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(短編集)
平安妖異伝
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平安妖異伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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面白い、面白いんですが どーしても夢枕獏さんの陰陽師にダブってしまいます。 というよりまんまです。 二人のキャラ、怪異の導入、解決まで・・・ | ||||
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平安の世、まだ人が目に見えぬモノを畏れ敬った時代、京の都に起きる怪異の数々。立ち向かうは、若き日の藤原道長と楽士の少年、秦真比呂(はた・の・まひろ)。雅楽の妙なる音色のなか語られる妖異譚十編を納めた短編集。 平安時代で妖異譚というと真っ先に陰陽師安部清明が思い浮かぶところですが、妖異と対決するのに藤原道長を起用したのは、とてもおもしろいことだと思います。一族の女を次々と送り込み、皇室までもを意のままに操れるほどの巨大な権力を持ち、「この世をば・・・」の歌に見られるような傲岸不遜な人物というイメージが強い道長ですが、本作ではまだ権力を手に入れる前の二十代半ば、凛々しく心優しく描かれていて好感が持てます。一方、類稀なる楽器演奏の技を持ち、常に神秘さを漂わせている秦真比呂、なかなかよいコンビです。 ただ、真比呂が楽器や音楽の力で妖しのモノを退治・成仏・調伏していくのに対し、道長はそれを見ているだけということが多く、もっと活躍させればいいのにと不満に思っていたら、長編『道長の冒険』では、囚われの身となった真比呂を助けるべく、道長が大冒険大活躍を繰りひろげる内容なのだとか。楽しみです。 | ||||
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