん、成瀬あかり、そして島崎みゆきとのやり取りは、読み終えたあとの余韻をさらに大きく広げてくれます。

そして、私の大好きな作家の森見登美彦さんの解説まで収録されていたことに、胸が震えました。
好きな作品と好きな作家が、思いがけずひとつにつながる。
この本に出会えたことは、私にとって二重の喜びで、心にときめきを取り戻してくれた素晴らしい一冊です。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.291
(5pt)

読みたい

「今日はここまでにしようと」何度も決め、「やっぱりもう少し」と何度も読み進めたのだろうかと思うほどに、面白い作品でした。
久しぶりに読んだ小説が本書で良かったです。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.290
(5pt)

青春時代が、ただただ懐かしい♪

話題だったのでオーディブルで視聴しました。
成瀬さんについて、「こういう子、いたいた〜!!」ととても懐かしく高校時代を振り返りながら読めました。
傍から見ると不可解だったり、突飛なことをしているように見えるけれども、本人の中ではしっかり筋が通っていて、大真面目にそれを貫いてる。
青春時代を思い出してキュンキュンしました。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.289
(5pt)

ページをめくるたび、彼女の虜に

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。そんな唐突な宣言から始まる本作ですが、読み終える頃には、読者の誰もが【必ず成瀬あかりを好きになる】と確信できる素晴らしい作品です。

彼女の行動は一見すると奇抜で突飛です。しかし、その根底には「自分が決めたことを最後までやり抜く」という、極めて純粋でブレない芯があります。他人の目を一切気にせず、我が道を堂々と突き進む成瀬を見ていると、最初はクスッと笑わされ、次第に頼もしさを覚え、最後には全力で彼女の背中を応援している自分に気づきます。
連作短編の形式で非常にテンポ良く読め、日々の常識や同調圧力に少し疲れた大人の心を、スカッと晴らしてくれる最高のデトックス小説です。

ちなみに、一人の西武ライオンズファンとしては、彼女が愛用するユニフォームが「栗山巧」のものであるという一点だけで、もう感無量でした。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.288
(4pt)

爽やかな青春小説

文量的にも内容的にも軽いが爽やかな青春小説という感じで楽しめた
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4101061416
No.287
(5pt)

爽やかだけじゃない感動あります。特質ある人特に?

宣伝の印象とはかなり違いました。章によって語り手が変わって多角的に書かれています。そこも作者の仕掛けなのでしょう。主人公の成瀬は、優秀ですが人の目は全く気にならないマイペース人間。特徴的な話し方は極端ですが、女子トークができない特質のある子って、現実にいますよね。自分だったり、周りだったり。それでも、そういう人が周りの人の感情に全く無頓着なわけじゃない。最終章なんて、成瀬がかなり慌てるんです。ぐっときます。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.286
(5pt)

すごく読みやすくて面白い

印象に残ったのは大貫視点の話。
終盤の島崎との話はちょっと泣きそうになった。
破天荒な主人公が世直しをしてスカッとさせるみたいな方向性じゃないのがよかった。
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4101061416
No.285
(5pt)

早速届き感謝!出荷、配送にご協力ありがとう御座います♪

尾道読書会5/23土の課題図書なので、早速届き助かりました!本の状態も良かったです!本を出荷と配送してくれた皆さま、感謝ありがとう御座います!只今、Audibleを聴きながら読書中です!今度も購入の時は、よろしくお願いします
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4101061416
No.284
(5pt)

商品受け取りました。

概ね良好な状態で、納得しております。ありがとうございました。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.283
(5pt)

自分らしさを貫く主人公が魅力の青春小説

「成瀬は天下を取りに行く」は、宮島未奈による連作短編集で、個性的な主人公・成瀬あかりの成長を描いた青春小説です。
物語は、成瀬あかりが「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と宣言するところから始まります。その言葉通り、彼女は周囲の目を気にすることなく、自分の信じた道をまっすぐに進んでいきます。
舞台は滋賀県・大津市。中学2年生の夏から高校3年生の夏までの時間の中で、成瀬と周囲の人々との関わりや日常の出来事が、軽やかに、そして温かく描かれていきます。
一見すると風変わりにも見える成瀬の言動ですが、その一貫した姿勢はどこか清々しく、読者に強い印象を残します。周囲に流されず、自分らしく生きることの大切さを自然と感じさせてくれる点も本作の魅力です。
他人の評価や空気を気にしがちな現代において、本当の「自由」とは何かをさりげなく問いかけてくる一冊です。
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4101061416
No.282
(5pt)

純粋に楽しい

成瀬さんなんて変わった人は、多分世の中にいない。けど、ひょっとするといるのかもと思わせる説得力があり、その成瀬さんのお話が一々面白い。物語の展開される「膳所」を知っている人はより楽しめることだろうから、強く一読を勧めたい。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.281
(5pt)

成瀬のはじまり

新しいことを始めたい人の背中を押す物語。

伝説の始まりと、地元愛

膳所から世界へ。私たちの「成瀬あかり」がここにいる。

西武大津店に通い詰めたあの夏。
誰のためでもなく「自分がそうしたいから」という理由だけで、全力で毎日を駆け抜ける成瀬あかり。

読み終わったあと、無性に滋賀へ、膳所へ行きたくなるのは、彼女の純粋な熱量が本から溢れ出しているから。
何か新しいことを始めたいけれど、周りの目が気になる。
そんな時にこの本を開けば、成瀬が「島崎、行くぞ」と背中を叩いてくれる気がします。

青い熱量を思い出させてくれる一冊。
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416
No.280
(5pt)

イイッ!

個性的だが人を惹きつける成瀬がサイコー
成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1) Amazon書評・レビュー: 成瀬は天下を取りにいく (新潮文庫 み 73-1)より
4101061416