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1面、降版します 特命記者の事件簿
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1面、降版します 特命記者の事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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新聞の記者……ではなく紙面のレイアウトを作る整理部を舞台にしたミステリです。 なるほどこういう部署があるのか、分秒単位の大変な部署なのかと新鮮です。 ただ、第〇版がどう、とか馴染みがない私からはもう少し丁寧に仕組みを説明して欲しいのと、新聞社内のそれぞれの部署などの説明もおざなりなのが分かりにくかったですが、主人公の一生懸命さとか応援したくなりました。 フレッシュさが感じられるお話でした。 | ||||
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私は普段、こういう類いの小説を読まないが、雑誌の書評で高評価だったので読んでみた。 内容は素晴らしく、星5つでは足りない位だと思う。 映画化されるといいのではないか? | ||||
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パワハラ、セクハラが大ぴらにまかり通る旧態依然とした新聞社を舞台とした御仕事小説。 最初はちょっと引いてしまった。いくら小説とは言え、各登場人物のネーミングが漫画チックでいただけない。 しかし、ストーリー展開は小気味よく、嫉妬、怨嗟、陰謀など人間の業を鋭くえぐり出した痛快な点は評価できる。 ミステリーというにはいささか抵抗があるが、新聞社で働く人々の熱い息づかいが伝わってくるような渾身の出来栄えで、結構楽しめた。 それにしても、新聞社の社員って大変な職業だなあと同情してしまった。 | ||||
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新聞作成に関する情報や現状、歴史をエッセンシャルに、主人公をはじめ、特徴のある登場者がそれぞれの人生や背景を武器に、読者の推理を撹乱してくる、抜群の物語!ぜひ、一読を! | ||||
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主人公は新聞社に勤務する25歳の女性で、過去誤報を流してしまったことから社内でもお払い箱の部署に左遷され職業人としての尊厳を失っている状態から物語はスタートする。 そして、ひょんなことから会社上層部の特命を受け自社の特ダネを他社に流している犯人を探すこととなるのだがーー と、ここまでは(失礼ながら)ありがちなミステリーなのだが、筆者の実際の記者経験に基づいて細かい新聞社内の覇権争いや、花形部署・日陰部署のコントラストが描写されているため、人はなんのために働くのか?Life-Work or Rice-Work?といったことまでを考えさせられる作りとなっている。 ミステリー要素のある作品のため詳細の記載は控えるが、読後には主要登場人物全員の愛が感じられた。 次回の松井先生の作品も楽しみである。 | ||||
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新聞社の現場の臨場感と、人間関係のリアルが伝わってきて面白かった。著者の経歴からして本当にあった話に近いんだろうなと推測しました。 | ||||
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舞台は新聞社であるが、合併した企業内での派閥争い、企業の本分を果たすべきと考えている人、忙しさや保身のために相手の立場に立てない部署同士の諍い、優しい隣人は陰で牙を剥いていたり…それぞれ登場人物の立場から、課題に向き合い、或いは向き合うことを諦め。誰もあからさまに言いはしないものの、現実として身近で起こっていそうなこととして、楽しめた。 パズルのピースが組み立てられていくような感覚で、読み進めていくと離れられなくなる面白さがあった。 毎朝経済新聞社シリーズ、次回作を待つ。 | ||||
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めっちゃ面白い。新聞社×ミステリー。 密命を受け職場内での不正の犯人を調査する主人公。その調査の過程で、職場では見れない同僚たちの心根に触れ、人間として成長していくストーリー。 いつも職場でニコニコしているあの人も、もしかしたら裏の顔を持っているのかも……と職場に行くのがより怖く、でもなんだか楽しみになる、そんな一冊。 特に今の仕事は自分に合ってない、本当の自分の実力はこんなもんじゃない、と愚痴っているような若者に読んでほしい。私も背筋が伸びる想いでした。 ミステリーとしても、どんでん返しに次ぐどんでん返しで、本格的。ミステリー好きも充分に楽しめると思います。 | ||||
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小説に出てくる新聞記者は、たいてい社会部や政治部に所属している。ミステリーなら尚更だ。だが本作では、整理部という部署で記事に見出しをつけたり紙面のレイアウトをしたりする「整理記者」が謎を追う。ふだん新聞を読んでいる人でも「こんな世界があったのか」と新鮮な驚きを覚えるのではないだろうか。 ミステリーとしても予想を次々に裏切られ、一気に読めて最後まで楽しめた。同時に、この業界や仕事に対する作者の愛と複雑な思いも伝わってくる。ミステリー好きだけでなく、働き始めたばかりの人や、これから社会に出て働く人にも読んでほしい作品だと思った。 | ||||
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